



近年、飼育の質や医療の向上もあり、犬猫はとても長生きになりました。
大変喜ばしいことですが、それに伴い病気に罹患する犬猫も増えています。とくに高齢の犬猫に増えているのが、腫瘍性疾患です。
腫瘍性疾患は、犬猫の死亡原因第1位の疾患であり、犬で約半数、猫で約2/3が腫瘍が原因で生命を落とすと言われています。
しかし、ひと言で「腫瘍(しこり)」といっても、発生する部位はさまざまです。体表に発生するものもあれば、胸腔内や腹腔内に発生するものもあります。
発生部位が変われば、当然、診断方法も治療方法も変わります。診療手順が複雑になることもあるため、腫瘍性疾患の診療に苦手意識をお持ちのドクターも少なくありません。
では、最初にご覧いただいた、しこりのある犬の写真を思い出してください。もし、こんな症例が来院したら、先生はどう対応しますか?

“口もとにひと目でわかる大きな腫瘍がありますが…”
- 「どうやって、しこりを切除するか考える」
- 「まずは良性か悪性か、細胞診で調べるべきだ」
もしかすると、こう考えたかもしれません。事実、しこりのある症例が来院したとき、このように思考するドクターも多いと聞きます。
たしかに検査の結果、最終的には切除する可能性もあります。そのため、切除方法を考えるのが近道だと思うかもしれません。ですが、しこりが悪性だった場合、目の前の腫瘍を切除しただけでは再発のリスクもあります。
では、どう対応するのが正解なのか?
答えは、「この腫瘍は何なのか?」をきちんと考えること。つまり、鑑別診断リストを作成し、「どこに問題点があるのか?」を面倒臭がらずにピックアップすることが診療の第一歩なのです。
それから、イニシャルプランニング、飼い主さんへの説明を経て、詳しい検査へと進むのが誤診を防ぐ診療手順になりますが…


今、対応方法を考えていただいたのは、体表腫瘤の例です。
体表腫瘤であれば視覚的に確認しやすく、手で直接触れることもできます。組織のサンプルも採取しやすいため、比較的スムーズに診断できるでしょう。
その一方、腹腔内や胸腔内の腫瘍となると外部から直接観察はできませんので、X線検査や超音波検査が必要になります。また、症状が非特異的であることが多いために気づきにくく、診断が難しいケースも少なくありません。
もしかすると先生も、過去にお腹や胸に発生する「見えないしこり」の診療で悩まれた経験があるかもしれません。
ですが、腫瘍性疾患は犬猫の死亡原因第1位の疾患であり、高齢になるほど罹患率も高くなる病気です。犬猫が長生きする今、日々の臨床で遭遇する機会も多いと思います。
一つでも多くの犬猫の生命を救うためにも、腫瘍性疾患の診療技術は、習得しておくのが理想的だと思いませんか?


もし、こう思われたとしても心配はいりません。なぜなら今回、一次診療施設のための「しこりの治療戦略」をわかりやすく学べる教材を制作したからです。
本教材に学べば、腹腔内や胸腔内などの見えないしこりも見逃さず、スピーディーに診断、治療できるようになることをお約束します。
講師は、「日本小動物がんセンター」に勤務する獣医師であり、腫瘍性疾患をテーマにしたセミナーも多くこなされている原田先生です。
- 【プロフィール】
- 2008年、北里大学獣医学部卒業後、神奈川県の一次診療施設で研鑽を積む。その後、2012年より「日本小動物がんセンター」に勤務。現在は、学術講演も多数こなし、日本獣医がん学会、獣医内科学アカデミー、日本獣医臨床学フォーラムなどで腫瘍性疾患をテーマにした講演を定期的におこない、「腫瘍科の思考」を多くのドクターに伝えている。
- 【経歴】
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- 【講演など】
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理由①
経験豊富なドクターの診療技術
もし先生が、遠回りすることなく腫瘍性疾患の診療技術を習得したいなら? 臨床経験が豊富で、教え方の上手なドクターに教わるのが一番です。
その点、原田先生は腫瘍性疾患を学ぶ、最高の講師と言えます。
なぜなら、原田先生が診療する「日本小動物がんセンター」は、国内最大級のがん治療施設だから。日々、たくさんの症例が来院するため、さまざまな腫瘍性疾患の診断、治療法を熟知されています。
また、日本小動物がんセンターは一次診療施設からの紹介来院も多いのですが、間違った診断がついているケースも少なくないと、原田先生はおっしゃいます。
つまり、「ホームドクターが、どこで診断を間違えやすいのか?」も知り尽くしているということ。原田先生は、学術講演やセミナーにも注力されていますので、教え方もとても上手です。
「腫瘍性疾患に興味がある」「腫瘍性疾患の最新の診療技術を学びたい」と思われたなら、原田先生に教わっておけば間違いありません。
理由②
腫瘍性疾患の診療を体系的に学べる
本教材のテーマは、ホームドクターが押さえておくべき「しこりの治療戦略」です。
しかし、ひと言で「しこりの治療戦略」といっても、それは実に深く、治療に求められる知識は多岐にわたります。たとえば、腫瘍学の基本、診断と治療のポイント、薬剤の選択などはその一部です。
学ぶべき内容が多いため、独学で習得しようとすれば膨大な時間が必要になります。
とは言え、ホームドクターは全診療科目に対し、常に情報をアップデートし続けなければなりません。そのため、腫瘍性疾患だけに多くの時間を割けないと思うかもしれませんが、ご安心ください。
なぜなら今回は、「ホームドクターが押さえておくべき内容」に絞り込み、約3時間で診療に必要な最新の知識をまとめて学べるよう、原田先生が教材を構成してくれたから。
診断から治療までの一連のステップを体系的に学べますので、症例に合わせた効果的な治療ができるようになります。

