教材リリース日:2018年4月

門脈体循環シャントは
頻繁に遭遇する疾患ではない
先生も、このように思われたかもしれません。たしかに、門脈体循環シャントは、一次診療施設にとって頻繁に診療する疾患ではないように思えます。しかし、これまでのことを思いだしてみてください。
「もしかしたら、門脈体循環シャント」では…と疑ってしまうケースに遭遇したことは、1度や2度ではありませんよね。そんなとき、正確に検査し、自信を持って診断できるかどうかは、一次診療施設にとって重要な使命のひとつ。
想像してみてください。もし、明日、門脈体循環シャントが疑われる動物が来院したら、先生は、どのように対応しますか?
治せるものと、治せないものを
正確に判断する必要性
門脈体循環シャントは、先天性と後天性に分類できます。先天性の多くは外科で治せますが、後天性は外科で治せません。人医療では肝臓移植などのアプローチで治療するケースもありますが、獣医療ではまだ、予後が厳しい状況です。
このような事実がある以上、一次診療施設として、その動物が先天性の門脈体循環シャントなのか、後天性の門脈体循環シャントなのかだけでも、正しく診断することは重要です。先天性ならば、先生ご自身が手術をするか、二次診療施設を紹介することで、尊い命が救われる確率が上がるのですから。
でも、どうやって
診断すればよいのか?
先生は、門脈体循環シャントについて、あいまいな点をお持ちでしょうか? 実際、門脈体循環シャントの理解、検査や診断に必要な知識、治療技術など、100%の自信を持つ獣医師は多くいません。その理由は、門脈体循環シャントを専門的に学ぶ機会が多くないから。
しかし、結論から申し上げると、門脈体循環シャントは、正しい知識を習得すれば、どの動物病院でも、正確に診断し、安全に治療できる疾患です。
たとえば、このような知識を持っているだけでも、門脈体循環シャントの対応は変わります。
- 門脈体循環シャントの臨床病理検査では、アンモニア(NH3)検査が重要。しかし、空腹時や投薬により顕著に臨床症状が改善している場合、正常値を示すことも多いので注意が必要です。
- 総胆汁酸(Total Bile Acid:TBA)検査は、門脈体循環シャントの検査で、もっとも有効と言われていますが、肝微小血管異形成(HMD)、肝線維症、胆嚢疾患などと間違えないよう、注意すべきことがいくつかあります。
- シャント血管閉鎖術には、いろんな方法がありますが、完全結紮法と部分結紮法は、一次診療施設でも安全に取り組める技術です。しかし、完全結紮法と部分結紮法は適切に使い分けなければ、ハイリスクな治療になってしまうことも…。
これらは、先生が今回手に入れる、門脈体循環シャントの対応に必要な知識の一部に過ぎません。もし、この機会に、門脈体循環シャントへの理解を深めようと思われたならば、ぜひ、今からご案内するセミナーDVDをご覧ください。
この最新セミナーDVDでは、一次診療施設のための門脈体循環シャント対応法がオールインワンで学べます。たとえば、このセミナーDVDで学べば…
このようなシャント血管への
的確なアプローチ方法も学べます
“臓器の裏側に隠れたシャント血管もすぐに導きだすことができます”
セミナーの講師は進先生。進先生は、JBVP(日本獣医臨床獣医学フォーラム)でも講師を務め、軟部外科手術において豊富な臨床実績、研究実績を持つ獣医師です。

- ■プロフィール
- 循環器疾患や軟部外科疾患を得意とし、これまでに多くの腹部救急外科に対応。開業獣医師として、臨床家として活躍しながら、JBVP(日本獣医臨床獣医学フォーラム)などで、軟部外科(消化器外科)関連の講師を務めること多数。
- ■略歴
-
・大阪府立大学農学部獣医学科卒業
・鶴見緑地動物病院勤務
・ネオベッツVRセンター勤務
・動物循環器認定医取得
・しん動物病院開院
- ■所属学会・認定医
-
・日本獣医循環器学会
・動物獣医循環器認定医
・大阪市獣医師会会員
・大阪府立大学獣医臨床研友会会員
・日本獣医麻酔外科学会
・日本臨床獣医学フォーラム(JBVP)
- ■講師・講演活動
-
・JBVP東京年次大会、地区大会(京都、仙台、静岡)など多数
・動物臨床医学会年次大会
・獣医麻酔外科・循環器学会
一次診療施設で行う
門脈体循環シャント対応術
門脈体循環シャントの検査、診断、治療のすべてが短時間で学べるDVD
(手術はオペ映像で学べます)
- 肝臓の正常な血行動態と門脈体循環シャントについて
門脈や肝動脈、後大静脈の役割や特徴など、今さら聞けない基本的な知識かもしれませんが、正しく診断し治療するにはあいまいにできないことです。
- 門脈シャントが発生すると、どうなるか?
