2015年ころから猫ブームが到来。「猫」が注目され、経済を活性化させることで「ネコノミクス」というニュースを耳にするようになりました。それから、6年以上たちました。
「猫の飼育頭数が犬を上回った」というのは周知の事実ですが、先生は、この事実をどのように感じますか?数年前よりも、猫の来院数が増えた実感はありますか?
正直なところ「それほど変わっていない」と感じていませんか?
実際、多くの動物病院が、おなじような感覚をお持ちです。「猫が犬より飼育頭数が多いはずなのに、猫の来院が劇的に増えている実感はない」と思っているのです。
ところが、猫の来院が増え続けている動物病院があるのも事実。
いったい、何が違うのでしょうか?
結論から申しあげますと、劇的に増えたわけではありません。
犬の飼育頭数が急激に減り続け、猫の飼育頭数が徐々に増え続けているだけです。
詳細は、下記のグラフをご確認ください。
2013年は犬が約870万頭、猫が約850万頭。
その後、犬が急激に減り続け、猫が徐々に増え続けた結果、2014年には犬と猫の飼育頭数が逆転しています。つまり、猫が急激に増えて、犬を追い越したのではありません。
ですが、この統計は、猫の来院が少ない理由とは、あまり関係がありません。
考えてみてください。
犬より猫の飼育頭数が多いなら、先生の病院は、犬より猫の来院数が増えるべきではないでしょうか?…
その理由は、犬に比べて、猫の飼い主は動物病院へ来ない傾向があるから。
実際、犬と猫にわけて、一頭あたりのワクチン接種額を算出すると下記の数字になります。
犬=約300円
猫=約150円
あるインターネット調査によると、飼い猫にワクチンを打っていると答えた飼い主は、全体の36.3%でした。しかし、多くの獣医師が、この数値に違和感をおぼえます。
実際、ある獣医師が独自に、猫の飼育頭数とワクチン検品数から算出すると、ワクチンを打っている飼い猫は、全体の8%しかなかったのです。
この事実を突き止めたのが、猫専門動物病院を開業する服部先生。服部先生は、これまでに15年以上、猫の専門医療に携わり、その活動が、多くのメディアから取材されています。
2016年4月に放送されたTBSの「情熱大陸」では、猫専門の獣医師として出演し、大きな反響を呼びました。
服部先生はおっしゃいました。
なぜ、猫の飼い主の多くが、犬の飼い主のようにワクチンを接種しないのか?
その理由は、いろいろありますが、決定的なのは「飼い主のストレス」だと…。
先生もご存じのとおり、診療の際、すごく興奮して暴れる猫は珍しくありません。中には、噛みついたり引っ掻いたりする猫もいますよね。
このようなケースで一番ストレスを抱えているのは、獣医師でもスタッフでもありません。
「もう、二度とこんな経験はしたくない」
と誰よりも思っているのは、飼い主なのです。
実際、服部先生によると、ある調査では、猫を病院に連れて行くのがイヤな飼い主は58%。
猫を病院に連れて行く前日、ストレスを感じる飼い主は39%というデータがあるとのこと。
飼い猫の健康管理を考えると、ワクチン接種は重要です。また、少しでも飼い猫に不調を感じたのなら、即、動物病院へ来院すべきではないでしょうか。しかし、猫の飼い主の多くが、動物病院へ行くことにストレスを感じ、動物病院から遠ざかってしまう…。
先生は、獣医師として、このような現状を見過ごせますか?
ひとりの獣医師として、猫の飼い主には、もっと積極的に動物病院へ来院して欲しいとおもいませんか?そして、一頭でも多くの猫の健康を守りたいとおもいませんか?
服部先生はおっしゃいました。
もし、猫を興奮させず、暴れさせずに診療したいなら?
そして、飼い主のストレスをなくしたいなら?
猫の飼い主が、気軽に通院できる病院にしたいなら?
