7歳のチワワ、心雑音あり(MMVDステージB2)明日の避妊手術、正しい絶水指示は?

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日付:2026年〇月〇日12:00

こんな「古い常識」を
信じていませんか?

「手術前日の夜9時以降は、絶水・絶食」。きっと先生も、過去にこう教わってきたのではないでしょうか。

しかし、KyotoAR動物高度医療センターの循環器科長を務める古越先生は、こう警鐘を鳴らします。

「絶水という一律の対応が、心疾患症例を重度の脱水に追い込んでいるケースがあります。麻酔まで数時間あれば、手術当日の朝に水を飲んでも問題ありません」と。

つまり、良かれと思っておこなってきた処置が、致命的なリスクになっている可能性があるのです。

他にも、もし先生が「術前は必ず輸液をおこなう」「ステージB2なら麻酔リスクは低い」「心エコーは必ず横臥位で撮る」と考えているのなら、今がその古い常識を見直す絶好のタイミングと言えます。

なぜなら、これらの慣習は、最新のエビデンスによって既にアップデートされており、現場ではリスクとなる可能性さえあるからです。

古越 真耶

講師紹介

古越 真耶先生

ふるこし まや

  • Kyoto AR 動物高度医療センター 循環器科長
  • JACCT 動物心臓血管ケアチーム 心臓血管外科 主任

Profile

KyotoAR動物高度医療センター循環器科長、JACCT心臓血管外科主任。工学博士。大学病院研修医を経て一次診療での臨床経験を積む側ら、獣医療での心臓外科手術、人医療での循環器疾患に関する研究に携わるなどの経験を持つ。現在は、自ら執刀医として心臓外科手術に熱意を注ぎつつ、一次診療で即実践できる循環器診療の普及に尽力している。

【略歴】
2007年
日本大学生物資源科学部 獣医学科卒業
2022年
北海道大学総合化学院生物化学専攻 博士過程修了 (工学博士)
2007-2010年
日本大学動物病院 全科研修医(前期2年 全科インターン、後期2年 内科専科)
2010-2025年
横浜市、滋賀県の一次診療施設にて勤務
2014年
国立循環器病研究センター研究所 非常勤研究員として人工血管および
人工弁などの開発に携わる
2016年
現JACCTの前身 近畿動物医療センター循環器科にて心臓外科を始める
2025年
Kyoto AR動物高度医療センター循環器科の常設科として始動
【メディア掲載履歴】
エデュワードプレス VETERINARY BOARD 2025年10月号
「進行した僧帽弁閉鎖不全症に適応する外科的治療」ステージB2に対し外科的治療を行った症例
中山泰秀, 古越真耶. アクセス応用をめざす「バイオチューブ」人工けっかんとは?
腎と透析, 2018;85;52-54.
中山泰秀, 古越真耶. 血管再生の最前線2.
バイオチューブ再生血管の開発:バスキュラーアクセスへの応用を目指して.
最新医学社「腎代替療法・機械工学と再生医療」, 2017;65:1693-1700.
中山泰秀, 古越真耶. Type Cバイオチューブがもたらす人工血管のイノベーション.
医工学治療「近未来の人工血管-ヒトの血管にいかに近づけるか-」, 2017;29:161-166.
【講演歴】
2022年
Kyoto AR Webセミナー 「内科か外科か? 僧帽弁閉鎖不全症の治療先着」
僧帽弁閉鎖不全症に対する内科治療、外科治療それぞれの視点からの治療bについて
実例を出しながら解説。
2023年
Kyoto AR Webセミナー 「肺水腫を疑う犬・猫がきたら」
動物看護師や若手獣医師を対象にした肺水腫の発症を疑われる症例が来院した際に
考えること、実施するべきことを解説。
Kyoto AR 実習セミナー 心電図実習 「心電図の変化を捉える・考える」
心電図検査をいつするべきか、何がわかるかなどを実際にデモ犬を用いて
ハンズオンセミナー
Kyoto AR 実習セミナー 心エコー実習
「心エコー図検査 基本の断面をマスターしよう」
心エコー図検査の基本とも言うべき各断面の描出の仕方を、モデル犬を用いて
ハンズオンセミナー
2024年
Kyoto AR 実習セミナー 心エコー実習1「基本断面の描出をマスターする」
心エコー図検査における基本断面を正しく描出するコツを講義し、デモ犬を用いた
ハンズオンセミナー形式のセミナー
Kyoto AR 実習セミナー 心エコー実習2 「基本的な計測を見直す・マスターする」
正しい基本断面の描出から、血流速度や心腔サイズの計測など、計測にあたっての
詳細を講義しながらデモ犬を用いたハンズオン形式のセミナー
Kyoto AR Webセミナー 「心臓病の外科手術」
僧帽弁閉鎖不全症のステージ判断と手術を提示するタイミング、また、手術の内容と
手術のメリットなどを解説加えて、先天性心疾患からは動脈開存症の診断から手術の
実施までを実際の諸例を交えて解説。
2025年
Kyoto AR 対面セミナー 「その心雑音、どうします?」
心雑音が聴取された症例に対して、多くみられる心疾患を中心に診断および治療までを
解説。
Kyoto AR 実習セミナー 心エコー実習1 「心エコーの基本断面からPOCUSへ」
基本断面の描出を横臥位で確実に描出し、状態の悪い症例への心エコーを想定して
立位での基本断面の描出をデモ犬を用いてハンズオン形式のセミナーとして実施。
Kyoto AR実習セミナー 心エコー実習2
「心エコー図検査の計測法 僧帽弁閉鎖不全症をエコーから考える 」
僧帽弁閉鎖不全症の診断において心エコーは必須の検査であり、ステージ分類および
重症度評価への考え方を交えてデモ犬を用いてハンズオン形式のセミナーを実施。
2025年 ベーリンガーインゲルハイムアニマルヘルスジャパン株式会社主催
心エコーセミナー
各病院に訪問し、僧帽弁閉鎖不全症のStage B2の診断を心エコーの観点から解説し、
講義と心エコーの検査方に対してハンズオンセミナー形式で実施。

