





「ペットも家族の一員」という考え方もすっかり浸透した結果、近年では、できる限り動物に負担をかけない外科治療が重視されるようになりました。
私たちが手術を受けるときは、「痛みや傷が小さく、回復の早い方法が良い」と考えますが、いまやこの考え方は動物にも当てはまります。
多くの飼い主さんが愛犬・愛猫への負担が少ない手術を求めているのです。
きっと先生も、日々の臨床でおこなう外科治療では、細心の注意を払いながら丁寧な手術を心がけていると思います。
しかし、先生はご存じでしょうか?
動物の大きな負担になる「組織の損傷」が生じる原因は、切開、結紮・縫合だけではありません。鉗子で把持したり、ガーゼで拭くだけでも組織は損傷するのです。
つまり、丁寧に手術をしているつもりでも、実は、知らず知らずのうちに組織を大きく傷つけているということ。
それが、術後の回復を遅らせているだけでなく、感染症や合併症などの医原病の大きな原因となっているのです。
動物を救うためにおこなった手術が、逆に動物を苦しめる結果になっているなんて元も子もないと思いませんか?
近年は、この問題を解決するため、向上心あふれる若い獣医師を中心に組織の損傷が少ない「マイクロサージェリー」を学ぶ人が増えていますが…


- マイクロサージェリーは一次診療施設には不要
- マイクロサージェリーは手技の習得が難しい
- マイクロサージェリーは適応症例が少ない
- 手先が不器用なのでマイクロサージェリーはできない
- 肉眼の手術しかしない獣医師にはマイクロサージェリーの知識は役に立たない
- 一次診療施設では投資回収が難しい
実は、多くの獣医師が、マイクロサージェリーでこのような勘違いをしています。
もし、これらの中にひとつでも「これって何が間違いなの?」と思われた項目があるのなら、今回のご案内はとても重要です。
今から、マイクロサージェリーの上達に悩んでいる先生はもちろん、「興味はあるけれど、まだ導入はしていない」先生でも、短期間で顕微鏡を使いこなし、組織の損傷がほとんどない手術ができる方法をお伝えしますが…


マイクロサージェリーの最大のメリットは、拡大視野下の「見える世界」で手術できることです。
肉眼ではまったく見えない小さな組織もハッキリと見えますので、必然的に組織を丁寧に扱う手技が身につきます。
つまり、マイクロサージェリーの手技を練習すれば、切開・結紮・縫合・吻合など、いま以上に精緻な手技を習得できるのです。
それだけではありません。マイクロサージェリーは先生の意識も大きく変えます。
事実、最初はマイクロサージェリーに敷居の高さを感じていた獣医師でも、一度、見える世界を知ってしまうと、「もう見えない世界で手術するのは怖い」「いま思うと見えないまま手術していたことにゾッとする」と口を揃えます。
だからこそ、これまでご自身の手で救えなかった動物を救うためだけでなく、ワンランク上の丁寧な外科手技を習得するためにも、マイクロサージェリーの習得を目指していただきたいのですが…


