実践トレーニングで学ぶ、「下痢の臨床推論」先生はこんな症例が来たら、どのような検査プランを考えますか?

以下は、下痢で東京農工大学医療センターに来院した症例のデータです。

これは、初診時の症例写真です。

問診中もお尻から血液まじりの粘液便がダラダラと流れ出ていて、お尻もただれている状態です。便をスライドガラスに乗せて診てみると、粘液がだらーっと垂れてきました。

粘液便だけが出ていて、普通の茶色の便が全然出ていません。さらに、入院治療を行っても、食欲が全盛期に比べて10~20%と、食欲があまりない状況です。

かなりひどい状態だとお分かりいただけるのではないでしょうか。次に紹介するのは、紹介元の動物病院での血液検査データです。

重度の慢性的な下痢、さらに消化管だけに限局しているのではなく、食欲もかなり低下しています。

それでは、これまで紹介した病歴や身体検査、血液検査の所見に基づいて、

鑑別診断リストと確定診断のために
必要な検査プランを
しばらく考えてみてください…

鑑別診断リストと確定診断のために必要な検査プラン、なんとなく思い浮かびましたか?

以下は、東京農工大学 准教授 大森先生が作成した鑑別疾患リストです。この症例で注目すべきは、生後1ヵ月という若齢からの下痢です。

10歳、15歳と中年齢の猫の場合、以下にある炎症性腸疾患、消化管型リンパ腫も鑑別疾患として重要になってきます。しかし、生後1ヵ月からの下痢にはまず当てはまりません。

先生は、鑑別疾患リストの順位付けはできましたか? もし、なんとなくでも思いつかなければ、不要な検査を行ってしまう可能性があります。

しかし、下痢の体系的な診断アプローチを学べば、不要な検査をすることなく、確定診断にたどり着くことができます。見落としがちな疾患や誤診を激減することができるようになります。

下痢の症例における
動物と飼い主のために
不要な検査を減らしたいなら?

下痢の症状の体系的な診断アプローチは、大学で学べる内容ではありません。また、学んですぐに実践できるような専門書もありません。

そこで今回、かかりつけ医の先生が明日から使える、消化器疾患の体系的な診断アプローチを学べる教材をご用意しました。

講師は、東京農工大学大学院・農学研究院・准教授を務める大森先生です。

大森啓太郎先生
大森啓太郎先生
獣医師歴20年。2002年、日本大学 生物資源科学部獣医学科を卒業後、2006年に東京大学 農学生命科学研究科獣医学専攻博士修了。National Jewish Medical and Research Center, University of Colorado Health Science Center, Research Fellowとして従事した後、2007年より東京農工大学。最新医療の知見を広めるため、獣医系商業誌にて100報以上の原稿を執筆している。

大森先生が下痢の症例をどのようにして確定診断に導くのか、その体系的な診断アプローチ方法が学べます。

また、以下の下痢の症例における体系的な診断アプローチも学ぶことができます。では、この症例も先ほどと同様に検査プランを考えてみてください。

この症例は、紹介元の動物病院でCBC、そのほかの血液化学検査に異常値は認められていません。

この血液化学検査をご覧いただくといくつか異常値が見つかったのではないでしょうか。

以下の図、赤文字、ALP577U/L、CRP3.2mg/dLが高値です。中程度に高くなっていると判断できます。青文字、ALB102mg/dL。Ca3.2mg/dLが低値です。

次に、この症例の問題点を列挙してみました。このように問題点を列記してカルテに書きだすことは、情報を客観的に判断するために極めて重要です。また、モレもなくなります。

最大の問題点は繰り返す下痢と低アルブミン血症です。20%とかなりの体重減少。問題点ではありませんが、確定診断にたどり着くために有用な情報になるかもしれないのが、元気・食欲が100%あることです。

今回、認められている下痢および、低アルブミン血症の影響は、あくまで消化管や他の原因となる標的臓器に限局していて、それ以外のところには、まだ、その影響あるいは原因が波及していません。

