第1弾『造影検査・消化器編』、第2弾『造影検査・泌尿器編』が大きな反響をいただいております【X線検査マスタープログラム】ですが、先生は、すでにご覧いただけましたでしょうか?
従来のエコー検査では、発見できなかったような異常が、明確に判断できるようになるX線検査は、日々、多くのペットを診療している動物病院の先生方にとって、大きな助けとなっているようです。
動物病院には、さまざまな症状を抱えたペットが来院され、先生方にはとにかく多くの種類の症例や知見が必要になるのではないでしょうか。
そこで今回の第3弾では、特に対象となる病変が多い「整形分野のX線検査」をテーマとしました。
とにかく症例をたくさん集めました!
DVD5枚組、対象病変22種、
症例写真220枚以上
現場で活躍する先生方にとって、とにかく欲しいのは豊富で具体的な症例ではないでしょうか。実際の症例写真を見ることができれば、今日からでも診療の助けになってくれることでしょう。
特に整形分野は、体の各部位において、X線の見え方が異なる上に、骨折などの外科要因から骨溶解・関節炎・骨軟骨症など、さまざまな病変が対象となってくるため、膨大な知識・知見が必要となります。
そこで今回の教材は、DVD5枚組で対象病変22種を解説し、その中では220枚以上の実際のX線写真を用意しました。
各病変において、実際の症例写真を複数利用して解説していますので、この教材を見ておくだけでも、今後の診療に役立つことは間違いないでしょう。
解説症例一覧
病変 |
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孤立性骨溶解病変 |
原発性骨腫瘍 |
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細菌性骨髄炎 |
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真菌性骨髄炎 |
多発性骨溶解病変 |
多発性骨髄腫 |
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多発性軟骨性外骨腫症 |
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多発性軟骨性外骨症 |
関節炎 |
変形性関節炎 |
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びらん性多発性関節炎 |
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非びらん性多発性関節炎 |
滑膜細胞肉腫 |
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レッグペルセス(レッグパーセス)
(大腿骨頭の無菌性壊死) |
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股関節形成不全症 |
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肘突起適合不全 |
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内側鉤状突起断裂 |
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骨軟骨症 |
肩関節の骨軟骨症 |
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肘関節の骨軟骨症 |
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膝関節の骨軟骨症 |
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足根骨の骨軟骨症 |
前十字靭帯断裂 |
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膝蓋骨脱臼 |
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肥大性骨症 |
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肥大性骨異栄養症 |
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軟骨芯遺残症 |
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成長板損傷と骨端軟骨早期閉鎖 |
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骨折と骨癒合 |
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汎骨炎 |
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解説例①
※症例写真をもとに、各症状において見るべきポイントを詳しく解説します
※病気の進行度に応じた変化を解説した症例もあります
講師プロフィール
動物の医療における放射線利用のスペシャリスト。東京農工大学卒業後、テネシー大学獣医学部レジデント、日本動物高度医療センター 院長(兼放射線科長)を経て、現在は北里大学獣医学部の教授を務める。
- 【略歴】
-
1990年
ユトレヒト大学獣医学部特別研究員
