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日付:2025年2月12日12:00
※呼吸困難症例の生存率を上げるには?
数ある疾患の中でも、苦手意識をお持ちのドクターが多いのが呼吸器疾患です。
毎日のように来院する疾患ではありませんが、病気がかなり進行した状態で来院する動物が多いため、先生も「どう対応すればいいのか?」と悩んだ経験があるのではないでしょうか?
呼吸器疾患の動物は、検査中にいきなり急変するケースもあります。判断・対応をひとつ間違えただけで生命を落とすリスクがあるため、できるなら遭遇したくない疾患かもしれません。
門の病院を紹介する猶予があればいいのですが、呼吸困難症例の対応は、1分1秒をあらそいます。専先生の初期対応で動物の生存率が大きく変わるからこそ、好き嫌いを言ってはいられませんが…
呼吸困難の症例が来院したとき、多くのドクターの選択肢に上がるのが酸素室(ICU)です。もしかすると先生も、呼吸を安定させるために酸素室に入れて様子をみることがあるかもしれません。
実際、「酸素室は安全だ」と考え、診療予約がパンパンのときは手が空くまで「とりあえず酸素室に入れておく」ドクターも多いと聞きます。しかし、呼吸器疾患のスペシャリストである濱田先生は、「酸素室はよく利用されますが、決して安全ではありません」と警鐘を鳴らします。
なぜなら、酸素室の中では動物の呼吸音が聞こえず、急変に即対応できないから。
事実、異常な呼吸音に気づけず、酸素室の中で生命を落とすケースは少なくありません。このような不幸な動物を一頭でも減らすためにも…
酸素室のお話は、多くのドクターが勘違いしているほんの一例です。実は、呼吸器疾患の対応には、このような間違いがたくさんあります。
たとえば、「呼吸器疾患の検査は、X線検査をすればOK」「吸入酸素濃度は高ければ高いほど良い」「鎮静すると呼吸が悪化する」などは、その代表的なもの。
呼吸器疾患症例の生存率を上げるには、これらの考えを改め、正しい知識と対応を学ぶことが重要です。
この動画セミナーでは、呼吸困難症例の初期対応、検査から具体的な治療法まで、多数の症例をみながら専門医の診療技術を学べます。
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今しばらくお待ちください。