「病院側が、猫の診療について、もっとこだわらなければならない」と…。
獣医師だけではなく、スタッフ全員が、猫の診療について、もっと多くの専門知識を持ち、意識を高めるべきとおっしゃいます。
実際、犬と猫とでは「持ち方」さえ違います。
さらに、犬と猫の飼い主の性格さえ違います。
猫は小さな犬ではありません。
ですが、先生もご存じのとおり、獣医大学では、猫の診療について専門的に学べません。
正しい方法を正しく実施すれば、暴れる猫を減らすことができるのに、その知識、技術を詳しく知っている獣医師は、とても希少です。
たとえば、服部先生の病院では、来院前から猫を興奮させないよう、飼い主へあることを指導します。
それは、使用するキャリーについてですが、あるタイプのキャリーを使用すれば、猫の興奮を大幅に抑制できるのです。
自宅でのキャリーの使い方にもコツがあります。そうすることで、猫が興奮することなく病院に来院することができるのです。
他にも…
診察時の工夫
検査時の工夫
入院室の工夫
投薬の工夫
猫にやさしい保定の工夫
など、猫診療の質を高めるための工夫は、たくさんあります。
今回JSFM(ねこ医学会)理事、専門の獣医師の服部先生に、猫にやさしい動物病院の作り方、猫と猫の家族を知る、猫の保定方法、をオンライン講座でレクチャーしてもらうことになりました。
ぜひ、オンライン講座に参加して、猫の飼い主の多くが通院をストレスに感じない、病院作りを目指しませんか?そして、もっと多くの猫の健康を守ってあげませんか?
LIVE講義を収録した動画をお渡しいたします。そちらで学ぶことができます。動画の視聴期限はありませんので、何度でも見直すことができます。
この講座は、服部先生が猫専門の獣医師として15年以上培ってきた猫の診療方法を学べる講座です。ZOOMを使ったLIVEセミナーを3回行いました。
LIVE講座を収録したものを動画でご提供いたします。動画の視聴期限もありませんので、何度でも見直すことができます。
この講座で先生が学べることは、服部先生の病院で行っている猫と猫の飼い主さんがストレスなく来院するための動物病院の作り方、猫と猫の飼い主の性格や考え方、看護師さんには、必ず身に付けていただきたい、暴れる猫の安全な保定方法、です。保定をおこなう看護師さんにもぜひご覧いただきたい講座内容です。
“LIVE講座アーカイブの一部を切り取って限定公開中”
10余年前、英国から端を発した「キャット・フレンドリー」は今世界各地のキャット・フレンドリー・クリニック(CFC)で実践され、各地の文化や慣習に準えて「真のキャット・フレンドリー」に昇華されつつあります。アジア太平洋地区を代表するCFC「東京猫医療センター」で実践される猫の看護・保定・飼主コミュニケーションの実例を解すれば、猫をバスタオルで巻いただけの偽「キャット・フレンドリー」から脱却できる好機です。「天井走り猫」「空飛び放尿猫」「手首掻割き猫」はもはや過去のもの。「いや、もう猫の診療は時間がないからイイよ…」というベテラン獣医師から「猫は診察室では触れないから…」という新卒獣医師まで、猫に関わる全ての獣医師そして獣医療スタッフに送る、目からウロコしか出ない虎の巻です。
くわはら動物病院 桑原 岳先生
“LIVE講座アーカイブの一部を切り取って限定公開中”
「猫は小さな犬じゃない!!」と言われ始めて、早二十数年。そうは言われても、「どうしたら良いのか分からない」と言い訳を並べて、何も変わらず、何も変えず、早ン年。この講座には、猫医療のスペシャリストである服部幸先生が、猫の診療に欠かせない、考え方から方法まで、必要不可欠なエッセンスが余すところなく公開されています。1つずつでも良いですから、「変えていくこと」が、来院した猫と獣医師に快適さをもたらすのに疑う余地はありません。「何事も最初の一歩から」。さぁ、講座に参加して、猫にやさしい診療に今から取り組みましょう。
マーブル動物医療センター 難波信一先生
“LIVE講座アーカイブの一部を切り取って限定公開中”
今まで何となくこうやれば良いかなといった保定やハンドリングをしていましたが、今回のセミナーで自分がやっていることが合ってこともたくさんありましたが、不十分な点もあることが分かり、早速明日からスタッフに伝えていこうと思いました。かっちりした学術的なセミナーではなく、このような実践的なセミナーがあると、すぐに実践できて現場力が上がるので、とても良いことだと思います。
服部先生のセミナーはとても毎回興味深くて楽しかったです。なるほどと目からうろこでした。猫が好きなので、これからもいろいろと猫のこと勉強していきたいので普通のセミナーでは聞けないちょっとしたこととかお話を聞ける機会があるといいと思いました。ありがとうございました。今後のセミナーも楽しみにしています
