前回リリースしました、「Dr.細谷の肝葉切除テクニック」。
とても大きな反響をいただき、ありがとうございました。
肝臓の解剖を3DCGで学べたり、開腹から腫瘍の摘出、縫合までの一部始終がみられるなど、他では決して学べない内容にきっとご満足いただけたと思います。
私たちのもとには、教材をリリースしてすぐに…
「こういう教材を待っていました」
「手術の映像が術者視点で、とてもわかりやすい」
「細谷先生の外科の技術をもっと学びたい」
など、たくさんの喜びの声が寄せられました。
日々、貪欲に新しい技術を学び、より良い診療を提供し続ける先生方の熱意には、いつも驚かされる思いです。
そして今回、先生の期待に応えるべく制作した、「Dr.細谷の動画で学ぶ腫瘍外科」シリーズ第2弾をリリースする準備が整いました。
第2弾の教材のテーマとなるのは、「腎臓摘出術」です。
今回も、前作と同じように3DCGを用いた解剖学や、細谷先生による腎臓摘出術の一部始終をまるごと公開しますが…
「腎臓の摘出ならできるよ」と思われたかもしれません…が、ちょっと待ってください。
例えば先生は…
これらのことをいくつご存知でしょうか?
もし、1つでも知らないことがあるのなら、この教材で学べる内容はとても重要です。
なぜなら、小動物外科のエキスパートである細谷先生から、最新の知見に基づいた腎臓摘出術をわかりやすく学べるチャンスだから。
「腎臓摘出術は自信がある」と思われている先生にも、ご満足いただける内容であるのを知っていただくため、今回学べる内容を少しだけご紹介しましょう。
先生はふだん、どのような術式で腎臓を摘出していますか?
きっと、腎臓をひっくり返すやり方を採用しているのではないでしょうか? この方法は、教科書に載っている一般的な腎臓摘出の術式です。
それほど難易度は高くありませんが、経験の浅い獣医師に多い失敗があるそうです。
それは、間違えて腎静脈を先に止めてしまうこと。
動脈を止める前に静脈を止めてしまうと、腎臓は、どんどんうっ血してしまいます。ひどい場合は、腎臓から多量の出血が起こることも…。
教科書的な「ひっくり返すアプローチ」は、このような失敗をしにくいメリットがあります。なぜなら、腎臓をひっくり返せば、簡単に腎動脈にアクセスできるからです。
腎臓をひっくり返すと腎動脈が先に見えるので、まずは、それを結紮。それから腎静脈を結紮し、尿管を切れば、摘出は完了です。
しかし、「必ずしも腎臓をひっくり返すのが正解ではない」と、細谷先生はおっしゃいます。
例えば症例の中には、動脈は止めたいけれど、
というケースもあります。このような場合、当然ですが、大きく開腹して腎臓をひっくり返すアプローチはベストな選択とは言えません。
では、どうすれば良いのか?
このような症例に有効なのが、細谷先生の実践する「腎門部先行アプローチ」です。
腎門部先行アプローチのメリットは、腎臓をひっくり返さずに動脈を止められること。つまり、教科書的なアプローチが使えない症例に有効な術式と言えます。
少しイレギュラーなやり方と感じるかもしれませんが、慣れれば安全かつ簡単に実施できる有効な術式です。
基本となるアプローチと合わせて習得すれば、手術の幅は大きく広がります。
腎臓の摘出において重要なのは、「どちらの術式が腎動脈にアクセスしやすいか?」を考えたうえで、症例に合わせた術式を選択すること。
そうすることで、安全かつ負担の少ない腎臓摘出術ができるようになるのです。
今回は、腎臓をひっくり返す一般的なアプローチはもちろん、腎臓をひっくり返さずに動脈を止められる腎門部先行アプローチも、細谷先生のわかりやすい解説で学べます。
まず、下の腎臓の3DCGをご覧ください。
これは、日常診療でよく遭遇する一般的な脈管のパターンです。
もし、CTを撮らずに腎臓を摘出するのなら、動脈(静脈)の本数、脈管の分岐などは、このパターンを想定しておくのが無難と言えます。
でももし、先生がこのパターンしか知らないのなら、注意しなくてはなりません。なぜなら、このパターンに当てはまらない症例もたくさんいるからです。
ひと言で「腎臓の脈管」といっても、そのバリエーションはさまざまです。
例えば、アオルタから出ている腎動脈が分岐せずに2本以上存在するケースは、犬猫ともに普通にあります。そのため、「動脈は1本のはずだ」と思い込まないよう注意が必要です。
また、横隔腹動脈が、アオルタからではなく腎動脈から出ているパターンもあります。これは、腎動脈の途中から、腎臓にいかない血管のあるパターンです。
さらに、静脈も1本だけとは限りません。
合流部までは2本に分岐しているパターンもあれば、はじめから2本以上の腎静脈があるパターンもあります。
これだけではありません。
症例の中には、あきらかな異常や奇形、珍しい走行パターンのものもいます。
脈管のパターンが変われば、当然、処理の方法も変わります。
