先生も、日々実感されているとおり、近年の獣医療技術の発展は目を見張るものがあります。
それに伴い、飼い主さんの病気に対する意識も高くなり、要望も多種多様なものになりました。治療においても、より痛みが少なく、副作用や後遺症のリスクが少ない方法を希望されるなど、高度化しています。
また、動物の高齢化が進んだことでQOL(生活の質)をどれだけ高められるかも重要視されてきました。
たとえ、治療方法のない病気であっても、できる限りのケアをおこない、天寿をまっとうさせてあげられる獣医療が求められることもあります。
たとえば、老犬の治療をおこなう場合。若齢犬なら長期間の投薬が可能でも、老犬には副作用のリスクが高く飲み続けられないこともあります。
また、手術が最適な方法だったとしても、負担が大き過ぎるために手術を選択できないこともあるでしょう。
獣医師として、このようなケースにどう対処すればいいのか? そのアイデアのひとつとして、今、多くの獣医師の注目を集めているのが…
先生は、漢方治療をどのように考えていますか?
西洋医学に比べるとエビデンスに欠ける、あまり効果が期待できない、どこか古臭いなどのイメージをお持ちかもしれません。
実際、獣医療において漢方を使用したご経験のある先生は、それほど多くありません。しかし人医療では、約9割の医師が日常診療で漢方を使用していると言われています。
今、この傾向は、人医療の域を超え、獣医療にも浸透しはじめています。
事実、従来の西洋医学と漢方治療を併用することで、治療に役立てているケースが増えてきています。
しかし、どれだけ西洋医学と漢方治療の併用で、治療の幅が広がると言っても…
もしかすると、こう思うかもしれません。実際、2000年以上の歴史を持つ漢方治療は独自の体系を持つため、西洋医学に比べると少し特徴的なところがあります。
たとえば、基本診断。漢方では治療法を決定するために四診(望診、聞診、問診、切診)と呼ばれる方法が用いられます。何だか特殊な方法と感じるかもしれませんが、これは西洋医学における視診、聴診、問診、触診に当たります。
つまり、「四診」という呼び名こそ特徴的ですが、動物に触れることで症状を把握することは西洋医学も漢方治療も変わりはありません。獣医療においては、これに「飼い主さんの話をよく聞く」という要素がプラスされます。
また、漢方薬の種類の多さも、とっつきにくいと感じる原因かもしれません。現在、治療に用いる漢方薬は、医療用エキス剤でも140処方以上あります。薬局向け製品では、さらに種類が増え、その形状も粉薬や丸剤、外用薬などさまざまな種類があります。
“現在、140処方以上の漢方薬が販売されています”
これだけ多いのですから、「どの漢方薬に、どんな効果があるのか?」「どの病気に、どの漢方を処方すればいいのか?」など、覚えるのも大変です。
さらに、小動物に使用するときの分量や、人と同じ効果が期待できるのかなど、獣医療において何が有効なのかわからないという問題もあります。
それから、獣医療においては投薬にもコツが要ります。なぜなら、独特の臭いや苦味のある漢方薬は、動物が嫌がることもあるからです。
漢方治療をとっつきにくくしている問題は、他にもあります。独自に学ぶにしても、勉強の場は人医領域の医師、薬剤師のグループになるので、人への問診、視診や触診を動物の場合にはどのように応用すれば良いのかなど、常に工夫が求められます。
「このような悩みを解決し、治療の幅を広げてもらいたい…」
そう考えた私たちは、漢方治療を普段の臨床に活かされている先生に依頼し、難しいイメージのある漢方をできるだけシンプルに取り扱う方法を教えていただきました。
今回、小動物の漢方治療を教えてくれる講師は、20年以上も前から日常臨床に漢方治療を取り入れ、豊富な臨床経験を持つ「高草山どうぶつ病院」の橋本昌大先生です。
橋本先生は、20年以上も前から、日常臨床に漢方治療を取り入れています。
そのため、漢方一辺倒の治療をしているイメージを持たれるかもしれませんが、実際はそうではありません。エビデンスの確立された西洋医学の良いところと、経験医学と言われる漢方の良いところを取り入れ、より動物にやさしい治療を提供されています。
つまり、動物にとって良い方法であれば、既存の概念にとらわれることなく、積極的に学び、取り入れていくべきだという考えのもと、漢方治療をおこなっているのです。
きっと先生も、目の前に救える生命があるのなら、助けたいという思いをお持ちのはずです。だからこそ、今より治療の幅を広げ、多くの動物を救うためにも漢方治療を学び、役立てていただきたいとお考えのはずです。