“一次診療で遭遇する機会の多い疾患をメインに解説します”
理由③
診断精度を上げる「鑑別診断のポイント」を解説
他の疾患と同じように、腫瘍性疾患も鑑別診断がとても重要です。きっと先生も、日々の診療で鑑別診断を考える習慣があると思います。
では普段、どのように鑑別診断を考えていますか?
もし、頭の中だけで簡易的に鑑別診断をしているのなら、注意しなくてはなりません。なぜなら、このような簡略したやり方は、誤診のリスクが高くなるからです。
しかし、鑑別診断には、徹底的検討法やアルゴリズム法、仮説演繹法など、さまざまな方法があります。また、疾患の種類により向き不向きもあれば、それぞれの方法にメリット、デメリットもあります。
そこで今回は、実際の症例を用いながら、それぞれの鑑別診断の手法を詳しく解説します。さらに、鑑別診断とセットで作成すると診断精度が飛躍的にアップする「プロブレムリスト」の作り方も一緒にご説明します。

“腫瘍性疾患の鑑別診断は、簡略化しないことが重要です”

“腫瘍性疾患の鑑別診断は、簡略化しないことが重要です”
理由④
臓器ごとの治療戦略がわかる
今回の原田先生の講義をオススメしたい最大の理由。それは、「臓器ごとの治療戦略」が学べることです。
先生もご存じのとおり、腫瘍は体表だけでなく、腹腔内、胸腔内など、さまざまな部位に生じます。発生部位が違えば、当然、診断方法も治療方法も異なります。
そのため、的確な診療をするには、臓器ごとに治療戦略を学ぶことが重要になるのです。
本教材は、腫瘍の治療戦略を肝臓、脾臓、副腎、肺、胃、腸と、6つの臓器ごとにそれぞれ解説します。治療法は、できる限り最新のエビデンスも合わせてご紹介していますので、さらに学びを深めることも可能です。

“6つの臓器の治療戦略を掘り下げて詳しく解説します”

“6つの臓器の治療戦略を掘り下げて詳しく解説します”
理由⑤
インフォームドコンセントのポイントも解説
がん治療で欠かせないのが、飼い主さんとの認識の共有です。
たとえば、「がんを治療する」と選択をしたとき、その先には、①根治を目指す、②緩和する、③根治と緩和の中間の治療をおこなうという3つの選択肢があります。
治療の目的が変われば、当然、治療期間も費用も変わります。また、飼い主さんにインフォームするべき内容も変わってきます。
この部分をおろそかにしていると、「聞いていた話と違う」とトラブルになることもあります。だからこそ、丁寧な説明をおこない、飼い主さんと認識を共有することが重要になるのです。
本教材では、しこりの治療戦略だけでなく、飼い主さんへのインフォームドコンセントのポイントも詳しく解説します。これは、犬猫と飼い主さんへ満足度の高い治療を提供する上でとても重要です。

“満足度の高い治療を提供する上で、欠かせないポイントです”
他にも、原田先生から腫瘍性疾患診療のポイントをたくさん学べる今回のプログラム。その一部をご紹介すると…


