先生は、眼科診療に自信がありますか?
これまでの大学教育では、眼科は外科や内科の一部として扱われてきました。しかし、5年ほど前にはじめてカリキュラムに「眼科学」が組み込まれました。
そのため、眼科診療をしっかりと学んだ先生もいれば、教科書の中のごく一部でしか学ばなかったという先生もいらっしゃいます。
つまり、全科目の診療が求められるホームドクターの間でも、「系統的に眼科診療を学んだかどうか」で大きな差がつく診療科目と言えます。
たとえば…
先生は、どのように検査をおこないますか?
まずは、じっくりと眼球や歩き方を観察するはずです。しかし、眼が赤く充血していること以外に異常がみられなければ、結膜炎という診断に落ち着かせることが多いのではないでしょうか。
とりあえず消炎剤や抗生剤で様子を見るという先生も少なくありません。
もしかすると、先生もこのような診療をしていませんか? これは、極めてリスクが高い診療であると言えます。
なぜなら、眼の充血は結膜炎だけでなく、緑内障やぶどう膜炎など、失明にいたる重篤な疾患の可能性もあるからです。
涙液もスリットも見た、また、水晶体や眼底にも異常がない、ぶどう膜炎もない、「結膜にのみ変化がある」ところまで検査して、はじめて結膜炎と診断できるのです。
「眼が赤い=結膜炎」という診断は、「皮膚が赤い=アトピー性皮膚炎」と診断するのと同じくらいのリスクがあります。
先生もご存じのとおり、皮膚が赤くなるのはアトピー性皮膚炎だけではありません。感染症、擦過傷、腫瘍でも赤くなります。
様々な可能性を考慮せず、見た目だけで安易に診断を下した結果、どんどん臨床症状が進行して「もう、眼球摘出しか手がなくなった」という経験をされてはいませんでしょうか。
本当なら、内科療法だけで治療できていたにもかかわらず…
眼科診療を系統的に学んだことのない先生は、
「眼科検査はよくわからないし、なんだか面倒くさそうだ」
「高額な眼科検査機器は揃えられない」
「検査機器を使いこなすのも難しそう」
などの印象をお持ちではないでしょうか?
しかし、このようなイメージはすべて間違いだと断言できます。
たしかに、眼科専門医が使用する機器には、とても高額な検査機器や特殊な装置もあります。ですが、ホームドクターが眼科診療をする上で、これらの機器は必要ありません。
安価な最低限の検査機器だけでも、十分なスクリーニングができることはもちろん、順序立てた検査のやり方を覚えれば、眼科疾患の誤診や見落としは大幅に減らせるのです。
では、具体的にどうすれば良いのか?
今回、ホームドクターのための眼科診療のポイントを教えてくれる講師は、大阪府立大学 生命環境科学研究科 教授を務める長谷川先生です。
今回の教材のテーマは、「ホームドクターのための眼科診療」です。
これから眼科診療をはじめたい先生はもちろん、順序立てた眼科検査のやり方を学びたい先生や、眼科診療に苦手意識をお持ちの先生に向けた内容となっています。
わかりやすさに重点を置いているため、セミナーや勉強会ではなかなか質問しにくいような眼科診療の基礎から、検査機器の使い方、一連の検査の手順まで、詳しく解説しています。
ホームドクターのための眼科診療ですので、専門診療で使われるような高額な検査機器や特殊な機材などは必要ありません。
安価な最低限の検査機器さえ揃えれば、明日から実施できる内容です。
では、どれだけわかりやすく眼科診療を学べるのか?
少しだけ内容をご紹介しましょう。
まずは、基礎の部分です。
眼科診療をはじめるには、必ず押さえておくべきポイントがいくつかあります。
たとえば、眼科疾患を診断するには、最低限の眼科解剖学は欠かせません。
眼球はどのように構成されているのか、角膜や前房、毛様体、網膜などの位置関係を知ることが、眼科診療の第一歩です。
今回の教材では、最低限押さえておくべき眼科解剖学から学んでいきます。
また、眼科疾患にはどのような病変があるのかを知ることも重要です。
たとえば、眼には白い病変や赤い病変などがありますが…
異常のある部位に、どのような病変があるのかを特定するためには基礎知識が欠かせません。
また、確認した病変を記録するカルテ記入も重要になります。
なぜなら、見落としや所見の取りこぼしを防ぐことはもちろん、系統的な眼科検査をマスターする上で、とても有効だからです。
今回は、このようなセミナーや勉強会では質問しにくい眼科診療の基礎を、図や実例を見ながら詳しく学ぶことができます。
眼科検査には、当然、眼科専用の検査機器が必要です。
とは言え、一次診療施設でおこなう眼科検査では、専門診療で使用するような高額な検査機器を揃えるには迷いがでてくるのではないでしょうか。
最低限の検査機器とその使い方さえ覚えれば、明日からでも眼科診療を系統的におこなうことが可能です。
では、具体的にどんな検査機器を揃えれば良いのか?