マイクロサージェリーは、獣医療において比較的新しい技術です。
当然、大学の授業では学べませんし、マイクロサージェリーだけを学べる専門書やセミナーも極めて少ないのが現状です。
そのため、「マイクロサージェリーのことはまったくわからない」「難しそうだし、何からはじめればいいのか?」など、こう思われている先生もたくさんいらっしゃいます。
そこで今回、マイクロサージェリーを日々の臨床で活用したい先生のため、ご自宅で基礎から実践までわかりやすく学べる教材をご用意しました。
本教材をご視聴いただければ、「マイクロスコープって何?」というレベルの先生でも、大丈夫。短期間で使いこなし、日々の臨床に活用できるようになることをお約束します。
講師は、マイクロサージェリーのスペシャリストであり、北里大学の小動物第2外科学研究室 准教授を務める岩井先生です。
- 【プロフィール】
- 北里大学獣医畜産学部獣医学科卒業後、栃木県にある遠藤犬猫病院勤務。その後、自治医科大学分子病態治療研究センター臓器置換研究部研究生、北里大学獣医学部獣医学科小動物第1外科助教、同学科小動物第2外科講師を経て、2022年より准教授を務める。
- 【教育講演およびシンポジウム、講演会、実習等】
-
・猫における尿管閉塞後の腎機能維持に向けた対応
2022.02~03
@第18回日本獣医内科学アカデミー(JCVIM)
・Team HOPEセミナー
2022.03
@Team HOPE オンライン配信
・尿管閉塞 -緊急な病態で来院したらどうしよう?!-
2022.04~05
@JBVP 春の合同地区大会 2022 オンライン配信
・尿管閉塞と尿道閉塞の病態生理
2022.06
@EDUWARD Press オンラインライブセミナー
・泌尿器部屋実習
・~尿石症~ 外科手術における必要な解剖・生理学
2022.06
オンライン配信@第9回JSFM猫の集会
・実践!!!マイクロサージェリー実習
顕微鏡・ルーペを用いた正確な手技習得
・実践!!!マイクロサージェリー実習
顕微鏡・ルーペを用いた正確な手技習得
・尿管結石の治療戦略と合併症への対応
~尿管切開術、尿管膀胱新吻合術~
2022.08
@日本獣医麻酔外科学会近畿地区講習会
・前立腺疾患
日本獣医腎泌尿器学会認定医認定講習会
2022.09~10
@Vet DOCK@オンライン
・腎泌尿器、マイクロサージェリー実習
・ヒヤリハットからまなぶ周術期管理
~膀胱尿道の外科の周術期~
2022.12
第105回日本獣医麻酔外科学会@福岡