1992年
東京農工大学農学部卒業
1993年
日本学術振興会特別研究員
1996年
岐阜大学大学院連合獣医学研究科修了
1996-2006年
北里大学獣医畜産学部教員(准教授:獣医放射線学)
2006-2007年
テネシー大学獣医学部レジデント(放射線学)
2007年
日本動物高度医療センター 放射線科長
2008年
日本動物高度医療センター 院長(兼放射線科長)
2013年
北里大学獣医学部 教授(獣医放射線学)現職
- 【所属学会、所属団体】
- 日本獣医学会
日本獣医師会
日本動物病院協会
日本放射線技術学会
日本医学放射線学会
日本核医学会
日本癌学会
日本獣医がん学会
日本放射線影響学会
日本獣医画像診断学会
日本アイソトープ協会
医療放射線防護連絡協議会
動物臨床医学会
獣医放射線学教育研究会
- 【委員歴、役職】
-
2001-2002年
日本アイソトープ協会 核医学専門委員
2007-2009年
動物臨床医学会 評議員
2000-2012年
獣医放射線学教育研究会 事務局
2011-2013年
獣医事審議会 専門委員
1998年-現在
日本獣医学会 評議員
2008年-現在
日本獣医画像診断学会 理事・評議員
2017年-現在
日本アイソトープ協会 獣医学専門委員
2018年-現在
獣医放射線学教育研究会 会長
1日20件以上のX線診断をおこなう専門家が教える
X線検査の品質を向上させるコツ
第1弾、第2弾に引き続き【X線検査マスタープログラム】の講師をつとめていただく夏堀先生は、1日に20件以上のX線検査をこなすX線検査の専門家です。
毎日、膨大なX検査をすばやく正確におこなうには、抑えておかなければいけないポイントがあります。
今回の教材では、具体的な症例の他にX線検査の品質を向上させるためのコツも解説しています。
① 写真を受け取ったら必ず確認すること
X線写真を受け取ったら、検査に必要な情報がすべて揃っているか確認しましょう。必要な情報が揃っていないと、間違った診断をしてしまいかねません。
- 露出/現像条件
- IDと日付
- フィルム数(最低2方向)
- 患者(患畜)のポジショニング
② X線フィルムの置き方
X線写真は誰が見ても混乱しないように、撮影時の共通ルールがあります。特にX線フィルムの置き方は、統一したルールがあるため、これを把握しておかないと、どの部位が撮影されていて、どちらを向いているのかを勘違いしまう可能性があります。
- 近位は上、遠位は下にして撮影する
- 頭部は左、尾を右にして撮影する
- X線撮影視野の専門用語を把握する(頭側、尾側、背側、腹側など)
③ 読影法の基礎
X線写真から症状を見極めるために、必ず見るべきポイントがあります。そのポイントがどうなっているかを1つひとつ確認していくことで、症状を絞み、見極めていくことができます。
【最初にチェックするべき6項目】
【その他にチェックするべき主な項目】
- 軟部組織
- 新骨形成の有無
- 骨皮質・骨髄・軟骨下骨
- 不透過性
- 関節包や周囲の構造
- 関節腔
- 関節周囲の境界
- 骨化に適した年齢か
収録時間約278分(約4時間半)
明日の診療から役に立つ
「整形のX線検査」が学べます
動物病院に訪れるペットの多くは、外科的な悩みや関節周りの悩みを抱えているのではないでしょうか? そのようなとき、X線検査ですばやく的確に所見をだすことができると、飼い主さんは嬉しいですし、病院自体の負担減にもなります。
そこで今回ご用意したセミナーDVDでは、整形に関連して動物病院での症例が多い病変をピックアップしました。
DVD5枚組(約278 分)と、動画で使われているフルカラーレジュメのPDFデータ(277 ページ)をご用意しておりますので、映像と資料で詳しくX線検査について学ぶことができます。
収録内容の一部を紹介すると…
X線検査マスタープログラム
~整形放射線学編~
DVD5枚組(収録時間合計:278分)
+フルカラーレジュメ(ダウンロード版:277ページ)
DISC1:整形放射線学入門
- X線検査の品質評価について
X線検査の品質を高めるには、4つの評価ポイントを忘れてはいけません。このポイントをハズしたまま検査をすすめても、正しい所見が得られなくなってしまいます。
- Xフィルムの置き方
X線写真にはフィルムの置き方のルールが決まっています。X線を撮影する人と検査/診断をおこなう人は、多くの場合は別人物です。
また、他の病院で撮影したX線写真を見て所見をださなければいけないこともあります。そうしたときに、共通の撮影ルールを知っておかないと、思わぬトラブルを引き起こします。
- X線検査の専門用語
X線検査で使われる専門用語を紹介します。こちらも専門用語をおさえておかないと、誤解を生んでしまう可能性があります。入門・基礎的な知識ですが、しっかりとおさらいできます。
- 基本的なX線写真の評価
症状にかかわらず、検査の最初には、まずX線写真のどこを見ていくかを解説します。もれなく正しい所見を導くために、必ずチェックしなければならない6つ評価項目をお伝えします。
- 整形フィルムの読影法
外科、整形の症状の場合のX線検査にて、X線写真のどこを見るべきかを解説します。
- 長骨の基本構造
整形の場合、基本は骨を中心に見ることになります。その中でも、大きな骨である「長骨」について詳しく知っておくことで、より検査が正確になります。症例解説の前に、長骨の基本構造などについておさらいをします。
- 軟部組織の基本構造