長谷川先生は、トランスイルミネーターと凸レンズ(倒像レンズ)、そして眼圧計さえあれば、一連の系統的眼科検査ができると言います。
眼科専門医がスクリーニングをする場合でも、この3つの検査機器さえあれば、初期に必要な検査ができてしまいます。
今回は、最低限揃えるべき検査機器として、トランスイルミネーターと凸レンズ(倒像レンズ)、ならびに眼圧計の使い方をわかりやすくご説明しますが…
基本的な眼科検査のやり方を覚えたあと。
もしかすると、「もっと検査の幅を広げたい」と思うかもしれません。今回は、そんなときに有効な、「あると便利な検査機器」の使い方も詳しく解説します。
たとえば、そのひとつが細隙灯顕微鏡です。
細隙灯顕微鏡はスリットランプとも呼ばれます。細隙灯顕微鏡は安価とは言いにくい機器ですが、これがあると眼科検査の幅は大きく広がります。
たとえば、細隙灯にCCDカメラを取り付ければ、外部モニターに大きく眼の画像を映し出すこと可能になります。
つまり、細隙灯顕微鏡検査ができれば、スタッフとの情報共有はもちろん、飼い主さんへの病気説明も、しやすくなるのです。
今回は、眼科検査の基本を覚えたあと、もっと検査の幅を広げてもらうために、細隙灯顕微鏡検査の基礎から実践まで、詳しくご説明します。
眼科検査は、明室と暗室の2つの環境でおこないます。
明室下の検査では主に、
などをおこないます。
はじめにおこなう視覚機能の評価では、患者さんの眼が見えているのかどうかを調べるための検査を実施します。
具体的には、動物の歩様状態のチェック(行動観察)や威嚇瞬目反応検査、綿球落下試験、障害物試験などをおこないます。
検査は簡単に実施できますが、「何を見れば良いのか」、その目的をしっかりと把握していなければ有効な検査はできません。
眼瞼や眼球、涙液の状態をチェックするときも、ただジーッと観察するのではなく、「何を見るのか」を理解した上で観察することが重要です。
今ご説明したのは明室下の検査の概要ですが、暗室においても、
などの検査をおこないます。
DVDでは評価のポイントや検査時の注意点など、適切な眼科検査をおこなうコツをわかりやすく解説します。
ひと通りの眼科検査を学んだあと、先生を悩ませることがあります。
それは、「実際の臨床現場では、具体的にどの順番で検査すれば良いのか」です。
眼科検査は、明室と暗室の2つの環境でおこないます。検査ごとにパチパチと電気を切り替えても良いのですが、できることなら効率良く検査したいですよね。
今回は、この問題をクリアするため、一連の眼科検査を長谷川先生のデモンストレーションを見ながら学べるようになっています。
検査時の手元や動物の保定のポイントなどは、ぬいぐるみを用いたデモンストレーションで、また、一連の検査は本物の動物を用いたデモンストレーションで学べます。
「論より証拠」、「百聞は一見にしかず」などの言葉があるとおり、実際の検査を目で見ることで学べる内容はたくさんあります。
ぜひ先生も、長谷川先生から眼科検査のコツを学んでください。そうすれば…
この度、大阪府立大学大学院生命環境科学研究科所属のアジア/日本獣医眼科専門医、長谷川貴史先生が講演されます、獣医眼科学の眼科検査手技を解説した教育用DVDが、医療情報研究所より刊行されますことお喜び申し上げます。本教材は、大阪府立大学生命環境科学域附属獣医臨床センターが主催しているOPUVMCセミナーで同先生が講演されました「ホームドクターの動物眼科診療;最低限の設備で最大限の診察効率を!」を全面改訂したものです。最低限の検査器材で、最大限の検査所見が得られる基本的な眼科検査手技が丁寧に解説されており、正確な診断と治療に必要となる正しい眼科検査手技を基本から学びたい先生方のみならず、今一度、眼科検査の基本を学び直したい中堅の先生方にもご満足いただける内容になっています。また、DVD動画教材だけでなく、問診票や眼科用カルテ、簡易解説書も添付されていますので、先生方の病院におけます眼科診療にこれら教材・資料を活用していただけましたら幸いです。
DVDに収録された長谷川先生の講義がまとめられた、レジュメ冊子をお渡しいたします。DVDをじっくり視聴するお時間がなければ、まず、この冊子から先に目をとおしてください。そして、気になる個所の映像から視聴していただければ、効率のよい学習が可能です。もちろん、復習用のテキストとしてもご活用いただけます。
もうひとつの特典は、眼科カルテと眼科問診票です。眼科診療において、カルテの記載はとても重要なポイントです。なぜなら、見落としや所見の取りこぼしを防ぐことはもちろん、系統的な眼科検査をマスターする上で、とても有効だからです。今回は、検査内容の取捨選択する情報が得られる、長谷川先生が使用している眼科問診票もプレゼントします。
「もしかしたら、もう、知っている内容ばかりかもしれない…」「内容を理解できるか不安だ…」「期待にそえる、教材なのか?」など、こう思われた場合もご安心ください。
なぜなら、DVD教材の内容にご納得できなければ返金させていただくからです。60日間、じっくりとDVDをご覧いただき、先生の選択が正しかったかどうかをご判断ください。
送料も、返金振込料も、弊社が負担させていただきます。返金保証が付いている、獣医師向け教材なんて、ほとんどありません。これは、今回リリースするDVD教材への自信そのものです。
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