こんな先生にオススメです
- 歯科診療の苦手意識を克服したい
- 歯周病の正しい診断と、予防的治療をしたい
- 安全かつ効率の良い抜歯のやり方を知りたい
- 歯科X線を使いこなせるようになりたい
- 大学では学べない、実践的な小動物歯科を学びたい
- 飼い主さんへ間違いのないデンタルケアを教えたい
- 歯科疾患で手遅れになる動物を減らしたい
3歳以上の犬猫の85%が罹患
突然ですが、クイズです。
見出しにもある、「3歳以上の犬猫の85%が罹患する病気」とは何か、先生はわかりますか?
50年以上も前の時代から言われ続けてきたことですから、カンの良い先生ならピンときたかもしれません。
答えは、「歯周病」です
先生もご存じのとおり、歯周病は犬猫にとても多い病気です。
先ほどの数字は50年以上も前のものですが、近年、アメリカの獣医師は、1歳の時点で90%以上、7歳以上になるとほぼ100%が歯周病をはじめとする口のトラブルを持っていると報告しました。
また、あるペット保険会社によると、「手術を含む保険金額請求理由」は、犬の入院、犬の手術のいずれも歯周病がトップだったそうです。
下痢や皮膚病など、一時的な病気には罹患率の高いものもありますが、長期間継続する病気でこれだけ多くの犬猫が罹患する病気は他にありません。
さらに、高齢の動物ほど重度の歯周病になる傾向があるため、犬猫の高齢化が問題になる今、歯周病に苦しむ動物はますます増えることが予想されますが…
「単なる汚れじゃないの?」
飼い主さんの多くは、動物の口の中を見ています。
そのため、「歯が汚れているな」「口の中が少し臭いな」と気づくことはありますが、それが深刻な問題とは考えていません。
実際、ほとんどの飼い主さんは、歯周病は単なる歯の汚れと考えています。
しかし、歯周病は歯の汚れではなく、顎が腐る感染症です。
もう少し詳しくご説明すると、歯周病とは、歯周ポケットの中に入った歯周病菌が、歯のまわりの骨を溶かしてしまい、最後には顎を腐らせる感染症のことです。
そして、この歯周病菌は血液に乗って全身をめぐり、やがては心臓病や腎臓病、肝臓病など、全身に悪影響を及ぼします。
また、歯周病が厄介なのは、一見すると健康に見える歯でも歯肉の中でどんどん進行し、気がついたときには手遅れになっているケースが多いことです。
歯周病は自然治癒することのない病気のため、早期の診断はもちろん、予防的治療や飼い主さんへのデンタルケアの指導も重要になるのですが…
手遅れになる動物を
減らしたいと思いませんか?
もし先生が、歯周病をはじめとする歯科疾患に苦しむ動物を減らしたいのなら?
今からお伝えすることは、とても重要です。
なぜなら今回お伝えするのは、かかりつけ医の先生のために、犬猫の歯科診療を飛躍的にスキルアップする方法だからです。
この方法なら、歯周病の早期の診断と予防的治療はもちろん、抜歯もさらに効率良く安全にできるようになります。
講師は、東京都江東区にある犬猫の歯科専門の病院、「とだ動物病院」の院長を務める戸田功先生です。
- プロフィール
- 1988年、東京都にて「とだ動物病院」を開業。獣医師歴36年。23年前より、アメリカで犬猫の歯科医療を学ぶなど、獣医歯科を専門的に研究し、これまでに膨大な歯科臨床を経験。現在、獣医歯科のセミナーを年間40~50回実施しており、毎回、多くの獣医師が受講する。また、インフォベッツ、CAP、Clinic Note など多数の獣医向け専門誌で、歯科学関連記事を執筆する。国内では数少ない「獣医歯科を教えられる獣医師」の一人。
- 【所属】
- 日本臨床獣医学フォーラム幹事
東京イースト獣医協会会員
ひがし東京夜間救急動物医療センター会員
日本小動物歯科研究会会員
アメリカ歯科学会会員
アメリカデンタルカレッジ会員
日本小動物麻酔外科学会会員
- 【監修書籍】
- 「愛犬介護完全ガイド ペット犬を元気で長生きさせる本」(監修)
- 【研究発表】
- 日本臨床獣医学フォーラム(毎年)
東京都獣医師会(2006年、2007年)
中部臨床獣医学研究会(2011年)
日本小動物歯科研究会(毎年)
ヨーロッパ獣医歯科大会(2008年)
- 【主な講演先】
- 日本臨床獣医学フォーラム(年次大会、東北大会、京都大会)
小動物臨床レクチャーシリーズ(東京、静岡、名古屋)
ウエストジャパンヴェテリナリィフォーラム
韓国獣医師会大会
動物栄養学会
各獣医師会など…
国内トップレベルの歯科臨床数を
誇る獣医師の技術
アメリカで犬猫の歯科を学んだ戸田先生。