<原田先生からメッセージです!>
1.しこり(腫瘤)の鑑別診断
- しこりを発見したとき、最初に考えることとは?
ひと言で「しこり」といっても、お腹の中、胸の中、体表など、さまざまな部位に発生します。しこりを発見した場合、切除や細胞診を考えるかもしれませんが、それよりも優先して考えることがあります。
- 知っておきたい、しこりの鑑別診断の基本
鑑別診断を作るには、プロブレムリストの作成が重要です。なぜなら、「何が問題なのか?」を把握する必要があるから。ここでは、プロブレムリスト、鑑別診断リスト、イニシャルプランニングの考え方を解説します。
- 腫瘤の所見の「6つのポイント」とは?
たとえば、皮膚(または皮下)、大きさ、硬さなどは、必ずチェックすべき大切なポイントです。発見した腫瘤が何なのかを考えるには、ここでご説明する6つのポイントが重要です。
- 領域リンパ節のポイントと注意点
腫瘍学の特徴の一つに、「転移する」ことが挙げられます。そのため、腹腔内、胸腔内、体表腫瘤などが確認された症例は、「リンパ節が腫れていないか?」も忘れずにチェックしなくてはなりません。
- どうやって、プロブレムリストを作成するのか?
鑑別診断の作成は、きっと先生も普段から習慣的に考えていると思います。では、プロブレムリストはどうでしょうか? あまり馴染みがないかもしれませんが、この手順に沿って考えれば簡単に作成できます。
- 徹底的検討法とは、何か?
鑑別診断を考える方法の一つに、徹底的検討法があります。簡単にご説明するなら、すべての疾患をしらみつぶしに一つずつ検討する方法です。膀胱腫瘤と多飲多尿の鑑別を例に、徹底的検討法のやり方を詳しく解説します。
- パターン認識法とは、何か?
鑑別診断の別の方法に、パターン認識法があります。これは、過去の経験などに照らし合わせて疾患名を考える方法です。慣れている疾患であれば、この方法でも問題ありませんが、知っておきたいデメリットもあります。
- 知っておきたい、犬の皮膚、皮下ランキング
たとえば、犬でもっとも多いのは肥満細胞腫(15.4%)、2番目は毛包腫瘍(12.7%)です。このような腫瘍の発生頻度を知っておくと、鑑別診断がとてもスムーズになります。
- 猫の皮膚・皮下ランキング
猫のランキングもご紹介します。猫も犬と同じように肥満細胞腫(24%)がもっとも多くなっています。しかし、2位以下は犬とはガラッと入れ替わります。犬猫の違いを意識しながらご覧ください。
- 腫瘍の診断における説明とは?
腫瘍の場合、がんであれば転移のリスクもあります。そのため現状、転移があるかどうか、手術で除去できるのかなど、正しく検証した上で飼い主さんに説明しなくてはなりません。
2.臓器別しこり治療戦略(肝臓、脾臓編)
- なぜ、治療のコンセプトを決めるのか?
腫瘍は他の疾患とは違い、飼い主さんに治療を断られるケースも珍しくありません。そのため、治療のコンセプトを共有することは、とても重要です。根治を目指すか、緩和するかだけでなく、その中間もあります。
- 飼い主さんと共有すべきポイントとは?
たとえば、治療による動物への負担(副作用)と、飼い主さんの負担(医療費、スケジュール)は、その一つです。他にも、治療前に飼い主さんと共有しておきたい重要なポイントがあります。
- 肝臓腫瘍のパターンとは?
ひと言で「腫瘍」といっても、発生部位により大きく異なります。診断のポイントをはじめ、よくある病気も違えば、診療アプローチも違います。セクション2は肝臓がテーマですので、肝臓腫瘍のパターンを詳しく解説します。
- 犬猫、それぞれに多くみられる肝臓腫瘤
犬でもっとも多い肝臓腫瘤は、肝細胞腺腫・癌(46%)、猫でもっとも多い肝臓腫瘤は、リンパ腫(27%)です。多くみられる肝臓腫瘤を知っておくと、診断がとてもスムーズになります。
- 肝臓腫瘍の治療戦略
肝臓腫瘍の治療は、肝細胞癌か肝細胞癌以外かの2種類に大別されます。犬の肝細胞癌は、それほど頻繁に遭遇するものではないため、肝細胞癌以外の治療をメインに学んでいくことになります。
- 犬の肝細胞癌に関する、知っておきたい論文とは?
48例の腫瘤性肝細胞癌の回顧的研究をおこなった論文をご紹介します。「腫瘤は、取り除くべきかどうか?」に対する答えがわかる、肝細胞癌に関するもっとも有名な論文です。
- 肝細胞癌以外の悪性腫瘍のポイントと注意点
肝細胞癌以外の悪性腫瘍は、単発で外科適応であれば外科を選択するのがベストです。ただし、転移率が高いため、取り除いても転移するリスクがあります。他にも重要なポイントがありますので、必ず知っておいてください。
- 脾臓のパターンとは?
脾臓の診断でポイントになるのが、徴候と超音波検査で「摘出すべきかどうか?」を考えることです。肝臓の場合は細胞診をするのが一般的ですが、脾臓の場合は細胞診をしないケースも多々あります。
