開業獣医師にとって、創傷治療ほど身近な症例はないでしょう。先生も、これまでに、数えきれないほどの創傷治療を経験してきたはず。そして、多くの動物を救ってきたと思います。
だからこそ、創傷治療については「これ以上、特に学ぶ必要はない」と思うこともあるかもしれません。ですが、もし、こんな症例に遭遇したら、先生はどうしますか?
症例① こんなとき、先生はどうしますか?
(右目付近の軟部組織に、繊維肉腫を患った症例)
“犬の創傷症例”
これは、右目付近の軟部組織に、繊維肉腫を患ったゴールデンレトリーバーの症例です。根治のために、眼球摘出を含めた、腫瘍の拡大切除を実施しなければなりません。しかし、飼い主さんは、顔貌の変化や、その後の生活について悩んでいました。
先生ならば、こんなとき、どのような手術を考えるでしょうか?いろいろあると思いますが、ある獣医師の手により、この症例では皮弁法が用いられ、皮膚の再建が進められました。結果は、このとおりです。
“術後一年の写真”
飼い主さんは、この結果にとても満足し、その後、何度も何度も感謝のお手紙を送り続けてくれました。残念ながら、1年後に遠方転移により亡くなりましたが、手術部位での再発は認められませんでした。
症例② こんなとき、先生はどうしますか?
(陰部周辺に創傷がある症例)
“猫の創傷症例”
これは、雄の雑種猫の創傷症例です。過去、交通事故にあったそうで、後肢を引きずって歩いていました。さらに、陰部周辺に写真のような創傷があります。先生ならば、こんなとき、どのような手術を考えるでしょうか? ある獣医師は、このような治療を実施しました。
・去勢
・壊死した皮膚と組織のデブリードマン
・尿道カテーテル設置
・ドレッシング材の適用
縫合せずにバンテージだけで治癒することに成功し、予後は良好。第21病日に治癒し、排尿にも問題はありません。
“第13病日の写真”
症例③ こんなとき、先生はどうしますか?
(肢端に腫瘍がある症例)
“犬の血管周皮腫症例”
肢端に腫瘍ができた犬の症例です。肢端など広範囲な皮膚欠損が生じるため、皮弁法を実施することが困難です。こんなとき、先生ならば、どのような手術を考えるでしょうか? ある獣医師は、このような治療を実施しました。
・皮膚の欠損創に人工真皮を適用。
・2週間ほど経過すると良好な肉芽の形成を誘導されるため、
この状況で遊離皮弁を実施。
その結果、成功させることが比較的困難であった遊離皮弁を成功させ、予後も良好となりました。これは獣医学の教科書には記載されていない技術ですが、人医療ではよく知られた技術です。
多くの開業獣医師が創傷治療に自信をお持ちです。しかし、従来の知識や経験のみで創傷治療に取り組む先生が多いのも事実。従来の知識や経験に頼る創傷治療が悪いとは言いません。
ですが、創傷治療には、先ほどご紹介したような症例のように、「いつものやり方だけでは物足りない」ケースがあります。先生もご存じのとおり、創の種類、感染の有無、全身疾患との関連性などを検討し、各症例に適した創傷治療を提供することが、より良い治療結果へつながります。
より早く、よりきれいに、再感染リスクの低い創傷治療を提供するには、「いつものやり方」だけではなく、常に新しい創傷治療の技術に注目しなければなりません。この案内をお読みの先生は、勉強熱心なはず。
創傷治療において熟知はしているものの、「もっと良い治療法はないだろうか?」とお考えではないでしょうか? 「従来の知識や経験に頼った治療だけではなく、もっと画期的な治療法を知りたい」と思いませんか?
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具体的に、どのような技術が学べるのか? その一部をご紹介すると…
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動物病院業界は、この先どうなるのか? その答えは明確にだせませんが、最近メディアでも話題になっている獣医学部の新設などで、獣医師の数が増え続ける可能性は大きいです。つまり、新規開業する動物病院が増え続けるかもしれないのです。
このような状況を見越して、今のうちに「先生の病院ならではの強み」を作るのは大切です。地域のみなさまから選ばれ続ける理由を、1日でも早く構築しなければなりません。
創傷治療は、開業獣医師にとって日常的な診療です。つまり、創傷治療で他院よりもすばらしい結果をだし続けることは、もっと多くの飼い主さんから選ばれるうえで、とても重要なことだと思いませんか?
ぜひ、このセミナーDVDで、他院にはマネできないレベルの創傷治療技術を習得し、「あの動物病院は、本当に腕がいいよね」と、噂されるような病院を目指しませんか?
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