特別価格終了まで
突然やってくる高リスク症例
近年、犬猫が長生きするようになり、心疾患を抱える動物も確実に増えています。
先生も、日々の臨床でMR(僧帽弁閉鎖不全症)やHCM(肥大型心筋症)を診断する機会が増えているのではないでしょうか。そして、その病気は「手術目的で来院した動物」に潜んでいることもあります。例えば、
- 抜歯で来院した猫の身体検査で、心雑音を聴取する
- 腫瘍切除を予定した犬の術前検査で、思わぬ心拡大を見つける
こうしたケースは、決して珍しいことではありません。心疾患がある場合、健康な動物に比べて麻酔管理の難易度は一気に上がります。専門病院を紹介できれば安心ですが、距離や費用、そして飼い主さんの「先生にお願いしたい」という想いから、一次診療で対応を迫られることも少なくありません。
もし、心疾患を抱えた動物に、健康な動物と同じように麻酔をしてしまった場合。術中に急変し、わずかな判断の遅れが命を奪ってしまうこともあります。
このような失敗を防ぐためにも、「心疾患の麻酔管理」を体系的に学び、安心して手術を引き受けられる自信と技術を備えておくことが、今の一次診療に求められています。
麻酔薬が心臓に及ぼす影響
麻酔薬は、鎮静・鎮痛の効果を発揮する一方で、心臓の収縮力や血管の収縮を弱める作用があります。これにより、血圧が低下したり、心拍出量が減少します。特にMR犬では、すでに心臓に負担がかかっているため、麻酔による心機能抑制には注意が必要です。
例えば、MR犬のCRI(持続定量点滴)では、フェンタニルで疼痛管理をおこないながら、状況に合わせてドブタミン・ドパミンで心収縮力を維持する、といった対応が求められます。
ここまでは、日常診療でも診療機会の多いMR犬での対応ですが、これがHCM猫になると、事情は一変します。同じ「心疾患」でも、病態が違えば目標が変わり、薬剤の選択も変わる。そんな場面があるのです。
HCM猫の禁忌事項とは?
MR犬のCRIでは、ドブタミンを使って心収縮力を維持する。これは、多くの獣医師にとって常識かもしれません。では、HCM猫のCRIも、同じ選択でいいのでしょうか?もし、その猫がLVOTO(左室流出路閉塞)を伴っていたら…。ドブタミン投与は、次のような危険を招きます。
- 心収縮力上昇により左室への負担が増える
- 心機能がかえって低下する
- 結果的に、重篤な心不全やショックを起こしうる
つまり、LVOTOを併発するHCM猫では、ドブタミンの使用は注意が必要です。 この判断を誤れば、良かれと思った治療が、命を奪う結果になりかねません。
そしてこれは、心疾患の麻酔管理における落とし穴の、ほんの一例に過ぎません。例えば、MR犬に最適な麻酔深度や、PH(肺高血圧症)症例への薬剤選択も、同じように「逆効果」になる場面があります。だからこそ、「心疾患の麻酔管理」は単なる麻酔の延長ではなく、症例ごとの病態生理を踏まえた戦略が必要なのです。
どうやって学べばいいのか?
高齢の犬猫が増え続ける今、「心疾患の麻酔管理」は、地域の獣医療を支えるホームドクターにとって避けては通れない技術です。
それにもかかわらず、世の中に出回っている教材の多くは、健康な動物を前提とした麻酔管理ばかり。心疾患を抱えた動物の麻酔管理を、体系的かつ専門的に学べる教材は、ほとんど存在しません。また、興味はあっても「心疾患の麻酔は怖い」「失敗できない」という思いから、なかなか第一歩を踏み出せなかった先生もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、一次診療の現場で再現できる「心疾患の麻酔管理」をわかりやすく学べる特別な教材をご用意しました。
講師は、獣医循環器認定医の資格を持つ麻酔専従医・三木悠矢先生。心疾患症例のリスクを正しく見極め、安全に麻酔をおこなう知識と技術を、豊富な経験と事例をもとに解説します。
講師紹介
三木 悠矢先生
みき ゆうや
- 株式会社Cirrus 代表
Profile
鳥取大学農学部獣医学科卒業。近畿動物医療研修センター循環器科研究生を経て、2019年よりJACCT動物心臓血管ケアチーム麻酔科科長。2024年、株式会社Cirrus(シーラス)を設立。動物麻酔基礎技能認定医・獣医循環器認定医として、数多くの麻酔管理に携わる。病態理解を軸にした「安全で楽しい麻酔管理」を提唱し、臨床現場のチーム全体のスキル向上を支援している。
- 【略歴】
- 2014年
- 鳥取大学 農学部 獣医学科 卒業
- 2016年
- 近畿動物医療研修センター 循環器科 研究生
- 2019年
- JACCT 動物心臓血管ケア チーム 麻酔科 科長
- 2024年
- 株式会社 Cirrus(シーラス)を設立 代表
- 【講演歴】
- 2023年 6月
- 獣医麻酔外科学会シンポジウム 心臓外科の麻酔
- 2025年 6月
- 獣医麻酔外科学会ランチョンセミナー 心電図で予測する麻酔リスク
他の麻酔教材とは何が違うのか?
