2024年6月のことです。
私たちは、腎泌尿器科専門医である日獣大の宮川優一先生を講師にお迎えし、教材ご購入者だけが受講できる特別なウェブセミナーを開催しました。セミナーのテーマは、「腎臓エコーの描出と読影」です。
先生もご存じのとおり、腎臓病と言えば「猫の宿命」とも言える病気です。近年の研究では、15歳以上の猫の約半数が腎臓病に罹患するとの報告もあり、長寿の猫が増えている今、その診療技術は急速に重要性を増しています。
とくにCKD(慢性腎臓病)は早期発見、早期治療で予後が大きく変わるため、診断に直結する腎臓エコーは、「全ホームドクター必須の技術である」と言っても決して大げさではありません。
きっと先生も、興味をお持ちの分野ではないでしょうか?
近年は、猫の来院が増えてきたこともあり、シークレットで開催された腎臓エコーセミナーは多数のドクターにご参加いただき、大盛況のうちに終了しました。
しかしセミナー終了後、私たちも予想していなかった感想が、受講された先生方からたくさん寄せられたのです。
ひと言で「エコー検査」と言っても、検査する部位によって、必要な技術も難易度も大きく変わります。断面の描出すら難しい心エコーと比べれば、腎臓エコーは比較的シンプルなテクニックだけで実施できる検査と言えるかもしれません。
では、「シンプル=簡単」なのでしょうか? 答えはNOです。
6月に開催したウェブセミナーの受講者の中には、「腎臓エコーなんて簡単でしょ?」「新しく学ぶテクニックもない気がするけど…」「少しでもCKDの診断に役立つ情報が知れたらいいな」と考えるドクターもいらっしゃったと思います。
しかし、受講された先生方の感想をみてみると、
など、たくさんの喜びの声が寄せられていたのです。
正直に言うと、このような反響は私たちも予想していませんでした。そこで、「なぜ、受講された先生方に喜んでいただけたのか?」、その理由を真剣に考えました。
すぐに思いついた理由が、宮川先生と交わしていた「ウェブセミナーのアーカイブは残さない」という約束です。これは、セミナー受講者の満足度を高める大きなキッカケとなったと思います。
なぜなら、「本気で腎臓エコーを学びたい先生のためだけに、専門医の深い知見を伝えたい」という宮川先生の熱意が、満足度の高いウェブセミナーの開催に繋がったから。
あえて「いつでも視聴できる」柔軟性を取り除いたことで、宮川先生に専門医の視点・考え方を包み隠さず本音で語っていただけたのは間違いありません。
それともうひとつ、別の理由も考えました。
それは、「描出技術がシンプルな腎臓だからこそ、読影と評価のスキルが診断に大きく影響する」のを理解していただけたからではないかということ。
つまり、「腎臓エコーなんて簡単でしょ?」と考えていた先生も多かったからこそ、良い意味で期待を裏切ることができたのだと思いますが…
先生は、腎臓病の診断に自信がありますか?
たとえば、猫のCKDを診断する場合。ガイドラインには、血液検査によるSDMA値が診断、ステージングの基準になるとの記載があるため、「CKDは血液検査をすればいい」と考えているドクターも多いと聞きます。
もしかすると、先生も同じように考えているかもしれません。当然、これは間違いではありません。SDMAは近年検査できるようになった腎機能マーカーであり、ある程度の信頼性は確保できるでしょう。
でも、最適解とは言えません。腎臓病症例の診療で国内トップクラスの実績をお持ちの宮川先生は、「CKDの診断において腎臓エコーが検査の要であり、バイオマーカーよりも信頼性が高く、確実である」とおっしゃいます。
つまり、腎臓エコー読影のポイントさえ知っていれば、SDMA値では判断できない早期のCKDでさえ発見、診断できるようになるのです。しかもこれは、専門医だけができる特別な技術ではありません。
この事実は、宮川先生がシークレットセミナーで語られた内容のひとつに過ぎませんが…
セミナーを受講された先生方の感想をみて、私たちは、「腎臓エコーの読影、評価のポイントは、もっとたくさんのドクターに知ってもらうべきではないか?」と考えました。
しかし、シークレットセミナーだからこそ宮川先生に本音で語っていただけた内容であり、「同じ内容のテーマで教材を制作させてください」とは言いにくい状況もありました。