今回、先生が学べるのは、橋本先生が20年以上も漢方治療を研究し、かつ臨床現場で得てきた「獣医師の先生のための漢方治療」です。
できるだけシンプルに漢方治療を取り入れられるようにしたい。その思いから今回は、臨床現場で使えるように呼吸器疾患、循環器疾患、消化器疾患など、「60以上の疾病別」に漢方治療を橋本先生にわかりやすく教えていただきました。
セミナー形式のDVDには、使用する漢方の基本的な組み合わせから応用、投薬のコツ、小動物臨床に必要な基本処方と揃えたい漢方薬、小動物における実際の症例まで、漢方治療を始めるうえで必要になる知識が網羅されています。
以下が、西洋医学的なアプローチと併用した漢方治療が学べる疾病の一例です。
※呼吸器疾患 ・犬伝染性気管、 気管支炎 ・猫の上部気道感染症 ・猫喘息 ・慢性鼻炎 ※循環器疾患 ・心臓神経症 ・低血圧、高血圧 ・心不全 ・僧房弁閉鎖不全症 ・猫の拡張型心筋症 ・猫の大動脈血栓塞栓症 ※消化器疾患 ・口内炎 ・逆流性食道炎 ・神経性胃炎 ・過敏性腸症候群 ・食道炎 ・胃拡張捻転症候群 ・胃炎 ・胃アトニー ・急性腸炎、 ウイルス性腸炎 |
・細菌性腸炎 ・炎症性腸炎 ・便秘 ・急性肝炎、慢性肝炎 ・胆石症、胆嚢粘液嚢腫 ・門脈体循環シャント ・膵外分泌不全 ※代謝・内分泌疾患 ・肥満症、肥満症 (水太り) ・高脂血症 ・糖尿病 ・甲状腺機能亢進症 ※老化による諸症状 ・サルコペニア、 フレイル ※腎泌尿器 ・慢性腎臓病(CKD) ・猫の腎不全 ・尿路結石 ・猫の急性膀胱炎 ・慢性膀胱炎、慢性血尿 ・尿道閉塞 |
※精神科疾患 ・猫の心因性脱毛症 ・犬の肢端舐性皮膚炎 ・血管迷走神経性失神 (VVS) ・フラッシュバック ※疼痛管理 ・急性の疼痛 ・慢性の疼痛 ・犬の椎間板ヘルニア ※皮膚科疾患 ・肢端舐性皮膚炎 ・超小型犬の脱毛症 ※眼科疾患 ・ドライアイ ・白内障 ・緑内障 ・猫の難治性結膜炎 ・角膜潰瘍 ・結膜炎、霰粒腫、 麦粒腫 など60以上の疾病に対応 |
疾病別に漢方と西洋薬を併用するときの注意点がセットで学べますので、漢方の処方を臨床に活かしていただけます。もし、今まで漢方の処方にご不安がありましたら、この機会にスッキリされてはいかがでしょうか。
初めて小動物の漢方治療を学ぶ先生はもちろん、もっと漢方の知識を深めたい先生にも、ご活用いただける内容です。
ぜひ先生も、橋本先生から漢方治療を学んでください。そうすれば、
・西洋医学との併用で治療の幅を広げる
・高齢の動物にも適用できる
・動物の健康寿命をのばす可能性を見出せる
・飼い主さんに新たな提案ができる
・漢方治療に取り組めるようになる
など、多くの可能性を手にすることができるはずです。
では、具体的に今回のDVDから、どんなことを学べるのか? 収録内容の一部をご紹介すると…
橋本先生の豊富な知識とご経験を丁寧に説明してくださって勉強になりました。漢方の効果、特に動物の漢方について効果的な使い方がよく分かりました。手持ちの漢方を合わせたり、生薬を加えることで色々と治療の可能性が広がると思うので、ぜひ、試してみたいと思います。
山内 明子先生
ここまで徹底的に疾患別にまとめた漢方セミナーは初めてで、感動いたしました。臨床現場ですぐに使えるように、漢方の組み合わせを基本から応用まで網羅されているのと、小動物の症例も盛り込まれているので、非常に実践に即した内容で、これからは漢方を処方すべきか悩んでいた症例でも、もっと自信を持って処方できるようになると思います。
相良 芙美先生
橋本先生のご講演は、論拠に基づいた解説で、漢方にまったく触れたことのない方でも、すぐに実践できる内容となっています。また、それぞれの疾患や方剤について興味深いお話が盛り込まれていて、さらに関心を持って学びたくなりました。漢方一辺倒ではなく、既存の西洋医療とうまく併用、共存して治療効果を上げていくかという考え方の重要性を感じました。初学者、経験のある先生のいずれにもおススメのご講演だと思います。
増田 国充先生
小動物の漢方治療については、本やセミナーが少なく、どのようにして知識を増やしていくか、とても悩んでいました。疾病別に学ぶことができたので、実際の現場において、どのようにアプローチしていくかが分かりやすくなり、漢方治療に対するハードルが下がったように感じられました。
伊藤 宏太先生