本教材の「5つの見どころ」
1
「循環器✕麻酔」が一本で学べる
本教材のタイトルは、「トラブル回避! 循環器疾患の安全な麻酔管理術」。健康な動物への麻酔よりも高度な知識と技術、そして周到な準備を要する循環器疾患症例への麻酔に特化した教材です。
循環器疾患を抱えた動物は、わずかな判断ミスが命に直結します。そのため、安全に麻酔をおこなうには、循環器の病態を深く理解した上で、状況に応じた麻酔設計が欠かせません。だからこそ本教材では、その設計の全工程を「一次診療の現場で再現できること」にこだわって制作しました。
講師は、麻酔専従医でありながら「獣医循環器認定医」の資格も持つ三木悠矢先生。獣医循環器認定医を持つ麻酔専従医は、国内にほとんど存在しません。さらに一次診療で多くの症例に向き合った経験から、現場で使える判断や工夫まで語れる稀有な獣医師です。
本教材では、「循環器✕麻酔」という複合領域を、一次診療でそのまま実践できる形に落とし込んで解説。通常なら、循環器と麻酔のセミナーを別々に受講しなければ得られない知識を、この一本で完結できます。
循環器の病態を正しく理解し、設計できるようになれば、これまで「危険だから」と麻酔を見送ってきた症例にも安全に挑めるようになり、救える命、病院の信頼、飼い主さんの満足度の向上に繋がります。
2
「麻酔の考え方」から丁寧に解説
ほとんどの獣医師が、「麻酔は怖い」と感じています。麻酔は、動物の生命活動を意図的に抑制する処置。言い換えれば、一時的に「生から切り離す行為」ですから、怖くて当然です。事実、何千例もの麻酔を経験してきた三木先生でさえ、今もなお「麻酔は怖い」と言います。
なぜ、経験豊富な専門医であっても、麻酔を怖いと感じ続けるのでしょうか? それは、怖さを否定するのではなく、「正しく怖がる」ことが、安全な麻酔管理の出発点だからです。
例えば、「生きているとはどういう状態なのか」「死なせないためには何をすべきなのか」といった根本的な問いを立て、麻酔の原理や目的を理解すること。これが、必要以上に恐れず、かといって油断もしないバランスの取れた麻酔管理に繋がります。
本教材では、いきなり薬剤や機材の使い方といった技術論には入りません。まずは、「麻酔の考え方」をしっかりと理解することからはじめ、段階を踏んで安全な麻酔設計・実践へと進んでいきます。
だからこそ、これまで麻酔に苦手意識を持っていた先生や、これから本格的に麻酔を学びたい先生でも、安心して学びを深められます。
“「麻酔の考え方」を知ることが、安全な麻酔管理の基本です”
3
プロトコールの丸暗記不要「病態理解ベース」の麻酔管理
麻酔管理と聞くと、多くの先生が思い浮かべるのが「プロトコール」でしょう。
術前準備では、どの薬剤を用いるか、前投与・導入では何を選択するか。こうした手順や薬剤リストを、頭に叩き込んで臨む獣医師も少なくありません。
このやり方自体が間違いではありませんが、頼りすぎると対応が型にはまり、予期せぬ状況で柔軟さを失う危険があります。そして、この「型」から抜け出せない原因のひとつが、プロトコールで薬剤の選択を固定してしまうことです。
そんな中、三木先生は「使用する薬剤には、それほどこだわる必要はない」と強調します。なぜなら、薬剤はあくまで「目的を達成するための手段」であり、本当に重要なのは、病態を深く理解することだから。
例えば、同じMRの症例でも、肥満体型か痩せ型か、若齢か高齢か、基礎疾患の有無によって、麻酔の目的は変わります。目的が変われば、最適な薬剤や投与方法も自然と変わってくるのです。
本教材では、まずMR・HCM・PHといった主要な心疾患の病態から丁寧に解説。心臓を中心に血行動態の変化を理解できれば、薬剤選択は「何を使うか」ではなく「何のために使うか」という視点に変わります。その結果、プロトコールを丸暗記しなくても、状況に応じて最適な薬剤を選び出せるようになるのです。
病態理解をベースにした麻酔管理こそが、安全性と柔軟性を兼ね備えた「真の臨床スキル」なのです。
“病態を理解できれば、自然に最適な薬剤がわかります”
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麻酔でやりがちな失敗を未然に防げる
手術室で、突然鳴り響くモニターのアラーム。予兆なく訪れる術中急変ほど、恐ろしいものはありません。しかし、循環器疾患の動物では、「良かれ」と思って行った対応が、実は、逆効果になるケースもあります。
例えば、高齢の小型犬に多いMR(僧帽弁閉鎖不全症)のケース。MRでは心機能が低下し、それを補うために交感神経が活性化しています。この状態で麻酔をかけると、低血圧を助長する可能性があるため、「できるだけ浅い麻酔で自発呼吸を維持する方が安全」と考える獣医師も少なくありません。
しかし、この判断は大きな落とし穴です。
浅い麻酔は、心拍数・心収縮力・末梢血管抵抗を上昇させ、モニター上の血圧は改善したように見えます。しかしMR犬では、末梢血管抵抗の上昇が血液を逆流させ、左房圧が上昇。結果的に、うっ血や肺水腫のリスクが急激に高まります。逆に、適切な深度までしっかりと麻酔をかけることで、後負荷が軽減し、うっ血は改善するのです。
これは、循環器疾患麻酔の典型的な失敗の一例に過ぎません。本教材では、MR・HCM(肥大型心筋症)・PH(肺高血圧症)といった主要な心疾患ごとに「やりがちな失敗」を明示。事前に理解していれば、明日から判断ミスを防げます。
“失敗を防ぐために、必ず知っておいてください”
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チーム全体のスキルが底上げされ「良い循環」を作れる
麻酔管理は、獣医師だけで完結する仕事ではありません。術前準備・モニタリング・薬剤投与のサポートなど、実際にはスタッフが関わる場面が多く、チームの連携が手術の安全性を左右します。三木先生は、数多くの一次診療施設で麻酔管理の指導・支援をおこなう中で、スタッフの意識や行動が大きく変わる瞬間を、何度も見てきたとおっしゃいます。
「看護師さんたちが、特に変わります。獣医師が先導して麻酔管理の意識を高めると、看護師さんたちのモチベーションも上がって、良い循環が生まれるんです」
この「良い循環」が定着すると、獣医師・看護師双方の知識と判断力が磨かれ、チームワークの強化や、スムーズな手術に繋がります。そして、その循環を作るには、全員が共通の考え方を持つことが欠かせません。本教材は、単なる薬剤リストやマニュアルの暗記ではありません。
「なぜそうするのか」という麻酔の考え方から学べますので、院内勉強会の教材としても活用しやすく、スタッフ全員のスキルアップに直結します。
“本教材で、スタッフ全員の共通理解が作れます”
他にも、三木先生から安全な麻酔管理のポイントをたくさん学べる今回のプログラム。その一部をご紹介すると…
トラブル回避!
