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こんな「古い常識」を信じていませんか?
「手術前日の夜9時以降は、絶水・絶食」
先生も大学時代、あるいは研修医時代に、そう叩き込まれた経験があるのではないでしょうか。ひと昔前までは、それが「麻酔の安全」を守る鉄則だと信じられてきました。
しかし、KyotoAR動物高度医療センターの循環器科長として、数多くの心疾患症例と向き合い続けてきた古越真耶(ふるこしまや)先生は、こう警鐘を鳴らします。
「実は、絶水という一律の対応が、心疾患症例を重度の脱水に追い込んでいるケースがあります。麻酔まで数時間あれば、手術当日の朝に水を飲んでも問題ありません」
つまり、良かれと思っておこなってきた当たり前の処置が、取り返しのつかない事故のリスクになっている可能性があるということ。
例えば先生は、他にもこんな常識を信じていませんか?
- 手術前は必ず輸液をおこない、術中も必ず5 ml/kg/hrでの輸液は必須
- 僧帽弁閉鎖不全症(MMVD)ステージB2なら、麻酔リスクはまだ低い
- 輸液量は一度設定したら、手術が終わるまで変更しない
- 心エコーは、必ず横臥位で撮らなければならない
もし、ひとつでも「何が間違いなのか」と思われたのなら、今がその古い常識を見直す絶好のタイミングと言えます。なぜなら、これらの慣習は、最新のエビデンスによってすでにアップデートされており、現場ではリスクとなる可能性さえあるからです。
中でも、特に見直しが必要なのが「ステージB2」の評価。なぜ、ガイドライン上の「無症状」が、術中の「致命的な罠」へと変わるのか。その見過ごされがちな事実を、少し詳しくお話ししましょう。
ステージB2は、本当に安全なのか?
先生は今まで、どれだけの「ステージB2」症例に麻酔をかけてきたでしょうか。
避妊・去勢手術、歯科処置、腫瘤切除…。一次診療の現場では、心雑音が聴取される動物に遭遇する機会は決して少なくありません。そして、その多くがACVIM(米国獣医内科学会)のガイドラインにおいて「無症候期」のステージB2に分類されます。
そんな症例を前に、「ステージB2なら、まだ安全に麻酔できるはずだ」と考えたかもしれません。でも実は、この「B2だから大丈夫」という判断こそが、一次診療の現場にもっとも深く浸透している危険な思い込みなのです。
心臓外科医として、紹介されてくる数多くの「B2症例」を精査してきた古越先生は、その実態をこう語ります。
「紹介元では『安定したB2』と診断されていても、いざ詳しく精査すると、実際には心臓の病態が進行している症例は少なくありません。誤った重症度評価は、そのまま麻酔のリスクを高めることに直結します」
つまり、ステージB2は「安全な時期」を指すのではなく、「まだ症状が表に出ていないだけで、水面下では心臓が無理をしている時期」なのです。「B2だから大丈夫」という判断は、ステージ分類という大きな枠だけを見て、その内側の「重症度のグラデーション」を見落としている状態に他なりません。
では、どうすればB2症例の真のリスクを見極められるのか。その答えが、本教材で詳しく解説される「術前評価に特化した心エコー戦略」です。
心疾患が増えている今
「重要なアップデート」です
獣医療の進歩、栄養管理の向上などにより、犬猫の平均寿命は確実に延びています。
それは大変喜ばしいことですが、一方で「心疾患を抱えながら、他の疾患の治療や手術を必要とする症例」が増えているのも、また事実です。
統計データを見ると、その深刻さが浮き彫りになります。
10歳以上の犬の「約30%以上」がMMVDを抱えている。猫においても、7頭に1頭がHCM(肥大型心筋症)に罹患しており、7歳以上では約30%という報告もあります。
避妊・去勢手術、歯科処置、そして腫瘤切除。
これら一次診療で日常的におこなう処置において、「実はこの子、心疾患を抱えていました」というケースは、もはや例外ではなく、日常の一部になりつつあります。
もし、10年前、20年前の常識に基づいた不十分な術前評価のまま麻酔をかけてしまったら…。かつての「当たり前」が、致命的なリスクを招きかねません。
日々の処置の安全性を底上げし、ご家族に心からの安心を提供するには、術前評価の知識を最新のエビデンスに基づいてアップデートすることが不可欠です。
そこで今回、高度医療の最前線と一次診療の両方を熟知する古越先生にご協力いただき、最新のエビデンスに基づいた「術前評価に役立つ心エコー」を学べる教材をご用意しました。
本教材は、単なる心エコーの技術解説ではありません。
一次診療で日常的に遭遇するMMVDやHCMを中心に、「この症例は麻酔をかけていいのか」という術前評価におけるもっとも重要な判断を、科学的根拠に基づいておこなえるようになることを目的にしています。
古い常識を手放し、最新の知見でアップデートする。心疾患症例が増え続ける今、それは先生にとって、そして先生のもとを訪れる動物たちにとって、何よりも価値のある学びになるはずです。
講師紹介
古越 真耶先生
ふるこし まや
- Kyoto AR 動物高度医療センター 循環器科長
- JACCT 動物心臓血管ケアチーム 心臓血管外科 主任
Profile
KyotoAR動物高度医療センター循環器科長、JACCT心臓血管外科主任。工学博士。大学病院研修医を経て一次診療での臨床経験を積む側ら、獣医療での心臓外科手術、人医療での循環器疾患に関する研究に携わるなどの経験を持つ。現在は、自ら執刀医として心臓外科手術に熱意を注ぎつつ、一次診療で即実践できる循環器診療の普及に尽力している。
- 【略歴】
- 2007年
- 日本大学生物資源科学部 獣医学科卒業
- 2022年
- 北海道大学総合化学院生物化学専攻 博士過程修了 (工学博士)
- 2007-2010年
- 日本大学動物病院 全科研修医(前期2年 全科インターン、後期2年 内科専科)
- 2010-2025年
- 横浜市、滋賀県の一次診療施設にて勤務
- 2014年
- 国立循環器病研究センター研究所 非常勤研究員として人工血管および
人工弁などの開発に携わる - 2016年
- 現JACCTの前身 近畿動物医療センター循環器科にて心臓外科を始める
- 2025年
- Kyoto AR動物高度医療センター循環器科の常設科として始動
- 【メディア掲載履歴】
- エデュワードプレス VETERINARY BOARD 2025年10月号
「進行した僧帽弁閉鎖不全症に適応する外科的治療」ステージB2に対し外科的治療を行った症例 - 中山泰秀, 古越真耶. アクセス応用をめざす「バイオチューブ」人工けっかんとは?
