なぜ、獣医師たった1人でも重度の呼吸困難で来院した「急性心原性肺水腫」の症例を安定化できるのか?

From:〇〇
日付:2024年12月27日12:00

※「できるなら遭遇したくない」と思いますが…

獣医師なら、誰もが遭遇するのが救急疾患です。先生も、「急患です!」というスタッフの声に、ドキッとした経験があるのではないでしょうか。

病院に救急対応できる十分な数のスタッフがいるのが理想ですが、現実はそうはいきません。日々の診療で忙しい中、獣医師のワンオペ(または+看護師一人)で対応している一次診療施設がほとんどです。きっと先生の病院も、似たような状況だと思います。

救急医療はチームで対応するのが一般的ですから、少ないスタッフで対応できることには限りがあります。ですから、本音は「できるなら遭遇したくない」かもしれません。

しかし、獣医師である限り避けては通れないのが救急疾患です。好き嫌いを言ってはいられないからこそ、「うちの病院は人手が少ないから」と救急対応を学ぶことを後回しにしてほしくないのですが…

中村 俊 先生
中村 俊 先生
中村 俊 先生
【プロフィール】
日本獣医生命科学大学卒業後、千葉県の一次診療施設で研鑽を積む。その後、どうぶつの総合病院の総合診療科にて救急、神経、外科、内科など多岐にわたる症例を経験したのち、2017年に同救急センター科長に就任。救急対応をテーマにした学会講演も多数おこなっている。

【経歴】
・2010年
日本獣医生命科学大学卒業
・2010-2013年
千葉県内の一次診療施設にて勤務
・2013-2017年
どうぶつの総合病院 総合診療科
・2017-現在
どうぶつの総合病院 救急センター 科長
【学会、セミナー、講演会】
・2021年
日本獣医師会獣医学術学会年次大会
『てんかん重積の救急対応』
VETS ACADEMY 救急コース 第一期
・2022年
日本獣医救急集中治療学会
『胸部圧迫』
日本獣医麻酔外科学会
『尿道閉塞解除のポイント』
VETS ACADEMY 救急コース 第二期
・2023年
日本獣医救急集中治療学会
『救急における痙攣発作へのアプローチ』
日本臨床獣医学フォーラム年次大会
『若齢動物のエマージェンシー』
『pros&cons 敗血症から救命せよ』
VETS ACADEMY 救急コース 第三期
・2024年
日本獣医救急集中治療学会
『犬の救急疾患』
『おたくの看護師どうしてる・パネルディスカッション』
日本臨床獣医学フォーラム年次大会
『尿道閉塞』
『pros&cons 心原性肺水腫』
『救急から循環器科へ』
VETS CHANNEL
『犬+若齢+発作』
『犬+高齢+発作』

「知っているだけ」で救える生命は増やせる

結論からお伝えすると、ワンオペですべての救急疾患の治療を完結できる魔法のようなテクニックは存在しません。

しかし、救急症例を安定化させてスタッフが来るまでの時間を繋いだり、治療が困難なケースでも、安定化させた上で安全に二次診療施設に送ることはできます。

つまり、先生の初期対応ひとつで、救急症例の生命を繋ぎ止めることができるのです。しかも、これは習得が難しいテクニックではありません。

救急の初期対応は、「知っているかどうか」だけで結果が大きく変わる、明日からでも活かせるテクニックなのです。

今すぐ習得しておきたい「ワンオペ救急」の極意

救急初期対応は、大学の授業で学べる内容ではありません。救急テクニックを習得したいと思うなら、卒後に独学で学ぶのが一般的です。

その方法は、専門書やセミナーなどいくつかあります。しかし、経験豊富なドクターが教える「ワンオペ救急」をわかりやすく学べる映像教材となると、世の中にほとんどないでしょう。

また、十分な人手を確保するのが難しい一次診療施設では、二次診療施設でおこなっているような救急対応を学んだところで、完璧に再現するのは難しいと思います。

この動画セミナーでは、一次診療の経験を持つ中村先生が、本当に役立つ「ABCDEアプローチ」に沿った初期対応や、心原性肺水腫や尿道閉塞などの「症状別の初期対応」をわかりやすく解説してくれます。

先生も、「ワンオペ救急」を学び、ひとつでも多くの尊い生命を救えるようになりませんか?

ワンオペでも安定化を目指す!緊急初期対応

追伸

1月6日(月)12:00にお申し込み専用ページをご案内しますので、
今しばらくお待ちください。