理由①
マイクロサージェリー初学者に必要な知識を網羅
本教材は、まるで神業のようなレベルの高いマイクロサージェリーの手技を習得するものではありません。
「マイクロサージェリーに興味があるけれど、導入に踏み切れない」「手術用顕微鏡を購入したけれど、うまく使いこなせない」とお悩みの先生のための内容です。
他にも、マイクロサージェリーを導入する予定はないけれど、「もっと動物の負担が少ない組織を丁寧に扱った手術をしたい」「できる限り医原病は減らしたい」と考える先生にもご満足いただける内容です。
なぜなら、マイクロサージェリーの世界を覗くことで、肉眼での手術では、いかに組織を傷つけているかを知ることができるから。
動画視聴後、先生の意識が大きく変わることは間違いありません。
動画セミナーでは、顕微鏡の選び方や使用する器具、適応症例と術式、組織を傷つけない手技、短期間で上達できる練習方法など、マイクロサージェリー初学者に必要な知識をわかりやすく解説します。
理由②
顕微鏡を使いこなす「8TIPs」
本教材のテーマは、「マイクロサージェリーのすゝめ」です。
その目的は、「見える世界」ではどんな手術をしているのかを知り、組織の損傷が限りなく少ない丁寧な手技を習得していただくこと。
もし先生が、マイクロサージェリーに敷居の高さを感じていたり、顕微鏡を購入したけれど使いこなせずにいるのなら、問題を解決するベストな映像教材になります。
なぜなら、岩井先生がマイクロサージェリーに対する疑問・不安をすべて払拭し、顕微鏡を使いこなす方法を「8TIPs」にわかりやすくまとめてくれたからです。
マイクロサージェリーを使いこなしたい先生がやるべきことは、以下の8つです。
- ① まずは、拡大視野に慣れる
- ② マイクロサージェリー用器具に慣れる練習をする
- ③ ブレない「安定した手」を作る
- ④ 身体への負担が少ない姿勢を知る
- ⑤ 組織損傷を最小限にする技術を習得する
- ⑥ テクニックを安定化する
- ⑦ 手術が効率良くできるための手術場を作る
- ⑧ 拡大視野の手術テクニックを習得する
動画セミナーでは、この「8TIPs」に沿ってマイクロサージェリーを使いこなす方法をわかりやすく解説します。
まずは、この順番に沿って学んでいけばOKです。この方法なら、短期間で顕微鏡の拡大視野に慣れ、組織を丁寧に扱う手技を発揮できるようになります。
“この「8TIPs」が短期間で上達する道しるべになります”
理由③
適応症例と基本的な「7つの術式」
マイクロサージェリーは、さまざまな外科に適応できます。
もっともポピュラーなものは、血管外科と腎泌尿器外科ですが、他にも脳神経外科、眼科、形成外科など、広い手術に用いることができます。
今回は、マイクロサージェリー初学者に最適であり、手術の機会も多い血管外科と腎泌尿器外科に絞って「7つの基本的な手術手技」を動画を踏まえてご紹介しました。
岩井先生に教えていただいた術式は、以下になります。
- ① 尿管切開術
- 尿管切開術にはいくつかの方法がありますが、今回は、岩井先生オススメの「縦に切開する方法」を解説します。
縦切開してそのまま縫合するシンプルな術式です。
- ② 尿管端々吻合術
- 尿管はとても細いため、縦切開をしたあと吻合していきます。動画セミナーでは、上下両方を切開する方法を解説します。
- ③ 尿管膀胱新吻合術
- 尿管と膀胱粘膜を縫い付けていく手術です。いくつかの方法がありますが、今回は、誤針しにくい「三点支持法」をご紹介します。
- ④ 犬の尿道造瘻術
- 尿道の手術にも顕微鏡は適応できます。尿道が閉塞してしまい、排尿できない犬の手術映像をご覧いただきながら、術式のポイントを解説します。
- ⑤ 猫の会陰尿道造瘻術
- 岩井先生は、猫の会陰尿道造瘻も顕微鏡を用いて手術しています。今回は、「包皮粘膜を温存する方法」を詳しくご説明します。
- ⑥ 猫の尿道端々吻合術
- 猫の尿道端々吻合術は、交通事故に遭った症例によく用いられます。大変な手術になりますが、ぜひ、どんな手術なのかご覧ください。
- ⑦ 血管縫合術
- 獣医療においては、副腎の腫瘍栓があるケースなどに用いられます。後大静脈の中の腫瘍栓を除去する映像をみながら、手技のポイントを解説します。
理由④
高画質なオペ映像で学べる
今回の動画セミナーでは、手術の細かいポイントまで直感的に学べるよう、できる限り高画質の映像を収録しました。
先生ご自身が顕微鏡の中の世界を覗いているような臨場感あふれる映像は、縫合針と縫合糸の動きがハッキリと見えるほどです。
ぜひ、「いかに組織を丁寧に扱うか」という点に着目しながらご覧ください。
理由⑤
24年分の知識を約2時間で
わかりやすくインプットできる
岩井先生が、マイクロサージェリーの世界に足を踏み入れたのは、今から24年ほど前のことです。
当時、人医療では一般的なマイクロサージェリーも、獣医療ではその言葉すらほとんど知られておらず、使いこなしている獣医師はごくわずかでした。
もちろん、参考にできるマニュアルもありませんし、体系的に学ぶための情報も存在しません。
そのため、顕微鏡を使いこなすまでには、相当の時間がかかったそうです。
しかし、マイクロサージェリーを学べる機会が少ない状況は、残念ながら今もあまり変わっていません。
基礎からじっくり学べる場はほとんどなく、初学者が独学でマスターするのは依然として困難なままです。
しかし今回の動画セミナーでは、岩井先生が24年かけて習得したマイクロサージェリーのエッセンスを、先生は約2時間でインプットできます
ぜひ、人に教わることで大きく時間短縮し、スムーズに技術を習得できるメリットを存分に活かしてください。
他にも、岩井先生からマイクロサージェリーを使いこなす秘訣をたくさん学べる今回のプログラム。
その一部をご紹介すると…