循環器疾患の安全な麻酔管理術
1. 心疾患と循環の概論
- 最初に知っておきたい麻酔薬の基本
- セクション1では、「心疾患と循環の概論」をテーマに講義をおこないます。まずは、知っておきたい麻酔薬の基本から解説します。プロポフォール・ケタミン・フェンタニルなど、どの麻酔薬にも共通する考え方があります。
- 麻酔による死亡リスクを減らすには?
- 多くの獣医師が「麻酔は怖い…」と感じていますが、これは自然なことです。その上で、可能な限り死亡リスクを減らすのが重要になります。では、具体的に何をすればいいのでしょうか?
- 「生きている時と同じ状態を維持する」とは?
- 麻酔で動物を死なせないための重要な考え方のひとつが、「生きている時と同じ状態を維持する」ことです。ここでは、その状態をイメージしやすいように実際の症例を用いながら、わかりやすく解説します。
- 安全な麻酔管理の考え方
- 体・臓器は、エネルギーによって正常に保たれています。そして、そのエネルギーは、血流によって運ばれる栄養や酸素から作り出されます。実は、このメカニズムに、安全な麻酔管理のヒントが隠されています。
- 基礎疾患と循環の関係とは?
- 基礎疾患(主に心疾患)と循環の関係は、大きく「2パターン」あります。それは、①循環の変化が基礎疾患に影響するパターン、②基礎疾患が循環に影響するパターンです。それぞれのパターンの特徴を詳しく解説します。
- 「DO2」とは、何か?
- 「D」はDeliveryを指し、DO2は「動脈血酸素供給量」を意味します。「いかに全身に酸素を送れたのか?」を示す指標となる数値であり、DO2は、3つの要素をもとに算出されます。
- 麻酔を実施する前の重要ポイント
- 心疾患症例に麻酔をかける前に、必ず知っておきたい重要なポイントがあります。例えば、患者の全身状態に応じたリスク分類である「ASA(-PS)分類」はそのひとつ。他のポイントと合わせ、わかりやすくご説明します。
- 心エコー検査で見るべき指標とは?
- 術前検査は、身体検査・血液検査。胸部X線検査などをおこないますが、もっとも重要になるのが心エコー検査です。では、心エコー検査では、どのような指標に着目すべきなのでしょうか?
2. MR(僧帽弁閉鎖不全症)の麻酔
- 活動性低下・食欲廃絶で来院した犬の症例
- セクション2は、「MR(僧帽弁閉鎖不全症)の麻酔」をテーマに講義をおこないます。まずは、10歳のチワワの症例をご紹介します。活動性低下・食欲廃絶を主訴に来院した症例で、聴診で心雑音が聴取されました。
- MRの血行動態の理解
- 心臓を中心とした全身の循環の図を見ながら、MRの血行動態を解説します。MRは、「左室から左房に血流が逆流してしまう」病態ですが、これにより、全身の循環にはどのような影響が生じるのでしょうか?
- どうやって、血行動態を維持するのか?
- 麻酔を乗り越え、手術を無事に終えるには、動物の血行動態の維持がとても重要です。では、MR症例に麻酔をかけると、血行動態はどう変化するのでしょうか? 麻酔薬の作用を理解できると、その答えがわかります。
- MR犬に麻酔をかけると、どうなるのか?
- 2002年に発表された論文を見ると、MR犬では、交感神経系が活性化していることがデータで示されています。このような場合、麻酔により低血圧助長の可能性がありますが、どう対応すればいいのでしょうか?
- 重度MR犬の麻酔は、浅い方がいいのか?
- 例えば、重度MR犬の場合、浅い麻酔の方が自発呼吸もできて安全に思えます。しかし、結論からお伝えすると、これは大きな間違い。うっ血リスクが高まり、逆に危険です。その理由を、わかりやすく解説します。
- 血行動態に合わせた強心薬の使い分け
- 心収縮力を上げるために用いられる強心薬には、ドブタミン・ミルリノン・ピモベンダンなどの種類があります。では、これらの強心薬には、どのような違いがあり、どう使い分ければいいのでしょうか?