整形・外科的な症状の場合、骨に問題があると思いがちですが、実際には骨の周りにある軟部組織に問題があるケースもあります。ガスが溜まったり石灰化したりと、さまざまな症状がありますので、軟部組織の基本構造について、しっかりと学べます。
- 骨消失について
骨粗しょう症や骨軟化症・骨溶解など、骨がどんどん消失していく症状の場合の、X線検査の注目ポイントを分かりやすく解説します。
- 骨産生について
骨皮質や骨膜に刺激が加えられたり、これらが遊離するときの修復反応として、膠原線維の束が生じることがあります。シャーピー繊維と呼ばれるこの結合具合を確認するための知識を解説します。
- 骨膜反応について
骨膜に刺激があたえられると、新骨形成が発生します。この骨膜反応にはいくつかの種類があり、種類別の特徴や見分け方について解説します。
DISC2:症例紹介:骨溶解編
- 症例:原発性骨腫瘍
犬種は関係ないですが、大型犬での発生が多いのが特徴の原発性骨腫瘍の症例を紹介します。過去の骨折や、金属性インプラントが関係していると思われる症状です。
- 症例:細菌性骨髄炎
細菌性骨髄炎は原発性骨腫瘍に類似した症状で、発熱・腫脹・激しい疼痛を伴います。発生してすぐには症状が確認できない症状で、このことも踏まえて所見をだす必要があります。
- 症例:真菌性骨髄炎
真菌性骨髄炎は細菌性骨髄炎と同様、原発性骨腫瘍に類似した症状です。比較的若い犬から中年齢に発生することが多く、犬種は問いませんが、使役犬に多く発生しています。
- 症例:多発性骨髄腫
形質細胞性腫瘍の一種で、ガン化した形質細胞が周囲の骨を破壊しながら増殖します。骨の疼痛や病的骨折が起きやすくなる症状の解説をします。
- 症例:多発性軟骨性外骨腫症
多発性軟骨性外骨腫症により骨腫瘤が発生し、脊髄などを圧迫している症例を紹介します
DISC3:四肢疾患症例① 関節
- 症例:変性関節症(DJD)
関節軟骨が悪化する、変性関節症(DJD)の症例を紹介します。関節包内がどのように腫脹していくか、関節の周囲に形成される骨棘などの様子を具体的に紹介しています。
- 症例:化膿性関節炎
交通事故や散弾、咬傷などによって汚染され、関節炎を引き起こす症状について解説します。軟部組織内にガスが溜まっている様子や、骨溶解を起こしている様子を具体的に紹介します。
- 症例:びらん性多発性関節炎
犬でもっともよく見られるタイプの関節炎で、リウマチ様関節炎とも言われます。初期症状から末期症状にかけて、X線写真の見え方の違いを詳しく解説しています。
- 症例:非びらん性多発性関節炎
びらん性以外の病因で、発生する多発性関節炎について解説しています。関節自体はほぼ正常に見えるため、判断が難しい症例ですので、しっかり確認しましょう。
- 症例:滑膜細胞肉腫
滑膜細胞肉腫は、関節を中心とした無痛性腫脹が特徴的な症状です。関節周囲の軟部組織の腫脹や、多骨性骨溶解の様子を実際の症例ともに紹介します。
- 症例:レッグペルセス(大腿骨頭の無菌性壊死)
大腿骨頭骨端への血液供給の減少・欠乏が原因で発生する、レッグペルセスの症例を紹介します。大腿骨頭の変形が主な原因になることが多く、実際の変形事例共に解説します。
- 症例:股関節形成不全
股関節の変形により、歩行異常や運動しなくなるケースが多くなる股関節形成不全に関して、股関節の変形事例を複数紹介します。
DISC4:四肢疾患症例② 軟骨・靭帯
- 症例:肘突起癒合不全
変形性関節疾患により、骨硬化や骨棘が発生した症例について紹介します。軟骨であり、X写真でも見づらい肘突起の検査をおこなうときに着目するポイントについて紹介します。
- 症例:内側鉤状突起断裂
前肢がぎくしゃくした歩行になったり、肘の屈曲/伸展時に疼痛が走る場合、内側鉤状突起断裂が発生している可能性があります。実際の症例写真をもとに、どのように突起断裂がおこなわれていくかを解説します。
- 症例:骨軟骨症
軟骨の骨化異常により、骨形成不全となり、異常症状が発生する事例について紹介します。軟骨は骨に比べて、X線の透過率が高いことを意識して確認することが重要です。肩関節、肘関節、膝関節、足根骨の骨軟骨症について紹介します。
DISC5:四肢疾患症例③
軟骨・成長板・骨折・骨髄
- 症例:軟骨芯遺残症
原因不明の病気と言われており、軟骨自体は骨化せず、軟骨内に芯のようなものが形成されるのが特徴です。その症例について紹介します。
- 症例:成長板損傷
成長板の損傷について詳しく解説します。段階や要因によって、損傷の度合いや様子が異なってくるため、しっかりと違いを把握しましょう。
- 症例:骨折
骨折した場合のX線検査について解説します。どのような角度から撮影するべきか、骨折の原因によってX線では判断できない症状もあるため、それぞれの違いについて詳しく解説します。
- 症例:汎骨炎
汎骨炎は、中型や大型の若い犬に見られる骨の炎症。確かな原因は分かっていない症状であり、どのように見極めていくか、その症例について解説しています。
DVD に収録された夏堀先生の講義がまとめられた、フルカラーレジュメのPDFダウンロードデータをお渡しいたします。
DVD をじっくり視聴するお時間がなければ、まず、このレジュメから先に目をとおしてください。そして、気になる個所の映像から視聴していただければ、効率のよい学習が可能です。
さらに、いつもはモノクロのレジュメを冊子化したものをお渡しさせていただいておりましたが、今回のテーマは画像診断のため、より鮮明にご覧いただけるように、フルカラーPDF化にいたしました。
X線検査のスキルアップを目指すなら
必ず手元においておきたい教材です
- 最新のX線検査について学べる
