会員様限定 “半額”キャンペーン第3弾
この特別なご案内は6月30日(木)まで!

自己免疫疾患で
あいまいなところがある
多くの先生が、このように悩みます。これは仕方のないことかもしれません。なぜなら、小動物における自己免疫疾患は数多くあり、日常臨床で対応するには、多くの知識が求められるからです。
小動物における自己免疫疾患
- 血液疾患
免疫介在性溶血性貧血
免疫介在性血小板減少症
免疫介在性好中球減少症
非再生性免疫介在性貧血
赤芽球癆
- 皮膚疾患
天疱瘡
無菌性結節性脂肪織炎
円盤状エリテマトーデス
多形紅斑
皮膚筋炎
- 神経疾患
肉芽腫性髄膜脳炎
壊死性髄膜脳炎
ステロイド反応性髄膜炎
多発性神経炎
- 関節疾患
免疫介在性多発性関節炎
関節リウマチ
- 筋疾患
咀嚼筋炎
多発性筋炎
重症筋無力症
- 全身性エリテマトーデス
- その他
炎症性腸疾患
糸球体腎炎
乾性角結膜炎
リンパ球性甲状腺炎
Ⅰ型糖尿病
さらに、検査も複雑です。なぜなら、下記のように、数多くある自己免疫疾患のそれぞれに対して、特異的な検査が必要となるから。
■自己免疫疾患に対する特異的な検査
- 血液疾患 → 骨髄検査
- 皮膚疾患 → 皮膚生検
- 神経疾患 → 脳脊髄液検査
- 関節疾患 → 関節液検査
- 筋疾患 → 筋生検、筋電位測定
特に「免疫抑制剤の使用」には
注意が必要
自己免疫疾患を治療するには、適切な免疫抑制剤を選択し、正しく使用しなければなりません。しかし、動物用の免疫抑制剤には、さまざまな薬があるため、各薬において、正確で最新の知識を得ておく必要があります。
例えば「アザチオプリン」は、小動物において使用報告例が多い免疫抑制剤。具体的には、下記の自己免疫疾患において使用報告があります。
■アザチオプリンの使用報告例
- 免疫介在性溶血性貧血
- 免疫介在性血小板減少症
- 免疫介在性多発性関節炎
- 全身性紅斑性狼瘡
- 天疱瘡
- 炎症性腸疾患
- 多発性筋炎
しかし、これら使用報告例の多くが犬の症例。
■アザチオプリンの副作用
※肝毒性が認められるのは2週間程度経ってから
※骨髄抑制が認められるのは2ヵ月程度経ってから
猫では強い副作用がでるため、
アザチオプリンの使用は推奨されません。
また、多くの獣医師が使用する「シクロスポリン」も、下記のような他の薬との相互作用を正確に理解しておかなければ、適切な治療を提供できません。
■シクロスポリン(CsA)と他の薬との相互作用
- CsA + ケトコナゾール ⇒ CsAの血中濃度が上昇(逆に利用)
- CsA + フェノバルビタール ⇒ CsAの血中濃度が低下
- CsA + イベルメクチン ⇒ イベルメクチンの神経毒性増強
- CsA + ジギタリス ⇒ ジギタリス中毒
- CsA + NSAIDs⇒ NSAIDsの腎毒性を増強
このようなリスクがあるため、免疫抑制剤については、その作用、副作用、適応症例、適切な使用法などを詳しく知る必要があります。
成書の記載が変わるなど
新たな免疫抑制剤もでてきました
先生はご存じでしょうか。2014年、免疫抑制剤における成書の記載がアップデートされたことを…

アザチオプリンより即効的かつ強力と考えられる「ミコフェノール酸モフェチル」や「レフルノミド」など、新たな免疫抑制剤が記載されるようになりました
自己免疫疾患は、一般の動物病院でも遭遇する疾患です。だからこそ、基礎的なことだけではなく、新たな免疫抑制剤などの情報も正確に理解しておく必要があります。
しかし、先生もご存じのとおり、自己免疫疾患を専門的に学べる機会は多くありません。獣医臨床に関連した免疫学の書籍も少ない事実があります。この問題を解決するため、今回、自己免疫疾患について深い知識を持ち、臨床経験が豊富な古家先生を講師にお迎えし、セミナーDVDを制作しました。