- アシドーシス症例への対処法
- 急性呼吸性アシドーシス症例では、カテコラミンが効きにくい問題が生じます。つまり、ドブタミンの効果が期待できないということ。でも実は、ちょっとした工夫できちんと強心薬の効果が得られるんです。
- MR犬が徐脈になると、どうなるのか?
- 徐脈になると、心臓の拡張期が通常よりも長くなる傾向があります。そして、拡張時間が伸びると、それだけ左心拡大が起こってきます。さらに左心拡大は、僧房弁にも影響を及ぼします。
- MR犬の麻酔プロトコール
- セクション2の冒頭でお示しした、10歳のチワワの麻酔プロトコールを解説します。ここまで学んできたMR犬の麻酔のポイントをおさらいしながら、ひとつひとつのポイントを実践に落とし込んでいきます。
3. HCM(肥大型心筋症)の麻酔
- 肥大型心筋症のエコー所見
- セクション3は、「HCM(肥大型心筋症)の麻酔」をテーマに講義をおこないます。まずは、4つのエコー所見の中から、「どれが肥大型心筋症なのか」を考えてみてください。肥大型心筋症を見極める視点を学んでいきます。
- 肥大型心筋症の定義と考え方
- 2020年にACVIMよりコンセンサスステートメントが発表され、大きく2つの変更が追加されました。ひとつは、UCMからNonspecific(非特異的)への変更。もうひとつが、Phenotype(フェノタイプ)という考え方の追加です。
- 肥大型心筋症の血行動態を理解するポイント
- 麻酔を考える上で、もっとも重要になるのが血行動態です。では、肥大型心筋症の血行動態は、どう考えればいいのでしょうか? 心臓を中心とした全身の循環の図を見ながら、肥大型心筋症の血行動態をわかりやすく解説します。
- LVOTO症例に強心薬を使ってもいいのか?
- LVOTO(左室流出路閉塞)症例への強心薬は、理論上は収縮力上昇により、左室肥大は悪化すると考えられます。しかし、HOCM猫においてピモベンダン使用による悪化は認めないと報告する論文もあります。これは、どう理解すればいいのでしょうか?
- 肥大型心筋症の麻酔のポイント
- 他の心疾患と同じように、肥大型心筋症においても「今の血行動態の維持」がもっとも重要です。そのためには、「HCM症例に麻酔をかけると、どう変わるのか?」を掘り下げて考える必要があります。
- どうやって、頻脈を防ぐのか?
- HCM症例の麻酔では、「心拍数を頻脈にしないこと」が非常に大切です。では、具体的にどうやって頻脈を防げばいいのでしょうか? 万が一、頻脈になってしまった場合の対応と合わせ、「5つのポイント」を解説します。
- どうやって、心収縮力を維持するのか?
- 心収縮力も、血行動態と同じように目標は「維持すること」です。しかし、麻酔をかけると、どうしても心収縮力は低下してしまいます。では、どうやって、心収縮力を維持すればいいのでしょうか?
- HCM症例の麻酔プロトコール
- セクション3で学んだ内容をおさらいしながら、HCM症例への麻酔プロトコールの一例を解説します。術前準備・前投与・導入・CRI・その他の各ステップのポイントを、一枚のスライドにまとめました。
4. PH(肺高血圧症)の麻酔
- TR(三尖弁逆流)=肺高血圧症なのか?
- セクション4は、「PH(肺高血圧症)の麻酔」をテーマに講義をおこないます。まずは、「TRがあれば、肺高血圧症なのか」といったお話の真偽から考えていきます。5つのエコー画像を見ながら、先生も一緒に考えてみてください。
- 他の心疾患との「決定的な違い」とは?
- 他の心疾患は、心臓そのものに問題があるケースがほとんどですが、肺高血圧症は、肺動脈・肺に問題があることも多々あります。つまり、別の場所にも問題がある可能性があるということ。これは、麻酔にも影響する大切な視点です。
- 肺高血圧症の定義と考え方
- ACVIMガイドラインを参照しながら、「肺高血圧症とはどんな病気なのか」を掘り下げて考えます。犬のPAP(肺動脈圧)の正常値、診断基準、PAPが上昇する原因と合わせ、わかりやすくご説明します。
- 心エコーによるPHの可能性の評価
- 心エコーは、あくまで肺高血圧症を予測するツールです。そして、その可能性を探る上で重要になるのが「TR(三尖弁逆流)」です。TR最大速度・PH所見のある解剖学的部位の数から、可能性を予測する方法を解説します。
- 肺高血圧症の麻酔のポイント
- 肺高血圧症の麻酔のポイントは、大きく「2つ」あります。それは、①PVR(肺血管抵抗)を上げないこと、②全身血圧を維持することです。それぞれのポイントを掘り下げてご説明します。
- 薬剤選択のポイントと注意点
- 理想的な薬剤は「PVR低下+SVR維持+心収縮力維持」のすべてを満たすもの。しかし実際には、一剤でこれらすべてを満たせる薬剤は存在しません。そのため、薬剤の特徴を正しく理解し、症例に合わせて選択することが重要です。
- 人工呼吸管理のポイントと注意点
- 酸素化・換気は、肺高血圧症に大きく影響するポイントです。低酸素血症によりPAP・CVPは上昇してしまうため、手間取った抜管や早過ぎる抜管には要注意。肺保護換気の重要性と合わせ、人工呼吸管理のポイントを解説します。
- PH症例の麻酔プロトコール
- セクション4で学んだ内容をおさらいしながら、PH症例への麻酔プロトコールの一例を解説します。術前準備・前投与・導入・CRI・投薬準備・その他の各ステップのポイントを、一枚のスライドにまとめました。
5.心臓外科の麻酔
- MVP(僧帽弁形成術)を検討するタイミング
- セクション5は、「心臓外科の麻酔」をテーマに講義をおこないます。さまざまな心臓外科の中でも特に多いのが、MVP(僧帽弁形成術)ではないでしょうか? ACVIMガイドラインを参照しながら、MVPの基本から学んでいきます。
- 2種類の術式と、その違いとは?