腎と透析, 2018;85;52-54. - 中山泰秀, 古越真耶. 血管再生の最前線2.
バイオチューブ再生血管の開発:バスキュラーアクセスへの応用を目指して.
最新医学社「腎代替療法・機械工学と再生医療」, 2017;65:1693-1700. - 中山泰秀, 古越真耶. Type Cバイオチューブがもたらす人工血管のイノベーション.
医工学治療「近未来の人工血管-ヒトの血管にいかに近づけるか-」, 2017;29:161-166.
- 【講演歴】
- 2022年
- Kyoto AR Webセミナー 「内科か外科か? 僧帽弁閉鎖不全症の治療先着」
僧帽弁閉鎖不全症に対する内科治療、外科治療それぞれの視点からの治療bについて
実例を出しながら解説。 - 2023年
- Kyoto AR Webセミナー 「肺水腫を疑う犬・猫がきたら」
動物看護師や若手獣医師を対象にした肺水腫の発症を疑われる症例が来院した際に
考えること、実施するべきことを解説。 - Kyoto AR 実習セミナー 心電図実習 「心電図の変化を捉える・考える」
心電図検査をいつするべきか、何がわかるかなどを実際にデモ犬を用いて
ハンズオンセミナー - Kyoto AR 実習セミナー 心エコー実習
「心エコー図検査 基本の断面をマスターしよう」
心エコー図検査の基本とも言うべき各断面の描出の仕方を、モデル犬を用いて
ハンズオンセミナー - 2024年
- Kyoto AR 実習セミナー 心エコー実習1「基本断面の描出をマスターする」
心エコー図検査における基本断面を正しく描出するコツを講義し、デモ犬を用いた
ハンズオンセミナー形式のセミナー - Kyoto AR 実習セミナー 心エコー実習2 「基本的な計測を見直す・マスターする」
正しい基本断面の描出から、血流速度や心腔サイズの計測など、計測にあたっての
詳細を講義しながらデモ犬を用いたハンズオン形式のセミナー - Kyoto AR Webセミナー 「心臓病の外科手術」
僧帽弁閉鎖不全症のステージ判断と手術を提示するタイミング、また、手術の内容と
手術のメリットなどを解説加えて、先天性心疾患からは動脈開存症の診断から手術の
実施までを実際の諸例を交えて解説。 - 2025年
- Kyoto AR 対面セミナー 「その心雑音、どうします?」
心雑音が聴取された症例に対して、多くみられる心疾患を中心に診断および治療までを解説。 - Kyoto AR 実習セミナー 心エコー実習1 「心エコーの基本断面からPOCUSへ」
基本断面の描出を横臥位で確実に描出し、状態の悪い症例への心エコーを想定して
立位での基本断面の描出をデモ犬を用いてハンズオン形式のセミナーとして実施。 - Kyoto AR実習セミナー 心エコー実習2
「心エコー図検査の計測法 僧帽弁閉鎖不全症をエコーから考える 」
僧帽弁閉鎖不全症の診断において心エコーは必須の検査であり、ステージ分類および
重症度評価への考え方を交えてデモ犬を用いてハンズオン形式のセミナーを実施。 - 2025年 ベーリンガーインゲルハイムアニマルヘルスジャパン株式会社主催
心エコーセミナー
各病院に訪問し、僧帽弁閉鎖不全症のStage B2の診断を心エコーの観点から解説し、
講義と心エコーの検査方に対してハンズオンセミナー形式で実施。
本教材が支持される「5つの理由」
1
心疾患の「術前評価」に特化
世の中には、心エコーを解説した優れた教材がいくつも存在します。
しかし、それらの多くは「基本断面をどう描出するのか」「心疾患をどう診断するのか」という、いわば網羅的な知識にとどまっているのが現状です。
もちろん、心エコーの習得において、繊細なプローブ操作や病態を紐解く論理的な思考は欠かせません。
ですが、外科手術を控えた臨床現場で、先生がもっとも悩み、かつ決して間違えてはならないのは、収集した情報の先にある「評価」ではないでしょうか。
本教材が他の心エコー教材と一線を画すのは、「この症例は今、麻酔をかけても大丈夫なのか」という術前評価を徹底的に掘り下げている点にあります。
一か所の計測ミスや血圧・心電図検査の省略は、術中の突然の心停止や合併症などの取り返しのつかない事態に直結しかねません。
だからこそ本教材は単なる手技の解説にとどまらず、リスクを最小化するための「重症度判断の基準」を、エビデンスに基づいて徹底的に深堀りしました。
とは言え、いきなり難解な理論を振りかざすわけではありません。正確な評価をおこなうためには、揺るぎない基礎が必要だからです。
本教材では、プローブの当て方といった初歩から始まり、基本断面の描出、読影と診断、そして最終ゴールである術前評価のポイントまで。
実症例を交えながら、段階的にステップアップできる構成をとっています。
視聴後、これまでバラバラだった断片的な知識が「安全な麻酔のための論理」という一本の線として繋がっていく。その確信こそが、先生の臨床を支え、動物の命を守り抜く最大の武器になるはずです
“これから本格的に心エコーを学ぶ先生にも、最適な第一歩になります”
2
一次診療のリアルを熟知した心臓外科医の知見
KyotoAR動物高度医療センターで循環器科長を務め、JACCT(動物心臓血管ケアチーム)で自ら難易度の高い心臓外科手術も執刀する古越先生。
その知見が他の循環器医と決定的に異なるのは、高度医療の最前線に身を置きながらも、15年にわたって一次診療の現場で数多くの症例と向き合い続けてきた点にあります。
つまり、循環器医としての理想を熟知しながら、限られた設備や時間、そしてご家族との対話の中で最善を尽くさねばならない。そんな「一次診療のリアル」を深く理解されています。
