参加登録は8月30日(水)19時まで
IVRとは、血管から細いカテーテルを入れて、狭くなった血管をバルーンやステントで拡げたり、シャント血管をコイルで閉塞したり(血管系IVR)血管以外の部位の狭窄をステントを入れて拡げる(非血管系IVR)低侵襲治療法です。
手術を施すにはリスクが高い症例や、手術不可能な症例など、これまで手術をあきらめていた症例の治療の選択肢を増やしたいなら、このWebセミナーにご参加ください。
たとえば、一般的な門脈シャントの治療は、侵襲性も高く、動物への負担がかかります。
通常、門脈シャントの治療は、胸の下辺りから下腹部ギリギリまで大きく切開し、縫合糸でシャント血管を結紮することにより閉鎖します。
このような開腹手術は、身体の侵襲性も高く、合併症のリスクもあるため、動物への負担がかなり大きくなります。
ここで問題なのが、高齢や全身状態が良くない症例などでは、このような負担の大きい治療をあきらめるしかない場合もあることです。
また、診察の結果、手術が必要だが、重要な血管を巻き込んでいたり、重要な臓器に癒着していたりなど、手術が難しい場合には専門の大学病院でないと対応が出来ないこともあります。
手術を施すにはリスクが高い症例や、手術が難しい症例など、「何とかしたいけれど、手の施しようがない」といった症例に遭遇した経験があるのではないでしょうか?
もし、近隣に専門の大学病院があれば紹介できるかもしれませんが、地域によっては紹介が難しい院も少なくありません。
その場合、現在の獣医療では緩和治療を選択するしかないのです。
先生も、「できる治療があるのなら、何でもお願いしたい」と考える飼い主さんに対し、提案できる治療がなく、悔しい思いをされた経験があるかと思います。
IVRは、手術に比べて、身体の侵襲性が低く、これまで手術をあきらめていた症例にも「新しい治療選択肢」となります。
今回、登壇いただく川村先生も、IVR導入したことで、飼い主さんに寄り添った提案ができるようになり、門脈シャントをコイルで治療したり、腫瘍に対する動脈塞栓術を行ったりすると、飼い主さんから「動物でもこんなことができるんですね!」と、とても驚かれたり、喜んでいただけるようになったそうです。
ここまでご説明したように、IVRを導入するメリットはたくさんあります。しかし、人医療では「スタンダードな治療法」とされているIVRとはいえ、獣医療においては、まだその存在すら知らない先生もたくさんいらっしゃいます。
そのため、学校の授業はもちろん、専門書やセミナーなど、IVRの治療技術を学べる機会はほとんどないのが現状です。
そこで今回、ご自身の院でIVRを導入し低侵襲治療を実施されている、川村動物病院の院長である川村先生にお話いただくことになりました。
導入に関するノウハウはもちろんですが、導入したあとの躓いてしまうポイントとして「導入した後に、どのように学んでいったらいいかわからない」というお声も多くいただきます。
設備があれば簡単に誰でも実施できると思っていませんか?
実際は手技を行う上で細かなコツなどがたくさんあり、導入してからが大変です。
導入前、導入後の不安点を今回ご案内しているWebセミナーで解消してください!
そうすれば、、、
IVR治療を行える動物病院はまだまだ少ないです。
しかしIVRは患者の負担が小さく、今まであきらめるしかなかった症例にもアプローチを行うことができます。また多くの飼い主様が低侵襲を望みます。
今のエコー機器のようにいずれIVRもどの動物病院にも必須の時代がくるかもしれません。
そういった時代に備えるために多くの先生にIVRの有用性を理解していただき、より多くの動物たちの命を救ってあげてほしいと考えております。そのため多くの先生に参加していただきたい為、今回のWebセミナーの参加費は3,278円(税込) にしました。
後日、「アーカイブ配信」をご提供予定ですが、通常価格は8,778円(税込)での販売予定です。今回参加すれば、Webセミナーはアーカイブ配信版の半額以下です。もし、少しでも興味を持たれたなら、 今すぐWebセミナーにご参加ください。