彼は、23年も前から獣医歯科を専門的に研究している、国内トップレベルの歯科臨床数を誇る獣医師の一人です。
また、2006年より年間30回、多いときは50回ほど、獣医師、動物看護師向けの講演を行なっている、国内では数少ない「小動物歯科を教えられる獣医師」です。
これまで50万件近い症例を診てきた戸田先生の歯科技術は、大学はもちろん、専門書や教材でも学ぶことはできません。
今回は、まだまだ遅れている日本の獣医歯科の底上げのため、そして、治療が手遅れになり苦しむ動物を減らすために、その歯科技術を惜しみなく公開していただけることになりました。
「4つのテーマ」で歯科診療を
飛躍的にスキルアップ
① 歯科診療の基本
今回の教材は、「そんな簡単なことから説明するの?」というところから解説します。
たとえば、「なぜ、歯科の病気はなくならないのか?」にはじまり、犬猫の歯の解剖や歯周組織、問診、身体検査のポイントなど、歯科診療の基本から詳しくご説明します。
「そんなこと、とっくに知っているよ」と思う先生もいらっしゃるかもしれませんが、ちょっと待ってください。
そういう基本的な知識こそ、軽くみてはいけません。なぜなら、わかったつもりで間違った理解をしていることがとても多いからです。
実際、戸田先生のセミナーを受講した獣医師にも、歯の本数や形、口腔内のチェックポイントなどの基本を勘違いされている人がたくさんいました。
基本を正しく理解することが、見落としを防ぎ、適切な治療をおこなう第一歩です。
“歯科診療の基本から、わかりやすくご説明します”
② 歯周病の診断と予防的治療
歯周病は、3歳以上の犬猫の85%が罹患すると言われています。
歯周病になる動物をこれ以上増やさないためには、早期の診断はもちろん、予防的治療がとても重要です。
歯周病の予防的治療とは、歯石やプラークを取り除くことで炎症を抑え、歯周組織を維持回復するだけでなく、歯の喪失を防ぐための処置のこと。
先生が普段行っているスケーリングも、その処置のひとつです。
今回は、基本となるスケーリングをはじめ、予防的治療において特に重要なルートプレーニングとキュレッタージ(歯周外科処置)も詳しく学べます。
ルートプレーニングとは、キュレットやスケーラーを使って歯肉縁下のザラザラとした歯石をかき取り、根面をツルツルにする処置です。
“キュレットの刃の当て方と、支点の作り方がポイントです”
もうひとつのキュレッタージとは、キュレットを使って歯周ポケット内の不要な軟部組織を取り除く処置のことです。
戸田先生は、「ルートプレーニングとキュレッタージをおこなえば、歯周病でダメになる歯の6~7割は治療できる」と言います。
“ルートプレーニングと並ぶ、とても大切な予防的治療です”
なかなか学べる機会のない技術ですので、ぜひマスターしてください。
③ 歯科診療に欠かせない「歯科X線検査」
歯科の診断、治療に欠かせないのが、歯科X線検査です。
もしかすると、まだ、歯科用のX線装置をお持ちでないかもしれません。しかし、本気で歯科診療に取り組むのなら、歯科X線装置は必須と言えます。
なぜなら、顎の中の病変は、見た目では判断できないから。
たとえば、下の写真をご覧ください。
“一見すると、どちらも健康そうな歯に見えますが…”
この写真は、2頭のチワワの右下顎第1後臼歯を比較したものです。
欠けたり折れたりした様子も、目立つ汚れもありません。一見すると、健康そうな歯に見えます。しかし、この症例の歯科X線像をみてみると…
“顎の中は、この様に写りました”
症例1は、歯も歯根膜もキレイに見えています。
一方の症例2は、赤と緑で示した点線部分まで骨が溶けていました。見た目には健康そうな歯でも、顎の中ではこのような問題が生じているのです。
他にも、乳歯なのか永久歯なのかの判断や、抜歯後の残根のチェック、また、歯周病なのか腫瘍なのかの判断なども、歯科X線検査が必要になります。
でも、こうご説明すると、「全身用のX線装置でも良いのではないか?」と思うかもしれません。
全身用X線装置は、顎関節や頭頂、鼻腔などの評価には有効です。しかし下の画像のように、個々の歯と歯槽骨の評価には向いていません。
“全身用のX線装置では、個々の歯や歯槽骨の状態がわかりません”
今回の教材では、歯科診療に必須となる歯科X線検査の基本から、撮影と評価のポイントまで、戸田先生のわかりやすい解説で学べます。
④ 効率の良い「抜歯のコツ」
多くの獣医師が、抜歯に苦手意識をお持ちです。
先生も抜歯のときに、
- なかなか抜けない(キレイに抜けない)
- どの歯を抜いて、どの歯を残せばよいのか?