心臓外科医の視点は、内科医以上にシビアです。術前評価のわずかな甘さが、術中の取り返しのつかない事態に直結する。その事実を、誰よりも重く受け止めているからです。
本教材では、古越先生の膨大な臨床経験に基づき、「不十分な術前評価が招く真の恐怖」を明らかにするとともに、「限られた検査項目の中で、絶対に見落としてはいけないポイント」を徹底解説。
循環器医の高度な知見を、一次診療の現場ですぐに機能する戦略へと昇華させた講義は、先生の明日からの判断を支える、もっとも信頼できる指針となるはずです。
3
日常診療で困りがちな心疾患を「症例ベース」で攻略
教科書の中の典型的な画像と、目の前の症例画像。そこには、常に埋められない溝が存在します。本教材の目的は、その溝を論理的な思考で埋め、学んだ知識を明日の臨床から活かしていただくことです。
そのため講義の中心には、一次診療で避けては通れない犬の僧帽弁閉鎖不全症(MMVD)や、猫の肥大型心筋症(HCM)を据えました。
実際のエコー画像や計測数値を、いかにして術前評価へ落とし込むのか。その思考プロセスを、症例ベースで徹底的に深堀りします。
また、心室中隔欠損症(VSD)や大動脈弁下狭窄(SAS)、閉塞性肥大型心筋症(HOCM)、肺動脈狭窄症(PS)といった判断の難しい疾患も網羅。さまざまな病態を前に、現場で迷わず最適解を導きだすための応用力を養います。
特に、先生に知っておいていただきたいのが、「MMVDを併発した子宮蓄膿症の犬」といった、緊急性とリスクが交差する症例への対応です。
「切らなければ救えない。しかし心臓の負荷も看過できない」。そんな難しい選択を迫られたとき、何を根拠に手術を決断すべきか。先生の背中を支える論理的な判断基準を提示します。
明日、先生のもとに来院するかもしれない症例。その未来を左右する術前評価のポイントを、具体的なケーススタディを通じて身につけてください。
“明日の診療からすぐに活かせる知識ばかりです”
4
「MMVDの重症度」を再定義
先生は、 「無症状のステージB2は、麻酔をかけても大丈夫」と考えていませんか? ACVIM(米国獣医内科学会)のガイドラインにおいて、B2は「無症候期」と定義されています。その言葉の響きから、臨床現場では「投薬の必要性はあっても、麻酔リスクはまだ低い症例」と捉えられがちです。
しかし、高度医療の最前線で、術中トラブルや合併症の真の原因を追求してきた古越先生は、この風潮に強い警鐘を鳴らします。 なぜなら、ステージB2という区分はあまりに広すぎるからです。 その中には、「症状がなくても心臓の病態は進行している症例」も確実に紛れ込んでいます。
事実、古越先生のもとへ「B2だから安全」という前提で紹介されてくる症例の中には、深刻なリスクを孕んだ動物も少なくありません。
「無症状だから安全」という認識は、今すぐ方向転換すべきタイミングに来ています。そこで本教材では、ACVIM分類を補完し、よりシビアに重症度を可視化する指標として「MINEスコア」を用いた重症度評価を提示。
LVIDDN(体重標準化左室拡張末期径)やLA/Ao(左房大動脈比)といった単発の数値だけでなく、心エコー図検査から得られる複数の評価項目を統合し、スコアリングによって「B2症例の真の危うさ」を浮き彫りにします。
「B2だから大丈夫」という思い込みを捨て、最新のエビデンスに基づいた厳格な評価軸を手に入れる。それが、先生の術前評価の安全性を高める、もっとも合理的かつ不可欠なアプローチになります。
“本教材の中でも、特に重要になるアップデートです”
5
検査が困難な症例への心エコー
通常、心エコー図検査は「横臥位」でおこなうのが一般的です。しかし、臨床現場では、その当たり前が通用しない、あるいは通用させてはいけない場面が多々あります。
例えば、重度のMMVDで呼吸状態が著しく悪化している症例や、セント・バーナードに代表される超大型犬。
このような動物にとって、無理な保定や横臥位での検査は、それ自体が心負荷を上昇させ、致命的な事故を招く引き金になりかねません。
「術前評価のために情報を得たいが、検査そのものがリスクになる」というジレンマ。このもどかしさは、多くの獣医師を悩ませてきました。
そんな状況を打破するのが、「立位による心臓POCUS」です。
ひと言でご説明するなら、評価すべきポイントを短時間で確認する「ピンポイント心エコー」。時間のかかる計測はあえておこなわず、生命維持に関わる核心的な情報だけを瞬時に抽出します。
簡単に習得できる手技でありながら、短時間で必要な情報を評価できますので、状態の悪い症例でも安全な検査が可能です。
この迅速評価の手技をマスターしておくことで、検査が困難な症例を前にしてもパニックに陥ることなく、より安全性の高い術前評価ができるようになります
“短時間で必要な情報を得られる有効なエコーテクニックです”
他にも、古越先生から心エコーと術前評価のポイントを数多く学べる今回のプログラム。その一部をご紹介すると…
術前評価に役立つ
心エコー完全攻略
1. 心エコー図検査 Basic
- どの方向でプローブを当てるのか?
- メーカーを問わず、すべてのプローブには「リファレンスマーク」と呼ばれる突起がついています。プローブを当てるときは、このリファレンスマークを動物の頭背側に向けることが重要です。写真を用いながら、わかりやすくご説明します。
- 知っておきたい「4種類のプローブ操作法」
- プローブの操作方法は、大きく4種類に分けられます。それは、①Sliding、②Tilting、③Rotating、④Rockingの4つです。それぞれのプローブ操作について、イラストを用いて比較してみました。
- どこにプローブを当てればいいのか?