- 僧帽弁形成術で用いられる術式は、大きく2つあります。それは、①腱索再建術、②弁輪縫縮術の2つです。それぞれの手術が、どのような目的で実施されるのか。写真を見ながら、わかりやすく解説します。
- 僧帽弁形成術の一連の流れ
- MVPを実施するには、確実な心停止と無血視野の確保が重要です。そして、安全に手術をおこなうには、人工心肺装置を用いた体外循環の理解が欠かせません。では、具体的に、どのような手順で手術を進めていくのでしょうか?
- CPB(人工心肺装置)の仕組みとは?
- MVPに必須の人工心肺装置ですが、どんな仕込みなのかイメージし辛いのではないでしょうか。ここでは、模式図と実際の映像の両方を用いて、人工心肺装置の仕組みを丁寧に解説します。
- 心停止の考え方と、その方法
- 心臓を止めるには、心筋保護液(心停止液)を冠動脈内に注入します。では、心筋保護液とは、いったいどんな薬剤なのでしょうか? 心臓外科における「心停止の考え方」と合わせてご説明します。
- 大動脈遮断~自己心拍再開までの手術映像
- 大動脈遮断から、心停止まで。そして、心内操作後の左房縫合から、自己心拍再開までの実際の手術映像を、モニター画面と一緒にお見せいたします。手術のポイントも、三木先生が丁寧に解説してくれます。
- 心臓外科の麻酔プロトコール
- セクション5の最後に、心臓外科の麻酔プロトコールの一例をご紹介します。前投与薬・導入・維持麻酔薬・持続定量点滴・その他の準備薬など、さまざまな薬剤を使い分けますが、症例の血行動態によって多少変わります。
麻酔専従医の現場を覗ける
「症例解説動画」をプレゼント
教材本編では、麻酔管理の基本的な考え方から、病態別(MR・HCM・PH)の麻酔戦略、さらに心臓外科の麻酔までを体系的に解説しています。きっと、学びを深めた先生は、こう感じるはずです。
「では、その麻酔管理を、実際にどう行っているのか? 専門医の現場を見てみたい」と。そこで今回は特典として、11ヶ月齢・未去勢雄への麻酔管理の一部始終を収録した映像をご用意しました。
導入から抜管まで。麻酔専従医が、どのタイミングで何を考え、どう判断・対応しているのか? そのすべてを、実際の症例を通して確認できます。机上の知識だけでは得られない臨床感と判断の根拠が、この映像で手に入ります。
“専門医の現場を覗ける映像は、とても貴重です”
もちろん今回も、講義で使用したレジュメはプレゼントします。
収録された三木先生の講義がまとめられた「セミナーレジュメ」をお渡しいたします。映像をじっくり視聴するお時間がなければ、まず、このレジュメから先に目をとおしてください。そして、気になる個所の映像から視聴していただければ、効率のよい学習が可能です。もちろん、復習用のテキストとしてもご活用いただけます。
三木先生の映像教材を推薦します
「循環器疾患麻酔に正しく立ち向かうための学び」
三木先生は、獣医循環器認定医の資格を持ちながら麻酔専従で活躍する、日本でも数少ない獣医師のひとりです。さらに動物麻酔基礎技能認定医を取得されており、犬猫の循環生理学や循環作動薬の使用に関する深い知識と、開心術を含めた豊富な循環器疾患麻酔の臨床経験を兼ね備えています。まさに国内における犬猫の循環器麻酔分野の第一人者といえる存在です。
この映像教材には、犬猫の循環器疾患麻酔管理に必要な基礎知識が網羅されています。疾患ごとにイメージすべき血行動態や、循環作動薬に期待できる効果が整理されており、実臨床で役立つ視点が明確に提示されています。重要なのは薬剤やプロトコルの選択そのものではなく、それを支える知識と考え方です。本教材で学び、循環器疾患麻酔に「正しく恐れを持ち、十分に準備して立ち向かう」姿勢を身につけることで、ご視聴いただく先生方の日々の麻酔管理に大きな変化が生まれると確信しております。
北海道大学 附属動物病院 准教授
麻酔科長 田村 純 先生
「動物における心疾患の麻酔のバイブル」
皆さんは動物に麻酔をかける前に何を気にしているだろうか?
動物の体重や年齢,全身状態はもちろんのこと,腎機能や肝機能,基礎疾患の有無,特に「心疾患の有無と重症度」は気にしておられる先生が多いのではないだろうか?
