From:〇〇
日付:2025年7月12日12:00
※「赤い眼の犬」の落とし穴とは?
「赤い眼の犬」が来院したとき、先生なら、どんな対応をしますか?
一見すると、軽い結膜炎や角膜の炎症のように見えるかもしれません。実際、ステロイド点眼剤で炎症が落ち着くケースもあるでしょう。
でももし、その赤みの原因が眼の異常ではなく、感染症や内臓疾患といった「全身性の異常」のサインだったとしたら?
たとえば、「感染症・糖尿病によるぶどう膜炎」「腎不全・甲状腺機能亢進症による網膜剥離」など、このようなケースでは、誤った判断で数週間にわたってステロイド点眼剤を使用し続けた結果、糖尿病・肝機能障害・クッシング症候群などの重篤な合併症を招くこともあります。
つまり、「眼だけの問題」と思っていた症状が、全身に、そして生命にまでかかわる診療ミスになる可能性があるということ。
しかも、その発端が「とりあえずの処置」だったとしたら? 先生もきっと、「あのとき、もう一歩踏み込んでいれば…」と感じずにはいられないはずです。。
では、どうすれば、このようなミスを防げるのでしょうか?
最善の方法は、「赤い眼=局所の炎症」と決めつけてステロイド点眼剤を処方する前に、一度立ち止まってよく考えること。そして、全身性疾患の可能性を疑い、血液検査や画像検査といった「全身を診る視点」を持つことです。
この視点があるか、ないか。ただそれだけの違いで、動物の生命を救えるかどうかが決まるケースもあるのです。正しい知識と視点を持てば、防げるリスクがある。それに気づいた今、先生が選ぶべき道は、すでに明確なのではないでしょうか?
「もう、自信のない診療は終わりにしよう」。そう心に決めた先生にとって、本教材はきっと大きな一歩となるはずです。
「眼科を学ばなければ…」と思っていても、実際にどこから手をつければいいのか迷ってしまう。そんな先生も、決して少なくありません。
だからこそ、「やったほうがいいのはわかるけれど、時間もないし、結局後回しになる」「専門書を読んでも難解すぎて、途中で挫折してしまう」など、そんな声をよく耳にします。
そこで今回ご紹介するのが、ホームドクターに必要な眼科診療の知識と技術を、できるだけ短時間で、効率よく身につけることを目的に作られた「見落としを減らす! 異常所見症例の眼科検査術」です。
講師は、一次診療を熟知し、大学病院と一般病院の両方で豊富な経験を積んできた、東京大学の都築圭子先生。30年以上にわたる眼科診療の経験で培った、「現場で本当に使える視点」を惜しみなく教えていただきました。
日々の臨床でよく出会う赤い眼・多量の涙・目やになどの症状を切り口に「どこに注目すればよいのか」「何を根拠に判断するのか」といった眼科検査の基本を、270枚以上の症例写真を見ながらわかりやすく学べます。
7月17日(木)12:00にお申し込み専用ページをご案内しますので、
今しばらくお待ちください。