- 脾臓腫瘤の鑑別診断
脾臓腫瘤でもっとも多いのが血管肉腫です。また、脾臓の間質腫瘍(血管肉腫以外の肉腫)もよくみられます。ここでは、腫瘍性疾患と非腫瘍性疾患に分け、膵臓腫瘤の鑑別診断のポイントを解説します。
- 無徴候の脾臓腫瘤は良性か、悪性か?
たまたま発見した無徴候の脾臓腫瘤は、良性なのか悪性なのか?これを詳しく調べた2016年の研究論文をご紹介します。
3.臓器別しこり治療戦略(副腎編)
- 副腎のパターン
セクション3も、臓器別しこり治療戦略を詳しく学んでいきます。次に解説するのは、副腎です。副腎は超音波検査で見つかることがほとんどですが、「どういう状況で見つかったのか?」が重要になります。
- 副腎偶発腫とは、何か?
副腎には、偶発腫と呼ばれるものがあります。これは、腹部の超音波検査を実施した症例の4%に認められると言われています。ここでは、偶発腫の知っておきたいポイントを詳しく解説します。
- 犬の副腎腫瘍の徴候とは?
たとえば、多飲多尿、多食、腹囲膨満などのクッシング徴候は、犬の副腎腫瘍の代表的なものです。他にも知っておきたい徴候がありますので、しっかりチェックしてください。
- 副腎の超音波検査のポイントと注意点
「皮質か、髄質かは鑑別しなくてもいいのか?」「腫瘍なのか、過形成なのか?」など、副腎の超音波検査はこれらを正しく判断することがとても重要です。また、腫瘍の大きさの考え方も押さえておきたいポイントです。
- 副腎腫瘤を見つけたら、どうすればいいのか?
まずは、体調、出血、クッシング徴候などの徴候の有無をチェックします。それから、腫瘤の大きさ、血管内浸潤、反対側の副腎を調べます。ここでは、それぞれのステップのポイントを詳しく解説します。
- 副腎腫瘍の外科治療とは?
副腎の外科治療は、周術期を乗り越えられれば根治の可能性が高いと言われています。また、手術前の時点で転移がなければ、手術後に転移する可能性は低い特徴があります。
- 肺腫瘤のパターン
副腎の次は、肺の治療戦略を解説していきます。肺腫瘤は、X線検査で見つけてからがスタートです。多発している場合は転移の可能性がありますので、注意しなくてはなりません。
- 肺に発生する疾患ランキング
犬であれば、肺腺癌がもっとも多く全体の43%、そこに組織球性肉腫の17%と続きます。猫も犬と同じように肺腺癌の割合が多いのですが、2位以下は大きく変わります。これを知っていると、診断がとてもスムーズになります。
4.臓器別しこり治療戦略(胃腸編)
- 消化管腫瘍のパターン
消化管のポイントになるのが、徴候と超音波検査の所見から「次に何をするのか?」です。細胞診、内視鏡もありますし、摘出という選択肢もあります。ここでは、どのように考えれば良いのか、詳しく解説します。
- 消化管に発生する疾患ランキング
肝臓や副腎でもみてきたように、消化管でも発生頻度の高い疾患を知っておくことがとても重要です。胃、小腸、回盲部、結腸、直腸のそれぞれの部位の疾患ランキングをご紹介します。
- 消化器型リンパ腫治療の考え方とは?
リンパ腫の治療で最初に考えることは、「外科をするのかどうか?」です。単発の場合、または穿孔リスクがある場合は迷わず外科の適応となりますが、それ以外の場合はどう考えればいいのでしょうか?
- 犬の大細胞性リンパ腫の治療
大細胞性リンパ腫は、難治性リンパ腫の代表です。その特徴は、犬の場合は治療にうまく反応しないこと、また、すぐに耐性ができてしまうことです。そのため、厄介な治療と言えます。
- 知っておきたい、犬の腸腺癌の基本
腸の腺癌は粘膜から発生し、漿膜まで浸潤し狭窄を起こす特徴があります。その結果、閉塞を起こしイレウスを生じます。また、細胞診検査では固くて採れないことも多いため、注意しなくてはなりません。
- なぜ、胃癌は極悪と言われるのか?
その理由は、転移率が高く(74%)、積極的な治療ができることはまれだから。また、外科的切除をしないと体調がなかなか改善しません。他にも、胃癌には知っておきたい重要なポイントがあります。
- なぜ、最初の導入に注意すべきなのか?
なぜなら、体調悪化、死亡などのトラブルは導入時がもっとも多いから。また、導入前に飼い主さんに説明しておきたい「3つのポイント」がありますので、必ず知っておいてください。
- 体重管理、栄養療法のポイントと注意点
治療中の体重増加はとても良いことですが、最初は減少する傾向があります。とくに肝リピドーシスが併発している症例は、食べさせないでいると一気に体重が減少してしまうので注意しなくてはなりません。
- さまざまな消化管腫瘍の治療
胃リンパ腫、小細胞性リンパ腫、小腸腺癌、大腸腺癌、消化器型肥満細胞腫癌など、さまざまな消化管腫瘍の治療法を解説します。治療法は、できる限り最新のエビデンスも合わせてご紹介しています。


