





先生は、皮膚科の診療に自信をお持ちでしょうか?
先生もご存じのとおり、ひと言で皮膚疾患といっても、その種類は多岐にわたります。たとえば、急性なのか慢性なのか、炎症性なのか非炎症性なのか、局所性なのか全身性なのかなどはほんの一例であり、症状によって最適な検査も治療法も異なります。
とても専門性が高く奥が深い分野のため、「皮膚科の診療はよくわからない」と苦手意識をお持ちのドクターもたくさんいらっしゃると聞きます。
しかし皮膚疾患は、動物病院の来院理由でも常に上位にランクインするほど罹患する犬猫の多い疾患です。しかも、皮膚の異常は病気に詳しくない飼い主さんでもひと目でわかる上、動物と飼い主さんのQOL(生活の質)を著しく低下させます。
もし、治療が思うように進まない場合、飼い主さんの信頼を失ってしまうばかりか、転院してしまう可能性もあります。
皮膚疾患に苦しむ動物を救うためにも、また、地域に信頼される病院経営をするためにも、皮膚科の診療はとても重要になりますが…


先生はふだん、どのように皮膚科の診療をおこなっていますか?
- 「必要な検査は、経験からなんとなく決めている」
- 「とりあえずガイドラインに沿った治療をしている」
- 「とりあえず過去に上手くいった方法を試してみる」
もしかすると、このような診療をしているかもしれません。
たしかに皮膚科の診療は、とりあえずの検査で診断・治療をおこなっても、トントン拍子で症状が改善していくケースがあります。
そのため、「なぜ、この検査をするのか?」「なぜ、この治療薬を使うのか?」など深くは考えないまま、経験や勘に頼った「とりあえず」の皮膚科診療をしているドクターも少なくないと聞きます。
しかし、治療が上手くいくこともある一方で、過去に上手くいった診療パターンを当てはめても、思うように皮膚症状が改善せずに困った経験もあるのではないでしょうか?
このような「当たるか、外れるか?」の治療では、先生もなかなか皮膚科の診療に自信を持てないと思いますが…


皮膚疾患の中には、膿皮症・皮膚型リンパ腫のように生命にかかわる病気もあります。
「とりあえず」の検査・治療でも上手くいくケースもあるかもしれません。しかし、とりあえずの対応が原因で動物の尊い生命が失われる可能性もあるのですから、できる限り診断精度の高い検査と、エビデンスのある治療が重要だと思いませんか?
もし先生が、これまでに一度でも、
- 「本当に今のままの皮膚科診療でいいのだろうか?」
- 「来院数の多い皮膚疾患だからこそ、正しい知識で診療したい」
- 「心から納得できる皮膚科診療をしたい」
このように思ったことがあるのなら?
今回の教材は、先生が自信を持って皮膚科診療に取り組めるキッカケとなることをお約束します。


本教材で学べるのは、習得にくり返しの練習が必要な高度なテクニックではありません。
皮膚科専門医の視点や、教科書だけでは習得の難しい検査の方法・コツなど、「知っているだけ」で治療成功率が飛躍的にアップする知識と技術です。
1日あれば学べますので、翌日の臨床からすぐに実践できます。
では、具体的にどんな内容を学べるのか? 今回、「皮膚科診療を成功へ導く方法」を教えてくれる講師は、皮膚科診療のスペシャリストであり、皮膚科の診療で全国を飛びまわるドクターである江角真梨子先生です。
- 【プロフィール】
- 日本大学獣医学科卒業後、神奈川県の動物病院で勤務。勤務医の傍ら、東京農工大学動物医療センター2種研修医として、皮膚科を学ぶ。その後、東京農工大学動物医療センター1種研修として2年間の研修の後、日本獣医皮膚科学会認定医を取得し、Vet Derm Tokyoに皮膚科医として所属。2020年に独立し、フリーランスで各地の動物病院の皮膚科診療に従事している。
- 【所属】
-
- 【表彰歴】
-
・2019年
アジア獣医皮膚科学会 口頭発表 優秀賞受賞
「A case of canine hair cycle arrest successfully treated with topical 0.03% bimatoprost solution」
- 【メディア掲載歴】
-
・2020−2022年
クリニックノート 基礎から学ぶ皮膚科のお悩みQ and A 連載
- 【学会、セミナー、講演会等】
-