- 心エコー図検査は、右横臥位での描出が基本です。この場合、動物の右胸壁の中腹部分から垂直にプローブを当てると、キレイな長軸断面が描出されます。右側傍胸骨長軸断面(四腔断面)を例に、詳しく解説します。
- 僧帽弁閉鎖不全症(MMVD)のエコー所見
- 10歳のチワワのエコー画像をお見せいたします。このエコー画像を確認すると、僧帽弁の肥厚と僧帽弁の左房側への逸脱が顕著に見られるのがわかるはずです。逸脱の判断が難しい場合の対応と合わせてご説明します。
- 肥大型心筋症(HCM)のエコー所見
- 次は、3歳のアメリカン・カールのエコー画像をご覧いただきます。本症例は、計測するまでもなく明らかな左室壁の肥厚が確認できます。これほど極端な例であれば、左室の内腔が狭いのもひと目でわかるはずです。
- 心房中隔欠損症(ASD)のエコー所見
- 続けて、4歳のトイ・プードルのエコー画像です。四腔断面を描出すると、左心房よりも右心房の方が明らかに拡大しているのがわかります。このような場合、カラーを乗せると異常はより顕著になります。
- 心室中隔欠損症(VSD)のエコー所見
- もうひとつ、1歳の柴犬のエコー画像をご覧ください。本症例は、左室から右室への短絡血流が確認できます。見落としやすい異常ですので、四腔断面描出時には必ずカラードプラを乗せる必要があります。
- 右側傍胸骨長軸断面(五腔断面)の描出
- 四腔断面の観察を終えたら、次は、右側傍胸骨長軸断面(五腔断面)です。描出のコツは、プローブを反時計回りに約20度回転させること。ここでは、左心室と流出路、大動脈弁・大動脈を中心に観察します。
- 大動脈弁下狭窄(SAS)のエコー所見
- 五腔断面から見える典型的な異常をご紹介します。まずは、6か月のエキゾチック・ブリーのエコー画像をご覧ください。大動脈弁直下に、中隔から連続しているような構造物が見えるのがわかるはずです。
- 閉塞性肥大型心筋症(HOCM)のエコー所見
- 次は、ノルウェージャン・フォレストキャットのエコー画像をお見せいたします。本症例では、左室流出路に突出する心室中隔の領域が見られるだけでなく、僧帽弁逆流が生じているのにも着目してください。
- 右側傍胸骨短軸断面(乳頭筋レベル)の描出
- 長軸断面の観察を終えたら、次は、短軸断面です。プローブは、反時計回りにぐるりと90度回転させます。このとき、プローブの胸壁への接地面は、あまり動かさないことがポイントです。
- 左室サイズ評価のポイントとは?
- 左室サイズの評価は、僧帽弁閉鎖不全症の診断に欠かせない基準のひとつです。体重標準化左室内腔拡張末期径(LVIDDN)の計算式と合わせ、左室サイズ評価のポイントと注意点を解説します。
- 右側傍胸骨短軸断面(大動脈レベル)の描出
- 乳頭筋レベルの観察を終えたら、次は、右側傍胸骨短軸断面(大動脈レベル)です。描出には、プローブの根元の部分を天井方向に上げるイメージで傾斜をつけます。実際の映像で描出のコツをご確認ください。
- LA/Ao計測のポイントと注意点
- LA/Aoの計測には、大きく2種類の方法があります。それは、①内腔計測法、②スウェーデン法の2つです。どちらの方法を用いても構いません。誤差の小さい計測のポイントをわかりやすくご説明します。
- 右側傍胸骨短軸断面(肺動脈レベル)の描出
- 大動脈弁レベルで、LA/Aoと左房収縮能を確認した後は、右側傍胸骨短軸断面(肺動脈レベル)です。プローブを心基底部方向に傾けると、肺動脈の画像が得られます。ここでは、肺動脈弁の構造をはじめ。4つのチェックポイントがあります。
- 肺動脈狭窄症(PS)のエコー所見
- 6か月のチワワのエコー画像をお見せいたします。肺動脈レベルを描出すると、主肺動脈領域に明らかな拡張が確認されました。PSにおける肺動脈血流の判断ポイントと合わせ、掘り下げて解説します。
- 左側心尖部四腔断面・五腔断面の描出
- 右側からの観察を終えたら、次は動物を反対向きに寝かせ、左側の胸壁から心尖部の四腔断面を観察します。プローブを当てる位置も右側とは異なりますので、映像を見ながら確実にマスターしてください。
2. 心臓POCUS
- 心臓POCUSが有効な症例とは?
- セクション2のテーマは、「心臓POCUS」です。ひと言でご説明するなら、時間をかけられない症例への「ピンポイント心エコー」と言えます。肺水腫の他、さまざまな症例に有効な方法です。
- POCUSのためのプローブ位置と断面図一覧
- 犬と猫における「POCUSのためのプローブ位置と心エコー図断面、各断面での評価」を一枚のスライドにまとめました。印刷して手元に置いておけば、迷いなくスムーズにPOCUSを実施できるはずです。
- 酸素療法のポイントと注意点
- POCUSは基本的に立位でおこないますが、動物の呼吸状態が悪い場合は、酸素療法も同時におこないます。もっとも推奨されるのは、フェイスマスクを用いた方法ですが、安全に実施するにはいくつかのルールがあります。
- 呼吸促迫で来院した犬の症例
- 11歳のチワワの症例をご紹介します。プローブを当ててみると、かなり重度の左房拡大と僧帽弁の逸脱が確認されました。「POCUSでどんな判断ができるのか」を学ぶのに最適な症例です。
- 心原性肺水腫を疑う診断基準とは?
- ポイントは、大きく2つあります。ひとつは、片側の胸壁で各4箇所のポイントでBラインの数を測定すること。もうひとつは、少なくとも片側2箇所で強陽性があることです。それぞれのポイントをわかりやすく解説します。
- 活動性の低下で来院した犬の症例
- 8歳のセント・バーナードの症例をご紹介します。50kg以上もある大型犬のため、立位によるPOCUSを実施しました。重度の心拡大によって、心房細動まで併発してしまっている症例です。
- 呼吸促迫とチアノーゼで来院した犬の症例
- 次にご紹介するのは、8歳のウエスティです。本症例も、かなり呼吸が悪化した状態で来院しました。エコー画像では、右心系の拡大だけでなく、心室中隔の偏位にも着目してください。肺高血圧症と診断された症例です。
- 呼吸促迫で来院した猫の症例
- 13歳の雑種猫の症例です。POCUSをおこなうと、重度に拡大した左心房の他、心膜液貯留と腹水貯留が確認されました。呼吸状態の悪い猫への対応と合わせ、診断のポイントをわかりやすく解説します。
3. 心疾患の重症度評価
- 正常な僧帽弁とMMVDの僧帽弁の違い
- セクション3のテーマは、「心疾患の重症度評価」です。日常診療でも遭遇機会の多い犬のMMVD、猫の心筋症を掘り下げて学んでいきます。まずは、正常な僧帽弁とMMVDの僧帽弁の違いから解説します。
- エコー画像の見え方は、どう変わるのか?
