腎臓病の患者の体の中で
「何が起きているのか?」
「何を調べなければならないのか?」
「何をやらなければならないのか?」
ちゃんと診断をつけて、理論的に治療できているでしょうか?
また、飼い主さんに
「なんでこの薬を飲まないいけないのか?」
「見た目は変わらないが、こういうところを悪化させる要因になるので、このような治療をしましょう」
と説明できていますでしょうか?
これは宮川先生から伺った話ですが、、、
“実際、獣医師さんは「この患者は腎臓病だからこの薬をあげてください」と飼い主さんに説明しているが、なぜ、この薬を処方しているのか、理解していないケースが多いです。”
本来なら飼い主さんに「この薬を飲むと、●●に良いです」「治療や薬を止めると、●●の理由で病態が悪化しますよ」と説明できる必要があるのではないでしょうか。
そのため、今回、宮川先生にイヌ・ネコ5症例から考える腎臓病の診断と治療についてのウェビナーで講義していただくことになりました。
慢性腎臓病は、マニュアル通りに診断、治療することが難しい疾患です。ガイドラインにあるように、「ステージがいくつだったら、こういう治療を行う」というように簡単にいくものではないと思います。特に、腎臓病に罹患している症例では、他の疾患を合併していることが多く、慢性腎臓病の存在が他疾患の治療を難しくする、あるいはその逆もあります。ここでは、腎臓病の実際の症例を紹介し、腎臓病の診断や治療において考えることは何なのか、ということをお話していきます。
■CKDの定義とステージ
■腎性蛋白尿の違い
■蛋白尿の解釈
■高血圧の診断と治療対象
■標的臓器障害(TOD)について
■糸球体疾患に対する治療目標
■ACE阻害薬・テルミサルタンは何の治療に効くのか?
■CKDの犬での膵炎の発症について
■膵炎(or慢性腸炎)を合併した場合の治療方針
■品種によるクレアチン値について
■腎異形成について、腎異形成の発症、腎異形成の診断
■イヌおよびネコでの炭素系吸着剤の効果
■腸内細菌叢の変化と尿毒症
■便秘薬が尿毒症を軽減する
■閉塞性腎症の発症機序
■閉塞性腎症、腎盂腎炎と瘢痕化
■突発性高カルシウム血症について
■閉塞性腎症の猫の特徴
■なぜ療法食が結石の一因になるのか?
■腎臓病は進行の速さから病名が異なる
■腎盂腎炎について
■腎盂腎炎の明確な診断基準がない
■腎盂腎炎と診断したら…
■尿細管機能障害によって発生する問題
■おまけ:プロポロストNaは使うべきか?
■セミントラ vs ラプロス
今回のウェビナーでは、ただ腎臓病の診断・治療を形式的に学ぶのではなく、症例から腎臓病の診断・治療について解説していただきます。
宮川先生が長い年月をかけて蓄積されたデータ、薬の用途や使用タイミングなども学べます。
これらは、学校や専門書では学べない、とても価値ある情報ではないでしょうか?罹患率が高く、遭遇する機会が多い腎臓病です。
腎臓病の原因や病態を正しく把握して、適切な治療を選択していきませんか?
そうすれば、、、
当日は、ウェビナーをライブ配信します。ライブ配信というのは、テレビの生放送のようなものです。
もし、ウェビナー当日、先生のご都合が悪くなった場合でも大丈夫です。ウェビナーを録画して、アーカイブ配信します。後日、WEB配信でご覧になれます。
せっかくウェビナーには、質疑応答の時間も設けています。ウェビナーをご覧になり、疑問に思ったこと、腎臓病の診断と治療に関することを直接、質問することができます。
そして、できる範囲でも宮川先生にご回答いただく予定です。ですので、当日参加していただきたいです。
ですが、「参加したいけど、すでに予定がある…」かもしれません。そのような先生のためにウェビナーは録画して、アーカイブ配信します。当日、参加できなくても、大丈夫です。少しでもご興味があれば、ぜひ、参加してみてください。
※ウェビナーのアーカイブ配信は、開催日から1週間以内に公開予定です。
宮川先生が長い年月をかけて蓄積されたデータから症例解説していただきます。犬および猫の慢性腎臓病を研究してきた結果を学ぶことができます。このような内容を学べるなら、先生にとってどれくらいの価値があるでしょうか?
今回のZoomセミナーの参加費は2,980円(税込)です。
後日、アーカイブ配信をご提供予定ですが、5,960円での販売予定です。半額で参加できるということです。もし、少しでも興味を持たれたなら、この機会に参加しませんか?
ウェビナー開催日