近年の獣医学において「痛みの考え方」は、大きく変化しています。
昔ならば「動物は痛みを感じにくい」「人間よりも痛みに耐えられる」「あるていどの疼痛がなければ、自傷の原因になる」のような意見もありました。
しかし、先生もご存じのとおり、この考え方は過去のもの。
現在の獣医学では、動物も痛みを感じることが報告され、特に癌治療においては、鎮痛管理の治療効果が注目されています。
さらに、もう一点、注意すべき事実があるのですが…
まずは、このデータをご覧ください。
これは、ある獣医師が飼い主さんへ実施したアンケートです。
回答結果は、下記のとおり。
80%以上の飼い主さんが、鎮痛薬を希望している事実が明らかになりました。
つまり、現在の獣医療において、周術期疼痛管理は、適切な医療を提供するためだけではなく、動物、飼い主さんの満足度においても重要。
もうひとつの調査で、意外なデータが明らかになりました。
これは、獣医師に向けたアンケート結果の画像ですが…
回答結果は、下記のとおり。
つまり、多くの飼い主さんが周術期の鎮痛剤の使用、術後の処方を求めているのに、獣医師の多くが、疼痛管理(特に術後処方)において、まだ充分ではないことがわかります。
何が原因で、このような状況になっているのか?
この答えを知るうえで、もうひとつの調査データをお見せしましょう。
術後の疼痛管理で一般的な「NSAIDs」を使用しない複数の獣医師へ、その理由を回答していただくアンケートを実施したのですが、このような結果になったのです。
つまり、術後にNSAIDsを使用すべきかどうか悩むようなケースでも、「副作用」を理由に、投薬しない判断をする先生が多かったのです。
欧米の獣医療では、疼痛管理が重要視されています。
また、術後の鎮痛を求める飼い主さんは、すでに多くいるわけです。
しかし、充分な疼痛管理を提供する動物病院は、まだ多くない…。
このような事実を考えると、開業獣医師として、周術期の疼痛管理をルーチン化することは、今後、無視できない事実だとおもいませんか?
「でも、疼痛管理において知識に曖昧な点がある」「副作用についても、気になることが多々ある」と思われたならば、ご安心ください。
年間3,000件の麻酔症例に対応する佐野先生から、犬猫における安全な周術期疼痛管理が学べるようになりました。
佐野先生は、各学会の年次大会などで講師を務め、内科学アカデミーでは理事も務めている麻酔・疼痛管理のスペシャリスト。
佐野先生の講義を聞けば、周術期疼痛管理のイメージがガラリと変わることでしょう。
たとえば、NSAIDsについて、多くの先生が腎障害や腎機能への影響を副作用として気にします。
しかし、ある研究結果によると、NSAIDsそのものは、腎障害や腎機能への影響が、ほとんどないことが報告されています。
重要なのは、何が副作用を起こす犯人なのか? その真実を知ること。
結論から申し上げると、NSAIDsの副作用リスクは、水和状態が大きく影響しているのです。
低水和状態で、循環血液量が減少しているなかでNSAIDsを使用すると、いくつかの体内メカニズムに不具合をもたらし、下記のような結果を招きます。
・腎血流量の減少
・糸球体濾過量の減少
・体液量の減少
↓↓↓
腎機能への影響が懸念
つまり、NSAIDsは、水和状態をしっかり意識しておけば、安全に使える鎮痛剤。他にも、周術期疼痛管理において、知っておいて損のない話はたくさんありますが…
今回、先生が手に入れる最新DVDは「犬猫の周術期疼痛管理」。
麻酔・疼痛の分野で、優れた臨床・研究実績を持つ佐野先生から、基本知識、犬猫の周術期疼痛管理において基準となるプロトコール、各薬の特徴、効果効能、使用方法などが詳しく学べます。
さらに、下記のような遭遇しやすい症例別に、周術期疼痛管理のプロトコールがわかりやすく学べるので、翌日の臨床に活きることは、言うまでもありません。
どのタイミングで、どの作用機序で、どの薬剤が効果的何かを明確にできます。
疼痛管理は、麻酔管理と同じように、「これが基本」と思える、いわば基準となるやり方を学べる機会が少ないため、多くの獣医師を悩ませます。
そのため、経験の長い獣医師でも、あいまいな点を持ってしまうのですが、今回のセミナーDVDがあれば大丈夫。収録内容の一部をご紹介すると…。
副作用リスクの低い、周術期疼痛管理を実施する方法
DVDに収録された佐野先生の講義がまとめられた、セミナーレジュメをお渡しいたします。
DVDをじっくり視聴するお時間がなければ、まず、この冊子から先に目をとおしてください。
そして、気になる個所の映像から視聴していただければ、効率のよい学習が可能です。もちろん、復習用のテキストとしてもご活用いただけます。
大切なことなので、もう一度お伝えします。
現在、多くの飼い主さんが術後の鎮痛を求めますが、それに対応する動物病院は多くありません。
これが何を意味するかというと、周術期の疼痛管理をルーチン化することは、飼い主さんの満足度向上に大きな影響をもたらすということ。
つまり、もっと多くの方から信頼される動物病院になるために、無視できないことなのです。
近年「動物にやさしい動物病院」というコンセプトが、多くの飼い主さんから注目されているようにおもいます。これを有言実行することが、よりよい獣医療の提供だけではなく、経営においてもよい効果をもたらすことは、先生も想像できますよね。
ぜひ、この機会に、基準となる周術期疼痛管理のノウハウを学び、さらに、選ばれる動物病院を目指しませんか?
「もしかしたら、もう、知っている内容ばかりかもしれない…」「内容を理解できるか不安だ…」「期待にそえる、教材なのか?」など、思われた場合もご安心ください。
なぜなら、DVD教材の内容に、ご納得できなければ返金させていただくからです。60日間、じっくりと、DVDをご覧いただき、先生の選択が正しかったかどうかをご判断ください。
送料も、返金振込料も、弊社が負担させていただきます。返金保証が付いている、獣医師向け教材なんて、ほとんどありません。これは、今回リリースするDVD教材への自信そのものです。
避妊手術や去勢手術など、周術期疼痛管理は、多くの獣医師にとって一般的な臨床で求められる技術です。さらに、飼い主さんからのニーズが高まっている今、多くの動物病院に求められる技術のひとつと言えるでしょう。
しかし、リスクの低い周術期疼痛管理の知識、技術を学べる機会は、それほど多くありません。このような状況がありながらも、佐野先生は、麻酔・疼痛管理において人気講師ですから、今回のDVDも、多くの先生からお求めいただくのは確実です。
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また、DVDリリースキャンペーン価格での販売は、3月31日まで。
4月1日以降は、定価の39,980円に戻りますので、この機会をお見逃しなく。
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販売価格 39,980円 (税込43,978円) |
価格 | 販売価格 39,980円 (税込43,978円) |
あり(購入後60日間) | 返金保証 | 商品特性上なし |
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※安心の暗号化通信を採用しています。
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今回の教材も、60日間返金保証がついています。
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