先生もご存じのとおり、現代の獣医療においてエコーは、「全獣医師必須」とも言える検査技術のひとつとなりました。
無麻酔、無侵襲、リアルタイムに画像描出できるメリットは、他の検査方法にはない大きなメリットです。きっと先生の病院も、エコー装置はすでに導入済みだと思います。
エコーは、日常臨床のクオリティを飛躍的にアップさせる、本当にすばらしい検査方法ですが、問題がないわけではありません。
一番大きな問題は、ドクターの技量に大きく左右される検査であることでしょう。
経験豊富な獣医師と若い研修医では、描出にかかる時間だけでなく、画像の美しさにも大きな差がでます。狙った部位を正しく、評価しやすい画像で描出するには、ある程度のテクニックが求められます。
では先生は、見落としのない腹部スクリーニングができている自信がありますか?
もし、「ちょっと自信がないな…」と思われたなら、今回のご案内はとても重要です。なぜなら、ER八王子 動物高度医療救命救急センターの画像診断科長を務める小川名先生から、「見落としゼロの腹部エコーテクニック」を学べるチャンスだからです。
先生も日々の臨床の中で、治療が奏功しない症例に困った経験があると思います。でも、なぜ治療が上手くいかないケースがあるのでしょうか?
治療が難しい病気だから、使用する薬剤が合っていないからなど、色々な原因を考えるかもしれません。
でも、一番多い原因は、診断が間違っていることではないでしょうか。
現代の獣医療は、ひと昔前と比べて大幅に進歩しました。どんな病気であれ、診断が正しければ何らかの治療はおこなえます。難病と言われる病気であっても、高いQOLを維持する治療はできるはずです。
でも、病変を見落とし診断を間違えてしまえば、どれだけ最先端の治療をしたとしても病気は改善しないでしょう。動物の生命を救う上で、診断こそが一番重要であると言っても、決して大げさではありません。
また、検査をしたのに異常に気づけなければ、飼い主さんの信頼を失うリスクも高くなります。病院経営の観点からも、見落としのないエコー技術はとても重要になりますが…
もしかすると、こう思われるかもしれません。事実、エコーよりも、CTの方が優れているとお考えのドクターもいらっしゃいます。
たしかにCTは、術者の技量に左右されにくく、たくさんの情報が得られます。でも実は、CTよりもエコーが優れている場面はとても多いんです。
たとえば、消化管、胆嚢、膀胱などの検査では、CTよりもエコーの方が得られる情報は圧倒的に多くなります。
尿管を検査する場合にも、「押してみて潰れるか?」といった柔軟な検査はCTにはできません。その上、CTは麻酔が必要であり、検査費用もエコーの10倍程度かかります。
導入費用もエコーよりはるかに高額ですから、一次診療施設で気軽に実施できる検査とは言えないでしょう。だからこそ、ホームドクターにとって、エコーを使いこなすメリットはとても大きいのですが…
世の中には、たくさんのエコー教材があります。これからエコーをはじめる獣医師向けの入門教材をはじめ、心エコー、腹部エコー、運動器エコーなどの部位別のエコーテクニック。
他にも、FASTなど時間短縮を追求したエコー教材もあります。
弊社もこれまで、さまざまなエコー教材を制作してきましたが、今回ご案内する教材は、これまでのエコー教材とは少し毛色が違います。
たとえ検査に少し時間がかかったとしても、「とにかく病変の見落としをなくしたい」「ただ単にプローブを当てるだけでは見えない領域も、くまなく描出したい」先生のための特別な教材をご用意しました。
この方法なら、エコー初心者の先生はもちろん、ある程度の経験をお持ちの先生も、いま以上に精度の高い腹部スクリーニングができるようになります。
今回、見落としゼロの腹部エコーテクニックを教えてくれる講師は、ER八王子 動物高度医療救命救急センターの画像診断科長を務める小川名先生です。
本教材のテーマは、「見落としゼロの腹部エコーテクニック」です。隠れた疾患も検出できる、精度の高い腹部スクリーニングを習得していただくのが目的です。
動画セミナーでは、独学ではなかなか気づけないエコーの間違いや、意識しないと描出できない部位など、小川名先生がわかりやすく解説してくれます。
でも、どれだけ有効なエコーテクニックでも、難しすぎたり再現性が低かったのでは、意味がないと思いませんか?