心疾患を持つことで術中の血圧は不安定になり,なんとか手術は乗り切ったものの,術後肺水腫‥心疾患の麻酔で痛い目にあったことがある先生は決して珍しくないと思う。
心疾患を持つ患者に安全に麻酔をかけるためには「麻酔中の血行動態」を正確にイメージすることが重要である。しかしながらそのためには「心疾患の病態」と「麻酔薬の特徴」への深い理解が必須であり,「循環器学」と「麻酔学」の両方の一朝一夕では得られない知識が求められる。
本映像教材の講師である三木先生は日本で唯一の「獣医循環器認定医」と「動物麻酔技能認定医」を両方持つ獣医師である。本映像教材には循環器と麻酔に精通した彼にしかできない講義が詰まっている。この心疾患をもつ動物はこのような血行動態になっており,それをこの薬で制御をするといった論理的な解説は,麻酔に苦手意識がある先生は元より,麻酔が得意な先生にとっても必携の内容になっている。
私は三木先生と約10年に渡り動物の心臓外科をおこなってきたが,彼が麻酔をかける以上「心疾患が原因で麻酔をかけられなかった」ということはいまだかつてない。
本映像教材が多くの獣医師の手に渡り,先生方の病院の「心疾患をもつ症例の麻酔リスク」を少しでも下げることができたら本望である。
JACCT 動物心臓血管ケアチーム 代表
近畿動物医療センター 代表
麻酔科長 森 拓也 先生
「循環器疾患の麻酔管理術」を学びこんな結果を手に入れませんか?
- 「正しく恐れる」麻酔管理ができる
- 麻酔は、怖くて当然です。そして、その怖さは「未知」から来ます。本教材では、MR・HCM・PHといった病態ごとに麻酔管理のポイントを解説。注意点と対処法を理解できれば、必要以上に恐れず、かといって油断もしないバランスの取れた麻酔管理ができます。
- 「プロトコールの丸暗記」から卒業できる
- 安全な麻酔管理で本当に重要なのは、プロトコールではなく「病態の理解」です。本教材では、症例の病態と目的に合わせた最適な麻酔薬の選択方法を学べます。プロトコール頼みの不安定な管理から脱却し、どんな症例でも状況に応じた柔軟な対応が可能になります。
- 「浅い麻酔」の誤解から解放される
- HCMのうち、左室流出路閉塞がある閉塞性肥大型心筋症(HOCM)の場合。実は、ドブタミンの使用はリスクになり得ます。MRとHCMの両方を取り上げた本教材なら、犬と猫の違いも含めた正しい薬剤選択を身につけられ、致命的な判断ミスを防げます。
- PH症例での薬剤選択ミスを防げる
- PH症例でHPV(低酸素性肺血管攣縮)を起こしている場合。安易にシルデナフィルを使用すると、全身の低酸素化を招くリスクがあります。本教材では、そのリスクと安全な投与条件をわかりやすく解説。知って使うことで、重大な合併症を回避できます。
- 院内チームの安全意識が高まる
- 本教材は、看護師・若手獣医師との院内勉強会にも最適です。共通言語が生まれ、術中の指示がスムーズになり、事故リスクが減少。チーム全体の安全意識が底上げされ、現場の安心感が格段に高まります。
- もっと多くの犬猫の命を救える
- 循環器疾患の犬猫は、麻酔リスクの高さから手術を見送られることも少なくありません。しかし、本教材で病態に基づいた麻酔設計を学べば、「危ないからやめよう」という選択肢しかなかった症例にも、安全に手術に挑める道が開けます。結果として救える命が増え、病院への信頼と評価も確実に高まります。
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他社教材とはココが違う!
弊社教材が選ばれる「5つの理由」
「映像教材は、どれも似たようなものでは?」と思われるかもしれません。
確かに近年は、ウェブセミナー・講義動画などが数多く存在し、手軽に学べる時代になりました。しかし、私たち医療情報研究所が提供する映像教材は「ただ話を聞いて終わる」だけの教材とは、本質的に異なります。
1
実際の治療・手技・対応を「リアルな現場から収録」
講師の実際の診療風景から、患者さんへの説明、治療の組み立て方まで。本教材は、ウェブセミナーでは絶対に見られない「現場の空気」ごと収録しています。まるで高価な実習に参加しているような臨場感で学べます。
2
「なぜそうするのか?」が見えるから、再現できる
本教材は、知識だけでなく「再現性」も重視しています。診断の思考・治療の根拠・処置の判断など、ひとつひとつの行動の理由が言語化されているため、学んだその日から臨床の現場で実践できます。
3
実習に行かなくても「診療の経験値」を稼げる
教材内で取り上げる症例は、決してマニアックなケースではなく、日常臨床でよくある症例ばかり。「こんな症例は、どう考える?」を疑似体験できますので、高価な実習に参加しなくても、診療スキルを鍛えられます。
4
メーカー忖度なし。現場で役立つ器具・機材がわかる
講師が使う器具・機材・薬剤などは、すべて「忖度なし」で紹介しています。メーカー推しではなく、「臨床家のリアルな視点」で選ばれたツールだからこそ、現場に導入しやすく、すばらしい結果を再現できます。
5
「価格以上の価値」があります
価格だけを比べると、本教材は少し「高め」に見えるかもしれません。しかし、講師が長年かけて積み上げた「技術・思考法=財産」を惜しみなく収録した内容は、本来、数十万円を投資し、複数のセミナーを受講しなければ学べません。本教材は、先生ご自身とチームのスキルアップにおいて、とても費用対効果の高い投資です。
視聴方法を選べます
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【教材内容】
- DVD2枚組(計212分)
- 特典映像(19分)
- レジュメデータ(229ページ/PDF)
【価格】
(税込50,578円)
【返金保証】
あり(購入後60日間)【特記事項】
送料・事務手数料980円最短翌営業日出荷
こんな先生にオススメです!