- 乳歯を抜くときに折れてしまう
- 猫口内炎の全顎抜歯に苦労する
など、このような経験はありませんか?
これまで戸田先生は、たくさんのセミナーで抜歯の技術を教えてきましたが、多くの獣医師が効率の良い抜歯方法を知らないとおっしゃっています。
たとえば、抜歯というと多くの先生が、「垂直方向に抜く」イメージをお持ちです。
これが間違いとは言いませんが、「横方向に抜く」ともっと短時間かつ安全に抜歯できることをご存じですか?
歯を横に抜く抜歯法は、垂直方向に抜くよりも簡単なだけでなく、歯が折れませんし、残根も少なくなります。
これは、今回学べる抜歯のコツのひとつです。
他にも、
- 抜歯に必要な機材と、その使い方
- 抜歯の準備(プロービング)
- 歯肉粘膜のはがし方と、フラップの作り方
- 単根歯と多い根歯の抜歯のコツ
- 抜歯窩の処置のポイント
- 抜歯のX線撮影のポイント
- 術後管理(食事・カラー)と再診
- 猫の抜歯のポイント
など、大学の授業や専門書では学べない、犬猫のための抜歯のコツをわかりやすくご説明します。
“この方法なら、効率良く安全に抜歯ができるようになります”
約340分の大ボリューム
小動物歯科の基礎から
実践までわかりやすく学べます
今回の教材は、2015年に発売した歯科教材のリメイク教材です。
過去に発売した教材はとても好評をいただきましたので、もしかしたら、先生もすでにご覧になられたかもしれません。
今回の教材は、前作の内容にプラスして最新の症例を多数紹介している他、年齢や品種ごとに生じやすい疾患の解説、デンタルケアのポイントなど、たくさんの内容が収録された改訂版です。
たとえば…
品種別によくみられる歯科疾患とは?
今回、新しく収録された内容のひとつに、「品種別の歯科疾患」があります。
先生は、チワワやヨークシャーテリア、ポメラニアンなどのトイ種に多くみられる歯科疾患があることをご存じですか?