そこで今回は、見落としゼロの腹部エコーをわかりやすく学び、その知識をすぐに臨床に活かせるよう、「7つのポイント」に絞り込んで解説する教材構成にしました。
色々と小難しい知識を頭に詰め込む必要はありません。腹部エコーの見落としを防ぐには、この「7つのポイント」を覚えるだけでOKです。
腹部エコー習得の第一歩であり、もっとも重要なのが腹部臓器の解剖学です。なぜなら、臓器の形態を正しく理解していなければ、隅々まで検査できないから。
病変の見落としを防ぐには、腹部臓器の解剖を熟知した上で、全体をくまなく描出できるエコーテクニックが必要になるのです。では、下の解剖図をご覧ください。
これは、教科書でよく見かける肝臓の解剖図です。
お腹の中でどのように配列されているかが示されていますが、正直に言うと、わかりにくいと思いませんか?
本当の肝臓は、立体的な臓器です。そのため、2Dの平面的なイラストで学んだとしても、それを頭の中で立体的な3Dに変換して理解するのは難しい作業になります。
本教材は、このようなわかりにくさも解決できます。なぜなら、腹部臓器の解剖を直感的に覚えながら「見落としポイント」を学べるよう、立体的な3DCGを使って解説しているからです。
3Dでくるくると回転させながら学べますので、「いま見ている部分の裏には何があるのか?」「どこに見落としポイントがあるのか?」など、視覚的にわかりやすく学べます。
「猫は小さな犬ではない」という格言のとおり、猫は犬とは異なる身体の特徴をもっていますが、これは、腹部臓器にも当てはまります。
たとえば、犬の脾臓を描出するときは、最後肋骨の辺りでプローブを軽く押し込みます。しかし、猫の脾臓は薄く、左腹側体壁に沿っているためプローブを押し込むのはNGです。
また、猫の右副腎は犬とは違い、ほぼ肝門部にあるため、解剖学的な違いを理解していないと正しく描出できません。
今お話したのは、犬と猫の解剖学的な違いのほんの一例ですが、犬と同じようにプローブを当てていると、病変を見落としやすくなるのがご理解いただけたと思います。
今回は、脾臓、副腎、膵臓、胃、盲腸など、犬とは解剖が異なる猫の臓器描出テクニックも、小川名先生のわかりやすい解説で学べます。
エコー検査だけで診断がつくケースは、それほど多くはありません。エコーで異常を検出したあと、さらに詳しい検査をすることで診断にたどり着くのが一般的です。しかし、腹部エコーの異常像の中には、「ある所見」を描出できれば、それだけで診断がつく典型的な異常像もあります。
もちろん、正常所見を知っていることは必須ですが、典型的な異常所見も知っていると診断がスムーズになるケースも多いのです。今回は、症例解説の形式でエコー異常像を解説していますので、主訴と一緒に見落としのない腹部エコーを学べます。
腹部エコーには、プローブの持ち方をはじめ、動物の身体への当て方、走査方法など、さまざまなテクニックが求められます。これらは、ほんのわずかな違いでも描出画像に差が出るため、先生の目で直接見て学んでいただきたいと考えました。
本教材は、症例をモデルにした小川名先生による腹部スクリーニングの一部始終を収録しています。腹部スクリーニングの実演は、プローブを当てている手元と描出されたエコー像を並べていますので、「どう当てれば、何が描出されるのか?」を直感的に学べます。
ここまで、本教材の見どころをザックリとご説明しましたが、小川名先生の腹部エコーテクニックは、習得の難しいスーパーテクニックではありません。
ですが今回の動画セミナーには、これから本格的に腹部エコーを学びたい先生はもちろん、独学で腹部エコーを学んでこられた先生にも有益な知識がふんだんに盛り込まれています。
なぜなら、独学では決して気づけなかったり、ベテランの領域に足を踏み入れるほどに忘れがちな「見落としポイント」を徹底的に掘り下げて解説しているから。
つまり、「知っているかどうか?」だけで、腹部病変の検出率が飛躍的にアップするエコーテクニックと言えます。