理由①
「皮膚科の考え方」から学べる
皮膚科診療の基本であり、治療を成功へ導く上でもっとも重要になるのが、その考え方を知ることです。なぜなら、「何となく」でおこなっている検査・治療が原因で、皮膚疾患が改善しないケースがとても多いから。
たとえば先生は、皮膚症状のある症例が来院したとき、「とりあえず検査」をしていませんか?
とりあえずの検査で診断できてしまうケースもあるからこそ、見逃されがちなポイントですが、皮膚科の検査は「皮膚疾患の予測に対する答え合わせ」が重要であると、江角先生はおっしゃいます。
ちょっとした違いに感じるかもしれませんが、検査の有用性と診断精度、治療の再現性には大きな差が生まれます。
今回の動画セミナーでは、わかっているつもりで勘違いしやすい「皮膚科の考え方」からわかりやすく学べます。
理由②
実施する機会の多い「4種類の検査」を徹底解説
本教材のテーマは、「明日から実践!皮膚診療メソッド」です。その目的は、明日の皮膚科診療からすぐに活かせる精度の高い検査方法と効果的な治療薬の使い方を学んでいただくことです。
そのため、動画セミナーでは日々の臨床で実施する機会の多い、「4種類の検査」に絞り、解説しています。その検査は、以下の4種類です。
1.皮膚押捺塗抹検査
皮膚押捺塗抹検査は、臨床現場でもっとも使用頻度が高く、皮膚疾患の診断に有用な検査です。スライドガラスを皮膚に押し当てる力加減がとても重要な検査で、やり方一つで得られる情報量が大きく変わります。
2.セロハンテープ検査
動物の皮膚が乾燥している部位や足先などの屈曲部は、スライドガラスでの採取が難しいケースがあります。このような場合に有効なのが、セロハンテープ検査です。とくにマラセチア皮膚炎の診断に有効な検査です。
3.皮膚掻爬検査
皮膚掻爬検査は、寄生虫の虫体・虫卵の検出に用いられる検査です。皮膚押捺塗抹検査・セロハンテープ検査に比べると実施する機会は少なくなりますが、より精度の高い検査ができます。
4.皮膚病理組織検査
皮膚病理組織検査は、予後の予測が必要なケースや、生命にかかわる先天性の皮膚疾患が疑われる場合に有効な検査です。検査のやり方はもちろん、外注検査へ提出する際のポイントも解説します。
理由③
3秒で疑われる疾患と検査がわかる
「特徴的な分布と皮膚所見」
皮膚疾患は、皮膚症状と痒みのレベルだけでなく、その分布が診断の手がかりになるケースが多々あります。
たとえば、背中を中心に皮膚症状がみとめられるケースは、「ノミアレルギー性皮膚炎」が疑われます。この場合は、問診でペットサロン・ドッグランなどの利用歴を確認するのが良いでしょう。
また、耳のフチや腹部、肘などに大量のフケがみとめられるケースは、「犬疥癬」が疑われます。この場合は、皮膚掻爬検査により寄生虫を検出し、診断へつなげます。
これらは、特徴的な分布のほんの一例ですが、他にも散発性に皮膚症状がみとめられるケース、顔を中心とした皮膚症状がみとめられるケースでは、異なる皮膚症状を疑う必要があります。
このような分布は、「知っているかどうか」の違いで診断力に大きな差がつく重要な知識です。
理由④
安全で効果的な治療薬の使い方
皮膚科の診療で多くのドクターを悩ませるのが、治療薬の選択です。
たとえば、「犬アトピー性皮膚炎」は2015年に国際的なガイドラインが発表され、その中でプレドニゾロン・シクロスポリン・アポキルなどの使用が提案されています。
また、2016年以降は、犬アトピー性皮膚炎の長期的な管理ができる「サイトポイント」が登場したことで、さらに治療選択肢が広がっています。
選択肢が広がるのは喜ばしいことですが、そのぶんドクターには、各治療薬の特性を理解した上で、慎重な選択が求められるようになりました。
今回の動画セミナーでは、「即効性のあるもの・ないもの」「併用できるもの・できないもの」「副作用の強いもの・弱いもの」など、さまざまな治療薬を比較しながら、安全で効果的な使い方を解説します。

