近年、ウサギの診療ニーズが急速に高まっています。
ウサギは登録制度がないため正確な飼育頭数は不明ですが、あるペット保険会社の調査では、2015年から2020年にかけて保険契約件数が6.4倍に増加したと発表されました。
また、30年以上の活動歴があるウサギ愛好家団体によると、国内で飼育されているウサギは約75万頭であると推計されています。
現在、犬の飼育頭数が約680万頭と言われていますので、これは1/9程度の数字です。ひと昔前は小学校で飼育される動物というイメージだったウサギですが、この数字をみると、すでに家庭で飼育されるのが珍しい動物ではなくなったのがわかります。
きっと先生も、「最近はウサギの来院、問い合わせが増えてきたな」と感じているのではないでしょうか?
ウサギは、家族に迎える際にかかる費用が犬猫に比べて安く、飼育もしやすいメリットがあります。そのため、これから先も飼育頭数は増加し続けることが予想されます。
飼育頭数が増えれば、当然、病気になるウサギも多くなりますので、犬猫だけでなくウサギも診られる獣医師が必要とされているのですが…
先生は、ご存じでしょうか?
ウサギが罹患しやすい病気は複数ありますが、その中でもとくに多いのが、子宮疾患をはじめとする生殖器の病気です。
たとえば、「子宮腺癌」は4歳以上のウサギの50%~80%で発生するポピュラーな疾患であり、未避妊のウサギが来院した場合は、常に念頭に置いておくべき疾患のひとつです。
予防には、生後8ヶ月から12ヶ月での避妊手術が推奨されていますが、発生後も早期に発見し、適切な治療をおこなえば良好な予後が期待できます。
オスの場合でも、国内では高齢のウサギが増えていることから、精巣の触診・視診で腫瘍が発見されるケースが増えています。
雄雌ともに生殖器の腫瘍は外科的切除が推奨されているため、ウサギに多い病気を予防・治療するには、犬猫と同じように避妊・去勢手術が重要になるのですが…
犬猫の飼い主さんにとって、避妊・去勢手術はいまや「常識」です。先生も、日々の臨床で犬猫の避妊・去勢手術は当たり前に実施しているでしょう。
一方のウサギの場合は、犬猫ほど一般的ではないかもしれません。しかし、生殖器疾患の罹患率が高い特徴から、避妊・去勢手術は極めて重要な処置となります。
ウサギの病気の予防・治療はもちろん、糞便を撒き散らす問題行動の改善という点から考えても、家庭で飼育されているすべてのウサギに必須の処置であると言っても決して大げさではありません。
近年、急速に飼育頭数が増えている事実からも、ウサギの避妊・去勢手術はホームドクターに欠かせない重要な技術になりつつありますが…
もしかすると、こう思われるかもしれません。
確かに、ウサギはコンパニオンアニマルの中でも少し特殊なイメージがあります。犬猫とは違い自然界では捕食される側の動物ですし、身体の不調・病気も隠しがちです。
扱い方も診方もわからない。そんなウサギを診られるドクターは、何だか変人だったり特殊な能力を持っている印象がありますし、ウサギに並々ならぬ強い思い入れがあるイメージがありませんか?
おそらく、これは半分正解です。
ウサギを診られるドクターは、犬猫を診ながら情報の少ないウサギの診療技術を突き詰めてきた獣医師なのですから、歩んできた道のりはとてつもなく険しいものだったはずです。ウサギへの思い入れがなければ極められませんし、動物種を問わず、その生命を救いたいという使命感の強さが学び続ける原動力になったと想像できます。
では、ウサギの診療は、そんな特別なドクターにしかできないものなのでしょうか?
