糖尿病治療症例数・国内トップクラスの獣医師からインスリンの選択・血糖曲線の解釈・飼い主教育など体系的な糖尿病治療のやり方が学べます

糖尿病治療症例数・国内トップクラスの獣医師からインスリンの選択・血糖曲線の解釈・飼い主教育など体系的な糖尿病治療のやり方が学べます

インスリンの選択・食事の与え方・飼い主教育、etc…考えることが多すぎる…

糖尿病治療を行うなかでインスリンの選択や食事の与え方とともに、血糖曲線の解釈については頭を抱えてしまうケースが多いのではないでしょうか。

特に24時間の血糖変動を把握できるフリースタイルリブレはとても心強い武器ではありますが、飼い主に対してより綿密な説明をしなければなりません。

特に注射が慣れない、投与方法の誤りにより血糖の不安定要因となり、糖尿病治療は飼い主教育はとても重要なファクターとなります。しかし、

糖尿病治療を体系的に
学ぶ機会がない…

内分泌疾患はどうしても敬遠されがちな分野であるとともに、決して多くない症例数であることから専門にされる先生はどうしても少ないの現状です。

また、糖尿病治療のレクチャーや、雑誌での特集などは組まれることはありますが、体系立っているものはないのではないでしょうか。

また、飼い主への糖尿病教育など、動物への在宅治療の指導方法など、実践的に学ぶ機会はほとんど見受けられません。

糖尿病症例の治療数国内
トップレベルの獣医師

そこで今回、「アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センター」院長の長谷川承先生をお招きして、糖尿病に関するZOOMセミナーを開催しました。

長谷川先生は、大学院時代から現在まで、糖尿病の治療と研究をライフワークとされ、165万頭以上の診療経験をお持ちのベテラン獣医師ですが、糖尿病症例の治療数も国内トップレベルです。

糖尿病の治療は個体差が大きいため、経験豊富な長谷川先生でも治療法を体系立てるのにはとても苦労したとおっしゃいます。最初のころは、予想もしない血糖変動から、低血糖を起こしてしまったこともあったそうです。

今回、先生が学べるのは、長谷川先生が試行錯誤をくり返し、症例数をかさねることでようやく体系化できた糖尿病の治療ノウハウです。ZOOMセミナー(アーカイブ版)をご覧頂くことで、、、

現在、長谷川先生の病院には、糖尿病症例が約70症例、内分泌症例を加えると約100症例が通院しています。そして、カウンセリングで来院された、血糖コントロール不良の症例は全て良好にコントロールされています。

長谷川先生

治療を行うなかでインスリンの選択や食事の与え方とともに、血糖曲線の解釈については頭を抱えてしまうケースが多いようです。特に24時間の血糖変動を把握できるフリースタイルリブレはとても心強い武器ではありますが、飼い主に対してより綿密な説明をしなければならないことにもなり、これを如何に見方とできるかは問題の一つとなっています。

今回はできるだけリブレを使用した症例の血糖変動をお示しすることにより、実際の対処をご覧に入れて参考にして頂ければと思います。今回はセミナー形式ということで、講義についてのご質問や、日頃疑問に思っておられることを伺うことが出来ればと考えております。どうぞ皆様是非御参加下さいますようお願い致します。

Zoomセミナー(アーカイブ版)の内容は?

インスリン製剤について

どんなインスリンを、何単位打てば良いのかから始まり、インスリンの特性とともに、そこに関連してくれる食事(食事内容や給餌カロリーの決め方)に関すること、合併症・併発症について解説をしていただきます。

インスリンの種類

インスリンの種類

インスリンの特徴

インスリンの特徴

糖尿病には併発症・合併症が多く存在し把握することが必要ですが…

犬、猫の併発症・合併症

血糖曲線2つの作成方法

食事も決めた、インスリンも決めた、次は血糖曲線を作成です。実際に作成された血糖曲線に対する考え方を解説したいと思います。また、血糖曲線作成するための方法、1~2時間ごとに採血する血糖測定。

その問題点あげて、最近よく使われるようになってきた連続血糖測定器フリースタイルリブレの使用方法、利点などの解説をしていただきます。

血糖曲線2つの作成方法

また、血糖曲線作成後には維持管理が必要となりますが、この際に必要な血糖コントロールマーカー、特によく使用される糖化アルブミン、フルクトサミンについての解説をしていただきます。

血糖コントロールマーカー

フルースタイルリブレは初期治療(血糖曲線作成)から、在宅での治療となり、飼い主教育がとても重要なファクターです。そのため飼い主教育の内容(正しい食事とインスリン投与の必要性、正しいインスリン注射の指導方法など)についても解説していただきます。