今まで聞きかじり程度で、症状漢方のように対応していましたが、これで良いのだろうかと感じていました。臨床現場に即し、かつ理論的に説明していただき、わかりやすく学ぶことができました。問題は処方と実践、継続にあると思います。色々と思考錯誤しながら、臨床に活かしたいと思います。
A.Y先生
温故知新、紫河車(プラセンタ)、白薬子(Ⓡセファランチン)の使用が最近は減り(昔はよく使用していたが…)、どちらかといえば、最近は西洋薬主体に治療していたが、改めて漢方についてマジメに取り組んでおこなうつもりである。使っていなかった方剤を新たに2~3取り入れてやっていきたい。症状漢方は人医の場合、無理や限界があるので、中医学的弁証や理論をどうオーナーに伝えるかが私ども中医学的治療を実践する獣医師の悩みの種である。 いかに上手にわかりやすく中医学を患者さまに伝えるかが問題である。小手先の症状漢方は、かえって100%実費の自由診療の動物医療ではマーケットが広がらず、縮小するばかりである。動物医療における中医学の平準化? 標準化を努め、にわかや臨床上の真新しさだけで取り入れようとする動きには疑問である。中医学は真摯に取り組むべきである。
名和 宏治先生
今回は、橋本先生の「疾病別の漢方治療」をわかりやすく学んでいただくため、セミナーで使用したレジュメ冊子をプレゼントいたします。
DVDに収録された橋本先生の講義がまとめられた、セミナーレジュメを冊子にしてお渡しいたします。DVDをじっくり視聴するお時間がなければ、まず、この冊子から先に目をとおしてください。
そして、気になる個所の映像から視聴していただければ、効率のよい学習が可能です。もちろん、復習用のテキストとしてもご活用いただけます。
「もしかしたら、もう知っている内容ばかりかもしれない…」「内容を理解できるか不安だ…」「期待にそえる、教材なのか?」など、こう思われた場合もご安心ください。
なぜなら、DVD教材の内容にご納得できなければ返金させていただくからです。60日間、じっくりと、DVDをご覧いただき、先生の選択が正しかったかどうかをご判断ください。
送料も、返金振込料も、弊社が負担させていただきます。返金保証が付いている、獣医師向け教材なんて、ほとんどありません。これは、今回ご案内するDVD教材への自信そのものです。
この教材に興味をお持ちの先生へ、注意点があります。この価格(キャンペーン価格)での販売は、2月22日まで。2月23日以降は、定価の39,980円(税込43,978円)に戻ります。
また、DVDの在庫には限りがありますので、ご興味を持たれた先生は、今すぐお申し込みください。
いつもの安心 DVDでお届け |
すぐに見られる ネット配信 |
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FAX申込みはコチラ(代引のみ) | ※クレジット決済のみ | |
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教材内訳 |
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販売価格 39,980円 (税込43,978円) |
価格 | 販売価格 39,980円 (税込43,978円) |
あり(購入後60日間) | 返金保証 | 商品特性上なし |
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特記事項 |
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※安心の暗号化通信を採用しています。
この商品のお申込みフォームは、世界でもトップレベルである、グローバルサイン社のセキュリティシステムを利用しており、個人情報保護、セキュリティ強化のため、SSL暗号化通信を採用しています。お申込みの際に個人情報の漏洩は一切ありません。
もし、先生がこの教材に興味を持たれたなら、お急ぎください。この価格(キャンペーン価格)での販売は、2月22日まで。2月23日以降は、定価の39,980円(税込43,978円)に戻ります。
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販売価格 39,980円 (税込43,978円) |
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