“ガイドラインに記載のない治療薬の使い方も学べます”
理由⑤
多数の「症例解説」も収録
皮膚科の診療で素晴らしい結果を出したいのなら、過去の症例に学ぶことはとても重要です。
なぜなら、似た症状の動物が来院したとき、「どこに異常が疑われるのか?」「どんな治療が有効なのか?」「禁忌は何か?」「どんな経過を辿るのか?」などを予測し、治療を成功へ導く地図となってくれるからです。
しかも、擬似的に診療の経験値を稼げるのですから、過去の症例は知っていれば、知っているだけ診療クオリティを向上してくれます。
その点からも、本教材は皮膚科の診療を学ぶ最高の教材といえます。なぜなら、今回の動画セミナーで学べる検査のポイント・治療薬の使い方などは、症例解説をみながら学べるからです。
江角先生がどのような視点で診療しているのか、ぜひ、くり返しご覧ください。
"「ここまで考えるのか!」と驚かれる点も多いはずです"
他にも、江角先生から皮膚科診療のポイントをたくさん学べる今回のプログラム。その一部をご紹介すると…


1.皮膚科検査の流れ
- 皮膚科検査の心構えとは?
日常診療において、皮膚科の検査は「何となく」で進めても治療が上手くいってしまうケースもあると思います。しかし、精度の高い治療をおこなうには、まずは心構えを理解することが重要です。
- なぜ、とりあえずの検査はNGなのか?
皮膚科の検査では、「とりあえずの検査」はしないことが大切であると、江角先生はおっしゃいます。これは、他の分野の検査でも重要なポイントですが、先生はその理由がわかりますか?
- 動物への負担を減らすには?
皮膚科の検査は、最低限の道具さえあれば実施できますが、やり方によっては動物の負担になってしまいます。でもこれは、ちょっとした工夫で減らすことができるんです。ぜひ、知っておいてほしい内容です。
- 犬の皮膚疾患のビジュアルマップ
江角先生がふだん皮膚科の検査をおこなうとき、頭の中に常に描いている皮膚疾患のビジュアルマップをご紹介します。犬に多い皮膚疾患を知っていると、優先順位の高い疾患を軸に思考できます。
- 皮膚科検査のフローチャート
皮膚症状からみる皮膚科検査のフローチャートをご紹介します。まずは、皮膚疾患が炎症性なのか、非炎症性なのかから考えます。このチャートから、診断に必要な検査も明確になります。
- 知っておきたい、品種ごとの好発皮膚疾患
たとえば、フレンチブルドッグ・シーズー・ウェストハイランドホワイトテリア・ゴールデンレトリバーなどは、アトピー性皮膚炎の好発犬種として知られています。他にも、知っておきたい品種ごとの好発皮膚疾患があります。
- 全身にフケが出た犬の症例
ゴールデンレトリバー(1歳、去勢雄)の症例をご紹介します。6ヶ月頃から、全身にフケが出るようになったとの主訴で来院されました。ゴールデンレトリバー特有の皮膚疾患を学ぶのに最適な症例です。
- 皮膚症状を確認する「4つのポイント」
4つのポイントとは、①いつからなのか、②どのような皮膚症状があるのか、③症状は拡大しているのか、④痒みのレベルはどれくらいなのかの4つです。それぞれのポイントを掘り下げて解説します。
- 皮膚症状の特徴的な分布とは?
皮膚疾患は、特徴的な分布をとるケースが多々あります。たとえば、ノミアレルギー性皮膚炎であれば、背中を中心に皮膚症状があらわれる特徴があります。特徴的な分布を知っていると、診断もスムーズになります。
- 犬種ごとの皮膚症状分布の違い
犬アトピー性皮膚炎は、犬種ごとに皮膚症状の分布が異なるという興味深い特徴があります。フレンチブルドッグ・ウェスティ・ジャックラッセルテリアなどの分布を比較してみました。
- 2週間前からブツブツが出た犬の症例
フレンチブルドッグ(3歳、去勢雄)の症例をご紹介します。2週間ほど前からブツブツが出はじめたという主訴で来院されました。皮膚科診療の具体的な手順を学ぶのに最適な症例です。
