
この特別なご案内は4月16日(日)まで
「動物は痛みを感じにくい」という
考え方は、すでに過去のもの
近年の獣医学において「痛みの考え方」は、大きく変化しています。
昔ならば「動物は痛みを感じにくい」「人間よりも痛みに耐えられる」「あるていどの疼痛がなければ、自傷の原因になる」のような意見もありました。
しかし、先生もご存じのとおり、この考え方は過去のもの。
現在の獣医学では、動物も痛みを感じることが報告され、特に癌治療においては、鎮痛管理の治療効果が注目されています。
さらに、もう一点、注意すべき事実があるのですが…
疼痛管理を求める飼い主さんが増えているけど…
まずは、このデータをご覧ください。
これは、ある獣医師が飼い主さんへ実施したアンケートです。
回答結果は、下記のとおり。
Q 「退院後、手術の種類を問わず、鎮痛薬を処方して欲しいか?」
・希望する 80%
・希望しない 1%
・どちらでもよい 19%
80%以上の飼い主さんが、鎮痛薬を希望している事実が明らかになりました。
つまり、現在の獣医療において、周術期疼痛管理は、適切な医療を提供するためだけではなく、動物、飼い主さんの満足度においても重要。
しかし、実際の臨床現場ではどうでしょうか?
もうひとつの調査で、意外なデータが明らかになりました。
これは、獣医師に向けたアンケート結果の画像ですが…
回答結果は、下記のとおり。
Q 「術後の疼痛管理をルーチン(日常的)に実施しているか?」
・実施しない 65%
・実施する 35%
つまり、多くの飼い主さんが周術期の鎮痛剤の使用、術後の処方を求めているのに、獣医師の多くが、疼痛管理(特に術後処方)において、まだ充分ではないことがわかります。
何が原因で、このような状況になっているのか?
この答えを知るうえで、もうひとつの調査データをお見せしましょう。
術後の疼痛管理で一般的な「NSAIDs」を使用しない複数の獣医師へ、その理由を回答していただくアンケートを実施したのですが、このような結果になったのです。
Q 「NSAIDsを使用しない理由は?」
・そもそも不要な症例と判断したから 48%
・副作用が気になるから 35%
つまり、術後にNSAIDsを使用すべきかどうか悩むようなケースでも、「副作用」を理由に、投薬しない判断をする先生が多かったのです。
たしかに、副作用は恐ろしく
避けてとおりたい問題ですが…
欧米の獣医療では、疼痛管理が重要視されています。
また、術後の鎮痛を求める飼い主さんは、すでに多くいるわけです。
しかし、充分な疼痛管理を提供する動物病院は、まだ多くない…。
このような事実を考えると、開業獣医師として、周術期の疼痛管理をルーチン化することは、今後、無視できない事実だとおもいませんか?
「でも、疼痛管理において知識に曖昧な点がある」「副作用についても、気になることが多々ある」と思われたならば、ご安心ください。
年間3,000件の麻酔症例に対応する佐野先生から、犬猫における安全な周術期疼痛管理が学べるようになりました。
佐野先生は、各学会の年次大会などで講師を務め、内科学アカデミーでは理事も務めている麻酔・疼痛管理のスペシャリスト。

人医療における最新情報を常に取り入れ、獣医麻酔の研究に努める。酪農学園大学附属動物医療センターの麻酔科にて、年間3,000件以上の麻酔症例に対応。各学会の年次大会などで講師をつとめ、内科学アカデミーでは理事も務める、麻酔・疼痛管理のスペシャリスト。
- 【略歴】
-
1999年
日本獣医畜産大学(現;日本獣医生命科学大学)
卒業。獣医師免許取得
1999年~2003年
東京大学大学院 農学生命科学研究科 獣医学専攻
博士課程
2003年
博士課程修了 博士(獣医学)
2003年~2008年
北里大学獣医畜産学部 / 獣医学部 獣医学科
獣医放射線学研究室および小動物第三外科学研究室所属
2008年~2012年
日本大学生物資源科学部 獣医学科