では、具体的にどんな内容を学べるのか? 今回のプログラムに収録された内容の一部をご紹介すると…
今回の動画セミナーの撮影当日、実は、ちょっとしたトラブルが生じました。
急遽、一頭の犬の画像検査が入ってしまい、動画セミナーの撮影が中断されることになったのです。私たち制作スタッフは、検査終了まで待機することになりました。
ところが小川名先生は、「これから腹部エコーをしますので、撮影してもらって構いませんよ」「画像描出のポイントも説明しますから」と、笑顔でおっしゃられたのです。撮影用に準備した症例ではなく、まさにリアルな腹部スクリーニングの映像を収録できるチャンスです。
私たちは、小川名先生にお願いし、急患の腹部スクリーニングの一部始終を撮影させていただくことにしました。
わずか15分ほどの腹部スクリーニングでしたが、さすがのひと言でした。結論から申し上げると、やや検査の難しい症例だったのですが、小川名先生は一切慌てることなく冷静かつスピーディに検査を終えてしまったのです。
「ぜひ先生にも、この貴重な映像をご覧いただきたい」。その思いから小川名先生に相談したところ、「予定外のものですから、オマケなら良いんじゃないですか?」とのご意見をいただき、公開できることになりました。
今回、教材ご購入者限定の特典として、急患で来院した犬の腹部スクリーニングの実演映像をプレゼントいたします。
本症例は、2歳になる雌の雑種犬です。3日ほど前に急性の食欲不振と元気消失で近医を受診しましたが、対症療法で改善が見られないため紹介来院しました。来院時は、発熱とCRP上昇もあり、何が怪しいのか絞り込むのも難しい状況でした。
このような症例を前に小川名先生は何を考え、検査したのか? この映像では、各臓器の描出のコツはもちろん、疾患を特定する思考パターンも詳しく解説しています。ぜひ、腹部エコーのスキルアップにお役立てください。
「セミナーレジュメ」もプレゼント
収録された小川名先生の講義がまとめられた「セミナーレジュメ」をお渡しいたします。映像をじっくり視聴するお時間がなければ、まず、このデータから先に目をとおしてください。そして、気になる個所の映像から視聴していただければ、効率のよい学習が可能です。もちろん、復習用のテキストとしてもご活用いただけます。
小川名先生とは2年ほど同じ施設で仕事をさせて頂いていますが、画像診断医として自ら画像検査・読影に関わる他、外科チームとして手術に関わったり、後進の指導をしたりと病院内で色々な役割をこなすだけでなく、最近は、さまざまな講演・セミナーでも活躍している姿を目にします。
とくに軟部外科に関連する領域では、ご自身でエコーをあて、その後の手術に参加することで、画像所見と術野での実際の所見をつきあわせる作業を行うことで、教科書的な診断にとどまらない、実臨床で活かせる画像診断を実践されているように思います。今回、腹部エコーについての本教材を販売されると伺い、彼の知識や経験から多くの人が学べる機会が作られると、嬉しく思った次第です。
初学者の方に体系的に腹部エコーを学んでいただくにはおすすめですし、また既に腹部エコーは日々利用している、という先生方にとっても、新たな発見がたくさんあるような内容になっていると思います。どんな先生にもお勧めできる教材だと確信しております。
本教材のリリースキャンペーン価格は、19,800円(税込)です。
通常は、期間限定のリリースキャンペーンでも39,578円(税込)ですので、「いつもより、だいぶ安くない?」と思われたかもしれません。即決で購入を決めていただいても、先生に損をさせない自信がありますが…
なぜ、今回の教材を半額にしたのか?
それには、ちゃんと理由があります。なぜなら、現在の獣医療において腹部エコーは全獣医師必須の技術となっており、腹部病変の検出に欠かせないテクニックだから。
先生も腹部エコーは、もはや若いドクターや、エコーに興味があるドクターだけが学ぶような技術ではなくなったと思いませんか?