来院される猫とそのご家族に今よりもさらにやさしくできることはないのかを知りたかった。においに関して、部屋や器具などのにおいは注意していたが、服を着替えることは盲点だった。ウサギの話も。明日から実践します。当院の入院室は犬・猫分かれていますが、犬入院室だけ防音です(鳴き声対策)。猫入院室も防音にすれば良かったと開業して気づきました。開業して11年目ですが、ずっと後悔しています。
今回のライブセミナー内容(アーカイブ版)は、教材がベースとなっています。しかし、教材内容をさらに深堀した、また、アップデートされた内容となっています。
すでにリリースされている教材収録時間が96分でした。今回の各講義は1回90分を超えます。3回ですから270分以上です。教材の約3倍の内容を学ぶことができます。
また、教材では猫の保定については、スライドをもとにして、さらっと話をしていました。今回は猫の保定など動画も使って解説していただきます。猫にやさしい病院作りをより深く、そして、わかりやすい内容となっています。
猫の診療に苦手意識のある獣医師の方々にご参加いただき、服部先生に猫の診療について困っていること、知りたいことを質問してもらいました。例えば、このような質問です。
など15の質問に回答いただきました。
コロナ感染によって、テレワークやステイホームする人が増えました。その結果、家で猫を飼うようになった人が増えています。今後も猫を飼う世帯は増え続けるでしょう。
実際、先進国では、犬よりも猫を飼う傾向が多くみられます。ですが、さきほどもお伝えしたように、猫の飼い主は、動物病院へ行くのをストレスに感じがち…。これでは、守れる命も守れませんよね。
ぜひ、今回のライブセミナー(アーカイブ版)で、猫の飼い主がストレスを感じないような病院運営を実現し、もっと猫の来院を増やせるようになりませんか?そして、もっと多くの猫の健康を守りましょう。
また、これまで多くの動物病院で収益基盤だった犬は、今後も飼育頭数の減少が考えられます。
この先の病院経営を考えると、猫の来院を増やすことは避けてとおれません。ぜひ、この機会に、犬の来院数と猫の来院数が同じになるような病院を目指しませんか?
服部先生はおっしゃいました。
猫にやさしい動物病院を作りには「スタッフの理解がとても重要」と…。
たとえば、猫の来院があったときは、全員が静かに話すことを心がける。身振り手振りを、なるべく小さくする。まばたきを、なるべくゆっくりする。
「シー」という音は、絶対に使わないなど、スタッフは、猫の診療について多くのルールを覚えなければなりません。
つまり、もし、先生が猫にやさしい動物病院を作りたいなら先生だけではなく、勤務医や動物看護士にも、正しい知識の習得が必須。
ぜひ、このLIVE動画を、スタッフの研修教材としてご活用ください。そして、チーム一丸となって、猫の飼い主が通いやすい環境を作りましょう。
ここまで読み勧められたということは、猫にやさしい病院作りの必要性をお考えですよね。もしかすると先生にとって知っている内容かもしれません。
しかし、猫の保定など看護師さんにとっては、目新しいことではないでしょうか。
病院のスタッフの研修教材として、何度でも学習できるとしたら、、、、猫専門獣医師である服部先生から学ぶことでできるとしたら、、、先生にとっていくらの価値があるでしょうか?
このLIVE講座(アーカイブ版)の参加費は、49,980円(税抜)です。ですが、今回は年末年始キャンペーンということで、2万円OFFの29,970円(税込)で参加できるようにしました。
1つ目の道は、積極的に猫にやさしい病院作りをしないという道です。
この場合、おそらくまわりの病院がどんどん猫にやさしい病院作りをおこない、猫の来院を増やしていくことでしょう。
これからの時代、猫の飼い主さんが来院しやすい動物病院の重要性は増すばかりなので、気づいたときには手遅れだった…そんな事が起きてしまうかもしれません。
猫にとっても、猫の飼い主にとってもあまりやさしい選択ではないのではないでしょうか。
2つ目の道は、猫にやさしい病院作りを自分でやるという道です。
きっと動物思いの先生なら地道に行うことでいつか猫の来院が増える病院を作れることでしょう。ですが、その「いつか」はいつやってくるかは誰にもわからないことです。
しかも、普段の診療をしながら、試行錯誤するのは、とても大変なことではないでしょうか。
3つ目の道は、服部先生から直接LIVE講座で、猫にやさしい病院作り、猫と猫の飼い主さんの特徴、猫の保定を学ぶことです。
各LIVE講座(アーカイブ)はそれぞれ1時間半あり、かなり深いところまでお話いただきました。必ずスタッフの方にもご覧いただきたい内容です。ぜひ、服部先生のLIVE講座(アーカイブ版)を受けて、病院一丸となって、猫の来院が増える病院を目指してみませんか?
どの道を選ぶかは、先生次第です。でもきっとここまで読んでくれたということは、先生のもう決まっていますよね?
もし、このLIVE講座(アーカイブ版)に少しでも興味を持たれたなら、下記のボタンをクリックして、ご参加ください。