ステージB2は、
本当に安全なのか?

一次診療では、心雑音が聴取される動物に遭遇する機会は少なくありません。その多くが「無症候期」のステージB2に分類されます。

「B2なら、まだ安全に麻酔できる」と考えるかもしれません。しかし実は、この判断こそが、一次診療の現場にもっとも深く浸透している危険な思い込みなのです。

心臓外科医として数多くの「B2症例」を精査してきた古越先生は、こう語ります。

「紹介元では『安定したB2』と診断されていても、詳しく精査すると、実際には病態が進行している症例は少なくありません。誤った重症度評価は、麻酔リスクに直結します」

つまり、B2は「安全な時期」ではなく、「症状が表に出ていないだけで、水面下では心臓が無理をしている時期」なのです。

では、どうすればB2症例の真のリスクを見極められるのか。その答えが、本教材で解説される「術前評価に特化した心エコー戦略」です。

心疾患が増えている今
「重要なアップデート」です

犬猫の長寿化に伴い、心疾患を抱えながら他の手術を必要とする症例が急増しています。

10歳以上の犬の30%以上がMMVD、猫の7頭に1頭がHCMに罹患しているというデータもあり、避妊・去勢や歯科処置などの日常的な麻酔において「隠れた心疾患」はもはや日常の一部です。

かつての常識に基づいた不十分な術前評価は、今や致命的なリスクを招きかねません。

本動画セミナーでは、最新エビデンスに基づき「この症例に麻酔をかけていいのか」を科学的に判断するための循環器医の思考プロセスをわかりやすく学べます。

古い常識を手放し、最新の知見でアップデートする。それは先生にとって、そして先生のもとを訪れる動物たちにとって、何よりも価値のある学びになるはずです。

一次診療の現場で明日から役立つ「術前評価に役立つ心エコー」。
初心者でもわかりやすく学べます。

術前評価に役立つ
心エコー完全攻略

4月1日(水)12:00 リリース

DVD2枚組(本編190分)+特典映像(19分)+レジュメデータ(209ページ/PDF)
送料980円翌日出荷(※土日祝除く)・代金引換手数料無料・60日間全額返金保証付

追伸

4月1日(水)12:00にお申し込み専用ページをご案内しますので、
今しばらくお待ちください。