- 大学病院にて、慢性の消化器症状、原因不明の貧血や発熱など、ホームドクターで原因の特定に至らない症例を数多く経験。腫瘍免疫の基礎研究を行い、消化器疾患、内分泌疾患、免疫疾患、血液疾患、腫瘍に対する化学療法を得意分野とする。
- ■略歴
-
2006年3月 大阪府立大学大学院 農学生命科学研究科 獣医学専攻 博士課程修了
2006年4月~2009年3月 小動物臨床獣医師として従事
2009年4月~2017年3月 大阪府立大学 生命環境科学研究科 獣医学専攻 助教
2017年4月~現在 大阪府立大学 生命環境科学研究科 獣医学専攻 准教授
- ■所属学会
-
日本獣医師会
日本獣医学会
動物臨床医学会
日本獣医がん学会
- ■受賞
-
2015 Best Presentation Award.
The 5th Asian Meeting of Animal Medical Specialties, Kuala Lumpur, Malaysia
- ■主な著書・論文
-
Furuya M, Funasaki M, Tani H, Sasai K. Identification of novel tumor-associated antigens in canine mammary gland tumor. Vet Comp Oncol. 13(3):194-202, 2015.
Okada S, Furuya M, Takenaka S, Fukui A, Matsubayashi M, Tani H, Sasai K. Localization of heat shock protein 110 in canine mammary gland tumors. Vet Immunol Immunopathol. 167(3-4):139-46, 2015.
Tamai R, Furuya M, Hatoya S, Akiyoshi H, Yamamoto R, Komori Y, Yokoi S, Tani K, Hirano Y, Komori M, Takenaka S. Profiling of serum metabolites in canine lymphoma using gas chromatography mass spectrometry. J Vet Med Sci. 76(11):1513-8, 2014.
「第4章 消化器系作用薬」
薬用量マニュアル 第4版 日本小動物獣医師会編(2016年発行)
「43章 犬のストルバイト尿石症:原因,検査,管理,予防」
小動物の臨床栄養学 第5版 岩﨑利郎,辻本元 監訳 インターズー(2014年発行)
自己免疫疾患の治療を
もっとシンプルにしませんか?
自己免疫疾患は覚えることが多く、複雑な要素の多い疾患ですが、ご安心ください。この3つのステップで、自己免疫疾患をもっとシンプルに理解できるようになります。
ステップ①
自己免疫疾患の原理原則、発症のメカニズムを学ぶ
古家先生のわかりやすい解説により、多岐にわたる自己免疫疾患の知識をスッキリと整理して理解できるため、各検査や治療の目的を明らかにできます。つまり、自己免疫疾患の日常臨床において迷いがなくなります。
ステップ②
日常臨床で多く使用する4つの検査法を学ぶ
自己免疫疾患には、下記の検査法があります。
- 直接クームス試験
- 血液型判定
- リウマチ因子
- 抗核抗体
- 抗アセチルコリンレセプター抗体
- 咀嚼筋炎抗体
- 抗アストロサイト抗体
- 抗サイログロブリン抗体
今回のDVDでは、これらの中から日常臨床において、使用する頻度の高い4つの検査法について、詳細をお伝えします。
ステップ③
各免疫抑制剤の詳細を学ぶ
たくさんの免疫抑制剤がありますが、DVDでは、代表的な薬だけではなく、「ミコフェノール酸モフェチル」や「レフルノミド」など、免疫抑制剤を適切に使用するための知識も手に入ります。
この流れで、短時間のうちに、自己免疫疾患に関する知識を、理解できるのが今回のDVD。収録内容の一部をご紹介すると…
書籍では学べない!
免疫抑制剤の効果と活用術
自己免疫疾患の原理原則と、日常臨床で必要な検査法や
免疫抑制剤の詳細がご自宅で学べます

