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確定診断に繋げる!臨床推論 体系的に学ぶ原因疾患の特定方法
【DVD1枚組+60日間の返金保証+特典冊子】
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なぜ、この方法で検査するとスクリーニング検査で見落としがちな疾患や誤診のリスクを防げるのか?

確定診断に繋げる!臨床推論 ~スクリーニング検査と疾患予測~
通常価格39,980円
販売価格31,980円(8,000円割引)
講師

もう少し詳しく知りたい

こんな先生にオススメです

飼い主さんに信頼される検査の方法を知りたい
疾患の見落としや誤診のリスクを減らしたい
当てずっぽうの検査ではなく、論理的に診断にたどり着きたい
診断率を向上させる最新の検査アプローチを知りたい
大学では学べない、スクリーニング検査の秘訣を知りたい
検査にかかる無駄な時間とコストを削減したい

「とりあえず」の検査に隠された大きなリスクとは…?

先生は普段、どのようにスクリーニング検査をしていますか?

病気の原因を調べるために毎日おこなう検査ですので、問診から身体検査、血液検査にいたる一連の流れをルーティン化している先生も多いと思います。一見すると効率的に思える方法ですが、実はこのやり方にはひとつ大きな問題点があります。

それは、疾患の見落としや誤診のリスクが高くなることです。

たとえば、こんな経験はありませんか…?

臨床現場では病気を調べるとき「とりあえず血液検査」をおこなう傾向があります。血液検査で確定診断できれば良いのですが、「血液検査をしたけど、何もわからなかった」というケースも少なくありません。

また獣医師の先生の中には、検査の数値に異常があっても、そこから確定診断にたどり着けずに悩まれる先生も多くいらっしゃいます。もしかすると、先生も過去におなじ経験をしたことがあるかもしれません。

では、なぜ検査をしても何もわからないということが起こるのでしょうか?

その最大の原因は、血液検査をおこなう前に症例の問題点と、そこから考えられる鑑別疾患を挙げられていないことにあります。つまり、ルーティンでおこなう検査は意味がないばかりか、疾患の見落としや誤診のリスクを高めてしまっているのです。

飼い主さんはどう感じているでしょうか…?

この状況を飼い主さんの立場から考えてみてください。

一般的に血液検査はCBC+血液化学検査で10,000円程度、内容によっては20,000円近くの費用がかかります。多くの飼い主さんは家族である動物を助けたい一心で、お金を支払うでしょう。でも10,000円以上の費用を払い、検査した結果が「何もわからない」としたら…?

「本当にこの先生に任せて大丈夫なの?」と不信感を抱かれるのは目に見えています。これは、病院にとっても飼い主さんにとってもデメリットでしかありません。

だからこそ「とりあえず」でおこなっている診断プロセスを見直し、論理的な診断アプローチを身につける必要があるのです。このようなスキルは、若手獣医師はもちろん、中堅、ベテラン獣医師にいたるまで全員に求められますが…

大学では学べない診断率を向上させるアプローチ

大学で病気について学んだときのことを思いだしてください。

まずその病気の病態を知り、それから診断方法、治療法と学んできましたよね。しかし、先生もご存じのとおり、実際の現場では順番がまったく逆です。何か症状があり、そこから病気を推定していかなくてはなりません。

つまり、大学で学んだ知識だけでは日常の診療に対応できないということ。

日常の診療で使える診断アプローチは現場にでてから身につけるものであり、勤務先の院長先生や先輩に教わるケースが多いと思います。ですが、ひと昔前のやり方は学べたとしても、現代の獣医療に即した診断率を向上させるアプローチを体系的に学べる機会はほとんどありません。

そこで今回、「とりあえず」の検査から抜けだし、論理的な診断アプローチを学べるDVD教材をご用意しました。講師は、東京農工大学 農学部共同獣医学科 准教授を務める大森先生です。

なぜ、身体検査で「血圧測定」すべきなのか…?

先生は身体検査のとき、どのような項目を測定していますか?

一般的には体重に始まり、体温、心拍数、呼吸数などのバイタルサインの測定。さらに視診、触診、聴診などで各部位の状態を調べると思います。

では、血圧はどうでしょうか?

ほとんどの先生は、麻酔時に血圧を測定することはあっても、身体測定で血圧を測定することはありません。もしかすると先生も血圧はそれほど気にしていないかもしれません。

でも、考えてみてください。

ヒト医療において血圧測定は、診断に不可欠なものです。そのため、内科を受診したときや人間ドックのときは必ず血圧を測ります。それが心筋梗塞の早期発見に繋がることもめずらしくありません。

しかし獣医療では、血圧は近年まであまり重要視されていませんでした。

その背景には動物用の血圧測定機器が少なかったことや、血圧の高低がどのように疾患に関わるのか不明確だったことが挙げられます。要するに、環境も情報も十分に揃っていなかったことが原因と考えられますが、これはひと昔前の話です。

現代の獣医療では、血圧測定機器も多く流通し、身体検査でルーティンでおこなう血圧測定から多くの情報が得られるようになったのです。

身体測定で血圧を測定するメリットとは…?

血圧を測定するメリットとして、鑑別疾患リストの作成および順位付けに有用であることが挙げられます。

たとえば、日常の診療で遭遇する機会の多い副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)や甲状腺機能亢進症、腎臓病、糖尿病などの疾患は、高血圧を示すことが明らかになっています。そのため身体検査で高血圧が認められた場合は、その段階でこれらの疾患の可能性を頭の中に入れておかなくてはなりません。

ここで作成された高血圧の鑑別疾患と、もともとの主訴の鑑別疾患を照らし合わせれば、除外できるものが明確になり、順位付けがしやすくなりますよね。このように身体検査でおこなう血圧測定からは、診断に大きく役立つ情報が得られるのです。

血圧は治療にも反映できる!