- 日々の臨床では、MMVDのエコー像を見ることはあっても、正常犬の僧帽弁を観察する機会は少ないかもしれません。しかし、異常に気づく視点を養う上でも、正常像を知っておくことは大切です。
- ACVIMガイドラインの重要ポイント
- エコー検査でMMVDであることが分かった場合。次のステップで重要になるのが、そのステージング(重症度)です。ACVIMのガイドラインに沿って、「治療するかどうか」を判断します。
- ステージB2の判断基準とは?
- 近年、特に重要視されているのがVLASの数値です。左心房の拡大に特化しており、VHSでは見逃されがちな心拡大を、より精密に評価できる特徴があります。測定のポイントについて、わかりやすくご説明します。
- 「ステージ=重症度」なのか?
- 結論から申し上げると、この考え方は間違いです。必ずしも、ステージが現在の重症度とは限りません。では、どのようにステージを解釈すればいいのか? 大切な知識ですので、掘り下げて解説します。
- 「MINE Score」とは、何か?
- ひと言でご説明するなら、ACVIM分類の補完的指標のこと。ACVIMのステージ分類が構造的な変化が主軸なのに対して、MINE Scoreは、現在の病態進行に着目した指標です。「MINE Score 2」という最新の指標も含め、詳しくご説明します。
- 猫の心筋症に対するACVIMガイドライン
- 猫と言えば、とにかくHCM(肥大型心筋症)が圧倒的に多いのですが、それ以外にもさまざまな心筋症の分類があります。ここでは、心筋症を疑う猫に対してガイドラインに沿って心エコー図検査でみるべきポイントを解説しています。また、最近注目されている猫の一過性心筋肥厚(TMT)についても取り上げています。
- 左房サイズ評価のポイントと注意点
- 猫の左房拡大の線引きは、書籍・専門書によりまちまちです。しかし、「LA/Ao>1.6(左房拡大)」「LA/Ao>1.8(重度左房拡大)」という解釈が基本になります。そしてもうひとつ、「LAD」という指標も知っておくことが重要です。
4. 心疾患症例の麻酔前評価
- 麻酔前の情報収集が重要な理由とは?
- セクション4のテーマは、「心疾患症例の麻酔前評価」です。まずは、6歳の柴犬の心電図をご覧いただきます。心疾患はもちろん、それ以外の疾患でも100%安全な麻酔は存在しないという事実がわかる症例です。
- 心疾患症例の非心臓手術における術前検査
- 麻酔の安全性を高めるには、徹底した術前検査が重要です。では、具体的に何を検査すればいいのでしょうか? ここでは、身体検査、術前検査、心臓の評価の3項目から、術前検査のポイントを解説します。
- 循環血液量の評価のポイントと注意点
- 麻酔前評価で見落とされがちな点のひとつが、循環血液量の評価です。麻酔を投与すると血管拡張により血圧が低下しますが、脱水が生じている場合、その影響はさらに加速することになります。
- AAHAガイドライン(2024)の重要ポイント
- 2024年、全米動物病院協会(AAHA)のガイドラインが改定され、麻酔における重要な知見もアップデートされました。一次診療のドクターが押さえておくべき大切なポイントをわかりやすく解説します。
- 心疾患症例への輸液の注意点は?
- ACVIMステージで考えると、無症候期でも脱水があるのなら「少ない量で」輸液は必要であると言えます。B1からDまで、それぞれのステージにおいてどのように輸液をおこなうべきか。詳しくご説明します。
- 聴診で不整脈を認めた犬の症例
- 9歳のミニチュア・ダックスフンドの症例をご紹介します。乳腺腫瘍の摘出で来院しましたが、聴診で不整脈が認められました。心エコーで目立った異常は認められませんでしたが、このような場合、麻酔はどう考えればいいのでしょうか?
- MMVDステージCの犬の症例
- 一次診療の先生方を一番悩ませるのが、このような症例でしょう。子宮蓄膿症を主訴に来院した10歳のチワワですが、血液検査の結果、腎数値が高く炎症兆候もありました。緊急性の高い子宮蓄膿症でない場合、術前管理が特に重要になります。
5. 心臓POCUS(立位エコー)の実演
セクション5は、古越先生による「心臓POCUS」の実演を見ながら、術前評価に必要な心エコーの手技を学んでいきます。簡単に習得できる上、実践する機会も多いテクニックですので、ぜひ、くり返し視聴してマスターしてください。
【実演内容】
- 立位エコー時の心臓の向きについて(模型解説)
- 右側傍胸骨長軸断面(四腔断面)の描出
- 右側傍胸骨短軸断面(乳頭筋レベル)の描出
- 右側傍胸骨短軸断面(心基底部)の描出
- 心窩部矢状断面の描出
- 脱水の判断のポイントと注意点
- 心窩部四腔断面の描出
- 肺エコー(尾背側の肺領域→肺門部周囲→中央部の肺領域→頭側の肺領域)の描出と評価
- 立位エコーの保定のポイント
“各断面の確認ポイントも、丁寧に解説します”
「僧帽弁形成術の適応基準」も学べます
「心臓手術は自分ではやらないから」と、その適応基準の把握を後回しにしていませんか? 実は、執刀医以上に「いつ外科を検討すべきか」を熟知しておくべきなのは、症例を最初に診察する一次診療の先生です。
なぜなら、MMVDは適切なタイミングで外科介入することにより、その後の投薬を不要にし、劇的なQOL向上が見込めるケースが数多く存在するからです。そして、手術の適応には、無症候期の「ステージB2」が含まれるケースも少なくありません。
本特典映像では、僧帽弁形成術の具体的な適応基準はもちろん、「実際にどのような手術がおこなわれているのか」も解説。
外科という選択肢を提示する際、ご家族が抱く「心臓を切るなんて⋯」という漠然とした不安を払拭するためにも、一次診療の先生が備えておくべき大切な知識です。ぜひ、この特典映像で外科の適応基準を正しく理解し、大幅なQOL向上を目指せる治療の選択肢をご家族に提示できるようになってください。大幅なQOL向上を目指せる「もうひとつの治療ルート」を自信を持って提示できることは、ご家族にとっても、先生にとっても、大きな救いとなるはずです。
“これを知っていれば、適切なタイミングで外科介入に踏み切れます”
他にも、講義で使用したレジュメをプレゼントします。
収録された古越先生の講義がまとめられた「セミナーレジュメ」をお渡しいたします。映像をじっくり視聴するお時間がなければ、まず、このレジュメから先に目を通してください。そして、気になる個所の映像から視聴していただければ、効率のよい学習が可能です。もちろん、復習用のテキストとしてもご活用いただけます。
古越先生の映像教材を推薦します
「日々の診療を変える、心エコー」
先生方にとって「心エコー図検査」とは、どのような位置づけの検査だろうか。
日々の忙しい診療の合間に行うには時間も人手も必要であり、呼吸状態の悪い症例ではなおさら難しい。
「必要な検査を、必要なだけ」と頭では分かっていても、実際には体位の制約や評価の不安がつきまとう。