腎臓摘出術をおこなう上で大事になるのは、「こういうパターンもある」のを知っておくこと。そうすれば、珍しい症例に遭遇しても、慌てることなく手術に臨めるはずです。
今回の教材では、脈管の基本形はもちろん、さまざまなバリエーション、異常走行や奇形など、引き出しを増やせる症例もご紹介します。
腎臓摘出術は、数ある外科手術の中でも、比較的リスクの低い手術です。そのため、独学で手術を学び、「腎臓が取れれば良い」と考える獣医師もいらっしゃると聞きました。
しかし、「腎臓摘出術は、学ぶほどに楽しみの多い手術である」と、細谷先生はおっしゃいます。
例えば…
など、腎臓摘出術のちょっとしたコツやポイントを知るだけで、今まで以上に手術の楽しみや獣医師としてのやりがいを感じられます。
避妊や去勢、脾摘などの外科をマスターした次のステップはもちろん、ぜひ、「外科の楽しみ」を味わえる手術として学んでみてください。
今回の教材は、腎臓の摘出に必要な知識を網羅しています。
腎臓の外科解剖学はもちろん、腎臓摘出術の基礎から実践、知っておきたい脈管のバリエーションなど、多数の写真と3DCG画像でわかりやすく学べます。
今から腎臓摘出術を学ぶ先生はもちろん、ある程度やり慣れている先生にも新しい発見があるはずです。
また、今回の教材には、症例解説も収録されています。
例えば、最初に学んでほしい「簡単に腎臓を摘出できる症例」をはじめ、「本来あるはずの血管がないアドバンスな症例」など、幅広いレベルの腎臓摘出術が学べます。
多くの症例に学べば、目の前の症例が「自分に対応できるのか、それとも紹介すべきなのか?」も正しく判断できるようになるはずです。
ぜひ先生も、細谷先生から腎臓摘出術を学んでください。そうすれば…
教材の内容を一部ご紹介すると…
今回のセミナー動画に収録された手術映像の一部は、他の症例とおなじ手技の場合、早送りをしている部分があります。しかし、そのような部分もじっくり見たいと思われる先生もいらっしゃると思います。そこで、ご購入者限定特典として、早送りされている部分も通常どおりの映像でご覧いただけるフルバージョンをプレゼントします。
今回も、セミナーで使用したレジュメをプレゼントします。これまでのレジュメは、DVD版がモノクロの冊子、VOD版は印刷の不可のPDFでお渡ししていました。しかし、今回のセミナーレジュメは、印刷可能なPDF形式でお渡しします。印刷したレジュメを用意しながらセミナー動画をみれば、大事なポイントを漏らすことなく腎臓摘出術を学べます。ぜひ、ご活用ください。
「もしかしたら、もう知っている内容ばかりかもしれない…」「内容を理解できるか不安だ…」「期待にそえる、教材なのか?」など、こう思われた場合もご安心ください。
なぜなら、DVD教材の内容にご納得できなければ返金させていただくからです。60日間、じっくりとDVDをご覧いただき、先生の選択が正しかったかどうかをご判断ください。
送料も、返金振込料も、弊社が負担させていただきます。返金保証が付いている、獣医師向け教材なんて、ほとんどありません。これは、今回リリースするDVD教材への自信そのものです。
いつもの安心 DVDでお届け |
すぐに見られる ネット配信 |
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FAX申込みはコチラ(代引のみ) | ※クレジット決済のみ | |
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教材内訳 |
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販売価格 49,980円 (税込54,978円) |
価格 | 販売価格 49,980円 (税込54,978円) |
あり(購入後60日間) | 返金保証 | 商品特性上なし |
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特記事項 |
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※安心の暗号化通信を採用しています。
この商品のお申込みフォームは、世界でもトップレベルである、グローバルサイン社のセキュリティシステムを利用しており、個人情報保護、セキュリティ強化のため、SSL暗号化通信を採用しています。お申込みの際に個人情報の漏洩は一切ありません。
今回の教材も、60日間返金保証がついています(ネット配信版は対象外)。
つまり、先生は、ご自身の選択が正しかったか、60日間かけて、じっくりと判断できます。今回の教材を手に入れる上で、先生に一切のリスクはありません。
DVDの在庫には限りがありますので、ご興味を持たれましたら、今すぐお申し込みください。
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