まず、トイ種と呼ばれる小さな品種は、圧倒的に欠歯が多い特徴があります。また、他の品種に比べ、若齢でも歯周炎が生じやすい傾向にあります。
それから、顎骨が小さく、歯周病で顎が骨折しやすいので注意しなくてはなりません。
そして、トイ種が来院したときに一番注意しないといけないのが、乳歯遺残です。
トイ種は、もう幼齢ではないにもかかわらず乳歯が残っていることが多く、それによる咬合異常を生じているケースがとても多いのです。
今ご紹介したのは、トイ種に多くみられる歯科疾患の一例ですが、他の品種にも多くみられる特徴的な歯科疾患があります。
このようなことを知っているかどうかで、診療効率には大きな差がでるでしょう。
ぜひ先生も、戸田先生から正しい歯科診療を学んでください。そうすれば…
- 自信を持って歯科に取り組める
今回の教材は、歯の解剖や問診、身体検査などの基本から、歯周病の診断と治療、歯科X線、抜歯まで、日々の臨床に役立つ内容を幅広く学べます。今、歯科に苦手意識があっても、心配はいりません。もっと自信を持って歯科に取り組めるようになります。
- 効率の良い歯科診療ができる
たとえば、歯科疾患は品種や年齢などにより、生じやすい問題が異なります。これを知っていれば、効率良く診断にたどり着けるようになるはずです。今回は他にも、短時間で口腔内を検査する方法なども学べます。
- 歯周病の正しい診断と、予防的治療ができる
歯周病は歯や顎だけでなく、心臓や腎臓、肝臓などにも悪影響を及ぼす恐ろしい病気です。そのため、歯周病が進行する前に正しい処置をおこなう必要があります。今回は、歯周病の診断と予防的治療を掘り下げて学べますので、適切な診療ができるようになります。
- 歯を折らずに抜歯できるようになる
伴侶動物の高齢化が進むにつれ、抜歯が必要な症例もどんどん増えています。今、抜歯に苦手意識をお持ちでも、戸田先生から抜歯のコツを学べば、歯を折らずにキレイに抜歯できるようになるはずです。
- 歯科X線を使いこなせるようになる
歯科X線は、歯科診療に必須と言っても決して大げさではありません。なぜなら、顎の中が手に取るように良くわかるから。今回の教材は、一般X線とは異なる歯科X線を使いこなすポイントもわかりやすく学べます。
- 飼い主さんに信頼されるアドバイスができる
インターネットの情報を鵜呑みにした結果、間違ったデンタルケアをしている飼い主さんも少なくありません。正しいデンタルケアを教えてあげれば、飼い主さんに感謝されるだけでなく、もっと信頼されるようになります。
- もっとたくさんの動物の生命を救える
歯周病をはじめ、歯科疾患には放っておくと生命にかかわる深刻な病気もあります。正しい予防的治療や疾患の早期発見ができれば、もっとたくさんの動物の生命を救えるはずです。
大幅改訂
教科書には載ってない!
犬猫の獣医歯科臨床
歯科診察のポイント
- 犬猫の歯の解剖の基礎
歯の解剖を正しく理解しなければ、歯科診療はできません。まずは犬猫の歯の解剖を学ぶことからスタートします。
- 口腔内のどこを見れば良いのか?
歯科診療は、ただ単に歯を見れば良いわけではありません。動物の口を開けたときに見るべきポイントをわかりやすくご説明します。
- 犬猫の乳歯と永久歯
たとえば、犬の乳歯は28本、永久歯は42本あります。では、猫の場合はどうでしょうか? 歯科診療は、歯の本数と形を理解することがとても重要です。
- 猫の歯周病の特徴とは?
歯周病の猫は、犬歯の根本にある特徴的な問題があらわれます。写真を見ながら、詳しくご説明します。
- 歯周病の診断と処置の手順
歯周病の問診と診察時のポイントを解説します。歯科の診断には、整形外科などの他の疾患にはない大きな違いがあります。
- 短時間で効率良く口腔内をチェックするには?
おとなしく口腔内を見せてくれる動物は少ないため、あらかじめチェックポイントを決めておくことが重要です。
- 問診で必ず聞いて欲しい大事な質問とは?
問診では、現病歴や既往歴、生活環境などの情報を聞きますが、これら以外に必ず聞いて欲しい大事な質問があります。
- 意識下と麻酔下、それぞれの歯科検査のポイント
歯科検査は、意識下と麻酔下の2つの環境でおこないます。それぞれの環境で何をチェックすれば良いのか、詳しくご説明します。
- 口腔内検査のポイントと手順
口腔内検査は、ブラックライトを使うと異常を発見しやすくなります。ここでは、その理由と口腔内検査の手順をご説明します。
- 飼い主さんに渡すデンタルチェックシートの作り方
飼い主さんに渡すデンタルチェックシートは、ただ問題点を記入するだけでは不十分。では、どのようなシートが良いのでしょうか?
- 下顎の幅が狭い犬種が来院したら?
