
串田 尚隆先生
初診時は脇の際に小さな脱毛があっただけでした。診断の結果、トイプードルの飼い主さんはその動物病院の獣医師から、外用薬を塗るように指示されました。
飼い主さんは、その獣医師の指示を信じて外用薬を塗り続けました。その結果が下の写真です…。
トイプードルに外用薬を塗り続けることで、皮膚が菲薄化して、皮膚がツルツルになってしまいました。治るどころか悪化してしまったのです。
このような動物たちが転院してくる動物病院が京都にあります…
京都にある串田動物病院に転院してきた飼い主さんたちは、口をそろえてこのように話します。串田動物病院では、来院の約40%が皮膚病や外耳炎です。
この病院には、他院から転院してくる皮膚病の動物が後を絶ちません。
そして、多くの症例が、3ヶ月~半年で治ってしまうのです!
その違いは、何でしょうか?
その違いは、ちょっとしたことです。串田先生にあてずっぽうの治療ではなく、適切な治療を行うための検査手順をお聞きしました。この3ステップです。
① なるべく初診日に直接検査を行う
② 必要ならば抗生物質の感受性検査を実施する
③ 検査により診断がつけば、治るのか、治らないのか、おおよその治療期間などを飼い主さんに説明する
アレルギー性の疾患なのか? 感染症なのか? 判断できれば、適切な治療を行うことができます。
これまで、多くの皮膚疾患を治してきた串田先生…
その治療メソッドについて、お話を聞いてみました!
Q「皮膚病の治療で、
一番大切にしていることは?」
A「直接検査です」
皮膚病の場合、残念ながら多くの動物病院で、検査がおろそかにされている傾向があります。たとえば、皮膚病の動物が来院したとき、こんな対応をする病院は珍しくありません。
他の疾患ならば、血液検査やレントゲン検査、超音波検査などをするのに、なぜか、皮膚病だと検査が軽んじられる傾向があるのです。
ですが、皮膚病の動物が来院した際、まず取り組むべきは、顕微鏡を使用した直接検査です。そうしなければ、どんな皮膚病は病気も正しい治療法を導けません。
直接検査は、皮膚病を正確に診断する上で、もっとも重要な検査です。
Q「アレルギー系の皮膚病も直接検査は必要ですか?」
A「必要です」
直接検査は、アレルギー性の皮膚疾患であっても重要です。
たとえば、アトピーの場合、皮膚の病巣に細菌感染を起こしているケースは珍しくありません。そのようなケースは、まずは、その感染を完治させる。
その後にアレルギー性の要因を治療します。このような手順で治療しないと、治るものも治らないのです。
だから、アレルギー性の皮膚疾患でも、直接検査が必要なのです。
Q「検査は外注ですか?」
A「基本的に外注しません」
直接検査や培養検査を外注する先生は、多くいらっしゃいます。ですが、当院では、ほとんどのケースを自院で完結させます。
その理由は、検査にかかる時間を短縮できるからです。
たとえば、直接検査なら数分、培養検査なら、早くて1日、長くて2~3日で完了します。
より速く、正しい診断をくだすことができれば、それだけ、治療を優位に進めることができますし、飼い主さんを安心させることもできます。
また、検査を外注にだすと、費用もかかります。自院で行うことで費用を抑えることができるので、動物の治療費も抑えることができます。
Q「大学で学んだ内容だけで正しい検査はできますか?」
A「限界があります」
「大学で学んだ内容だけでは、皮膚疾患は難しい…」
これは、多くの先生も実感なさっていることでしょう。特に、皮膚病の直接検査については、大学では学べないといっても過言ではありません。
実際、私は、父が真菌学者であり、皮膚病専門の動物病院として開業していましたから、必要な知識や技術は、すべて父から学びました。
この20年間、多くの皮膚病を治してきましたが、学校で学んだ知識だけでは、苦い経験ばかりしていたことでしょう。
Q「直接検査の習得が難しいでしょうか?」
A「看護師でもできます」
直接検査法は、難しいことではありません。直接鏡検とも言い、採取した動物の皮膚を直接顕微鏡で見ることです。先生の病院にも顕微鏡はお持ちでしょう。だから簡単に行える検査です。
ただし、角質溶解作用のある試薬を加え無染色標本を作る、またグラム染色を行い、染色標本を作る必要があります。その標本を作り、直接鏡検します。これが一番大事なことです。
グラム染色することによってグラム陽性菌がいるのか、陰性菌がいるのか、マラセチアなど真菌がいるのか把握できるようになります。この直接検査法は、感染している原因菌や寄生虫の確認には最適な方法です。
直接検査をやることなく、皮膚病の診断はできません。
Q「なぜ、今回、串田動物病院の検査法を公開するのですか?」
A「他も分野は進歩しているが皮膚病の診断レベルだけ(特に皮膚糸状菌症)が昔と変わっていないから」