答えはNOです。なぜなら、先生の学生時代と比べると、現在のウサギ診療は劇的に進歩しているから。ウサギに特別な思い入れのある一握りの獣医師だけが習得できる特別な技術ではなくなったのです。
つまり、ウサギの診療ひいては「ウサギの外科」は、先生に本気で習得したい気持ちさえあれば短期間のうちにマスターできる再現性の高い技術に変わっているのです。
だからこそ、「ウサギはよくわからないから」と諦めることなく、ウサギの避妊・去勢手術の第一歩を踏みだしていただきたいのですが…
ウサギの手術と聞くと、どうしてもハードルが高いイメージがあります。
事実、犬猫とまったく同じ方法で手術できるわけではありませんし、学んだ翌日から実施できるほど簡単ではありません。当然、くり返しの練習は必要ですし、犬猫とは違う「ウサギならでは」のポイントを理解する必要もあるでしょう。
しかし、日々の診療で犬猫の避妊・去勢手術をしているのなら、決して習得の難しい技術ではありません。ですから、安心してその第一歩を踏みだしていただきたいと考えています。
今回、ウサギの外科診療を教えてくれる講師は、エキゾ診療のスペシャリストであり、福岡県にある「バーツ動物病院」の院長を務める高見義紀です。
国内でエキゾ診療をおこなっている他のドクターと比べ、高見先生が人一倍強いこだわりを持っているのが、徹底的にエビデンスベースの診療をおこなっていることです。
実は、欧米にはエビデンスに則った「ウサギ診療の教科書」があり、その知識・技術に準じた診療がおこなわれています。しかし日本では、いまだに「獣医師の経験則」で語られる診療技術がメインの情報源として扱われている現状があります。
経験則による診療技術は、決してエビデンスレベルが高いものとは言えませんので、同じように実践してみても、ドクターの経験・技量により結果にはバラツキが出てしまいます。
犬猫に比べて情報が少なすぎるからこその問題ですが、心配はいりません。なぜなら今回、先生が学べるウサギ外科は、エビデンスベースの信頼性の高い診療技術だからです。
再現性の高い「世界標準の診療技術」を学びたいのなら、高見先生に学んでおけば間違いありません。
ウサギは自然界において捕食される側の動物のため、病気を隠すのがとても上手です。そのため、犬猫と同じ方法では、麻酔前の体調を正しく評価できません。
この特徴から「ウサギは麻酔をかけるのが難しい」「ウサギの麻酔は危険だ」などと言われることもありますが、ご安心ください。
なぜなら、麻酔前の身体検査と臨床検査を適切におこない、ストレスを軽減した上で実施すれば、良好な麻酔管理ができるからです。
動画セミナーでは麻酔前の評価はもちろん、注射の基本手技、気管内挿管のやり方、ウサギに用いる代表的な麻酔薬など、犬猫とは違う「ウサギの麻酔」を基本からわかりやすく解説します。
本教材では、以下の3つの外科手術の習得を目指します。とくに生殖器の外科手術で解説する卵巣子宮摘出術、精巣摘出術は適応症例も多く、シンプルな術式で実施できるオススメの手術です。
1.生殖器の外科手術
ウサギの生殖器は、他の臓器と比べて腫瘍が発生しやすい特徴があります。他部位の腫瘍は、外科治療と合わせて放射線治療や化学療法を用いますが、生殖器の腫瘍は外科的切除が用いられます。
2.消化器の外科手術
ウサギの場合、外科の介入が必要な消化器疾患でもっとも遭遇する機会が多いのが、消化管運動障害です。消化器で一番重要なポイントになりますので、消化管運動障害をメインに解説を進めます。
3.泌尿器の外科手術
ウサギの泌尿器疾患の一般的な主訴には、失禁・不適切な排泄行動・会陰部尿やけ・血尿・いきみ・頻尿などが挙げられます。各種検査のポイントと合わせ、基本的な術式を解説します。
先生は、犬猫では一般的に使われる薬剤でも、ウサギには使えない薬剤が多数あるのをご存じですか?