2.皮膚押捺塗抹検査・セロハンテープ検査
- 皮膚押捺塗抹検査の目的とは?
セクション2では、臨床現場でもっとも使用頻度が高く、診断のために有用な検査を掘り下げて解説します。まずは、皮膚押捺塗抹検査ですが、いったい何の目的でおこなう検査なのでしょうか?
- 皮膚押捺塗抹検査のやり方
皮膚押捺塗抹検査は、とても簡単に実施できる検査です。準備するものは、スライドガラス・簡易染色であり、症例に応じてピンセット・25G針なども使用します。検査の手順をわかりやすく解説します。
- 皮膚押捺塗抹検査のポイント
スライドガラスに付着しやすいのは、滲出物をともなう病変です。そのため、丘疹・膿疱などの適切な病変を探すのは、ポイントの一つです。他にも検査の精度を上げるには、いくつかのポイントがあります。
- 顕微鏡所見の解釈方法
皮膚押捺塗抹検査の顕微鏡所見をご覧いただきながら、解釈の方法を学んでいきます。一見するだけでは、どこを見ればいいのか迷ってしまいますが、典型的な所見を知っているとスムーズになります。
- 知っておきたい顕微鏡所見とは?
たとえば、棘融解細胞と呼ばれる所見がある場合、あと2つの条件さえ満たせば「天疱瘡」を診断できます。ここでは、診断に役立つ皮膚押捺塗抹検査の顕微鏡所見を掘り下げて解説します。
- 落葉状天疱瘡とは、何か?
天疱瘡にはいくつかの種類がありますが、犬猫に多く、日々の臨床で遭遇する機会が多いのが「落葉状天疱瘡」です。どのような皮膚疾患なのか、模式図を用いながらわかりやすくご説明します。
- マラセチアの顕微鏡所見
マラセチアが多くみられると「マラセチア皮膚炎だ」と判断しがちですが、実はこれは間違いです。「マラセチアが多い」という所見に加えて、ある条件を満たさなければマラセチア皮膚炎は診断できません。
- 皮膚押捺塗抹検査の診断フローチャート
皮膚押捺塗抹検査の顕微鏡所見で「何が認められたか?」で分岐する、診断フローチャートをご紹介します。このスライドを印刷して手元に置いておけば、診断に迷うことがなくなります。
- セロハンテープ検査のやり方
皮膚が乾燥している部位や足先などの屈曲部は、スライドガラスでの採取が難しいケースがあります。このような場合に有効なのが、セロハンテープ検査です。一連の検査手順をご説明します。
3.皮膚掻爬検査・皮膚病理組織検査
- 皮膚掻爬検査の目的とは?
セクション3では、精度の高い検査である「皮膚掻爬検査・皮膚病理組織検査」を掘り下げて学んでいきます。まずは、皮膚掻爬検査から解説しますが、この検査は何の目的でおこなうのでしょうか?
- 皮膚掻爬検査のやり方
皮膚掻爬検査を実施するには、鋭匙・スライドガラス・カバーガラスを準備します。実際の検査動画をご覧いただきながら、皮膚掻爬検査の一連の手順を解説します。簡単な検査ですが、精度を上げるにはコツがあります。
- 寄生虫の検出方法
たとえば角質が多い場合、観察がしにくいことがあります。そんなときは、ぜひ、この方法を試してみてください。ちょっとしたコツですが、驚くほど寄生虫を観察しやすくなります。
- 強い痒みとフケで来院した犬の症例
6歳のパグの症例をご紹介します。耳の先端と関節部分に強い痒みとフケがあり、来院されました。本症例は「牡蠣殻様のフケ」がみられたのですが、この特徴的なフケからある疾患が疑われます。
- 足先の痒みとフケで来院した犬の症例
こちらは、10歳のジャックラッセルテリアの症例です。足先の痒みとフケを主訴に来院されました。足先をよく観察すると、特徴的な皮疹がみられました。毛包一致性の丘疹を学ぶのに最適な症例です。
- 毛包虫症の「2つの臨床病型」とは?
毛包虫症には、①若齢発症型、②成年発症型の2つの臨床病型があります。では、若齢発症型と成年発症型では、原因や治療法はどう変わるのでしょうか? 両者を比較しながら、わかりやすく解説します。