1. マイクロサージェリーの適応症例
- 3種類の尿管切開術と、その違い
尿管切開術には、①尿管に沿って縦切開する方法、②縦切開を横に開く方法、③横切開する方法の3種類があります。では、これらはどんな症例に適応されるのでしょうか? まずは、3種類の尿管切開術の適応から詳しく学んでいきます。
- 知っておきたい尿管の構造とは?
尿管は粘膜、筋層、外膜の3層で構成されています。そして、そのまわりを脂肪、漿膜により包みこまれています。尿管の手術映像をご覧いただきながら、その構造をわかりやすくご説明します。
- 尿管切開術の一連の流れ
尿管を縦切開し、結石を取り除く映像をみながら、手術のポイントを解説します。岩井先生は損傷しやすく、取り扱いの難しい尿管を前に、どんなことを考えながら手術を進めているのでしょうか?
- 縫合のポイントと注意点
縫合で重要なのは、できるだけ粘膜を傷つけないこと。そのためには、組織ではなく外膜を把持するなどのテクニックが必要です。運針だけ先におこない、まとめて結紮するとキレイに縫合できます。
- 尿管吻合術の基礎知識
尿管はとても細いので、縦切開して吻合するのが基本です。一般的には、尾側の方が正常に近いケースが多いため、尾側だけ縦切開して直径を合わせます。模式図と写真を用いて、尿管吻合術の基本をわかりやすく解説します。
- 尿管吻合術の一連の流れ
尿管吻合術をするときは、吻合の間に挟まった脂肪が原因で線維化・炎症を起こさないよう注意しなくてはなりません。他にもいくつかのポイントがありますので、実際の尿管吻合術の映像をみながらご説明します。
- 尿管膀胱新吻合術とは、何か?
尿管膀胱新吻合術をひと言でご説明するなら、尿管の移設です。尿管を縦切開して膀胱に縫い付けていく方法です。具体的にどんな手術なのか? 模式図と写真を用いて、わかりやすく解説します。
- 映像で学ぶ、尿管膀胱新吻合術のポイント
尿管膀胱新吻合術の一番のポイントは、何と言っても尿管と膀胱の縫合です。ここでは、三点支持による「パラシュート縫合」を用いた尿管膀胱新吻合術の映像をみながら、手術のポイントを学んでいきます。
- 犬の尿道造瘻のやり方
尿道造瘻にも、マイクロスコープはとても有用です。では、具体的にどう手術を進めればいいのでしょうか? 手術写真と映像をご覧いただきながら、犬の尿道造瘻のポイントをわかりやすくご説明します。
- 猫の会陰尿像造瘻のやり方
岩井先生は、猫の会陰尿像造瘻もマイクロスコープでおこなっています。ここでは、たくさんの手術写真をみながら、包皮粘膜を温存する会陰尿像造瘻のやり方を詳しく学んでいきます。
2. マイクロサージェリーの概要
- どんな顕微鏡を使うのか?
セクション2では、「マイクロサージェリーとは何か?」をテーマに掘り下げて解説します。まずは、マイクロサージェリーに用いられる顕微鏡です。さまざまな種類がありますが、どんなものを使用するのでしょうか?
- 顕微鏡にあると便利な機能とは?
たとえば、フットペダルが付いている顕微鏡だと、フットペダルでフォーカスや倍率を調整できるので便利です。他にも、ストレスのない手術をするのにオススメの機能をご紹介します。
- 焦点深度で何が変わるのか?
焦点深度とは、物を観察してピントのズレが許容できる範囲のことで、顕微鏡の性能で大きく変わります。では、実際に焦点深度が深くなると、手術はどれくらいスムーズになるのでしょうか?
- 2種類の持針器と、その違い
持針器は、ロック式と非ロック式の2種類があります。ロック式と非ロック式、それぞれにメリット・デメリットがありますので、両方を正しく理解した上で選択することが重要です。
- 鑷子選びの重要なポイント
鑷子を選ぶときは、何よりも細かさと正確さが重要です。なぜなら、鑷子の先端のかみ合わせと把持力が大切になるから。ここでは、岩井先生オススメの手術がスムーズになる鑷子をご紹介します。
- 剪刀は、どんなものが良いのか?
剪刀にもさまざまな種類がありますが、マイクロサージェリーでは、スプリングハンドル型が多く用いられます。また、取り扱いにも注意が必要です。刃の状態が悪いと、予期せぬトラブルが生じることもあります。
- 血管クランプは必要なのか?
普段はあまり使用機会がありませんが、一時的に血流を遮断したいケースでは、血管クランプが便利です。血管クランプは、血管の太さ、厚さ、弾力性を見極めて、血管にあったクリップを選択することが重要です。
- 縫合針と縫合糸の選び方
縫合針、縫合糸にもさまざまな種類がありますが、マイクロサージェリーでは、どんなものを用いるのでしょうか? 岩井先生がオススメする縫合針と縫合糸の選び方をわかりやすく解説します。
3. マイクロサージェリーのキーポイント
- どうすれば、拡大視野に慣れるのか?
セクション3では、「マイクロサージェリーのキーポイント」をテーマに、手術がより快適になるアイデアをご紹介します。まずは、顕微鏡の拡大視野に慣れる方法から、わかりやすく解説します。
- なぜ、偏向ルーペがオススメなのか?
岩井先生は、顕微鏡を使わない皮膚縫合、皮内縫合のとき、常に偏向ルーペを使用しているとおっしゃいます。でも、いったいなぜなのでしょうか? 実は、マイクロサージェリーにも繋がるメリットがあるんです。
- どうやって、器具を把持するのか?
鑷子など、器具の把持方法ひとつでも、手術のやりやすさは大きく変わります。テーブルナイフのような持ち方は無駄な動きが大きく手術には不向きですので、この方法の習得がオススメです。
- 手の安定性を高める方法
たとえば、8倍の拡大視野で手術をする場合。ちょっとした手のブレでも、8倍の大きなブレになってしまいます。だからこそ、手の安定性が重要になるのですが、どうすれば安定するのでしょうか?
- 身体的負担が少ない理想的な姿勢とは?
マイクロサージェリーでは、姿勢もとても重要なポイントです。では、いったいどんな姿勢が理想なのでしょうか? 術野と肘の位置関係や肘の角度など、姿勢にはさまざまなポイントがあります。
- 組織損傷を最小限に抑えるテクニック
マイクロサージェリーの最大のメリットは、組織がはっきりと目視できる状況下で手術できることです。そのため、組織を無駄に損傷しない技術の習得が重要になります。一般外科にも繋がるテクニックです。
- 縫合針の取り扱い「4つのポイント」
たとえば、縫合針は持針器に対して90度に把持することは、ポイントのひとつです。一般外科でも同様に守るべきポイントも含まれますが、キレイに縫合するには、この「4つのポイント」が重要です。
- なぜ、一般外科技術も向上するのか?
岩井先生は、「マイクロサージェリーの習得は、一般外科の技術向上にも繋がる」とおっしゃいます。でも、なぜ拡大視野のマイクロサージェリーが、一般外科を向上させるのでしょうか?
- 手術が格段に楽になるゴムモスとは?
通常のモスキート鉗子をちょっと工夫するだけで、マイクロサージェリーがとても楽になる方法をご紹介します。岩井先生は、「ゴムモス」と呼んでいますが、どんな工夫なのでしょうか?
- マイクロサージェリーの活用範囲とは?
マイクロサージェリーが有効なのは、血管外科だけではありません。腎泌尿器外科、脳神経外科、眼科、形成外科など、幅広い分野で活用できます。腎臓移植に活用した映像をご用意しましたので、ぜひご視聴ください。
4. マイクロサージェリーの練習方法
- カウンタートラクションテクニックの習得
セクション4では、マイクロサージェリーの上達に効果的な練習方法をご紹介します。まずは、使用済みの手術用のグローブを使ったカウンタートラクションテクニックの練習方法をご説明します。
- 端々吻合の練習方法
岩井先生がマイクロサージェリーの学会誌に投稿した、端々吻合の練習方法をご紹介します。支持糸の付け方にもいろいろなやり方がありますので、模式図を用いながらわかりやすく解説します。
- 人工血管を用いた練習方法
端々吻合の練習は、人工血管を用いた方法でも練習できます。岩井先生が指導した学生が、端々吻合を練習している映像をご覧いただきながら、練習時のポイントをわかりやすくご説明します。
- 血管縫合の練習方法
血管縫合は、端々吻合だけでなく端側吻合も用いられます。管腔構造の端々吻合の場合は、連続縫合ではなく、単純結節縫合がオススメです。ここでは、ラットを使用した練習方法をご紹介します。
- 豚の臓器を使用した練習方法
豚の臓器も、購入して練習に用いることができます。人工物と比べると、組織の感触など大きく変わりますので、とても実践的な練習になります。いろいろな臓器が販売されていますので、ぜひ試してみてください。