ですが、猫の飼育頭数が犬を大きく上回った今、腎臓エコーの読影スキルは、一部のドクターだけが持っていればいいと言える技術ではありません。
覚悟を決め、怒られることを承知で宮川先生にお願いしたところ、「一頭でも多くの動物の生命を救えるキッカケになるのなら、私は構いませんよ」「では収録では、ウェブセミナーでお話できなかった腎臓エコーの秘訣もお伝えしましょう」と即答してくれたのです。
このような経緯を経てリリースできることになった今回の教材は、今までのエコー教材とは異なる視点で大きな学びが得られることをお約束します。
世の中にはさまざまなエコー教材があります。
しかし多くの場合、腎臓エコーは「腹部エコーの中の一部位」として解説されており、腎臓だけを掘り下げて専門的に学べる機会はほとんどありません。また、教えてくれる講師は、総合的な内科専門医か画像診断医であり、腎臓の専門医ではありません。
でも、猫が多く来院するようになり、腎臓病の診療技術の重要性が高くなっている今、もっと深く専門的な腎臓エコーの知識も必要だと思いませんか? 腎臓病をより早く発見、診断できる知識なのですから、一頭でも多くの尊い命を救うことに直結するはずです。
本教材の一番の特徴は、腎泌尿器科専門医である宮川先生が、専門医の視点から腎臓エコーを徹底解説した教材であることです。
今回の動画セミナーでは、国内で入手できるどの教科書にも書かれていない、本当に臨床に役立つ実践的な腎臓エコーを学べます。
本教材は、徹底的に「腎エコーの読影力アップ」にこだわった教材です。今回、宮川先生には、膨大な数のエコー画像をご用意していただきました。
初学者が知っておくべき腎臓の正常像はもちろん、日々の臨床で遭遇する機会の多い腎エコーの異常所見は網羅しています。腎臓だけで、これだけ多くのエコー画像を収録した教材は、きっと他にはないでしょう。
教材テキストを印刷して手元に置いておけば、「このエコー画像は何だっけ?」と悩んだときに答えを示してくれる「腎エコー辞典」として活用できます。
すでに、ある程度のエコー経験をお持ちのドクターなら、腎臓の描出・サイズの測定・評価など、ひと通りの基本は習得していると思います。
では、「その数値が正常なのか異常なのか?」「なぜ、拡大しているのか?」「描出された腎臓の構造異常が、何を意味しているのか?」まで正しく読み解けますか?
腎臓エコーの難しさは、ここにあります。たとえ腎臓を描出できても、「何が原因で異常が生じたのか?」、その考え方までをわかっていなければ、誤診リスクが高くなるのです。
でもこの問題は、簡単に解決できます。
なぜなら、答えを「知っているかどうか?」だけの問題であり、「Aという画像が描出されたら、Bを考える」という思考パターンを知ってしまえば、もう二度と迷うことはなくなるからです。
今回、宮川先生に教えていただいたのは、習得の難しいテクニックではありません。「知っているかどうか?」だけで病変検出率が飛躍的にアップする、明日から使える専門医の知識です。
CKD(慢性腎臓病)症例には、典型的な腎臓の構造異常があらわれます。
言い換えるなら、腎エコーで「このような異常が認められるかどうか?」が、CKDを判断する大きな基準となるのです。その異常は、以下の6つです。
これら6つのエコー所見と読影のポイント、異常が生じる原因、異常が認められた場合に考えることをセットで学べば、CKDの診断精度はぐんと高くなります。
今回の動画セミナーでは、CKD症例にみられる一般的な腎臓の構造異常をとことんまで掘り下げて解説しています。
腎臓病はとくに猫に多くみられる病気ですが、犬も高齢になるほど腎臓病の罹患率が高くなります。そのため、犬と猫の違いも知っておくべき重要なポイントです。
とは言え、腎臓の構造自体は犬と猫で大きく変わる点はありません。
しかし、矢状断面で正常な腎臓を比較してみると、犬は横に長い楕円形で描出されるのに対し、猫は、円に近い丸みを帯びた形で描出されます。また、猫の尿細管には脂肪が多く含まれるため、正常であっても犬よりも高エコーに見える特徴があります。
これは違いのひとつに過ぎませんが、他にも正常な腎臓のサイズや病気のあらわれ方なども、犬と猫で大きく異なりますので、必ず知っておいてください。
他にも、宮川先生から腎臓エコー読影のポイントをたくさん学べる今回のプログラム。その一部をご紹介すると…