- 皮膚病理組織検査の目的
皮膚病理組織検査は、他の検査と比べると実施する機会は少ないかもしれません。しかし、予後の予測が必要なケースや、生命にかかわる先天性の皮膚疾患が疑われる場合は、とても有効な検査です。
- 皮膚病理組織検査を検討すべき症例
もし、ここでご紹介する特徴的な皮疹をみとめたら、皮膚病理組織検査を検討しなくてはなりません。「知っているかどうか」で必要な検査に迷わなくなりますので、とても重要な知識です。
- 皮膚病理組織検査の皮疹の選び方
いざ、皮膚病理組織検査を実施するとき、多くのドクターを悩ませるのが「どの皮疹を選べばいいのか?」です。膿疱を選ぶべきか、表皮小環を選ぶべきか。優先すべき皮疹は、ちゃんと決まっています。
- どうやって、外注検査へ提出するのか?
皮膚病理組織検査で重要になるのが、外注検査への提出方法です。たとえば、皮膚病理組織検査の目的が確定診断なのか、除外なのかは明確にしなくてはなりません。他にも、必ず押さえておきたいポイントがあります。
4.皮膚科でよく使用する治療薬
- アトピー性皮膚炎の治療薬
セクション4では、皮膚科で使用する機会の多い治療薬の使い方を解説します。まずは、アトピー性皮膚炎の治療薬です。アトピー性皮膚炎の治療薬はさまざまな選択肢がありますが、どう使い分ければいいのでしょうか?
- 知っておきたい、アポキルの基礎知識
アポキル(オクラシチニブ)は即効性があり、急性期・慢性期に適応できるアトピー性皮膚炎の代表的な治療薬です。使用時の注意点や有効的な使用方法についてお伝えします。
- 飼い主さんに説明するときのポイント
「治療薬を飲み続けることで、どれくらい痒みが改善するのか?」を言葉で説明するのは、なかなか難しいですよね。江角先生は、P-VAS(痒みスコア)をもとに飼い主さんに伝えてあげるとわかりやすいとおっしゃいます。
- サイトポイントの効果的な使い方
サイトポイント(ロキベトマブ)は、比較的即効性のある治療薬であり、長期にわたって作用が持続する特徴があります。また、他の薬剤と併用できる点も、サイトポイントの大きなメリットです。
- なぜ、長期間、効果が持続するのか?
サイトポイントは、1ヶ月近く効果が持続する治療薬です。しかし、この説明を聞くと、飼い主さんの中には「とても強い薬なのでは?」と不安になる人もいます。そんなときは、こう伝えてあげてください。
- アトピー性皮膚炎治療薬の具体的な使い方
アポキルとサイトポイントの特徴を理解したら、次は、臨床における具体的な使い方を学んでいきます。動物の痒みをどのように抑制・管理したいかによって、治療薬の使い方は変わってきます。
- 皮膚症状の管理が困難で来院した犬の症例
紀州犬(6歳、去勢雄)の症例をご紹介します。本症例は、アレルギー性皮膚炎でプレドニゾロン・アポキルなどを使って管理していましたが、管理が困難になり来院されました。このような場合、何を考え、対応すればいいのでしょうか?
- アトピーと腎不全がある犬の症例
プードルMIX(14歳、避妊雌)の症例です。本症例の特徴は、アトピー性皮膚炎に加えて腎不全もあり、週に一回の皮下点滴をおこなっている点です。先生なら、どうやって治療を進めますか?
- シクロスポリンの投与方法
シクロスポリンは、中程度~重度の症状および慢性期に使用できる治療薬です。高い治療効果がありますが、効果がみられるまで時間がかかるデメリットがあります。効果的に使用するには、ステロイドとの併用がオススメです。
- とても強い痒みのある犬の症例
MIX犬(4歳、避妊雌)の症例をご紹介します。毎年、梅雨から夏にかけて痒みが出るとの主訴で来院されました。P-VASの10段階中8で、かなり強い痒みがあります。治療内容と合わせ、経過も詳しく解説します。