本教材で学べる内容は、日常臨床で活用する機会も多く、犬猫の生命を救うことに直結する知識ばかりです。
だからこそ、「買うかどうか?」を悩むことなく、ひとりでも多くのドクターに学んでいただきたいと考えています。
私たちは、さまざまなテーマの獣医師向けのスキルアップ教材を制作していますが、一頭でも多くの動物の生命を救いたい気持ちは、先生と同じくらい本気です。
今回、小川名先生に教えていただいた「腹部エコーの見落としポイント」は、その内容から他のテーマの教材よりも即効性が高く、多くの先生方に興味を持っていただける自信があります。そして、多くの犬猫の生命を救うキッカケとなると信じています。
とは言え、利益を出さなければ、私たちは継続して教材を制作することはできません。これは、教材を制作する弊社の都合ですが、利益の追求だけが正解なのでしょうか?
そんなことはないはず。そこで私たちは、本気で考えました。
もし、本教材を300人の先生にご購入いただけたなら、その中の1割くらいは、弊社の他のテーマの教材にも興味を持っていただけるのではないか? そして、追加でご購入いただけるのではないか?
そうであるなら、半額で教材を提供したとしても何ひとつ問題はありません。制作側の私たちも購入される先生も、WIN-WINになれるはずです。
正直、半額でのご提供は大きなチャレンジです。でも、価格が安いからといって内容が薄い教材だとは思わないでください。
これまでリリースした教材と同じように、充実した内容であることをお約束します。
「もしかしたら、もう知っている内容ばかりかもしれない」「内容を理解できるか不安だ」「期待にそえる、教材なのか?」など、思われた場合もご安心ください。なぜなら、プログラムの内容に、ご納得できなければ返金させていただくからです。
60日間、じっくりと、ご覧いただき、先生の選択が正しかったかどうかをご判断ください。送料も、返金振込料も、弊社が負担させていただきます。
返金保証が付いている、獣医師向け教材なんて、ほとんどありません。これは、今回リリースする最新プログラムへの自信そのものです。
本教材では、ただ単にプローブを当てただけでは描出できない「見落としポイント」を、各臓器ごとに小川名先生に解説していただきました。
腹部エコーには、本当にたくさんの見落としポイントがあるのですが、これは決して描出が難しい部位ではありません。
「描出方法を知っているかどうか?」で、簡単に見落としは防げるのです。
この事実を知るだけでも、腹部エコーは大きく変わります。今回の動画セミナーで語られるポイントを押さえれば、病変の見落としを大きく減らせることをお約束します。
ぜひ先生も、小川名先生に見落としのない腹部エコーテクニックを学び、隠れた腹部疾患も診断できるようになってください。
この価格(リリースキャンペーン価格)での販売は、10月31日まで。11月1日以降は、定価の30,800円(税込)に戻ります。 初回在庫(100セット)がなくなる前にお申し込みください。
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この商品のお申込みフォームは、世界でもトップレベルである、グローバルサイン社のセキュリティシステムを利用しており、個人情報保護、セキュリティ強化のため、SSL暗号化通信を採用しています。お申込みの際に個人情報の漏洩は一切ありません。
今回の教材も、60日間返金保証がついています。
つまり、先生は、ご自身の選択が正しかったか、60日間かけて、じっくりと判断できます。今回の教材を手に入れる上で、先生に一切のリスクはありません。
ただし、初回在庫には限りがあるのでご注意ください。この価格(リリースキャンペーン価格)での販売は、10月31日までとなります。11月1日以降は、定価の30,800円(税込)に戻ります。
ご興味を持たれましたら、初回在庫(100セット)がなくなる前に今すぐお申込みください。
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この商品のお申込みフォームは、世界でもトップレベルである、グローバルサイン社のセキュリティシステムを利用しており、個人情報保護、セキュリティ強化のため、SSL暗号化通信を採用しています。お申込みの際に個人情報の漏洩は一切ありません。