免疫の仕組みと自己免疫疾患の成り立ち
- 小動物における自己免疫疾患
血液疾患、皮膚疾患、神経疾患、関節疾患、筋疾患における自己免疫疾患とは? 基本的な知識になりますが、この機会に復習しませんか?
- 免疫のシステムについて
異物の排除方法、特異性、反応までの時間、免疫担当細胞など、自然免疫と獲得免疫における違いについて詳細が学べます。
- 自然免疫と獲得免疫の概要
イラストを使った解説により、各免疫のシステムがわかりやすく学べます。
- 自己と非自己を見分ける
なぜ、正常な免疫システムを維持するには、自己と非自己を正確に見分ける必要があるのか?
- 免疫寛容について
T細胞の中枢性免疫寛容と末梢性免疫寛容の詳細が学べます。
- 自己免疫疾患発症の原因とは?
免疫寛容の機能不全、変異した自己抗原の認識、病原体に対する免疫反応など、6つの原因をお伝えします。
- 自己免疫疾患発症のメカニズム
イラストを使ったわかりやすい解説で、自己免疫疾患発症のメカニズムが詳しく学べます。
自己免疫疾患に対する検査・診断法
- 自己免疫疾患に対する検査法
直接クームス試験、血液型判定、リウマチ因子など、複数の検査法がありますが、臨床家として、特に理解を深めておくべき検査法が4つあります。
- 直接クームス試験について
赤血球に結合している免疫グロブリン、もしくは補体を検出する検査ですが、検査を正しく実施するうえで、どのようなことに注意すべきか?
- 獣医師から頻繁にいただくご質問
「赤血球の自己凝集像あり」は「直接クームス検査陽性」と同じ? 古家先生は、このようなご質問を頻繁にいただくそうですが…
- リウマチ因子の検査について
犬では測定可能な検査ですが、発生率は人よりもかなり少ないことがわかっています。具体的に、どのような検査が求められるのか?
- リウマチ因子検査の感度と特異性
リウマチに罹患した犬では、40~75%で陽性反応が得られますが、他の免疫疾患や慢性炎症性疾患でも陽性を示すことがあります。
- 犬の関節リウマチの診断基準(例)
11の項目をご紹介しますが、5項目以上を満たしていれば関節リウマチを疑いましょう。
- 抗核抗体の検査について
抗核抗体とは、さまざまな疾患により破壊された細胞から放出された、核成分に対して産生された自己抗体。具体的な検査方法とは?
- 抗核抗体検査の感度と特異性
他の免疫疾患や感染症を罹患している場合でも、陽性を示すことがあります。さらに、健常犬でも陽性反応を示すことがありますが…
- SLEの診断基準(例)
複数の診断基準がありますが、何をもってSLEと診断すべきか? また、SLEの可能性が高いケースとは?
- 抗アセチルコリンレセプター抗体の検査について
重症筋無力症の診断に用いられますが、治療により抗体価の減少が認められることもあります。
- 抗アセチルコリンレセプター抗体検査の感度と特異度
感度は臨床型により異なります。抗体陰性でも否定はできません。確定的に陽性と見極めるには?
- 犬と猫の後天性重症筋無力症(MG)について
例えば、犬のMGでは、前胸部腫瘤が存在する症例は少ないのに、猫では半数以上の症例に前胸部の腫瘤が認められることを知っていますか?
伴侶動物に用いる免疫抑制剤
- 獣医領域における免疫抑制剤の変化
近年、成書における免疫抑制剤の表記がアップデートされましたが、先生は詳細をご存じでしょうか?
- 5つの注意点
副作用など、免疫抑制剤を使用するにあたって、事前に考慮すべき5つのポイントがあります。
- プレドニゾロン
多くの動物病院が使用している免疫抑制剤ですが、適切に使用するうえで必ず知っておくべきこととは?
- アザチオプリン
人医療において約50年の歴史を持つ免疫抑制剤ですが、獣医療においては注意すべき副作用もあります。
- アザチオプリンは、猫で使用できるのか?
古家先生は、猫でアザチオプリンを使用しません。その理由は、強い副作用がでるリスクが高いからです。
- ミコフェノール酸モフェチル(MMF)について
アザチオプリンに代わる薬剤として、約20年前に開発されたMMFですが、どのような作用を持つのか? 投与量や副作用について知っておくべきこととは?
- シクロスポリンについて
アザチオプリンやMMFと比べて、少し異なる作用を持つ免疫抑制剤です。多くの獣医師が使用する薬ですが、使用時に注意すべきことがいくつかあります。
- シクロスポリンと他の薬との相互作用
P-450を抑制する薬物によってシクロスポリンの血中濃度が上昇するなど、他の薬剤と併用することで発生する作用機序をご存じですか?
- レフルノミドについて
除草剤として開発され、約20年前に免疫抑制作用が報告された薬です。適切に使用するためにも、知っておくべき作用、投与量、副作用などを詳しく解説。
- ヒト免疫グロブリンについて
1,000人以上の健康な献血者の血漿から得られた、IgGのプール製剤です。あらゆる所に作用する薬ですが、不明な点も多いため、できるだけゆっくり投与するなど、注意すべきことがいくつかあります。
特典 セミナーレジュメ

DVDに収録された古家先生の講義がまとめられた、セミナーレジュメをお渡しいたします。DVDをじっくり視聴するお時間がなければ、まず、この冊子から先に目をとおしてください。
そして、気になる個所の映像から視聴していただければ、効率のよい学習が可能です。もちろん、復習用のテキストとしてもご活用いただけます。
獣医師は学ぶことが
多すぎるだからこそ…
獣医師は、循環器科、歯科、眼科など、多くの診療分野に精通しなければなりません。また、近年では、犬や猫だけではなく、エキゾチックなどについても学ぶ必要がでてきました。
獣医師がその一生で学ぶ知識は、ある意味、人を対象とした医師よりも多いかもしれません。だからこそ、私たちは、今回のセミナーDVDを手に入れていただきたいと思っています。
なぜなら、一般的な診療で必要となる自己免疫疾患の知識が、短時間で学べるから。ぜひ、今回のDVDを手に入れて、自己免疫疾患であいまいな点をスッキリさせませんか? 自己免疫疾患の診療を、もっとシンプルに変えませんか?
会員様限定“半額”キャンペーン第3弾
この価格での販売は、6月30日まで。
ただし注意点があります。
お世話になっております。医療情報研究所です。
先日から度々メールにてご案内しておりますが…
弊社では近い将来、教材をDVDでの提供からVOD(ネット配信)での提供に切り替えることを視野にいれています。
それに伴い、いつもお世話になっている先生に特別な感謝を込めて、DVDを半額にてご提供します。
ただし、条件がございます。
1、60日間返金保証は対象外
2、DVD在庫がなくなり次第終了(追加生産はありません)
3、特典冊子はPDF提供になる場合があります
また、この価格(DVD半額キャンペーン第3弾)での販売は、6月30日まで。7月1日以降は、通常価格に戻ります。DVDの在庫には限りがありますので、ご興味を持たれましたら今すぐお申し込みください。
お申し込みは以下のボタンをクリックしてお進みください。
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※特別価格のご案内は6月30日23時59分まで

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