収録された原田先生の講義がまとめられた、セミナーレジュメをお渡しいたします。映像をじっくり視聴するお時間がなければ、まず、このPDFから先に目をとおしてください。そして、気になる個所の映像から視聴していただければ、効率のよい学習が可能です。もちろん、復習用のテキストとしてもご活用いただけます。


- 押さえておくべき最新の知見をまとめて学べる
本教材は、約3時間でひと通りの腫瘍学と腫瘍性疾患の診断と治療、それから、各臓器の治療戦略を学べます。これだけコンパクトにまとめられた教材は、かなり貴重です。解説には、できる限りエビデンスを付け加えましたので、さらに学びを深めることもできます。
- 腫瘍性疾患の診断に迷わなくなる
言うまでもありませんが、的確な診断に鑑別診断は欠かせません。しかし、きちんと手順を踏まず、簡略化した鑑別診断をおこなっているドクターも少なくないと聞きます。本教材では、体系的な鑑別診断のやり方はもちろん、プロブレムリスト作成のポイントも解説します。
- 臓器ごとの具体的な治療法がわかる
腫瘍性疾患は、発生部位により診断、治療のポイントが大きく異なります。今回は、肝臓、脾臓、副腎、肺、胃、腸の計6つの臓器の治療戦略を収録していますので、ホームドクターが押さえておきたい治療は網羅しています。
- 安全で効果的な抗がん剤の使い方がわかる
抗がん剤治療は、何よりも基本が重要です。基本をおろそかにしていると、思わぬ落とし穴にハマることがあります。今回の動画セミナーでは、原田先生から抗がん剤治療の基本をわかりやすく学べますので、安全で効果的な使い方をマスターできます。
- もっと自信を持って腫瘍性疾患を診療できる
腫瘍性疾患は、生命にかかわる病気です。そのため、しこりの生じた犬猫の診療に苦手意識をお持ちのドクターも少なくありません。もし、先生に心当たりがあったとしても、大丈夫。原田先生に学べば、もっと自信を持って腫瘍性疾患を診療できるようになります。
- 飼い主さんに信頼されるインフォームドコンセントができる
ひと言で「がん治療」といっても、根治を目指すのか、または緩和か。それとも、その中間かなど、さまざまな選択肢があります。認識の違いからトラブルになるケースもあると聞きますが、本教材でインフォームドコンセントのポイントを学べば、そのようなトラブルは未然に防げます。


「もしかしたら、もう知っている内容ばかりかもしれない」「内容を理解できるか不安だ」「期待にそえる、教材なのか?」など、思われた場合もご安心ください。なぜなら、プログラムの内容に、ご納得できなければ返金させていただくからです。
60日間、じっくりと、ご覧いただき、先生の選択が正しかったかどうかをご判断ください。送料も、返金振込料も、弊社が負担させていただきます。
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人間の平均寿命が伸びた結果、今では2人に1人が癌に罹患すると言われ、長らく死亡原因の1位であり続けています。また犬猫も長生きになった結果、がんの症例が増え、死亡原因の第1位となりました。
同じような流れをたどっていることからもわかるとおり、今後、腫瘍性疾患に罹患する犬猫は、ますます増え続けることが予想されます。
ですが、人間のがん治療が進歩し続けているように、犬猫のがん治療も目まぐるしいスピードで進歩し続けています。
腫瘍性疾患は、現代の獣医師にとって学ぶ意義の大きい診療技術であるとともに、避けては通れない診療技術となることは間違いありません。
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この価格(リリースキャンペーン価格)での販売は、1月31日まで。2月1日以降は、定価の45,980円(税込50,578円)に戻ります。 初回在庫(100セット)がなくなる前にお申し込みください。
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