血圧測定が有用なのは、鑑別疾患リストの作成や順位付けだけではありません。血圧の数値は、治療にも役立てられる重要な情報となります。

たとえば、非常に強い高血圧を示す患者(≧180mmHg)に特定の治療をおこなった結果、中程度や軽度まで低下したとします。この場合は、治療の効果がでていると判断できます。

つまり血圧検査は腎臓病や心臓病、内分泌疾患などの治療にも反映できる有効な方法なのです。大事なことは「血圧の高低から何を考えれば良いのか?」その答えを先生自身の中に持っておくこと。

これを知っているかどうかで、疾患の見落としや誤診を大幅に減らすことができます。

今ご紹介したのは、身体検査における血圧測定の重要性です。今回の教材では問診から身体検査、血液化学検査など、スクリーニング検査のポイントと体系的な診断アプローチのコツがわかりやすく学べます。

さらに今回の目玉はこれだけではありません。

診断に必要な検査プランを立案する「実践トレーニング」

大森先生がセミナーをおこなうとき。参加された獣医師の先生が、身を乗りだして話を聞くテーマがあります。

それは東京農工大学医療センターに来院した実際の症例から、どのように原因疾患を絞り込んでいくかを身につける「スクリーニング検査の実践トレーニング」です。

もちろん各検査のポイントや注意点を学ぶことも大切です。しかし、

主訴から何を考えるべきか?
血液化学検査のデータから、どう異常を見つけるか?
どのように鑑別疾患リストを作成するのか?
どのように診断に必要な検査プランを立案するのか?

このような一連の流れは、実際の症例から学ぶのが一番の近道だと思います。

「百聞は一見にしかず」と言いますが、実際の症例から治療にあたった先生の思考や診断にいたるプロセスを学ぶことは、他では得られない重要な学びです。

つまり実際の症例を学ぶことは、積み上げた知識をどのように日常臨床に活かすか、そのひとつの解答であると言えます。

「とりあえず」の検査から卒業し診断率を向上させませんか…?

先生もご存じのとおり、専門医療は目まぐるしく発展しています。疾患を早期に発見できれば根治できる可能性が高くなることはもちろん、根治不可能な疾患であってもQOLを向上させられます。

つまり適切な検査で疾患を特定できれば、それに対する治療はおこなえるのです。

しかし、ルーティンでおこなう「とりあえず」の検査では、疾患の見落としや誤診のリスクがあることは何度もお伝えしたとおりです。検査の数値ばかりにとらわれた結果、「結局どこに問題があるのかわからなかった」というケースはめずらしくありません。

だからこそ今までは無意識的におこなっていた問診や身体検査から、検査プランを立案する診断プロセスまで、もっと論理的におこなう必要があるのです。ぜひ先生も今回の教材で体系的な診断アプローチを学んでください。そうすれば…

「とりあえず」の検査から抜けだし、体系的な診断アプローチをおこなえば、疾患の見落としや誤診は大幅に減らすことができます。

論理的に検査プランを立案できれば、時間も費用も今より節約できるようになります。

今回の教材なら、明日から使えるスクリーニング検査のノウハウをご自宅で学ぶことができます。

より良い治療を提供するためにも、スクリーニング検査のスキルのアップデートは重要です。

体系的な診断アプローチを学ぶことは、飼い主さんの信頼を得ることに直結します。

適切な検査プランを立案できれば診断率も向上しますので、結果的にもっと多くの動物の生命を救えるでしょう。

これらは、今回の教材から先生が得られるメリットの一部です。3枚組のDVDでは、診断率を向上させるスクリーニング検査と疾患予測のポイントを、たくさんの症例を見ながら学ぶことができます。

セミナー形式のDVDでは、スクリーニング検査のポイントをはじめ、実際の症例からどのように検査プランを立案し、原因疾患を絞り込んでいくかを身につける実践トレーニングも収録しています。

先生も、理論的なアプローチで診断率を向上させませんか?今回のDVDは「返金保証」をお付けいたしますのでご興味を持たれた先生は今すぐお申し込みください。

DVD収録内容の一部をご紹介すると…

  • スクリーニング検査の「2つの目的」とは?
  • なぜ「とりあえずビール」的な検査はNGなのか?
  • 診療に役立つ「飼い主さんのパターン分類」
  • 主観的なデータを取り扱うときの注意点
  • 鑑別疾患リストの作成におけるポイントと注意点
  • 鑑別疾患リストから検査プランを立案するには?
  • なぜ、身体検査で血圧を測定すべきなのか?
  • なぜ「BUNの上昇=腎機能の低下」ではないのか?
  • BUNとCreにおける4つの上昇パターン
  • 腎臓以外の原因でBUNが上昇するケースとは?
  • ビリルビンの血中濃度から原因を予測する方法
  • どのように原因疾患を絞り込んでいくのか?
  • なぜ、脱水の検査に心臓エコーが有効なのか?
  • 動物種による慢性腎臓病のカリウム値の違い
  • 5つの症例から学ぶ、検査プランの立案方法

DVD3枚組(収録時間:174分)+レジュメ冊子(65ぺ―ジ)+特典データCD(問診チェックシート)
講師:大森 啓太郎
60日間返金保証付