必ずチェックすべき大切なポイントがあります。ミニチュアダックスフンド、トイプードル、イタリアングレーハウンドなどが含まれます。
- 短頭種が来院した場合の注意点
シーズーやパグ、フレンチブルドッグなどの短頭種が来院したら、このポイントをチェックしてください。短頭種に圧倒的に多い問題があります。
- 年齢別の歯科疾患のポイント
歯科疾患は、幼犬、若中齢犬、高齢犬のそれぞれで生じやすい問題が変わります。猫のケースと合わせ、詳しくご説明します。
- 犬の症状別の鑑別ポイント
たとえば、乳歯が残っている、咬み合わせが悪い、口が臭いなど、症状別の鑑別ポイントをご説明します。全部で11の鑑別ポイントがあります。
- 猫の症状別の鑑別ポイント
猫でもっとも注意しないといけない鑑別ポイントは、「痛がる」こと。これは犬にはみられない、大事なポイントです。
歯周病の基礎
- 飼い主さんが歯周病で勘違いしやすいこととは?
飼い主さんのほとんどは、歯周病がどのような病気なのか知りません。この症例のように勘違いしているケースが多いので、注意が必要です。
- 知っておくべき、歯周病の発生率
歯周病は50年以上も前から、「3歳以上の85%が罹患する」と言われてきました。近年では、どのように変化しているのか、ご存じですか?
- 症例から学ぶ、歯周病の本当の恐ろしさとは?
歯周病とは、たんなる歯の汚れではありません。そのため、この事実を飼い主さんに伝えると、とても驚かれます。実際の症例をみながら、詳しくご説明します。
- 歯周病が全身に悪影響を及ぼすメカニズム
歯周病は歯科疾患ですが、心臓や腎臓、肝臓にまで悪影響を及ぼします。なぜ、全身に影響するのでしょうか?
- 見逃してはいけない歯周病のサインとは?
もしかすると、歯垢と思うかもしれませんが、そのサインは歯垢ではありません。歯周病を見逃さないためにも、必ず知っておいてください。
- 病的口臭の代表的な原因物質とは?
口臭とは毒ガスであり、歯周病の原因のひとつです。ここでは、病的口臭の代表的な原因物質を詳しくご説明します。
- なぜ、歯周病になるのか?
図と写真を用いて、歯周病になるプロセスをわかりやすくご説明します。飼い主さん伝えるときにも役立つ内容です。
- 歯周炎になると、どうなるのか?
歯周炎は、歯槽骨が喪失する疾患です。治療においても、大きな問題があります。
歯周病の診断と予防的治療
- 歯周病の診断と処置の手順
歯周病の診断と処置の手順は、大きく6つのステップに分かれます。それぞれのポイントを詳しくご説明します。
- プロービングのポイントと注意点
プロービングにはいろいろなやり方がありますが、基本さえ正しく守れば難しく考えることはありません。
- 歯科カルテは、どう記入するのか?
歯科カルテの書き方に決まりはありません。ここでは、戸田先生のカルテを例に、書き方のポイントをご説明します。
- 歯科用ユニットは、どう使えば良いのか?
歯科用ユニットがあると、抜歯をはじめ、さまざまな歯科処置に役立ちます。ここでは、歯科用ユニットの基本を解説をします。
- スケーリングのポイントと注意点
スケーリングは歯の見えるところの汚れを取りますが、見えないところの汚れを取ることも重要です。
- 超音波スケーラーの正しい使い方
超音波スケーラーの間違いで多いのが、超音波出力が正しく調整されていないこと。チップごとの設定や水量など、超音波スケーラーの正しい使い方をご説明します。
- ルートプレーニングのポイントと注意点
ルートプレーニングとは、歯周ポケット内の汚れなどを除去して、歯根面を滑らかにすること。手に伝わる感覚がとても重要です。
- キュレッタージのポイントと注意点
キュレッタージとは、歯周ポケット内の不要な軟部組織を除去すること。キュレットの使い方に少しコツが必要な処置です。
- ポリッシングのポイントと注意点
ポリッシングは、ラバー、またはブラシのカップでおこないます。速度と力加減に注意してください。
- 歯周病の治療ガイドライン
軽度~重度の歯周病レベルに合わせ、どのような処置が必要になるのか? このガイドラインを参考にしてください。
歯科治療に欠かせない歯科X線検査
- なぜ、歯科X線検査が必要なのか?
戸田先生は、「X線ナシで歯科の診断、治療は難しい」と言います。いったいなぜでしょうか?
- 歯科X線でわかる、顎の中の5つの情報とは?
