「術後の疼痛」を少しでも和らげ、飼い主さんを安心させてあげられる安全な麻酔疼痛管理とは?

今回の「バランス麻酔と症例別の麻酔疼痛管理」のメリットは…

もっとも痛みに敏感なのは…?

先生もよくご存じのとおり、動物も人と同じように痛みを感じます。

ひと昔前であれば、「犬猫は人よりも痛みに耐性がある」「術後は多少の痛みがある方が回復が早い」などとも言われましたが、現在の獣医学においてこれらはすべて否定されています。

つまり、動物も痛みに敏感なのですが、その動物以上に痛みに敏感な存在に、先生はお気付きでしょうか?

そうです、飼い主さんです。多くの飼い主さんは伴侶動物の痛みにはとても神経質であり、「痛み苦しむ姿は絶対に見たくない」「どうか、痛くない手術をして欲しい」と望んでいます。

もし、術後の激痛に苦しむ動物の姿を見たとしたら、「ウチの子が、こんなに苦しんでるじゃないか!」「もう、この先生には任せられない!」と思われてしまうかもしれません。

だからこそ、動物のためにも、飼い主さんに安心してもらうためにも、さらには、より良い獣医療を提供するうえでも「疼痛管理」は重要になるのですが…

先生は、疼痛管理に自信がありますか…?

下の動画を再生してみてください。これは、「上部気道閉塞の手術後の犬」を撮影した映像になります。


犬はすでに目を覚ましていますが、とても落ち着いていますよね。

まだ気管チューブが挿管されていますが、まわりを見る余裕もあります。抜管時も暴れる様子は一切なく、マスクもすんなり受け入れています。

このように落ち着いているのは、疼痛管理が適切におこなわれた証拠です。

疼痛管理が十分でない場合は、痛みに鳴き叫んだり、暴れまわります。でも、これくらい痛みを感じさせずにリラックスした姿を見ると、飼い主さんも安心できると思いませんか?

もし、この動画と同じか、それ以上に適切な疼痛管理ができているとしたら、これ以上お読みいただく必要はありません。でも、動画のような疼痛管理ができていないとしたら…?

先生にもう一度、考えてみて欲しいことがあります。それは…

痛みは、動物にどんな影響を与えるか…?

痛みは、動物にストレスを与えるだけではありません。

他にも食欲がなくなる、損傷の治癒が遅れる、免疫が低下する、合併症が起こりやすくなる、入院期間が長くなるなどの問題を引き起こします。

それだけではありません。痛みは動物の性格面にも大きな影響を与えます。たとえば、術後に性格が凶暴化したり、病院嫌いになることもめずらしくありません。

つまり、適切な疼痛管理は、動物へのストレスを軽減させるだけでなく、早期の回復にもつながるのです。

中には、覚醒したことを確認するために鎮痛はしないという先生もいますが、疼痛管理によって得られるメリットは、麻酔を使用することによるデメリットを遥かに上回ると言えます。

しかしそうは言っても、麻酔専門医がいないために対応が不十分だったり、学校で教わったとおりに、何となくで麻酔疼痛管理をおこなっている先生も多い現状があります。

そこで今回、獣医師の先生がひとりの病院でも症例ごとの、より安全な麻酔疼痛管理をおこなう方法を学べる教材をご用意しました。講師は、岐阜大学 応用生物科学部 准教授の柴田先生です。

柴田早苗先生
■略歴
岐阜大学農学部獣医学科卒業後、動物病院勤務を経て、岐阜大学大学院連合獣医学研究科を終了。2010年10月より、岐阜大学応用生物科学部附属動物病院助教、2014年より同准教授となり、現在にいたる。岐阜大学附属動物病院では、麻酔科診療科長として、小動物臨床に従事している。

■経歴
2010年    東京農工大学農学府・農学部特別研究員
2010-2012年 岐阜大学 応用生物科学部 助教
2013年-    岐阜大学 応用生物科学部 准教授
■メディア掲載履歴
【新聞報道】プロポリス残渣「動物用包帯に有効」 ギフジョ支援研究で成果 柴田岐阜大准教授が発表、柴田早苗准教授(共同獣医学科)、岐阜新聞(平成29年2月6日掲載)
【新聞報道】マナビバ[ジュニア] 知るコレ!→獣医師 病院、研究所で広く活躍、柴田早苗准教授(共同獣医学科)、中日新聞(平成29年9月10日掲載)

理想的な全身麻酔とは…?