そのため元気・食欲が100%で維持していると捉えることができます。

血液化学検査では、ご覧の通り低アルブミン血症、それからCRPが高値、Caが低値、ALPが高値といった異常が認められていました。

それでは、しばらく時間を取って、これまで紹介した病歴や身体検査、血液検査の所見に基づいて、

鑑別診断リストと確定診断のために
必要な検査プランを
しばらく考えてみてください…

鑑別診断リストと確定診断のために必要な検査プラン、なんとなく思い浮かびましたか? 以下は、大森先生が考えた鑑別疾患リストです。

さらに多くの鑑別疾患リストが列挙できるかもしれません。しかし、すべてを検査していては、時間と労力、お金の無駄になってしまいます。

必ず、順位付けを行い、1番から鑑別を行います。1番で確定診断に至ったなら、以降の鑑別は不要になります。このあと、検査プランの立案、検査結果を鑑みて、確定診断を下す、という流れになります。

教材では、紹介した2症例の確定診断に到達するためのを学ぶことができます。

鑑別疾患リストの作成と
具体的な検査プランを立案する
「実践トレーニング」


“ネット配信版(57分)”

実際に、下痢で東京農工大学医療センターに来院した症例のデータを見ながら、

①問診および身体検査から、症例の問題点を探す
②問題点から鑑別新患リストを作成する
③鑑別疾患リストから検査プランを立案する

この一連の流れを大森先生がどのように鑑別し、確定診断にたどり着くのか、一緒に考えながら学ぶことができます。

先生は、これまでの経験から無意識的に「この症例はこの疾患だろう」と決めていませんでしたか?

また、あれこれと検査をするも、診断にたどり着けず、なんとなく、決めてしまっていた、という経験はありませんか?

経験的に、なんとなくで診断を下すと、誤診や見落としのリスクが高くなる可能性があります。

しかし、確定診断につなげる臨床推論を学べば、体系的な診断アプローチができるようになり、論理的に診断できるようになります。つまり、診断率を上げることでできるようになります。

下痢の疾患は、
犬猫とも多い疾患です

先生の病院にも、下痢を主訴に来院する患者がたくさんいるのではないでしょうか。下痢の症例に対して、本当に必要かどうかわからないまま、不要な検査をおこなうのは、動物にも、飼い主にも、また病院にも良いことはありません。

だからこそ、もっと自信を持って診断できるように、大森先生から消化器疾患の体系的な診断アプローチを学びませんか?そうすれば先生も…

確定診断に導くための診断アプローチがまとまった冊子

教材に収録された大森先生の講義がまとめられた、レジュメ冊子をお渡しいたします。教材をじっくり視聴するお時間がなければ、まず、この冊子から先に目をとおしてください。

そして、気になる個所の映像から視聴していただければ、効率のよい学習が可能です。もちろん、復習用のテキストとしてもご活用いただけます。

この下痢2症例の
診断アプローチが学べるなら
どれくらいの価値がありますか?

これは、一次診療の動物病院から紹介された症例です。つまり、実際の症例を元にした診断アプローチです。

ただのシミュレーションではありません。臨床現場における生のデータをもとにした、確定診断に到達するまでの実践トレーニングです。

それらが学べるのですから、10,000円くらい、いやさらに高額な価値があるとと考えています。

しかし、多くの先生たちに体系的な診断アプローチを知ってもらいたい、飼い主、患者のためにも、見落としがちな疾患や誤診のリスクを防いでもらいたい、そんな想いから1,980円(税込2,178円)でご提供することに決めました。

このセミナーはWEB動画ですので、お申し込み後、すぐにご覧いただけます。先ほどの2症例の答え合わせをすぐに行っていただけます。いつまでこの価格にてご提供できるか、わかりませんので、今すぐお申し込みください。

今すぐ実践トレーニングを受ける

追伸

今回は下痢の症例における診断アプローチです。しかし、この教材で学べることはそれだけではありません。大森先生の主訴から確定診断に至るまでの頭の中をのぞき見することができるのです。

症例のデータから「問題点」を明らかにし、「鑑別疾患リスト」を作成。「診断のために必要な検査プラン」のスクリーニング検査を行い、どのように原因疾患を絞り込んでいくのか?

この流れがすべてわかるので、ほかの症例においても、このスクリーニング方法を応用することもできるのです。

飼い主が訴える症例の主訴から疾患を特定するのが苦手…自信を持って確定診断できず、迷いがある…明日から自信を持って確定診断できるようになります。

動物、飼い主から信頼されるようになるためにも、今すぐ、大森先生の教材をご覧ください。

今すぐ実践トレーニングを受ける