総合臨床獣医学研究室所属
2012年~
現職
酪農学園大学 獣医学群 獣医保健看護学類
動物行動学ユニット / 動物集中管理研究室
酪農学園大学附属動物医療センター
麻酔科 / 集中治療科
- 【メディア掲載】
- ・2011年9月 第3回Sweet7アワード(日本ヒルズコルゲート株式会社)
・2014年 STV 「猫はサークルになぜ入るか?」
・株式会社インターズー 連載多数
- 【受賞】
- 2015年と2016年の日本内科学アカデミーにて、研究発表が看護および獣医アワードを受賞
- 【講師実績】
-
2016年10月
道東獣医師会 臨床講習会 セミナー講師(救急医療)
2016年9月
日本臨床獣医学フォーラム(JBVP)
-企業主催セミナー;疼痛管理
-看護師セミナー;麻酔疼痛管理 / 麻酔モニター(アドヴァンス)
-獣医師セミナー;麻酔モニター
日本盲導犬協会(秋田/北海道)ユーザー研修会 講師
公益社団法人日本動物病院協会セミナー(名古屋)
日本獣医師会北海道地区学会 ランチョンセミナー 講師;麻酔
2016年8月
株式会社インターズー 動物看護師向けセミナー 講師;
救急医療 / リハビリテーション
2016年7月
WJVF(West Japan Veterinary Forum)
-看護師セミナー;麻酔モニター(ベーシック)
-獣医師セミナー;麻酔モニター / 病態ごとの麻酔管理
2016年6月
日本獣医がん学会 シンポジウム講師 / 疼痛管理
日本獣医麻酔外科学会
-パネルディスカッション パネリスト;麻酔関連偶発性
-教育講演;麻酔と循環管理
その他多数
NSAIDsの副作用リスクを
必要以上に恐れていませんか?
佐野先生の講義を聞けば、周術期疼痛管理のイメージがガラリと変わることでしょう。
たとえば、NSAIDsについて、多くの先生が腎障害や腎機能への影響を副作用として気にします。
しかし、ある研究結果によると、NSAIDsそのものは、腎障害や腎機能への影響が、ほとんどないことが報告されています。
重要なのは、何が副作用を起こす犯人なのか? その真実を知ること。
結論から申し上げると、NSAIDsの副作用リスクは、水和状態が大きく影響しているのです。
低水和状態で、循環血液量が減少しているなかでNSAIDsを使用すると、いくつかの体内メカニズムに不具合をもたらし、下記のような結果を招きます。
・腎血流量の減少
・糸球体濾過量の減少
・体液量の減少
↓↓↓
腎機能への影響が懸念
つまり、NSAIDsは、水和状態をしっかり意識しておけば、安全に使える鎮痛剤。他にも、周術期疼痛管理において、知っておいて損のない話はたくさんありますが…
実践的な犬猫の周術期疼痛管理を
もっとシンプルに理解していただくために
今回、先生が手に入れる最新DVDは「犬猫の周術期疼痛管理」。
麻酔・疼痛の分野で、優れた臨床・研究実績を持つ佐野先生から、基本知識、犬猫の周術期疼痛管理において基準となるプロトコール、各薬の特徴、効果効能、使用方法などが詳しく学べます。
さらに、下記のような遭遇しやすい症例別に、周術期疼痛管理のプロトコールがわかりやすく学べるので、翌日の臨床に活きることは、言うまでもありません。
どのタイミングで、どの作用機序で、どの薬剤が効果的何かを明確にできます。
- 猫の去勢手術と避妊術症例
- 犬の去勢手術と避妊術症例
- 犬猫の口腔処置症例
- Biopsyやminor surgery症例
- 重度の痛みを伴うであろう症例
疼痛管理は、麻酔管理と同じように、「これが基本」と思える、いわば基準となるやり方を学べる機会が少ないため、多くの獣医師を悩ませます。
そのため、経験の長い獣医師でも、あいまいな点を持ってしまうのですが、今回のセミナーDVDがあれば大丈夫。収録内容の一部をご紹介すると…。
「実践!周術期疼痛管理」
副作用リスクの低い、周術期疼痛管理を実施する方法

- なぜ、鎮痛薬が必要なのか?