多くの先生にとって、心エコー図検査は「できれば避けたい検査」の一つになっているのではないだろうか。
本教材には、そのような現場の課題を解決するための「短時間での的確な心エコー」の実践的なノウハウが詰まっている。
講師の古越先生は、KyotoAR循環器科および我々JACCT動物心臓血管ケアチームにおいて心臓血管外科主任を務める獣医師であり、100例を超える心臓外科執刀経験を有する。
日々、重度の心不全症例と向き合う中で培ってきた「短時間で本質を捉える評価力」は、単なる理論ではなく、臨床現場で磨かれた実戦知そのものである。
本教材では、その実戦知に基づいた「素早く、かつ的確に心不全を評価するための心エコーのコツ」が体系的にまとめられている。
基礎から丁寧に解説されているため若手獣医師にとっても理解しやすく、一方で、日常診療の質をさらに高めたい経験豊富な先生方にも十分応えうる内容となっている。
本教材を通じて、心エコー図検査が「負担の大きい検査」から「積極的に行いたい検査」へと変わり、先生方の日々の診療に新たな武器として加わることを期待している。
JACCT 動物心臓血管ケアチーム 代表
近畿動物医療センター 代表
森 拓也 先生
「日常診療で心エコーをどう活かすか」
デジタルコンテンツが普及してきたここ最近では、心エコーの描出方法について触れられている教材をちょこちょこと見かけるようになってきました。ただ、今回の古越先生のこの教材は、そういった基本的な部分をしっかり押さえながら、さらに臨床に即した心エコーである立位での描出やPOCUS(Point
of Care Ultrasound)といった内容まで扱われているところが魅力だと思います!
特に立位での心エコーについては、座学だけでなく実演も含めて解説されており、これらを理解して身につけることができれば、臨床家にとって強力なスキルになることは間違いないです。立位での描出は、心エコーの中でも教科書だけではなかなか習得できず、実際には症例を経験しながら試行錯誤を重ねて少しずつ学んでいくことになります。それを古越先生のフィルターを通して整理して教えてもらえるというのは、とても魅力的なコンテンツだと思いました。
そして最後に…特典映像にはなるのですが(個人的には特典だけにしておくのはもったいないくらいに感じますが)、僧帽弁形成術の適応についても触れていただいています。世界的にも数少ない獣医心臓外科医がその考え方を直接解説している内容で、これも教科書ではなかなか得られない、とても貴重なコンテンツだと思います。
心エコーを日常診療の中でどう活かすか、そのヒントがたくさん詰まった教材だと思います。
伊勢崎動物医療センター/Cor VET JAPAN
新実 誠矢 先生
「麻酔医としても見たい教材」
麻酔専従医として非常に重要視しているのが、麻酔前の動物の状態評価です。基礎疾患を持つ動物では、その評価の結果によって、麻酔中の管理方針や麻酔後の対応が大きく異なります。その評価項目として重要なものの一つが、超音波検査です。これにも様々な評価方法があると思いますが、特に心疾患を持つ動物において、心エコー図検査は必須です。
本教材では、初学者にもご理解いただけるような超音波検査の基本断面の描出法と、それを各疾患においてどのように使用し評価するかといった、臨床現場向けの講義が詰まっています。また、忙しない臨床現場において、時間を取っての評価が難しい先生方への助け舟として、立位エコーによる心臓の描出法も実演で解説してくださっていますので、心疾患の有無に関わらず、動物の状態を把握するために必要な技術を身につけられると思います。
日々の診療に追われている先生方にこそ、手に取っていただきたい教材となっていると思いますので、ぜひご覧ください。
株式会社 Cirrus 代表
JACCT 動物心臓血管ケアチーム 麻酔科 科長
三木 悠矢 先生
先生も「心疾患の術前評価」を学び
こんな結果を手に入れませんか?
- 「安全に麻酔をかけられるか」を自信を持って判断できる
- 本教材では、心エコー・心電図・血圧を組み合わせた総合的な評価フレームワークを学べます。この判断軸があれば、ご家族へ「心臓が悪いので心配です」という曖昧な説明ではなく、根拠に基づいた論理的な説明ができるようになり、信頼関係の構築にも繋がります。
- 「B2だから大丈夫」という誤解から解放される
- 先生は、無症状のステージB2症例に対して「まだ大丈夫」と判断していませんか? 実は、B2でも手術適応となる症例は存在します。本教材では、ACVIMガイドラインの正しい読み解き方と、B2で見逃してはいけない症例の見分け方を実例ベースで解説。曖昧な判断による重症例の見落としを防げます。
- 基本断面をスムーズに描出するプローブ操作が身につく
- 心エコーに苦手意識をお持ちの先生の多くは、描出したい断面をすぐに出せないという問題を抱えています。本教材では、心臓模型と実症例を組み合わせた解説により、狙った断面を確実に描出するプローブ操作を身につけられます。
- 症例ごとに最適な「オーダーメイドの輸液」ができる
- 「術前は必ず輸液」と思い込んでいるのなら、逆にリスクを高めている可能性があります。本教材では、輸液を基本から見直し、症例ごとに最適化された輸液管理を解説。肺水腫のリスクを回避した、より安全な周術期管理が可能になります。
- 横臥位での保定が難しい症例にも対応できる
- 呼吸困難の症例や超大型犬など、横臥位での保定が難しい症例は、臨床現場の悩みのタネです。本教材では、立位エコーの実演を通じて、短時間で必要な断面を描出する技術を丁寧に解説。診療時間の短縮と動物への負担軽減を同時に実現できます。
- 術前の絶水・絶食の常識を科学的に見直せる
- 「手術前日は絶水・絶食」が当たり前だと思っていませんか? 実は、この常識は科学的根拠に欠けています。本教材では、脱水が麻酔リスクを高めるメカニズムと、症例ごとの最適な絶水・絶食時間の判断方法を解説。より合理的な術前管理が可能になります。
- 二次診療へ紹介する症例のラインが明確になる
- 「この症例は自院で対応すべきか、紹介すべきか」という判断に迷うケースはありませんか? 本教材で客観的な紹介基準を身につければ、無理な抱え込みによる事故を未然に防ぎ、ご家族からの信頼も高めることができます。
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【教材内容】
- DVD2枚組(計190分)
- 特典映像(19分)
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【教材内容】
- 5セクション(計190分)
- 特典映像(19分)
- レジュメデータ(209ページ/PDF)
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他社教材とはココが違う!
