なぜ、血液検査で判断できない早期のCKDを腎臓エコーで正確に診断できるのか?

From:権田
日付:2024年10月29日15:00

※「猫の宿命」とも言える腎臓病ですが…

2024年6月のことです。私たちは、腎泌尿器科専門医である日獣大の宮川優一先生を講師にお迎えし、教材ご購入者だけが受講できる特別なウェブセミナーを開催しました。

セミナーのテーマは、「腎臓エコーの描出と読影」です。先生もご存じのとおり、腎臓病と言えば「猫の宿命」とも言える病気です。

近年の研究では、15歳以上の猫の約半数が腎臓病に罹患するとの報告もあり、長寿の猫が増えている今、その診療技術は急速に重要性を増しています。

とくにCKD(慢性腎臓病)は早期発見、早期治療で予後が大きく変わるため、診断に直結する腎臓エコーは、「全ホームドクター必須の技術である」と言っても決して大げさではありません。

きっと先生も、興味をお持ちの分野だと思いますが…

講師紹介

講師紹介

宮川優一 先生
宮川優一 先生
宮川優一 先生
【プロフィール】
日本獣医畜産大学獣医学部獣医学科を卒業した後、2010年に日本獣医生命科学大学大学院で犬および猫の慢性腎臓病の早期診断の研究で博士(獣医学)号を取得。2011年より、日本獣医生命科学大学 獣医高度医療学教室助教に着任。同時に本学付属動物医療センターで腎臓科、循環器科を担当する。現在は、日本獣医生命科学大学 獣医内科学研究室第二 准教授を務める。

【講演】
・JBVP年次大会2013-2023(腎泌尿器について)
・WJVF年次大会2015, 2017-2024(腎泌尿器について)
・JBVPレクチャーシリーズ2015, 2018(いずれも腎臓病関係)
・動物臨床医学会年次大会2014, 2015, 2017, 2018,2023,2024 (いずれも腎臓病関係)
・日本獣医循環器学会 (春季合同学会) 2015, 2019,2022(いずれも腎臓病関係)
・獣医内科学アカデミー 2010, 2011, 2013, 2016-2020,2024 (いずれも腎臓病関係) など

※セミナーで語られた目からウロコの新事実

先生は、腎臓病の診断に自信がありますか?たとえば、猫のCKDを診断する場合。ガイドラインには、SDMA値が診断、ステージングの基準になるとの記載があるため、「CKDは血液検査をすればいい」と考えているドクターも多いと聞きます。

たしかにこの方法でも、ある程度の信頼性は確保できるでしょう。しかし、腎臓病症例の診療で国内トップクラスの実績をお持ちの宮川先生は、「CKDの診断において腎臓エコーが検査の要であり、バイオマーカーよりも信頼性が高く、確実である」とおっしゃいます。

つまり、腎臓エコー読影のポイントさえ知っていれば、SDMA値では判断できない早期のCKDでさえ発見、診断できるようになるのです。

しかもこれは、専門医だけができる特別な技術ではありません。この事実は、宮川先生がシークレットセミナーで語られた内容のひとつに過ぎませんが…

※専門医が解説した「腎エコー読影のポイント」

世の中にはさまざまなエコー教材があります。しかし多くの場合、腎臓エコーは「腹部エコーの中の一部位」として解説されており、腎臓だけを掘り下げて専門的に学べる機会はほとんどありません。

また、教えてくれる講師は、総合的な内科専門医か画像診断医であり、腎臓の専門医ではありません。

でも、猫が多く来院するようになり、腎臓病の診療技術の重要性が高くなっている今、もっと深く専門的な腎臓エコーの知識も必要だと思いませんか?

本教材の一番の特徴は、腎泌尿器科専門医である宮川先生が、専門医の視点から腎臓エコーを徹底解説した教材であることです。動画セミナーでは、国内で入手できるどの教科書にも書かれていない、本当に臨床に役立つ実践的な腎臓エコーを学べます。

「知っているかどうか?」だけで病変検出率が飛躍的にアップ!明日の臨床から、すぐに実践できます。

腎泌尿器科専門医が解説!腎臓エコー読影メソッド

追伸

11月1日(金)12:00にお申し込み専用ページをご案内しますので、
今しばらくお待ちください。