先生方も大学などで、すでにX線検査についてはしっかりと勉強されてきているかと思います。そこで復習と再認識の意味も込めて、ぜひ、こちらの教材を活用ください。
当時と最新のX線検査の違いやその症例についても紹介していますので、今以上のスキルや知識の上乗せができます。
- 明日からの診療に活かすことができる
実践的な症例をたくさん用意し、それぞれについて丁寧に紹介しています。こちらを把握しておけば、明日からの診療にすぐに活かすことができます。
- これから外科分野を強化していきたい動物病院におすすめ
単に、症例を紹介しているだけではありません。X線検査では「検査」「診断」「評価」というステップを正しくおこなうことで、より精度の高い所見をだすことができるようになります。
これまで外科を得意としている動物病院はもちろんのこと、これから外科分野を強化していきたいと考えている動物病院にとっても、X線検査をベースにしてどのようにペットにアプローチしていけばよいかを学ぶことができます。
- X線検査の精度を今以上にレベルアップすることができる
症例解説だけではなく、品質の高いX線検査をおこなうためのチェックポイントを具体的に紹介しています。
症状に関わらず、正しい所見を導きだすための手順・チェック項目がありますので、そのコツを掴んで今以上にX線検査のレベルを向上させませんか?
- はじめてのDVD教材! いつでも手元において勉強できます
これまでX線検査のテクニックやノウハウは、セミナーや講演で紹介されることはあっても、教材という形で紹介されるのは初めてのことです。
教材化されるということは、学びたいことを、いつでもすぐに学ぶことができるということ。忙しくてなかなか勉強する時間を確保できない先生でも、レジュメを見ながら気になったところだけDVDで確認するという勉強も可能になりました。
安心の60日間返金保証を
お付けいたします
「もしかしたら、もう知っている内容ばかりかもしれない…」
「内容を理解できるか不安だ…」
「期待にそえる教材なのか?」
など、思われた場合もご安心ください。
なぜなら、DVD教材の内容に、ご納得できなければ返金させていただくからです。
60日間、じっくりとDVDをご覧いただき、先生の選択が正しかったかどうかをご判断ください。
送料も、返金振込料も、当社が負担させていただきます。
返金保証がついている、獣医師向け教材なんて、ほとんどありません。
これは、今回リリースするDVD教材への自信そのものです。
ペットのために、飼い主さんのために、動物病院のために、
X線検査に自信をつけてください!
正確な所見をだすことは、ペットの回復を待つペットや飼い主さんにとって、とても重要なことです。誤った所見は余分な時間とコストを発生させ、飼い主さんはもちろんのこと、動物病院にとっても痛手になるでしょう。
何より病気に苦しむペットをずっと見守るのは辛いことです。
そうならないためにも、ぜひこのDVD教材を利用して、X線検査に自信をつけてください。
そして、こちらを手に入れるなら、DVDリリースキャンペーン中にご購入いただけると、さらにお得です。
DVDリリースキャンペーンは、1月31日まで。1月31日をすぎますと、料金は通常価格に戻ります。
また、今回制作したDVDの在庫数は初回限定70セットとなりますので、もし、在庫がなくなれば、追加生産となり、すぐに商品をお渡しできなくなります。
このご案内は1,641人以上の獣医師の先生にお送りしておりますので、今すぐ、優れた技術で増患・増益したいならば、お申し込みはお急ぎください。
視聴方法を選べます
いつもの安心 DVDでお届け |
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すぐに見られる ネット配信 |
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FAX申込みはコチラ(代引のみ) |
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※クレジット決済のみ |
- DVD5枚組(計278分)
- レジュメPDF(ダウンロード版)
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教材内訳 |
- 5セクション(計278分)
- レジュメ冊子(PDFダウンロード)
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販売価格 39,980円 (税込43,978円)
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価格 |
販売価格 39,980円 (税込43,978円)
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あり(購入後60日間) |
返金保証 |
商品特性上なし |
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特記事項 |
- いつでもどこでも視聴可能
- PC、タブレット、スマホ対応
- 視聴期間制限なし
- ネット接続必須
- 購入後、専用閲覧ページをご案内
|
※安心の暗号化通信を採用しています。
この商品のお申込みフォームは、世界でもトップレベルである、グローバルサイン社のセキュリティシステムを利用しており、個人情報保護、セキュリティ強化のため、SSL暗号化通信を採用しています。お申込みの際に個人情報の漏洩は一切ありません。