- 「いつものDVDが安心だ!」
- 「モノとして残るほうがいい!」
- 「DVDを視聴する環境が整っている!」
すぐに見られる
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※クレジット決済のみ
【教材内容】
- 5セクション(計212分)
- 特典映像(19分)
- レジュメデータ(229ページ/PDF)
【価格】
(税込50,578円)
【返金保証】
商品特性上なし【特記事項】
いつでもどこでも視聴可能PC、タブレット、スマホ対応
視聴期間制限なし
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- 「スキマ時間を有効活用したい!」
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この商品のお申込みフォームは、世界でもトップレベルである、グローバルサイン社のセキュリティシステムを利用しており、個人情報保護、セキュリティ強化のため、SSL暗号化通信を採用しています。お申込みの際に個人情報の漏洩は一切ありません。
勇気を出して一歩を踏み出す先生へ
60日間全額返金保証をお付けいたします
(ネット配信版は対象外)
先生が、ここまで読み進めてくださったということ。それは、「今の診療をもっと良くしたい」と思っている証です。
でも、「もしかしたら、すでに知っている内容かもしれない…」「講義の内容をちゃんと理解できるだろうか?」と不安になるのも自然なことでしょう。だからこそ私たちは、その不安を「挑戦する勇気」に変えるために、返金保証をご用意しました。
本教材(DVD版)をお申し込みいただいた先生には、「60日間の全額返金保証」をお約束いたします。内容に納得できなければ、どんな理由でもご返金に応じます。送料も振込手数料も、すべて弊社が負担いたします。ぜひ、診療の可能性をひらく一歩を、安心して踏み出してください。勇気を出して一歩を踏み出す先生の背中を、私たちは全力で支えます。
教材の制作からお届け、アフターサービスまで、長年の実績を活かし、万全の体制の元、徹底的な品質管理を行っています。
弊社の歴史
同年8月より治療院向けの教材リリース。その後、歯科医医向け、動物病院向けの教材をメインにリリース。これまで860教材(2024年1月時点)リリースしています。
「“今さら誰にも聞けない”が見つかる・知れる・モノにできる」
私たちは正しくて価値のある最先端の情報を、業界第一線で活躍する著名な先生方とタイアップ。目で観てわかる映像教材のパイオニア的な存在となっています。
お客様を幸せにするベネフィットを提供。教材・サービスはもちろん、サポートも心を込めて行っています。
より多くの優良な情報を、より早くお伝えするために…
競争の激しい医療・福祉業界において、絶えず新しい臨床技術や集患・集客、コミュニケーションのテクニックが生まれる中、優良な情報だけを厳選し、
どこよりも早くあなたにお届けしたいという想いから、弊社独自の機動力をフル稼働し、ひと月あたり平均4教材という出版業界では異例のリリーススピードを実現しています。
最高の教材を、最高の品質で学んでいただくために…
そして、この価格帯では実現不可能な品質を支えているのが長年培った撮影・編集技術。
弊社では、施術院や歯科医院、動物病院など、様々な医療携帯の映像教材を制作しているため、各医療現場で生まれた映像技術のノウハウは、即座に多医療形態にも活かされます。
安心してご購入いただき、ご視聴いただくために…
①インターネットでお申込みには、セキュリティ強化のため、ウイルス対策ソフトでお馴染みのシマンテック社が提供するSSL暗号化通信を採用しています。
②万一、映像が見られないなどの初期不良があった場合は、ご連絡ください。動作確認済みの交換品を速やかにお届けいたします。
③教材の内容にご納得いただけない場合は、ご購入から60日以内に限り全額返金いたします。もちろん、教材代金だけでなく、返品送料、返金振込手数料も含めてです。
あなたの元にいち早く、きれいな状態でお届けするために…
毎日の膨大な発送データ、その1つひとつはお客様の大切な笑顔。正確に、より早くを追求し、大量の商品の仕分け・梱包にも対応できる体制を整えています。
そして、教材をきれいな状態でお受け取りいただけるよう、専門のスタッフが段ボール箱にて1つひとつ丁寧に梱包し、お申込みいただいてから最短翌営業日に、福岡県福岡市にある配送センターより発送、安心の配送ルートでお届けいたします。
信頼の実績で、各業界から支持されております
出演いただいた講師は500名を超え、DVD教材による各業界の発展、及び活性の一助にと、わたしたちの取り組みに賛同いただいております。
また、累計出荷本数は20万本を超え、長きにわたり、各業界から厚い信頼をいただいております。
(2024年1月現在)
グローバルな情報を、日本独占でお届けします
海外から届いた映像は、学習する上で違和感のないよう、医療分野に明るい担当者が翻訳を行い、日本語によるナレーション、字幕で収録しています。
また、グローバルな活動は輸入だけにとどまりません。一部教材は海外への輸出も行っており、現地の方々から好評をいただいております。
定価50,578円 期間限定28,578円(43%OFF)
お申し込みはお急ぎください
本教材の定価は、50,578円(税込)です。
国内でも稀少な「獣医循環器認定医✕麻酔専従医」である三木先生が、循環器疾患の麻酔管理を「病態理解ベース」で解説する実践的な教材です。循環器疾患を抱える動物の麻酔に不安を感じている先生にとっては、決して高い投資ではないでしょう。
しかし、長生きの犬猫が増えている今、循環器疾患の麻酔は、もはや専門医だけが担う領域ではありません。一次診療の獣医師にとっても、重要な診療技術になりました。
もし先生が、「循環器疾患症例の麻酔は、怖くて避けてしまう」「プロトコールの選択が正しいか自信が持てない」。そんな悩みを抱えているのなら、本教材は必ず強力な武器になります。
そこで今回は、「病態を正しく理解し、自信を持って循環器疾患の麻酔管理に臨んでほしい」。そんな思いから、11月16日までのお申込みに限り、22,000円割引の28,578円(税込)のリリースキャンペーン価格でご提供いたします。
22,000円割引でのご提供は、期間限定です。また、DVD版は初回生産分の100セットが無くなり次第キャンペーン価格での販売を終了します。
「あとで申し込もう」と思っていたら、締切が過ぎてしまった…。そんなお声をこれまで何度もいただいています。興味を持たれた今が、「循環器疾患の麻酔管理」を新たなステージへ引き上げる絶好のタイミングです。ぜひ、お申込みはお急ぎください。
Q&A(よくあるご質問)
- 他のX線教材との違いは何ですか?
