なぜ、抗生剤やステロイドに反応する症例ほど腫瘍を見逃しやすいのでしょうか?

From:権田
日付:2026年9月16日12:00

吉川 陽人

講師紹介

吉川 陽人先生

よしかわ ひろと

  • 獣医師、博士(腫瘍生物学)
  • 米国獣医放射線学会専門医(放射線腫瘍学)

Profile

岐阜大学農学部獣医学科卒業。京都府内の動物病院勤務を経て、カナダ・サスカチュワン大学でインターン、コロラド州立大学で博士(腫瘍生物学)を取得。米国獣医放射線学会専門医(放射線腫瘍学)として、コロラド州立大学・ノースカロライナ州立大学で研鑽を積む。

【経歴】
2004年
:岐阜大学農学部獣医学科卒業
2004
〜2007年:京都府内動物病院勤務
2007
〜2008年:カナダ・サスカチュワン大学 獣医放射線腫瘍科インターン
2008
〜2012年:コロラド州立大学 大学院(腫瘍生物学博士号取得)
2012
〜2015年:コロラド州立大学 獣医放射線腫瘍科レジデント(米国獣医放射線学会専門医取得)
2015
〜2016年:コロラド州立大学 獣医放射線腫瘍科助教授
2016
〜2022年:ノースカロライナ州立大学 獣医放射線腫瘍科助教授
2023
〜2026年:どうぶつの総合病院 専門医療&救急センター 放射線腫瘍科主任

※十分な治療選択肢を提示
できているでしょうか?

近年、犬猫の長寿化に伴い、一次診療で腫瘍症例に向き合う機会は確実に増えています。今や、がんは特別な病気ではなく、日常診療の延長で出会う疾患です。

だからこそ先生も、外科を選ぶべきか、化学療法を先に実施すべきか、あるいは放射線治療も考えるべきか。そう迷われたことがあるのではないでしょうか。自院で可能な外科や化学療法を優先して考えるのは、自然で誠実な判断です。

一方で放射線治療は、費用や通院回数、副作用、治療開始までの流れ、CT再撮影の理由まで十分に説明できなければ、躊躇してしまいがちです。。命をつなぎたい、QOLを守りたいという思いがあっても、診療後に「この判断でよかったのか」と迷いが残る。これが、多くのかかりつけ医が抱える現実ではないでしょうか。

※学びたくても、学べる機会が
ほとんどない…

この迷いは、先生の熱意や努力が足りないから生まれるものではありません。むしろ真剣に向き合っているからこそ、十分に説明できない選択肢を軽々しく勧められず、慎重になるのではないでしょうか。

そもそも放射線治療は、獣医学教育の中で体系的に学ぶ機会が今なお限られている領域です。大学での実習や卒業後の臨床現場においても、かかりつけ医目線で実務を学ぶ機会はほとんどありません。

そのため現場では、適応症例、紹介のタイミング、外科や化学療法との使い分け、ご家族への伝え方といった実務上重要な部分が曖昧になりやすいのです。つまり本当の問題は、放射線治療を軽視していることではなく、かかりつけ医として放射線治療施設をどう利用すべきかを、現場目線で学ぶ機会が少なかったことにあります。

※放射線治療施設をもっと上手に
利用するために

腫瘍診療のニーズが高まる今、放射線治療施設を上手に活用できるかどうかは、単なる知識の差ではありません。それは、動物とご家族に示せる治療選択肢の差であり、かかりつけ医としてどこまで可能性を残せるかの差でもあります。

本教材の目的は、自院で照射をおこなうことや、過度に勧めることではありません。放射線治療適応の見極め、専門施設への適切な相談タイミング、他のがん治療モダリティとの優先順位の整理、ご家族への説明など、一次診療の現場で真に必要な判断基準を整理することです。

説明への不安から提案をためらい、紹介の遅れや迷いを残してしまう状態から抜けだすために。本教材が、腫瘍診療の可能性を広げる確かな助けになるはずです。

先生も、放射線治療の基本を学び
「地域のがん治療相談窓口」の地位を築きませんか?

  • 放射線治療の生物学的作用機序
  • がん治療モダリティの比較
  • どうやって、放射線治療の適応を判断するのか?
  • 放射線治療の適応疾患とは?
  • 知っておきたい放射線治療の副作用
  • どうやって、急性障害を予想するのか?
  • 晩発性副作用を理解するポイント
  • 頭蓋内病変に対する放射線治療の副作用
  • 早期晩発性障害とは、何か?
  • 短頭種によく見られる脳腫瘍とは?
  • グリオーマの疑いがある犬の症例
  • 外科手術と放射線治療を組み合わせた犬の症例
  • 髄膜腫の疑いがある犬の症例
  • 猫の下垂体腫瘍の診断と治療
  • 猫の鼻腔内リンパ腫のポイントと注意点
  • 犬の鼻腔内腫瘍に放射線治療は有効なのか?
  • 口腔内腫瘍に対する放射線治療
  • 犬の甲状腺腫瘍に対する放射線治療
  • 犬の胸腺腫に対する放射線治療
  • 犬の下部尿路腫瘍の診断と治療
  • 犬の膀胱移行上皮癌に対する放射線治療
  • 犬の四肢骨肉腫は、どうやって治療するのか?
  • 原発性骨腫瘍に対する放射線治療
  • 犬の心基底部腫瘍を理解するポイント
  • 犬の肛門嚢アポクリン腺癌に対する放射線治療

米国獣医放射線腫瘍学専門医が教える治療に放射線をプラスすべき症例集

9月16日(水)12:00 リリース

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翌日出荷(※土日祝除く)・代金引換手数料無料・60日間全額返金保証付

追伸

●9月16日(水)12:00 にお申し込み専用ページをご案内しますので、
今しばらくお待ちください。