弊社教材が選ばれる「5つの理由」
「映像教材は、どれも似たようなものでは?」と思われるかもしれません。
たしかに近年は、ウェブセミナー・講義動画などが数多く存在し、手軽に学べる時代になりました。しかし、私たち医療情報研究所が提供する映像教材は「ただ話を聞いて終わる」だけの教材とは、本質的に異なります。
1
実際の治療・手技・対応を「リアルな現場から収録」
講師の実際の診療風景から、ご家族への説明、治療の組み立て方まで。本教材は、ウェブセミナーでは絶対に見られない「現場の空気」ごと収録しています。まるで高価な実習に参加しているような臨場感で学べます。
2
「なぜそうするのか?」が見えるから、再現できる
本教材は、知識だけでなく「再現性」も重視しています。診断の思考・治療の根拠・処置の判断など、ひとつひとつの行動の理由が言語化されているため、学んだその日から臨床の現場で実践できます。
3
実習に行かなくても「診療の経験値」を稼げる
教材内で取り上げる症例は、決してマニアックなケースではなく、日常臨床でよくある症例ばかり。「こんな症例は、どう考える?」を疑似体験できますので、高価な実習に参加しなくても、診療スキルを鍛えられます。
4
メーカー忖度なし。現場で役立つ器具・機材がわかる
講師が使う器具・機材・薬剤などは、すべて「忖度なし」で紹介しています。メーカー推しではなく、「臨床家のリアルな視点」で選ばれたツールだからこそ、現場に導入しやすく、すばらしい結果を再現できます。
5
「価格以上の価値」があります
価格だけを比べると、本教材は少し「高め」に見えるかもしれません。しかし、講師が長年かけて積み上げた「技術・思考法=財産」を惜しみなく収録した内容は、ハンズオンセミナーで学べば、相当な高額になります。本教材は、診療の質と判断の確実性を高める、長期的価値のある投資です。
教材の制作からお届け、アフターサービスまで、長年の実績を活かし、万全の体制の元、徹底的な品質管理を行っています。
弊社の歴史
同年8月より治療院向けの教材リリース。その後、歯科医医向け、動物病院向けの教材をメインにリリース。これまで860教材(2024年1月時点)リリースしています。
「“今さら誰にも聞けない”が見つかる・知れる・モノにできる」
私たちは正しくて価値のある最先端の情報を、業界第一線で活躍する著名な先生方とタイアップ。目で観てわかる映像教材のパイオニア的な存在となっています。
お客様を幸せにするベネフィットを提供。教材・サービスはもちろん、サポートも心を込めて行っています。
より多くの優良な情報を、より早くお伝えするために…
競争の激しい医療・福祉業界において、絶えず新しい臨床技術や集患・集客、コミュニケーションのテクニックが生まれる中、優良な情報だけを厳選し、
どこよりも早くあなたにお届けしたいという想いから、弊社独自の機動力をフル稼働し、ひと月あたり平均4教材という出版業界では異例のリリーススピードを実現しています。
最高の教材を、最高の品質で学んでいただくために…
そして、この価格帯では実現不可能な品質を支えているのが長年培った撮影・編集技術。
弊社では、施術院や歯科医院、動物病院など、様々な医療携帯の映像教材を制作しているため、各医療現場で生まれた映像技術のノウハウは、即座に多医療形態にも活かされます。
安心してご購入いただき、ご視聴いただくために…
①インターネットでお申込みには、セキュリティ強化のため、ウイルス対策ソフトでお馴染みのシマンテック社が提供するSSL暗号化通信を採用しています。
②万一、映像が見られないなどの初期不良があった場合は、ご連絡ください。動作確認済みの交換品を速やかにお届けいたします。
③教材の内容にご納得いただけない場合は、ご購入から60日以内に限り全額返金いたします。もちろん、教材代金だけでなく、返品送料、返金振込手数料も含めてです。
あなたの元にいち早く、きれいな状態でお届けするために…
毎日の膨大な発送データ、その1つひとつはお客様の大切な笑顔。正確に、より早くを追求し、大量の商品の仕分け・梱包にも対応できる体制を整えています。
そして、教材をきれいな状態でお受け取りいただけるよう、専門のスタッフが段ボール箱にて1つひとつ丁寧に梱包し、お申込みいただいてから最短翌営業日に、福岡県福岡市にある配送センターより発送、安心の配送ルートでお届けいたします。
信頼の実績で、各業界から支持されております
出演いただいた講師は500名を超え、DVD教材による各業界の発展、及び活性の一助にと、わたしたちの取り組みに賛同いただいております。
また、累計出荷本数は20万本を超え、長きにわたり、各業界から厚い信頼をいただいております。
(2024年1月現在)
グローバルな情報を、日本独占でお届けします
海外から届いた映像は、学習する上で違和感のないよう、医療分野に明るい担当者が翻訳を行い、日本語によるナレーション、字幕で収録しています。
また、グローバルな活動は輸入だけにとどまりません。一部教材は海外への輸出も行っており、現地の方々から好評をいただいております。
定価50,578円
期間限定28,578円(43%OFF)
「60日間全額返金保証」もお付けします
(※ネット配信版は対象外)
もしかすると、「本当に自院で活かせるだろうか…」と感じているかもしれません。
そのお気持ちはよくわかります。心疾患症例への術前評価や麻酔は、一歩間違えれば命にかかわる重い決断の連続だからです。
だからこそ本教材は、単なる技術の習得にとどまらない「不確実な現場で、命を守り抜くための思考フレームワーク」として設計しました。
- 複雑な心エコー数値を「麻酔の可否」という結論へ導くための判断軸
- 明日から院内のルーチンを書き換えられる、最新のエビデンスに基づいた術前管理
- 保定ストレスを最小限に抑え、短時間で必要な情報を得る立位POCUSの手技
- 「なぜ、B2でもリスクがあるのか」をご家族へ伝えるためのインフォーム術
すぐに役立つ管理法から、一生モノの武器になる評価技術まで、ひとつのパッケージに収められています。つまり本教材は、
- 高度な心エコー図検査をマスターし、術前評価の精度を高めたい