マイクロサージェリーを教えている岩井先生のもとには、顕微鏡に出会ったばかりの獣医師からさまざまな質問が寄せられます。
たとえば、「まずは何からはじめればいいのか?」は多く寄せられる質問のひとつです。
今回、これから本格的にマイクロサージェリーを学ぶ先生が、よくある疑問・不安に悩まないよう「マイクロサージェリーQ&A」映像をご用意しました。
岩井先生に答えていただいた質問は、
- ・導入するには、まず何からはじめればいいのか?
- ・導入のコストは、どれくらいなのか?
- ・どれくらいでコストを回収できるのか?
- ・臨床で活用する場合、揃えておくべき器具は?
- ・使いこなせるか不安がある場合は?
- ・マイクロ使用の一番のメリットは?
- ・尿管以外にもマイクロを使用できるのか?
- ・初心者でもマイクロを適応しやすい症例は?
- ・あると良い高度医療機器は?
これらの9項目です。
マイクロサージェリーに関する疑問・不安はこの映像で払拭できますので、自信をもって取り組んでください。
もちろん今回も、講義で使用したレジュメはプレゼントします。
収録された岩井先生の講義がまとめられた「セミナーレジュメ」をお渡しいたします。映像をじっくり視聴するお時間がなければ、まず、このレジュメから先に目をとおしてください。そして、気になる個所の映像から視聴していただければ、効率のよい学習が可能です。もちろん、復習用のテキストとしてもご活用いただけます。