この事実を知らないまま犬猫と同じ治療をしてしまった結果、腎不全を起こしたり、消化管の状態が悪化してしまうケースは少なくありません。
良かれと思っておこなった治療が病気を悪化させてしまうなんて、あまりにも残念すぎますよね。飼い主さんの信頼を失うばかりか、ウサギが生命を落とすリスクもあります。
でも、このような失敗は「ウサギの禁忌」を知っていれば簡単に防げます。
今回は、ウサギを診療するなら絶対に知っておきたい「ウサギの禁忌」も、高見先生のわかりやすい解説で学べます。
本教材のゴールは、ウサギと犬猫の違いを正しく理解し、安全にウサギの軟部外科手術を実施していただくことです。
先生にウサギ外科の術式をマスターしていただくため、今回の動画セミナーには、膨大な量のウサギの手術映像を視聴できる「約120分の症例解説」を収録しました。
たんなる手術映像ではありません。
症例解説の形式をとっていますので、似た症状のウサギが来院したとき、「どこに異常が疑われるのか?」「どうやって手術するのか?」「禁忌は何か?」「どんな経過を辿るのか?」などを予測し、治療を成功へ導く地図となってくれます。
しかも、手術映像は4Kクオリティの高画質です。ウサギの外科手術を高画質の動画で視聴できる機会なんてほとんどないでしょう。
ぜひ、何度もくり返し視聴して擬似的に外科手術の経験値を稼いでください。
他にも、高見先生からウサギの外科診療のポイントをたくさん学べる今回のプログラム。その一部をご紹介すると…
もちろん今回も、講義で使用したレジュメはプレゼントします。
収録された高見先生の講義がまとめられた「セミナーレジュメ」をお渡しいたします。映像をじっくり視聴するお時間がなければ、まず、このレジュメから先に目をとおしてください。そして、気になる個所の映像から視聴していただければ、効率のよい学習が可能です。もちろん、復習用のテキストとしてもご活用いただけます。
ウサギは完全草食動物で、犬猫とはまったく異なる生理、解剖そして疾患をもっています。犬猫の外挿では、ウサギの診療を行うことは困難です。ウサギの特有の臨床知識、技術は一朝一夕に習得することはできません。
高見義紀先生は、福岡で開業されて約20年、その間たくさんのウサギの診療を手掛けてきました。その経験とエビデンスに則ったウサギ診療のアプローチは、たくさんの著書やセミナーで公表してきています。この映像教材は系統立ててその内容を余すところなく作られており、これからウサギの診療を始めたい、すでに行っている先生方にも大変参考になり、まさしく明日からの診療に役立てるものと自信をもって推薦いたします。
本教材の定価は、45,980円です。
学べる機会のほとんどない「ウサギの外科手術」をエビデンスベースで学べる上、膨大な量の高画質オペ映像も収録していますので、決して高くはない価格でしょう。
ですが、ウサギの飼育頭数が増えている今、ウサギの外科手術はエキゾ診療が得意な一部のドクターだけが習得すれば良い技術ではないと考えています。
一人でも多くの先生にウサギ外科を習得していただきたいという思いから、3月16日までのお申込みに限り、20,000円割引の25,980円のリリースキャンペーン価格でご提供いたします。ぜひ、この機会にウサギ外科の第一歩を踏みだしてください。
教材内訳
価格
通常価格 45,980円返金保証
あり(購入後60日間)
特記事項
教材内訳
価格
通常価格 45,980円返金保証
商品特性上なし
特記事項
※安心の暗号化通信を採用しています。
この商品のお申込みフォームは、世界でもトップレベルである、グローバルサイン社のセキュリティシステムを利用しており、個人情報保護、セキュリティ強化のため、SSL暗号化通信を採用しています。お申込みの際に個人情報の漏洩は一切ありません。
「もしかしたら、もう知っている内容ばかりかもしれない」「内容を理解できるか不安だ」「期待にそえる、教材なのか?」など、思われた場合もご安心ください。なぜなら、プログラムの内容に、ご納得できなければ返金させていただくからです。
60日間、じっくりと、ご覧いただき、先生の選択が正しかったかどうかをご判断ください。送料も、返金振込料も、弊社が負担させていただきます。
返金保証が付いている、獣医師向け教材なんて、ほとんどありません。これは、今回リリースする最新プログラムへの自信そのものです。
今回、高見先生に教えていただいた「ウサギ外科」は、外科が得意なドクターにしか習得できない難しい手術ではありません。
すでに犬猫の避妊・去勢手術ができるなら、わずかな練習で安全に実施できる手術です。大事なことは、犬猫との違い、ウサギの禁忌などを正しく理解した上で手術をおこなうこと。
その具体的な方法は、今回の動画セミナーで高見先生がすべて教えてくれました。
近年、ウサギの飼育頭数が急速に増えているからこそ、まずは、ウサギの避妊・去勢手術から習得してみませんか?
今回の教材も、60日間返金保証がついています。
つまり、先生は、ご自身の選択が正しかったか、60日間かけて、じっくりと判断できます。今回の教材を手に入れる上で、先生に一切のリスクはありません。
ただし、初回在庫には限りがあるのでご注意ください。この価格(リリースキャンペーン価格)での販売は、3月16日までとなります。3月17日以降は、定価の50,578円(税込)に戻ります。
ご興味を持たれましたら、初回在庫(100セット)がなくなる前に今すぐお申込みください。
教材内訳
価格
通常価格 45,980円返金保証
あり(購入後60日間)
特記事項
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