人医療では、疼痛管理の重要性があたりまえのように浸透していますが、獣医療はどうでしょうか? 欧米では、獣医療においても疼痛管理が重要視されていますが、疼痛管理を望む飼い主さんが多い事実を知っていますか?
- あるアンケートからわかった「飼い主さんの本音」
日本で行われた、あるネットアンケートからわかった驚きの事実とは? 術後の疼痛管理をルーチンにしている獣医師は少ないのに、まさか飼い主さんは、こうおもっていたなんて…
- 術後にNSAIDsを使用しない理由
術後の疼痛管理をルーチンに実施しないと回答した獣医師23名へアンケートをとると、興味深いデータが得られました。
- 急性痛における疼痛管理の実際
疼痛管理を的確にするならば、各痛みの特徴を知るべきです。そもそも急性痛とは何か? どのような特徴を持つのか?
- 動物は急性痛をどのように感じるのか?
薬の特徴や使い方を正しく理解するには、痛みを認識するカニズムを詳しく知ることも重要です。導入、伝達、修飾、投射、認知のメカニズムとは?
- 麻酔薬を使えば鎮痛剤は必要ないのか?
「吸入麻酔薬や注射麻酔薬を使用しているから鎮痛剤は必要ない」という考え方をする獣医師も多いのですが、実は、この考え方は誤っていることを知っていますか?
- 消炎鎮痛薬の働きについて
なぜ、NSAIDsは鎮痛効果が得られるのか? その理由を即座に回答できますか?
- 犬と猫における消炎鎮痛薬の違い
意外とご存じない先生も多いのですが、犬と猫では、使用できる消炎鎮痛薬が異なります。
- NSAIDsの腎障害や腎機能に対する影響
多くの先生が副作用として気にすることですが、そもそもNSAIDs投与の際、何が副作用を引き起こすのか、その答えを知っていますか? 実際、NSAIDsそのものは、腎障害や腎機能に対する影響がほとんどないという研究結果もあります。
- 低水和状態とNSAIDsがもたらす影響とは?
ある実験結果から、NSAIDsを適切に使用するためのポイントが学べます。それは、低水和状態がもたらす腎機能への影響を、正しく理解することなのですが…
- 痛みの伝達を抑制する薬について
いわゆる局所麻酔薬ですが、適切な使用法について、この機会に復習しませんか? 近年注目されている静脈内に持続投与することのメリットなどを、ご存知ですか?
- オピオイドの正しい使用法
周術期疼痛管理において無視できないオピオイドですが、どの薬が使いやすいのか? NSAIDsとの相性が良いオピオイドとは?
- ブトルファノールで知っておきたいこと
教科書には鎮静作用がないと解説されていますが、実際はどうなのか? 佐野先生が日常臨床で確認している意外な事実とは?
- 今さら聞けない疼痛管理に使用する薬
ブプレノルフィン、トラマドール、モルヒネ、フェンタニル、レミフェンタニルなど、それぞれの薬の特徴について、正しい理解が必要になります。
- 脊髄レベルの痛みをコントロールする薬
多くの獣医師にとって、一般的ではないとおもいますが、周術期の疼痛管理において、これらの知識を持つことは非常に有益です。
- 骨の癌などで検討したい鎮痛薬について
ビスホスホネート製剤を知っていますか? 悪性腫瘍による高Ca血症、多発性骨髄腫による骨病変や固形癌転位による骨病変の治療に用いられますが…
- 周術期疼痛管理のポイント
それは、全体の流れを考えること。手術前から術後管理に至るまで、どのような流れで、どのような疼痛管理が求められるのか?