正しいインスリン注射の方法

血糖の調整方法を実症例で解説

症例名:ルリちゃん
猫種:避妊雌
生年月日:2010年8月18日
現体重:6.20kg
BCS:6/9
使用インスリン:ブロジング

視診:皮膚の菲薄、被毛粗剛、
ポットベリー、四肢筋量低下、無気力
血圧:174/150/137
超音波:副腎腫大(左右とも6mm)

症例報告:ルリちゃん

臨床経過:ルリちゃん

症例名:チョコちゃん
犬種:避妊雌
生年月日:2011年10月3日
現体重:4.42kg
BCS:5/9
稟告:3ws前からPU/PD、
2日前に高血糖、尿ケトン陽性

RER:218kcal/day
給餌カロリー:170kcal/day、RER×0.8
インスリン:NPH
超音波:副腎: L3.5, R4.1mm
肝臓: 腫大なし、高エコー

症例報告:チョコちゃん

臨床経過:チョコちゃん

など、4症例を解説いただきます。

2つの特典

糖尿病の概念を動物の家族にわかりやすく説明するための資料(PDF)

     

獣医師であれば糖尿病の概念を当たり前ですが、理解されていますよね。では、糖尿病の概念を動物の家族に伝えるとき、どのように伝えればわかりやすいのでしょうか。長谷川先生は山、川、人、釣り竿、さかなのイラスト入りの資料を使って、説明しています。ウェビナーの中でも説明の仕方を教えてくれていました。その家族に説明用資料をプレゼントします。これを活用して動物の家族に糖尿病の概念をわかりやすく教えてあげてください。

糖尿病の動物のため食事計画シート(PDF)

糖尿病は食事療法が最も大事ですよね。動物の家族も大事ということはわかっているけど、どうのようにして食事量、給餌カロリーなどを管理すればいいのか、なかなか難しいところです。長谷川先生の病院では、食事量の決定、食事内容、食事と注射のパターンを記録する資料を動物の家族に渡して、管理してもらっています。これがあれば動物の家族も管理があやふやになることなく、きっちりと給餌カロリーなどを管理できることでしょう。そして、動物の糖尿病の治すスピードもあがることでしょう。

臨床経過:ルリちゃん

講師紹介

長谷川 承先生
長谷川 承先生
長谷川 承先生
日本獣医畜産大学 大学院修士課程修了後、勤務医として働きながら、東京女子医科大学の糖尿病センターで研究をおこなう。
その後、2001年にアルマ動物病院を開業。より良い治療をおこなうため、2010年に水を用いた運動療法であるハイドロセラピーの専用施設「CLUB ALMA」を開設。大学院時代から現在まで、糖尿病の治療と研究をライフワークとしている。2015年、CCRP(テネシー大学公式認定リハビリテーションライセンス)を取得。
【経歴】
平成元年 日本獣医畜産大学大学院修士課程修了
平成4年 日本獣医畜産大学大学院博士課程修了
平成4年 谷沢動物病院(東京都墨田区)勤務
平成8年から3年間 東京女子医大糖尿病センターにて研修
平成14年 アルマ動物病院 開院
平成22年 付属ハイドロセラピー施設“Club Alma”を開設
平成27年 CCRP(テネシー大学公式認定リハビリテーションライセンス)を取得
【所属】
東京都獣医師会
日本糖尿病学会
動物臨床医学会
日本動物リハビリテーション学会
日本獣医再生医療学会
日本獣医がん学会
日本ペット栄養学会

こんな先生のための
ZOOMセミナーです

  • 効果的なインスリンの使用方法を知りたい
  • 適切な血糖コントロールをおこないたい
  • フリースタイルリブレを糖尿病治療に活用したい
  • 血糖曲線を正しく作成し、評価したい
  • 糖尿病治療における飼い主教育のコツを知りたい

ウェビナー(アーカイブ版)の参加費は?

糖尿病治療を体系的に学ぶ機会はなかなかないのではないでしょうか。ですので、来院した症例に対する処置が分からないという獣医師が多いと聞いています。また、日々の診療で忙しく、やらないといけないこともたくさんありますよね。

そのため、糖尿病の治療と研究をライフワークとしている、糖尿病症例の治療数も国内トップレベルである長谷川先生に糖尿病治療の体系的な方法を解説いただきました。

もし、先生が、自己流で糖尿病治療をおこなっているなら、また、経験が少なくご自身のやり方に自信が持てないなら、この機会に体系的な方法を学びませんか?

糖尿病専門獣医師に学ぶ
糖尿病治療ベーシック
Zoomセミナ-(アーカイブ)
総収録時間:118分
通常価格7,920円(税込)

受付は締め切りました。