- もっと外科が得意な獣医師になれる
今回の動画セミナーは、特徴のある手技や丁寧な手技を覚えたい先生にオススメです。マイクロサージェリーは、細かく丁寧な手技が身につきますので、他の外科手術の精度も飛躍的にアップできます。
- 切開、縫合などのひとつひとつが丁寧になる
マイクロサージェリーを習得することは、組織の丁寧な扱い方を覚えること。顕微鏡の世界を知ると、普段いかに組織を傷つけていたかに驚くはずです。先生の意識は、明日の外科手術からすぐに変わるでしょう。
- 組織損傷のほとんどない手術ができる
組織の損傷は、ガーゼで拭うだけでも生じます。つまり、ふだん手術をする中で、気づかないうちにたくさんの医原性損傷を起こしていると言えます。組織をみながら壊さず、丁寧に扱うことは、すべての手技において重要です。
- 日々の臨床にマイクロを活用できる
狭い視野や、目線と手元のギャップなど。マイクロを導入したけれど、使いこなせずにいる獣医師も少なくありません。そんな先生でも、岩井先生が教える「効果抜群の練習方法」に取り組めば、短期間で自信を持って日々の臨床にマイクロを活用できます。
- 動物を最優先に考えた治療ができる
マイクロなら、小さな血管までハッキリみえますので、出血を大きく減らせます。また、術後の炎症も減らせますので、痛みも軽減できます。つまり、患者さんを最優先に考えた手術ができるようになるのです。
- もっとたくさんの犬猫の生命を救える
マイクロサージェリーは、決して難しい技術ではありません。先生がふだん練習しているエコーと同じように、ちょっとの練習ですぐに慣れることができます。そうすれば、今まで二次診療施設に紹介していた症例も、先生ご自身の手で救えるようになります。
視聴方法を選べます
教材内訳
- DVD1枚組(計130分)
- 特典映像(15分)+レジュメデータ(136ページ/PDF)
価格
販売価格 45,980円
(税込50,578円)
教材内訳
- 4セクション(計130分)
- 特典映像(15分)+レジュメデータ(136ページ/PDF)
価格
販売価格45,980円
(税込50,578)円
特記事項
- いつでもどこでも視聴可能
- PC、タブレット、スマホ対応
- 視聴期間制限なし
- ネット接続必須
- 購入後、専用閲覧ページをご案内