血液は門脈よりシャント血管を経て、後大静脈へと流入します。その結果、動物の身体にどのような異常がみられるのか?
- 門脈体循環シャント(PSS)の分類
先天性PSSと後天性PSSにおいて、好発種やシャントの詳細について解説いたします。
- 後天性PSSの原因
先生は、後天性PSSになる理由を、飼い主さんへわかりやすく説明できますか? 進先生の解説はとてもわかりやすいので、インフォームド・コンセントに役立ちます。
- 剖検時の所見
後天性PSSがもっとも多く報告されているコッカー・スパニエルの剖検画像から、多発性シャント血管の実物をご確認いただけます。
- 門脈体循環シャントの臨床症状
肝性脳症に伴う神経症状の詳細だけではなく、それ以外の臨床症状についてもお伝えします。正確な診断において欠かせない知識です。
- 臨床病理検査
PSSの場合、血液検査、血液生化学検査、アンモニア検査、総胆汁酸検査などで、どのような異常がみられるのか?
- アンモニア(NH3)検査の重要性
PSSの場合、その多くが、アンモニア(NH3)検査で異常がみられます。しかし、あるケースでは正常値を示すこともあるので注意が必要です。
- PSS診断の上で最も有効な検査とは?
それは、総胆汁酸(Total Bile Acid:TBA)検査です。どのような方法で検査するのが適切か?
- 犬の先天性門脈体循環短絡症75例における症例の概要
5歳齢以上の先天性PSSが多くみられた犬種など、複数の症例から、診断に役立つ情報を学べます。
- 腹部のレントゲン検査からわかること
PSS症例では、腹部レントゲンにどのような異常がみられるのか? なぜ、その異常が発生するのか?
- 腹部超音波検査について
腹部超音波検査は、肝内シャント血管の描出、肝内門脈枝の発達程度、膀胱結石の確認などが簡便で有用性が高いのですが…
- なぜ、CTが有益な検査法なのか?
CT検査は、PSSの診断精度がもっとも高く、検出率ほぼ100%。他にも多くのメリットを持ちますが、知っておくべきデメリットもあります。
- CTによる検査法
PSSでは、CTにどのような異常がみられるのか? 何に注意すればシャントの有無に気づけるのか?
- CT画像から学ぶシャント
門脈-後大静脈シャント、門脈-奇静脈シャント、肝内性門脈シャントは、CT画像でどのように確認できるか?
- シャント血管閉鎖術の方法
完全結紮術、部分結紮術、セロファンバンドによる結紮術、コイル塞栓術、アメロイドコンストリクター(AC)による閉鎖術など、いろんな方法があります。
- インフォームド・コンセントについて
PSSを完全結紮か部分結紮で手術する場合、どのようなインフォームド・コンセントが必要か?
- 部分結紮になる可能性が高い症例
どのような症例で、部分結紮を採用すべきか? なぜ、部分結紮を採用すべきか?