- 一般的な麻酔教材の多くは、健康な動物を前提としています。本教材は「循環器疾患を抱えた動物の麻酔管理」に特化し、MR・HCM・PHといった主要な循環器疾患の病態から学べます。また、講師は獣医循環器認定医の資格を持つ麻酔専従医・三木悠矢先生。循環器と麻酔の二領域を統合して解説できる国内でも稀少な獣医師だからこそ、他の教材では得られない知識が身につきます。
- 麻酔管理に自信がなくても大丈夫ですか?
- ご安心ください。本教材は「麻酔は怖い」という気持ちを前提に設計されています。いきなり薬剤やモニター操作に入るのではなく、「麻酔の考え方」から段階的に学べるため、基礎から安心して取り組めます。初心者の先生も、まずは「正しく怖がる」ことを理解することで、確実に安全な麻酔設計ができるようになります。
- 心臓外科をしない獣医師にも役立ちますか?
- もちろんです。心疾患の麻酔管理は、心臓外科だけのお話ではありません。抜歯や腫瘍切除といった一次診療の場面でも、心疾患が隠れていることは少なくありません。本教材は、そうした一般臨床で出会う「高リスク症例」にどう対応するかを軸にしているため、外科を専門にしていない先生にこそ役立ちます。
- ある程度、麻酔管理を学んでいても役立ちますか?
- はい。すでに麻酔を学んできた先生でも、「MR犬ならドブタミン」といった表面的な知識に留まっているケースは多く見受けられます。本教材では、症例ごとに「どの病態で、なぜその薬剤を選ぶのか」を深掘りするため、既存の知識が整理され、より臨床に応用できる力へと進化します。
- 毎日の診療が忙しく、まとまった時間がとれません
- 本教材は、「5セクション」で構成されていますので、一気にまとめて学ぶ必要はありません。スキマ時間でも、セクションずつ効率的に学べます。また、講義の要点をまとめた「セミナーレジュメデータ」も付属しているため、まずはレジュメだけを読んで気になる部分から視聴するといった活用も可能です。
- スタッフ教育や若手育成にも活かせますか?
- はい。症例ベースで学べる構成ですから、院内研修・勉強会にも活用可能です。単なる「知識の詰め込み」ではなく、「なぜこう考えるのか?」という診療のプロセスを可視化した教材ですから、教育にも適しています。特にチーム力が求められる麻酔管理では、獣医師とスタッフの共通理解が重要になりますので、本教材はとても役立ちます。
- スマホでも視聴できますか?
- はい。スマートフォンやタブレットでもご視聴いただけます。教材には、DVDとオンライン配信の両方が用意されていますので、ネット環境があれば、外出先やスキマ時間でも動画を再生できます。ご自身の診療スタイルに合わせて、好きなデバイスでご活用ください。
- 講義の内容は紙で残せますか?
- 本教材は、講義の要点をまとめた「セミナーレジュメデータ」が付属しています。動画を見ながらの確認はもちろん、後日あらためて復習するときにも便利です。気になる症例や数値の解釈などを書き込んで、自分だけの「診療ノート」としてご活用いただけます。
- キャンペーン終了後も購入できますか?
- キャンペーン終了後も通常価格でのご提供は続きますが、特典や割引はキャンペーン期間限定です。また、DVD初回生産分が終了した場合は、次回入荷までお待ちいただく可能性もあります。興味を持たれた今が、もっともお得かつ確実に入手できるタイミングです。
- 内容に満足できなかった場合は、返品できますか?
- DVD版には「60日間の全額返金保証」が付いています。教材をご覧になったうえで「思っていた内容と違った」「自分には合わなかった」と感じた場合は、どんな理由でもご返金に応じます。送料や振込手数料もすべて弊社が負担いたしますので、安心してお申込みください。
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商品特性上なし【特記事項】
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