収録された江角先生の講義がまとめられた「セミナーレジュメ」をお渡しいたします。映像をじっくり視聴するお時間がなければ、まず、このレジュメから先に目をとおしてください。そして、気になる個所の映像から視聴していただければ、効率のよい学習が可能です。もちろん、復習用のテキストとしてもご活用いただけます。


- 皮膚科の診療に自信を持てるようになる
皮膚疾患は、犬猫ともに来院理由の上位を占める疾患です。苦手意識をお持ちのままでは、日々の診療のストレスも大きいと思います。江角先生に皮膚科診療のコツを学べば、もっと自信を持って皮膚疾患を診られるようになります。
- 精度が高く、動物に負担の少ない検査ができる
今回の動画セミナーでは、実施する機会の多い皮膚押捺塗抹検査・セロハンテープ検査はもちろん、皮膚掻爬検査・皮膚病理組織検査のやり方も詳しく学べます。ちょっとしたコツで、検査の精度を上げる方法もご紹介しています。
- 診断力が飛躍的にアップする
皮膚疾患には、品種ごとの好発皮膚疾患や、特徴的な分布をとる皮膚症状があります。これらは「知っているだけ」で無駄な検査を減らせる上、診断力が飛躍的にアップする重要な知識です。
- 安全で効果的な治療薬の使い方がわかる
皮膚疾患の治療薬には、即効性のあるものとないもの、併用できるものとできないもの、副作用の強いものと弱いものなど、さまざまな種類があります。治療薬の特徴を正しく理解すれば、もっと安全で効果的な治療ができるようになります。
- 飼い主さんの信頼を得る説明ができる
皮膚疾患は、長く付き合わないといけないケースも多いため、飼い主さんとの信頼関係の構築はとても重要です。本教材は、遭遇機会の多い皮膚疾患をメインに解説していますので、飼い主さんへのインフォームにも役立ちます。
- いま以上に病院の評判が良くなり、来院数が増える
もし、他の病院では全然改善しなかった皮膚疾患が、先生の治療で短期間のうちに改善したらどうでしょうか? 病院の評判がぐんと良くなるだけでなく、クチコミ・紹介でたくさんの患者さんが来院するようになるはずです。
- もっとたくさんの皮膚疾患の犬猫を救える
痒みの強い皮膚疾患は本当に辛く、犬猫のQOLを大きく低下させます。しかも、皮膚疾患の中には、生命にかかわる疾患もあります。だからこそ、皮膚科診療を専門的に学ぶことはとても重要です。
視聴方法を選べます
教材内訳
- DVD1枚組(計121分)
- レジュメデータ(193ページ/PDF)
価格
販売価格 45,980円
(税込50,578円)
教材内訳
- 4セクション(計121分)
- レジュメデータ(193ページ/PDF)
価格
販売価格45,980円
(税込50,578)円
特記事項
- いつでもどこでも視聴可能
- PC、タブレット、スマホ対応
- 視聴期間制限なし
- ネット接続必須
- 購入後、専用閲覧ページをご案内

