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日付:2026年〇月〇日12:00
「手術前日の夜9時以降は、絶水・絶食」。きっと先生も、過去にこう教わってきたのではないでしょうか。
しかし、KyotoAR動物高度医療センターの循環器科長を務める古越先生は、こう警鐘を鳴らします。
「絶水という一律の対応が、心疾患症例を重度の脱水に追い込んでいるケースがあります。麻酔まで数時間あれば、手術当日の朝に水を飲んでも問題ありません」と。
つまり、良かれと思っておこなってきた処置が、致命的なリスクになっている可能性があるのです。
他にも、もし先生が「術前は必ず輸液をおこなう」「ステージB2なら麻酔リスクは低い」「心エコーは必ず横臥位で撮る」と考えているのなら、今がその古い常識を見直す絶好のタイミングと言えます。
なぜなら、これらの慣習は、最新のエビデンスによって既にアップデートされており、現場ではリスクとなる可能性さえあるからです。
講師紹介
ふるこし まや
Profile
KyotoAR動物高度医療センター循環器科長、JACCT心臓血管外科主任。工学博士。大学病院研修医を経て一次診療での臨床経験を積む側ら、獣医療での心臓外科手術、人医療での循環器疾患に関する研究に携わるなどの経験を持つ。現在は、自ら執刀医として心臓外科手術に熱意を注ぎつつ、一次診療で即実践できる循環器診療の普及に尽力している。
一次診療では、心雑音が聴取される動物に遭遇する機会は少なくありません。その多くが「無症候期」のステージB2に分類されます。
「B2なら、まだ安全に麻酔できる」と考えるかもしれません。しかし実は、この判断こそが、一次診療の現場にもっとも深く浸透している危険な思い込みなのです。
心臓外科医として数多くの「B2症例」を精査してきた古越先生は、こう語ります。
「紹介元では『安定したB2』と診断されていても、詳しく精査すると、実際には病態が進行している症例は少なくありません。誤った重症度評価は、麻酔リスクに直結します」。
つまり、B2は「安全な時期」ではなく、「症状が表に出ていないだけで、水面下では心臓が無理をしている時期」なのです。
では、どうすればB2症例の真のリスクを見極められるのか。その答えが、本教材で解説される「術前評価に特化した心エコー戦略」です。
犬猫の長寿化に伴い、心疾患を抱えながら他の手術を必要とする症例が急増しています。
10歳以上の犬の30%以上がMMVD、猫の7頭に1頭がHCMに罹患しているというデータもあり、避妊・去勢や歯科処置などの日常的な麻酔において「隠れた心疾患」はもはや日常の一部です。
かつての常識に基づいた不十分な術前評価は、今や致命的なリスクを招きかねません。
本動画セミナーでは、最新エビデンスに基づき「この症例に麻酔をかけていいのか」を科学的に判断するための循環器医の思考プロセスをわかりやすく学べます。
古い常識を手放し、最新の知見でアップデートする。それは先生にとって、そして先生のもとを訪れる動物たちにとって、何よりも価値のある学びになるはずです。

4月1日(水)12:00にお申し込み専用ページをご案内しますので、
今しばらくお待ちください。