全身麻酔は、4つの要素から成り立っています。

その要素とは、①反射の消失 ②意識消失 ③鎮痛 ④筋弛緩の4つです。理想的な全身麻酔は、これらの4要素のすべてを満たす必要があります。

しかし、単独の麻酔でこれらの4要素をすべて満たせる麻酔薬はありません。

吸入麻酔薬や静脈麻酔薬などは、単独でも高濃度で使用すれば、痛み刺激を抑制することができますが、麻酔が深くなり過ぎて覚醒が遅れる危険があります。

では、どうやってこの4要素を満たせば良いのか? そこで考えられたのが、「バランス麻酔」という概念です。

バランス麻酔とは、麻酔薬、鎮痛薬、筋弛緩薬など、2種類以上の異なる作用の薬剤を組み合わせることで、4要素をバランスよくカバーする麻酔のこと。麻酔の投与量を減らせるだけでなく、動物への負担や副作用を軽減できるメリットもあります。

これが、理想的な全身麻酔の基本的な考え方になるのですが…

術前術中術後の
適切な疼痛管理をするには?

もう一歩、踏み込んで考える必要があります。

先生もよくご存じのとおり、外科手術による痛みは、一般的に組織損傷の大きさに比例します。たとえば、上腹部の外科手術は皮膚腫瘤の切除術よりも痛みが強く、整形外科手術は、重度で長い痛みを持続的に感じます。

そのため、犬猫の外科手術では、手術によって引き起こされる術後の疼痛レベルを予測し、痛みのレベルに合わせて麻酔疼痛管理をおこなう必要があります。

でも、ただ単に全身麻酔をしただけでは、術後の鎮痛レベルに合わせた疼痛管理まではできませんよね。そこで考えられた、術後の鎮痛時間まで考慮した疼痛管理の方法が、「マルチモーダル鎮痛」です。

マルチモーダル鎮痛は、作用時間、作用機序の異なる鎮痛薬を組み合わせることで、術前、術中、術後の疼痛管理をおこないます。ひとつの鎮痛薬だけを使うのに比べると、投与量を減らすことができるので、より安全で副作用の少ない鎮痛ができます。

具体的には、オピオイド、α2作動薬、ケタミン、NSAIDs、局所麻酔薬など、作用機序の異なる鎮痛薬を目的に合わせて組み合わせます。

作用時間、作用機序の異なる鎮痛薬を組み合わせて使用します
“作用時間、作用機序の異なる鎮痛薬を組み合わせて使用します”

マルチモーダル鎮痛が適切におこなわれると、動物へのストレスはかなり軽減されます。その結果、術後から尻尾を振って元気に歩き回ることもできるようになります。

以下の動画を再生してみてください。腹部切開手術後30分が経過したシーズーですが、まったく痛みを感じさせず、穏やかな表情をしているのがわかるはずです。


強い侵襲を伴う
手術における疼痛管理

侵襲の強い消化器官などの手術では、より安全な疼痛管理が求められます。

そのような手術のときはバランス麻酔に加え、「硬膜外麻酔」を組み合わせるのが良いと柴田先生は言います。

硬膜外麻酔は、硬膜外腔に局所麻酔薬を投与することで鎮痛を得る方法のこと。手術部位の痛みを脊髄レベルでブロックできますので、少量の局所麻酔薬でも大きな鎮痛効果が得られます。

人間の医療では広く使用されている方法ですが、獣医療においては牛に使われるくらいで、まだ一般的ではないかもしれません。

しかし、適切な疼痛管理をおこなう上でとても有効な麻酔法ですので、犬猫の手術においても欠かせない技術です。


強い侵襲をともなう手術に有効な麻酔法です
“強い侵襲をともなう手術に有効な麻酔法です”

「麻酔疼痛管理は難しい…」

多くの動物病院には、麻酔専門医がいません。

そのため、獣医師の先生ひとりですべてを対応しなくてはならず、「手術をしながら麻酔管理をするのは難しい」と思われている先生もたくさんいます。

また、何となくはやっているが、十分にできている自信はないという先生も多いでしょう。でも、ご安心ください。

なぜなら、「ある数値」に注目すれば、獣医師の先生がひとりの病院でも、より安全に麻酔管理ができるから。その数値とは、「血圧」です。

なぜ、血圧が重要になるのか…?

先生は手術中、動物の血圧管理をしていますか?

もしかすると、心電図モニターは見ていても、血圧までは管理していないかもしれません。実際、心電図だけを見て血圧を見ないという先生もたくさんいます。

しかし柴田先生は、「麻酔疼痛管理は、血圧管理である」と言います。言い換えるなら、血圧管理をしっかりおこなえば、より安全な麻酔疼痛管理ができると言うこと。

でも、なぜ血圧管理が重要になるのでしょうか?

