講義概要
本セミナーでは、がんが疑われた時から治療・フォローアップまで、獣医師や動物看護師に求められる“説明力”を体系的に整理し、臨床現場で実践できる具体的な考え方と伝え方を解説します。 前半は診断時の説明に焦点を当て、検査の優先順位をどのように考え、飼い主に伝えるべきかを整理します。また、自施設で「できること・できないこと」を明確にした上で、二次診療施設との連携を含めた現実的な診療の組み立て方について解説します。続いて、治療選択肢の提示と予後の伝え方について、がん治療を「諦めるか・諦めないか」という二択にしないための情報提供のあり方を考えます。最新の知見を踏まえた情報収集のポイントと、症例ごとに最適解を探るオーダーメイド治療の考え方を通して、飼い主とともに治療方針を選択していくプロセスを共有します。後半は、フォローアップの重要性をテーマに、治療後・経過観察期における継続的なサポート体制について解説します。自宅でのケア、かかりつけ医による日常管理、二次診療施設での専門的フォローをつなぐ「三位一体の連携体制」を構築することで、大切な家族を長期的に支えていくための実践的な視点を提示します。
セミナーのポイント
(獣)医学的な正しさだけでなく、飼い主の理解と納得を支える説明力を高めることが本セミナーの目的。がんを疑う症例に直面したとき、獣医師として何をどう伝え、どのように寄り添っていくのかーその指針を共有する。
講義内容
・診断時の説明:検査の優先順位と、自施設でできること・できないこと。
・治療選択肢の提示と予後の伝え方:がん治療をあきらめないための情報収集とオーダーメイド治療の実践
・フォローアップの重要性:大切な家族をサポートしていくための、自宅・かかりつけ医・二次診療施設による三位一体の連携体制
開催日時
2026年7月16日(木)
20:00〜22:00
講師紹介
岩﨑 遼太先生
セミナー詳細
受付は19:50より開始となります。また、終了時間は前後する場合がございます。
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