- 麻酔プロトコールを考えよう
どんな疼痛薬を使うべきか? 伴侶動物に予測される術後疼痛のレベルにあわせて、使用すべき鎮痛薬を選択することが重要になりますが、各手術における痛みのレベルを分類した表を公開します。
- 疼痛管理の世界基準
これまで英語のみで、WEB公開されていた重要な資料ですが、近年、日本語訳でも公開されていることを知っていますか?
- 猫の去勢手術と避妊術における疼痛管理
どの動物病院でも一般的な猫の去勢手術と避妊術ですが、各ケースにおいて、どのような疼痛管理が必要か?
- 犬の去勢手術と避妊術における疼痛管理
疼痛管理において、猫と異なる点をご存じですか? 多くの動物病院にとって一般的な症例なので、これらの知識は明日の臨床から役立ちます。
- 犬猫の口腔処置における疼痛管理
疼痛管理が必ず求められる歯科ですが、先生は、口腔処置における適切な疼痛管理のプロトコールを知っていますか?
- Biopsyやminor surgeryの疼痛管理
軽度~中程度の痛みを伴う手技における疼痛管理ですが、軽度の痛みが予測できたとしても、適切な疼痛管理が求められます。
- 重度の痛みを伴うであろうプロトコール
佐野先生が勤務する病院で使用している、周術期疼痛管理のプロトコールを公開します。
- 飼い主さんは、動物病院に何を求めているか?
周術期疼痛管理を適用しているとき、飼い主さんは先生へ、自宅における注意点の説明を求めています。具体的に、どのようなことを説明すべきか?
- 呼吸抑制、循環抑制などが心配な先生へ
このDVDで各鎮痛薬の効果効能、使用すべきシチュエーション、適切な使用法を理解すれば大丈夫です。
- 疼痛管理で、もっとも重要なこと
それは、疼痛効果の管理です。どれぐらいの疼痛効果が得られているかを、客観的に判断するには?
セミナーレジュメをプレゼント
DVDに収録された佐野先生の講義がまとめられた、セミナーレジュメをお渡しいたします。
DVDをじっくり視聴するお時間がなければ、まず、この冊子から先に目をとおしてください。
そして、気になる個所の映像から視聴していただければ、効率のよい学習が可能です。もちろん、復習用のテキストとしてもご活用いただけます。
動物にやさしい病院を目指しませんか?
大切なことなので、もう一度お伝えします。
現在、多くの飼い主さんが術後の鎮痛を求めますが、それに対応する動物病院は多くありません。
これが何を意味するかというと、周術期の疼痛管理をルーチン化することは、飼い主さんの満足度向上に大きな影響をもたらすということ。
つまり、もっと多くの方から信頼される動物病院になるために、無視できないことなのです。
近年「動物にやさしい動物病院」というコンセプトが、多くの飼い主さんから注目されているようにおもいます。これを有言実行することが、よりよい獣医療の提供だけではなく、経営においてもよい効果をもたらすことは、先生も想像できますよね。
ぜひ、この機会に、基準となる周術期疼痛管理のノウハウを学び、さらに、選ばれる動物病院を目指しませんか?
「本当に、納得いく内容なのか?」と思われた
先生へ、60日間全額返金保証をお付けします
「もしかしたら、もう、知っている内容ばかりかもしれない…」「内容を理解できるか不安だ…」「期待にそえる、教材なのか?」など、思われた場合もご安心ください。
なぜなら、DVD教材の内容に、ご納得できなければ返金させていただくからです。60日間、じっくりと、DVDをご覧いただき、先生の選択が正しかったかどうかをご判断ください。
送料も、返金振込料も、弊社が負担させていただきます。返金保証が付いている、獣医師向け教材なんて、ほとんどありません。これは、今回リリースするDVD教材への自信そのものです。

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追伸
今回の教材も、60日間返金保証がついています。
つまり、先生は、ご自身の選択が正しかったか、60日間かけて、じっくりと判断できます。
今回のDVD教材を手に入れる上で、先生に一切のリスクはありません。
ただし、注意点があります。この価格(キャンペーン価格)での販売は、4月16日まで。4月17日以降は、定価の39,980円に戻ります。
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