それは、術中に血圧が低下すると血流の自動調整機能が破綻し、臓器への血流が減少するから。このような情報は心電図ではわかりません。そのため、術中はしっかりと血圧のモニタリングをおこない、MAP<60mmHgにならないよう管理する必要があります。

安全な麻酔疼痛管理には血圧管理が欠かせません
“より安全な麻酔疼痛管理には血圧管理が欠かせません”

また万が一、血圧が低下した場合の対処法を知っておくことも重要です。

血圧測定法は間違っていないか、麻酔深度は適切か、心拍数に問題はないか、循環血液量は適切かなど、状況に合わせた対応が求められます。

つまり、「血圧管理の手順」と「低血圧時の対処法」さえ覚えれば、たとえ獣医師の先生がひとりの病院でも、より安全な麻酔疼痛管理ができるようになるのですが…

適切な疼痛管理は
他の病院との差別化になる

飼い主さんは、伴侶動物の痛みにはとても敏感です。きっと先生も、飼い主さんから「痛くしないようにお願いします」と言われたことが何度もあるでしょう。

しかし、十分な疼痛管理ができている病院は、それほど多くはありません。やっているけど不十分だったり、何となくでおこなっている病院がたくさんあるのです。

だからこそ、動物に不要なストレスを与えないためにも、飼い主さんを安心させるためにも、適切な疼痛管理をおこなうことは重要になります。「痛くない手術」は、それだけで他の病院との差別化になる、とても重要な要素です。


ぜひ先生も、今回のDVDで麻酔疼痛管理を学んでください。そうすれば、

  • 獣医師の先生がひとりの病院でも、
    より安全に麻酔疼痛管理ができる
  • 動物にストレスを与えない手術ができる
  • 術後の回復がより早くなる
  • 飼い主さんに安心してもらえる
  • 麻酔薬の量が減るので、副作用リスクも減らせる
  • 高齢の動物にも、より安全な麻酔ができる
  • 「痛くない手術」で、他の病院と差別化できる
  • もっと、たくさんの動物を助けられる

など、たくさんのメリットを手にすることができます。

では、具体的に今回のDVDから、どんなことを学べるのか?

収録内容の一部をご紹介すると…

今日からできる!
バランス麻酔と症例別の
麻酔疼痛管理

今日からできる! バランス麻酔と症例別の麻酔疼痛管理

【DVD3枚組】(収録時間合計:150分)
今日からできる!
バランス麻酔と症例別の麻酔疼痛管理


麻酔の基礎から症例別の疼痛管理までわかりやすく学べます
“麻酔の基礎から症例別の疼痛管理までわかりやすく学べます”

セミナーで使用したレジュメを
プレゼントいたします

今回は、柴田先生の「バランス麻酔と症例別の麻酔疼痛管理」をわかりやすく学んでいただくため、セミナーで使用したレジュメをプレゼントいたします。

冊子

DVDに収録された柴田先生の講義がまとめられた資料を冊子にしてお渡しいたします。DVDをじっくり視聴するお時間がなければ、まず、この冊子から先に目をとおしてください。そして、気になる個所の映像から視聴していただければ、効率のよい学習が可能です。もちろん、復習用のテキストとしてもご活用いただけます。


「本当に、納得いく内容なのか?」
と思われた先生へ、
60日間全額返金保証をお付けします

「もしかしたら、もう、知っている内容ばかりかもしれない…」「内容を理解できるか不安だ…」「期待にそえる、教材なのか?」など、こう思われた場合もご安心ください。

なぜなら、DVD教材の内容にご納得できなければ返金させていただくからです。60日間、じっくりとDVDをご覧いただき、先生の選択が正しかったかどうかをご判断ください。

送料も、返金振込料も、弊社が負担させていただきます。返金保証が付いている、獣医師向け教材なんて、ほとんどありません。これは、今回リリースするDVD教材への自信そのものです。

安心60日間完全満足保証

今日からできる! バランス麻酔と症例別の麻酔疼痛管理
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6つの安心お届け

追伸

今回の教材も、60日間返金保証がついています。

つまり、先生は、ご自身の選択が正しかったか、60日間かけて、じっくりと判断できます。今回のDVD教材を手に入れる上で、先生に一切のリスクはありません。

ただし、注意点があります。この価格(DVDリリースキャンペーン価格)での販売は、8月31日まで。9月1日以降は、定価の39,980円に戻ります。

DVDの在庫(初回限定70セット)には限りがありますので、ご興味を持たれた先生は、今すぐお申し込みください。

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