- 部分結紮におけるインフォームド・コンセント
「部分結紮にすると2回も手術をしないといけないから心配」と悩む飼い主さんはたくさんいます。だからこそ、部分結紮を採用する理由やメリットを、飼い主さんへしっかり伝えねばなりません。
- 術後性発作の可能性について
どのPSS症例でも起こりうる合併症について、飼い主さんへしっかりと伝える必要があります。
- 術前評価のポイント
神経症状や消化器症状、泌尿器症状などの臨床症状の治療を優先する、低アルブミン血症の有無を確認するなど、気を付けるべき点がいくつかあります。
- 手術アプローチ(上腹部正中切開)
術野や視野をとりやすくするためのポイントなど、上腹部正中切開のコツをお伝えします。
- 開腹時肝臓肉眼所見
チワワ、柴犬、ヨークシャテリア、ビーグルにおける回復時の肝臓肉眼所見から、肝臓変性の重症度や完全結紮適応or不可能の違いをご理解いただけます。
- 門脈圧の測定について
どのようにして、門脈圧を測定するのか?
- 動脈圧・門脈圧ルートの作成
実際の手術映像を見ながら、動脈圧・門脈圧ルートの作成技術を具体的に学べます。
- レントゲン撮影でみる門脈造影検査
投与量、造影のタイミングとは? レントゲンで評価すべき内容とは?
- 門脈造影検査(DSA検査法)
イオへキソール(オムニパークR 240)を使用し、DSA(Digital Subtract Angiography)にて門脈血管系を描出します。具体的な評価方法とは?
- シャント血管へのアプローチ法
実際の手術映像や写真を視聴しながら、シャント血管へのアプローチ法が具体的に学べます。
- シャント血管結紮術
部分結紮を選択するポイントとは? 具体的にどのような手順でシャント血管結紮術が行われるのか?
- 猫のPSS
猫のPSSについて、門脈造影検査(部分結紮症例)を解説します。この先もより良い診療を提供する上で、知っておいて損のない知識が学べます。
- 術後合併症の対応と管理について
進先生の臨床実績から統計をとると、術後合併症の確率は5%。何が原因で合併症が発生しているのか? 合併症が発生しやすい犬種や年齢とは?
- 術後性発作症候群の対応法
原因が明らかになっていない分野ですが、ある予測に基づき、進先生はいくつかの予防策や対応を実施しています。
セミナーレジュメをプレゼント
DVDに収録された進先生の講義がまとめられた、セミナーレジュメをお渡しいたします。DVDをじっくり視聴するお時間がなければ、まず、この冊子から先に目をとおしてください。
そして、気になる個所の映像から視聴していただければ、効率のよい学習が可能です。もちろん、復習用のテキストとしてもご活用いただけます。
備えあれば憂いなし
「備えあれば憂いなし」というフレーズは、準備が整っていれば、どのようなことが起きても案ずることはない、日ごろの準備が重要という意味です。
今回のセミナーDVDは、まさに「備えあれば憂いないし」を実現する教材。門脈体循環シャントは、毎日のように遭遇する疾患ではありません。しかし、動物病院を続ける以上、必ず遭遇する疾患でもあります。
門脈体循環シャントをご自身で手術するかどうかは、先生次第ですが、一次診療施設として、正確な検査、診断を行うことはとても重要な仕事です。なぜなら、門脈体循環シャントは、外科で治せるものと治せないものに分類できるのですから。
門脈体循環シャントは専門的に学べる機会が多くない疾患だからこそ、ぜひ、この機会に学び、あいまいな点をなくしませんか?
そして、「もしかしたら、門脈体循環シャントかも…」と思われる動物が来院したとき、自信を持って正確、迅速に検査・診断できるようになりませんか?
教材内訳 |
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価格 |
販売価格 39,980円 (税込43,978円)
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返金保証 |
なし |
特記事項 |
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※安心の暗号化通信を採用しています。
この商品のお申込みフォームは、世界でもトップレベルである、グローバルサイン社のセキュリティシステムを利用しており、個人情報保護、セキュリティ強化のため、SSL暗号化通信を採用しています。お申込みの際に個人情報の漏洩は一切ありません。
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