- まずは、病院全体の古い常識をアップデートし、事故のリスクを減らしたい
どちらの目的で手に取っていただいても、決して無駄にならない構造になっています。
それでもなお、「自院には合わなかった」「得るものがなかった」と感じられた場合には、理由を問わず全額返金いたします(DVD版のみ)。送料も振込手数料も、すべて弊社が負担します。
先生にとってのリスクがほぼゼロになるよう設計しました。まずは、自院にとって本当に現実的な一歩になり得るかどうかをご確認ください。ただし、22,000円割引でのご提供は、期間限定です。また、DVD版は初回生産分の100セットが無くなり次第、通常価格に戻ります。
「あとで申し込もう」と思っていたら、締切が過ぎてしまった…。そんなお声をこれまで何度もいただいています。
心疾患症例が増え続けている今こそ、古い常識を捨て、確固たるエビデンスに基づいた術前評価を導入する絶好のタイミングです。
次に心疾患を抱えた症例の検査をおこなうとき、迷いなく「最善の一手」を打てる未来のために。ぜひ、この機会を逃さずにお申込みください。

Q&A(よくあるご質問)
- 内容が難しすぎて、理解できるか不安です…
- ご安心ください。本教材は、高度な理論を学ぶためのものではありません。一次診療の現場で「明日から直面する意思決定」に特化して制作されています。古越先生ご自身、一次診療施設での長い勤務経験をお持ちですので、現場の設備や時間の制約を十分に考慮した上で、「どこまでを見るべきか」を噛み砕いて解説されています。心エコーの経験が浅い先生でも、迷うことなく吸収できる内容です。
- ある程度、心エコーを学んでいても役立ちますか?
- はい、間違いなくお役立ていただけます。本教材の目的は「描出の手技」ではなく、撮った画像から「麻酔をかけるか否か」というシビアな評価を下すことにあります。既存の教材では語られることの少なかった「MINEスコア」による重症度の再定義や、外科医の視点から見た「B2の危うさ」など、一歩踏み込んだ知見を網羅しています。
- 高性能なエコーがなくても、正しく評価できますか?
- もちろん可能です。本教材で古越先生が強調されているのは、「機械の性能に頼った微細な計測」ではなく、「どの指標を組み合わせれば、麻酔の可否を論理的に判断できるか」という思考プロセスです。一次診療で一般的に普及しているエコー機でも十分に確認可能な項目(LA/AoやLVIDDN、POCUSの手技など)を主軸に解説しています。高性能なエコーがないからこそ、情報の「解釈の質」で安全性を高める方法を学んでいただけます。
- 毎日の診療が忙しく、まとまった時間がとれません
- 本教材は、「5セクション」で構成されていますので、一気にまとめて学ぶ必要はありません。スキマ時間でも、1セクションずつ効率的に学べます。また、講義の要点をまとめた「セミナーレジュメデータ」も付属しているため、まずはレジュメだけを読んで気になる部分から視聴するといった活用も可能です。
- スタッフ教育や若手育成にも活かせますか?
- はい。症例ベースで学べる構成なので、院内研修・勉強会にも活用可能です。単なる「知識の詰め込み」ではなく、「なぜこう考えるのか?」という診療のプロセスを可視化した教材なので、教育にも適しています。特に若手にとっては、「この症例は、どう考えるか?」をロールプレイ感覚で体感でき、診療の引き出しが自然に増えていきます。
- スマホでも視聴できますか?
- はい。スマートフォンやタブレットでもご視聴いただけます。教材には、DVDとオンライン配信の両方が用意されていますので、ネット環境があれば、外出先やスキマ時間でも動画を再生できます。ご自身の診療スタイルに合わせて、好きなデバイスでご活用ください。
- 講義の内容は紙で残せますか?
- 本教材は、講義の要点をまとめた「セミナーレジュメデータ」が付属しています。動画を見ながらの確認はもちろん、後日あらためて復習する際にも便利です。気になる症例や数値の解釈などを書き込んで、自分だけの「診療ノート」としてご活用いただけます。
- キャンペーン終了後も購入できますか?
- キャンペーン終了後も通常価格でのご提供は続きますが、特典や割引はキャンペーン期間限定です。また、DVD初回生産分が終了した場合は、次回入荷までお待ちいただく可能性もあります。興味を持たれた今が、もっともお得かつ確実に入手できるタイミングです。
- 内容に満足できなかった場合は、返品できますか?
- DVD版には「60日間の全額返金保証」が付いています。教材をご覧になったうえで「思っていた内容と違った」「自分には合わなかった」と感じた場合は、どんな理由でもご返金に応じます。送料や振込手数料もすべて弊社が負担いたしますので、安心してお申込みください。
- 返金を申し出るのは気が引けます⋯
- ご安心ください。返金保証は、先生にリスクなく教材を試していただくための制度です。教材の内容に自信があるからこそ、この保証をお付けしています。もし内容が合わなければ、遠慮なくお申し出ください。手続きもシンプルで、気まずさを感じる必要は一切ありません。
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【教材内容】
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- 特典映像(19分)
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- 特典映像(19分)
- レジュメデータ(209ページ/PDF)
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商品特性上なし【特記事項】
いつでもどこでも視聴可能PC、タブレット、スマホ対応
視聴期間制限なし
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- 「スキマ時間を有効活用したい!」
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