※安心の暗号化通信を採用しています。
この商品のお申込みフォームは、世界でもトップレベルである、グローバルサイン社のセキュリティシステムを利用しており、個人情報保護、セキュリティ強化のため、SSL暗号化通信を採用しています。お申込みの際に個人情報の漏洩は一切ありません。


本教材の定価は、45,980円(税抜)です。
教科書では学べない具体的な検査の方法やコツ、検査の手技などを動画で学べる機会は少ないため、本気で皮膚科の診療に取り組みたい先生には、決して高くはない価格でしょう。
ですが、皮膚疾患は犬猫の来院理由でもっとも多い病気の一つであり、犬猫と飼い主さんのQOL(生活の質)に大きく影響します。当然、皮膚科に興味のある獣医師だけが専門的に学べばいいという分野ではありません。
一人でも多くの先生に皮膚科の診療に自信を持っていただきたいという思いから、3月31日までのお申し込みに限り、20,000円割引の25,980円(税抜)のリリースキャンペーン価格でご提供いたします。
ぜひ、この機会に間違いのない皮膚科診療を学んでください。


「もしかしたら、もう知っている内容ばかりかもしれない」「内容を理解できるか不安だ」「期待にそえる、教材なのか?」など、思われた場合もご安心ください。なぜなら、プログラムの内容に、ご納得できなければ返金させていただくからです。
60日間、じっくりと、ご覧いただき、先生の選択が正しかったかどうかをご判断ください。送料も、返金振込料も、弊社が負担させていただきます。
返金保証が付いている、獣医師向け教材なんて、ほとんどありません。これは、今回リリースする最新プログラムへの自信そのものです。


今回、江角先生に教えていただいた内容を実践するのに、特殊な器具の準備や、くり返しのトレーニングは不要です。
必要な検査を見極める方法、検査の精度を上げる方法、疾患を絞り込む方法など、「知っているかどうか」で治療の成功率が大きく変わる、明日の臨床からすぐに活かせる知識です。
来院数の多い皮膚疾患だからこそ、先生も「とりあえず」や「なんとなく」から卒業し、自信を持って診療できるようになりませんか?
そのために必要な知識は、今回の動画セミナーで江角先生がすべて教えてくれました。
ぜひ先生も、江角先生に皮膚科診療を学び、皮膚疾患に苦しむ一頭でも多くの犬猫を救えるようになってください。


今回の教材も、60日間返金保証がついています。
つまり、先生は、ご自身の選択が正しかったか、60日間かけて、じっくりと判断できます。今回の教材を手に入れる上で、先生に一切のリスクはありません。
ただし、初回在庫には限りがあるのでご注意ください。この価格(リリースキャンペーン価格)での販売は、3月31日までとなります。4月1日以降は、定価の50,578円(税込)に戻ります。
ご興味を持たれましたら、初回在庫(100セット)がなくなる前に今すぐお申込みください。
視聴方法を選べます
教材内訳
- DVD1枚組(計121分)
- レジュメデータ(193ページ/PDF)
価格
販売価格 45,980円
(税込50,578円)
教材内訳
- 4セクション(計121分)
- レジュメデータ(193ページ/PDF)
価格
販売価格45,980円
(税込50,578)円
特記事項
- いつでもどこでも視聴可能
- PC、タブレット、スマホ対応
- 視聴期間制限なし
- ネット接続必須
- 購入後、専用閲覧ページをご案内

※安心の暗号化通信を採用しています。
この商品のお申込みフォームは、世界でもトップレベルである、グローバルサイン社のセキュリティシステムを利用しており、個人情報保護、セキュリティ強化のため、SSL暗号化通信を採用しています。お申込みの際に個人情報の漏洩は一切ありません。