※安心の暗号化通信を採用しています。
この商品のお申込みフォームは、世界でもトップレベルである、グローバルサイン社のセキュリティシステムを利用しており、個人情報保護、セキュリティ強化のため、SSL暗号化通信を採用しています。お申込みの際に個人情報の漏洩は一切ありません。


本教材のリリース価格は、28,578円(税込)です。
通常価格は50,578円(税込)ですので、半額近い割引きでのご提供です。
即決で購入を決めていただいても、先生に損をさせない自信がありますが…
なぜ、半額近い割引価格なのか?
それには、きちんと理由があります。
今回の教材は、すでにマイクロサージェリーを導入している先生はもちろん、「マイクロサージェリーに興味はあるけれど、まだ購入に踏み切れずにいる」先生にもご満足いただける内容です。
また、「マイクロサージェリーはしないけれど、一般外科の技術は向上したい」先生にも組織を丁寧に扱う手技を学んでいただきたいと考えています。
だからこそ価格に悩むことなく、できるだけ気軽に視聴していただきたいのです。
ただし、28,578円(税込)でのご提供は、リリースキャンペーンの期間中に限りますのでご注意ください。


「もしかしたら、もう知っている内容ばかりかもしれない」「内容を理解できるか不安だ」「期待にそえる、教材なのか?」など、思われた場合もご安心ください。なぜなら、プログラムの内容に、ご納得できなければ返金させていただくからです。
60日間、じっくりと、ご覧いただき、先生の選択が正しかったかどうかをご判断ください。送料も、返金振込料も、弊社が負担させていただきます。
返金保証が付いている、獣医師向け教材なんて、ほとんどありません。これは、今回リリースする最新プログラムへの自信そのものです。


マイクロサージェリーは、外科手術の考え方を一変させるインパクトのある治療法です。
事実、岩井先生にマイクロサージェリーを教わった獣医師は、「一度、見える世界での手術を経験すると、逆に今まで見えない世界で手術をしていたのが怖くなる」と口を揃えます。
直接目視しながらおこなう手術が、いかに組織を傷つけてしまっているかを目の当たりにするのですから、こう思われるのも当然です。
マイクロサージェリーは、難しい手術と思われがちですが、実は、まったくの逆。今まで見えなかったものが見えることで、もっと楽に手術ができるようになるのです。
技術の習得にはくり返しの練習が必要になりますが、今回の動画セミナーで岩井先生が効果的な練習方法も教えてくれました。
本教材は、マイクロサージェリーを使いこなすために必要な知識・情報はすべて網羅しています。
ぜひ先生も、岩井先生にマイクロサージェリーを学び、まだ見たことのない獣医療の世界を覗いてみてください。
この価格(リリースキャンペーン価格)での販売は、1月31日まで。2月1日以降は、定価の50,578円(税込)に戻ります。初回在庫(100セット)がなくなる前にお申し込みください。


今回の教材も、60日間返金保証がついています。
つまり、先生は、ご自身の選択が正しかったか、60日間かけて、じっくりと判断できます。今回の教材を手に入れる上で、先生に一切のリスクはありません。
ただし、初回在庫には限りがあるのでご注意ください。この価格(リリースキャンペーン価格)での販売は、1月31日までとなります。2月1日以降は、定価の50,578円(税込)に戻ります。
ご興味を持たれましたら、初回在庫(100セット)がなくなる前に今すぐお申込みください。
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教材内訳
- DVD1枚組(計130分)
- 特典映像(15分)+レジュメデータ(136ページ/PDF)
価格
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教材内訳
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