なぜ、心筋症の猫に犬と同じピモベンダンの投与はリスクになるのか?

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日付:2024年5月29日12:00

※先生は、猫のHCMを早期発見できますか?

肥大型心筋症(HCM)は、猫でもっともポピュラーな心疾患の一つです。

海外の論文をみると、9歳以上の猫の29.4%がHCMに罹患するという研究報告もありますが、5歳未満の若齢で罹患するケースも多くみられます。

HCMが進行すると、肺水腫や血栓症などの重篤な合併症のリスクが高くなるため、早期の発見、治療が何よりも重要です。

しかしこの病気が厄介なのは、罹患した猫の約8割が「無徴候」であること。

犬の心疾患であれば、発咳や運動不耐、呼吸促迫など、明らかな臨床徴候があります。

もし、高齢の小型犬で心雑音が聴取されれば、先生もすぐに心疾患を疑うはずです。

しかし猫の場合、心雑音すらないケースも多く、症状からHCMを疑うのが難しいため、見逃してしまうケースも少なくないのです。

鈴木亮平 先生
鈴木亮平 先生
鈴木亮平 先生
【プロフィール】
日本獣医生命科学大学卒業後、都内動物病院にて研鑽を積む。犬猫の心臓病の研究、学会発表、論文執筆、雑誌への寄稿など多数。日本臨床獣医学フォーラムにおける心疾患の症例報告では、最優秀発表賞(2017年)、最優秀ポスター賞(2020年)を受賞。さらに、日本獣医循環器学会においても心エコー図検査を用いた研究報告で優秀発表賞(2018年、2020年、2021年、2022年)、最優秀発表賞(2023年)最優秀論文賞(2019年)を受賞する。

【主な登壇履歴】
・第20回日本獣医内科学アカデミー学術大会「循環器診療で意識すべき犬と猫の違い」2024年
・超音波診断セミナー「心エコーの当て方・見方・考え方 」2024年
・第25回日本臨床獣医学フォーラム年次大会「僧帽弁閉鎖不全症の麻酔前心臓評価 」2023年
【受賞歴】
・日本臨床獣医学フォーラム 優秀発表賞 2017年
・日本臨床獣医学フォーラム 最優秀ポスター賞 2020年
・日本獣医循環器学会 優秀発表賞 2018年
・日本獣医循環器学会 最優秀論文賞 2019年
・日本獣医循環器学会 優秀発表賞 2020年
・日本獣医循環器学会 優秀学会発表賞 -症例報告の部 2021年
・日本獣医生命科学大学 梅野信吉賞 2021年
・日本獣医循環器学会 優秀学会発表賞 -研究報告の部 2022年
・日本獣医循環器学会 最優秀学会発表賞-研究報告の部 2023年

※「猫の循環器」を専門的に学んだことがないなら?

この動画セミナーで語られる内容は、とても重要です。

なぜなら、循環器のスペシャリストである日本獣医生命科学大学の鈴木亮平先生が、「猫の循環器診療」をわかりやすく教えてくれるから。

心エコーはもちろん、循環器における犬と猫の違い、診断と治療のポイントなど、「知っているだけ」で猫の心疾患を早期発見し、適切な治療ができる診療テクニックをたくさん学べます。

猫の循環器を専門的に学んだことのない先生は必見の内容ですが…

※「7ルール」で猫の心疾患を早期発見、治療できる

本教材には、他の教材にはない特徴があります。

それは、猫の循環器診療をわかりやすく学び、その知識をすぐに臨床に活かせるよう、「7ルール」に沿って鈴木先生が解説してくれていること。

ですから、色々と小難しい知識を頭に詰め込む必要はありません。

猫の循環器は、まずこの「7ルール」を覚えるだけでOKです。

7つのルールは、「知っているかどうか」だけで猫の診断をスムーズにできたり、治療の間違いを防げる大事なポイントです。

また、猫の心疾患の診断に必須の「心エコー」も、鈴木先生のライブオン解説をみながら学べます。

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追伸

6月3日(月)12:00にお申し込み専用ページをご案内しますので、
今しばらくお待ちください。