今回は、教材ご購入者限定のプレゼントをご用意しました。それは、12月に開催を予定している「宮川先生のウェブセミナーへの無料ご招待」です。
テーマは、「腎臓と多臓器疾患」です。
先生の腎エコーの読影スキルが上がり、多くの腎臓病症例を診療するようになると、「新たな問題」が先生の前に立ちはだかります。
それは、腎臓にフォーカスし過ぎてしまい、他の疾患が悪化してしまうこと。すぐに併発疾患を診断できればいいのですが、なかなか気づけない場合、動物の容態が悪化するリスクも高くなります。
このような失敗を防ぐには、腎臓だけでなく多臓器との関連も考えながら全身を診ることが重要です。
今回、先生をご招待するウェブセミナーでは、腎臓病症例を診療する上で「最低限これだけは注意してほしい」という多臓器疾患、相互作用などをわかりやすく学べます。
当日は、本教材をご覧いただき、わからなかった点も宮川先生に質問することができます。腎臓病の学びを深められる絶好の機会ですので、ぜひ、ご参加ください。
もちろん今回も、講義で使用したレジュメはプレゼントします。
収録された宮川先生の講義がまとめられた「セミナーレジュメ」をお渡しいたします。映像をじっくり視聴するお時間がなければ、まず、このレジュメから先に目をとおしてください。そして、気になる個所の映像から視聴していただければ、効率のよい学習が可能です。もちろん、復習用のテキストとしてもご活用いただけます。
腎臓の解剖からはじまって、それぞれの疾患における超音波画像の組織学的変化をわかりやすく解説してくださっています。
宮川先生がそれぞれの腎疾患で所見として重要と考えているポイントや鑑別のポイント、外科的な対応が必要な場合のポイントを紹介してくださっているだけでなく、腎盂の拡張に関連する尿管の異常や変化も詳しく説明くださっています。
腎臓の超音波検査を詳細に解説している映像教材は少なく、腎臓病のプロフェッショナルの宮川先生からの適確な説明は、初心者から復習を兼ねて聞きたい先生にも最適な映像教材だと思います。
ご覧になることで理解が深まると思いますので、是非お勧めしたい映像教材です。
「もしかしたら、もう知っている内容ばかりかもしれない」「内容を理解できるか不安だ」「期待にそえる、教材なのか?」など、思われた場合もご安心ください。なぜなら、プログラムの内容に、ご納得できなければ返金させていただくからです。
60日間、じっくりと、ご覧いただき、先生の選択が正しかったかどうかをご判断ください。送料も、返金振込料も、弊社が負担させていただきます。
返金保証が付いている、獣医師向け教材なんて、ほとんどありません。これは、今回リリースする最新プログラムへの自信そのものです。
本教材には、腎泌尿器科専門医の視点から腎エコーを解説した、本当に臨床に役立つ実践的な知識がたくさん収録されています。
宮川先生に教えていただいた内容は、「知っているかどうか?」だけで腎臓の病変検出率がアップする知識ばかりですので、時間をかけて技術を習得する必要はありません。
動画セミナーをご視聴いただいたあと、明日の臨床からすぐに使える知識であることをお約束します。
ぜひ先生も、宮川先生に腎エコーの読影ポイントを学び、ひとつでも多くの尊い生命を救えるようになってください。
この価格(リリースキャンペーン価格)での販売は、11月14日まで。11月15日以降は、定価の30,778円(税込)に戻ります。初回在庫がなくなる前にお申込みください。
教材内訳
価格
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あり(購入後60日間)
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今回の教材も、60日間返金保証がついています。
つまり、先生は、ご自身の選択が正しかったか、60日間かけて、じっくりと判断できます。今回の教材を手に入れる上で、先生に一切のリスクはありません。
ただし、初回在庫には限りがあるのでご注意ください。この価格(リリースキャンペーン価格)での販売は、11月14日までとなります。11月15日以降は、定価の30,778円(税込)に戻ります。
ご興味を持たれましたら、初回在庫(100セット)がなくなる前に今すぐお申込みください。
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