たとえば、歯周病は顎の中で生じる病気ですから、X線を使わなければわかりません。他にも、X線を使うことで、4つの重要な情報が得られます。
- 標準X線と歯科X線は、どう使い分けるのか?
歯科用X線装置のメリット、デメリットと合わせ、標準X線と歯科X線、それぞれの適応をご説明します。
- X線画像読影のポイントと注意点
X線画像は、「白黒ヘチマ」というキーワードを覚えると、見落としなく読影できます。
- 乳歯抜歯で、根っこが取れない場合の対処法
戸田先生のセミナーで多いのが、「乳歯の根っこが取れないのをどうしたら良いのか?」という質問です。対応のポイントを詳しくご説明します。
- 抜歯時の歯根の評価のポイント
抜歯したつもりでも、歯根が残っているケースもありますので注意が必要です。
- 乳歯遺残と不正咬合
予防矯正や、外科的傾斜移動による矯正にも、歯科X線検査が必要です。
- 鼻出血の猫にX線を撮ってみると…
ある猫の症例をご紹介します。鼻出血は、1回でも、また少しでも出たら様子を見ずに、即検査をしなければなりません。
- 歯科X線の撮影技法①(平行法と二等分面法)
歯科X線は、撮影したい対象によりいろいろな方法があります。ここでは、平行法と二等分面法のやり方を詳しくご説明します。
- 歯科X線の撮影技法②(口外法)
歯科X線に慣れた先生にチャレンジして欲しいのが、この口外法です。少々コツが必要ですが、頬骨が重ならさない見やすいX線画像が撮れます。
抜歯のコツ
- 「抜歯はかわいそう」という飼い主さんへの対処法
抜歯が必要と伝えると、飼い主さんの多くは同じような反応をします。このような飼い主さんに、どう対応するのが良いのでしょうか?
- なぜ、抜歯が必要なのか?
たとえば、歯がグラグラしているからと考えるかもしれませんが、これは半分正解で半部不正解です。抜歯が必要な理由を正しく学んでください。
- 特に重要となる抜歯の適応とは?
抜歯の適応はとてもたくさんありますが、その中でもこの2つは特に重要です。
- 揃えておくと良い、抜歯に必要な基本機材
適切な機材があると、抜歯がとても容易になります。戸田先生の推奨する機材と、使い方のポイントをご説明します。
- 使いやすい抜歯鉗子と、使いにくい抜歯鉗子
たとえば、柄の部分が10cm近くある長いものはNGです。他にも、使いやすい抜歯鉗子のポイントがあります。
- 上顎犬歯の切開のポイントと注意点
よくある失敗が、上顎犬歯の切開ラインを間違えること。写真を見ながら、正しい切開のポイントをご説明します。
- 上顎犬歯の抜歯の手順
犬歯が破折し、根尖病巣を伴っていた症例で、上顎犬歯の抜歯の手順をご説明します。
- 下顎管と歯根の位置関係とは?
根尖のすぐ舌側には、下顎管があります。写真を見ながら、下顎管と歯根の位置関係を学んでいきます。
- 犬猫の局所麻酔の挿入位置と角度
局所麻酔の挿入位置と角度を、写真を見ながら学んでいきます。犬と猫で少し異なるので、注意してください。
- 単根歯の抜歯のポイントと注意点
単根歯の抜歯は、必ず支点を作ってください。これがないと、重大な事故のリスクがあります。
- 多根歯の抜歯のポイントと注意点
多根歯は、まず歯を分割してから抜歯します。眼窩下管や眼などの組織に近い歯もありますので注意してください。
- 抜歯後の処置は、どうすれば良いのか?
抜歯後の処置は、とても重要です。歯槽骨の成形や汚染物の除去などの処置を詳しくご説明します。
“約340分の大ボリューム!