私はもう20年以上も皮膚病を専門に診療してきました。この長い年月で獣医学の他の分野は進歩しているが、皮膚病の診断レベルだけ昔から何も変わっていません。
良い薬は開発されていますが、診断している獣医師側の診断レベルがずっと一緒です。どれだけ良い薬が開発されたとしても、間違った診断をしていると、間違った治療をすることになります。
つまり、動物の皮膚病が良くならない、完治しないのです。逆に悪化させて辛い思いをさせることになります。
多くの病院で直接検査を行い、皮膚病の診断レベルが上がり、かゆみで苦しむ動物、誤った治療で症状が悪化する動物が増えないようにしたいと考えています。
どの動物病院でも、皮膚病の来院率はトップクラスのはず。
当院が追及してきた皮膚病の治療技術が多くの先生のお役に立てると思い、今回、もっとも重要な検査法を公開することにしました。
細菌培養検査は必ず外部の検査機関に出していました。検体の準備にかかる手間は気にならないのですが、結果が出るまでの時間が長いことと費用が悩みの種でした。
何より細菌培養が簡単にできると知ったことが衝撃でした。「増えにくい細菌は液体培地を最初に使う」など始めて知ることが多く感激しました。結果が翌日に出ることで治療も早く行え、検査費用も抑えられることは動物にとっても飼い主さんにとってもメリットでしかありません。
すでに実践していますが、まず器具をそろえることから始めました。と言っても培地や薬剤感受性ディスクは取引先のディーラーさんからすぐ手に入りましたし、グラム染色の材料などは理化学メーカーに問い合わせて販売してもらいました。オートクレーブはどこの動物病院でももってますしね。手間も費用もかかりません。
この教材は皮膚疾患だけでなく、尿培養などにも応用できます。また簡易染色で済ませている先生には是非グラム染色のルーチン化をお勧めします。この教材では染色の段取りも手際よく学べます。
直接検査、培養検査を外注で行えば時間と費用がかかります。逆に自院で行えば直接検査なら数分、培養検査なら1日~2、3日で結果がでます。1回の費用も押さえることができます。
飼い主さんの治療費の負担額も減ることになります。動物にも正しい治療をすることができて、治してあげることができます。かゆみや脱毛などがなくなり元気になります。自院で直接検査、培養検査を行うことは、病院、飼い主、動物にメリットしかありません。
先生もご存じのとおり、皮膚病は来院が多い疾患です。また、転院率もナンバーワンと言われています。それだけ、飼い主の悩みも深く、皮膚病の治療は難しいわけです。
ですが、今回お伝えした「串田動物病院」の皮膚病の検査、診断法を学べば、動物に適切な治療をしてあげることができます。
飼い主さんにも自信を持って、皮膚病の診断結果、治療経過を説明することができるようになります。
ぜひこの機会に、真菌学の裏付けがある皮膚病の検査・診断法を学び、より多くの動物を救って1人でも多くの飼い主を安心させてあげてください。
そして…「皮膚病なら、あの先生が一番!」と、地域に評価される病院を目指しませんか?
副作用がない治療はないと言っても良いですが、動物のためにも副作用は最小限に抑えたいですよね。
串田先生の病院で副作用がでにくいように、何をせず、何を行っているのか、詳しく解説していただきました。動物にやさしい治療で完治させることができるようになります。
良く遭遇する失敗例の紹介、治療期間の誤り、病気の併発により転院してきた動物たちの治療方法も学べます。このような症例が転院してきたら、対応できるようになります。
誤った治療で脱毛が広がったり、皮膚がツルツルになった動物への驚くほど簡単な対処方法も知ることができます。
皮膚糸状菌症はテキストなどでも実際に診断するための正しい検査方法が記されていないのが現状です。
そこで串田先生が人の水虫の標本、動物の皮膚糸状菌症の標本、猫の皮膚糸状菌症からどれが皮膚糸状菌なのかが、はっきりとわかる動画を公開してくれました。
検査方法、膚糸状菌症の治療方法、注意点も解説していただきました。これで皮膚糸状菌症の診断治療がわからないからと諦めることなく、動物を治してあげることができます。対応できる先生が少ないだけに飼い主さんから絶大な信頼を得ることができることでしょう。
今回の映像教材に収録された串田先生のノウハウが、わかりやすくまとめられたレジュメ(PDF)をプレゼントいたします!
これまでのレジュメは、DVD版がモノクロの冊子、VOD版は印刷の不可のPDFでお渡ししていました。しかし、今回のセミナーレジュメは、印刷可能なPDF形式でお渡しします。
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※この教材は、2015年12月にリリースした「皮膚疾患 初診バイブル」のリメイク版です。
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