これひとつで、歯科診療を飛躍的にスキルアップできます”
【購入者限定特典】
ホームデンタルケアも学べます
今回の教材には、ご購入者限定の特典をご用意しました。
それは、間違いやすいホームデンタルケアを解説した60分の映像教材です。
ほとんどの飼い主さんは何もしていません…
戸田先生は以前、657人の飼い主さんを対象にアンケートをおこないました。
そのアンケートの項目のひとつに、ホームデンタルケアに関する質問があります。以下が、飼い主さんの解答をまとめたものです。
ご覧いただくとすぐわかるように、6割近い飼い主さんが、「ホームデンタルケアは、何もしていない」と回答しました。
歯磨きは動物が嫌がるということで、デンタル製品を与えている飼い主さんもいますが、わずか3割に過ぎません。
このアンケートのまとめを見てみると、9割以上の飼い主さんが歯周病は身体に悪影響があると認識し、7割強の飼い主さんが動物の口や歯を見ていることがわかりました。
それなのに、6割近い飼い主さんが何もしていないのです。
さらに、約半数の飼い主さんは、骨やひづめなどの硬いものが歯に健康であると信じ、その弊害を何も認識していなかったのです。
正しい教育ができるのは先生だけです
なぜ、歯周病を認識し、口の中を見ているのに何もしない飼い主さんが多いのか?
その大きな原因は、「動物病院から正しい情報を発信できていない」「正しいデンタルケアを伝えていない」ことではないでしょうか。
戸田先生は、これまでの経験から正しいやり方を教え、無理なくオススメすれば、飼い主さんも楽しんでデンタルケアを続けてくれると言います。
動物病院から正しいデンタルケアを発信することは、飼い主さんの信頼を得ることはもちろん、歯科疾患でつらい思いをする動物を減らすうえでも重要です。
では、具体的にどんな情報を飼い主さんに伝えれば良いのか?
この購入者限定の60分の特典映像には、その答えとなる正しいデンタルケアのやり方と、よくある飼い主さんの質問への回答例などがたくさん収録されています。
ぜひ、本編の歯科疾患の診療と合わせ、正しいデンタルケアも学んでください。
“飼い主さんに教えたい、正しいデンタルケアのやり方をご説明します”
また、セミナーで使用したレジュメは、もちろん今回もプレゼントします。
DVDに収録された戸田先生の講義がまとめられた、レジュメ冊子をお渡しいたします。DVDをじっくり視聴するお時間がなければ、まず、この冊子から先に目をとおしてください。そして、気になる個所の映像から視聴していただければ、効率のよい学習が可能です。もちろん、復習用のテキストとしてもご活用いただけます。
「本当に、納得いく内容なのか?」
と思われた先生へ、
60日間全額返金保証をお付けします
(ネット配信版は対象外)
「もしかしたら、もう知っている内容ばかりかもしれない…」「内容を理解できるか不安だ…」「期待にそえる教材なのか?」など、こう思われた場合もご安心ください。
なぜなら、DVD教材の内容にご納得できなければ返金させていただくからです。60日間、じっくりとDVDをご覧いただき、先生の選択が正しかったかどうかをご判断ください。
送料も、返金振込料も、弊社が負担させていただきます。返金保証が付いている、獣医師向け教材なんて、ほとんどありません。これは、今回リリースするDVD教材への自信そのものです。
視聴方法を選べます
いつもの安心 DVDでお届け |
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すぐに見られる ネット配信 |
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FAX申込みはコチラ(代引のみ) |
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※クレジット決済のみ |
- DVD2枚組(計287分)
- レジュメ冊子(232ページ)+特典映像(ネット配信63分)
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教材内訳 |
- 5セクション(計287分)
- 特典冊子(PDFダウンロード)+特典映像(63分)
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販売価格 44,980円 (税込49,478円)
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価格 |
販売価格 44,980円 (税込49,478円)
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あり(購入後60日間) |
返金保証 |
商品特性上なし |
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特記事項 |
- いつでもどこでも視聴可能
- PC、タブレット、スマホ対応
- 視聴期間制限なし
- ネット接続必須
- 購入後、専用閲覧ページをご案内
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※安心の暗号化通信を採用しています。
この商品のお申込みフォームは、世界でもトップレベルである、グローバルサイン社のセキュリティシステムを利用しており、個人情報保護、セキュリティ強化のため、SSL暗号化通信を採用しています。お申込みの際に個人情報の漏洩は一切ありません。
追伸
今回の教材も、60日間返金保証がついています(ネット配信版は対象外)。
つまり、先生は、ご自身の選択が正しかったか、60日間かけて、じっくりと判断できます。今回の教材を手に入れる上で、先生に一切のリスクはありません。
DVDの在庫には限りがありますので、ご興味を持たれた先生は、今すぐお申し込みください。
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