近年、弁膜症治療の重要性がますます高まっています。
先生も、日々の臨床で僧帽弁閉鎖不全症(MR)や粘液腫様僧帽弁疾患(MMVD)を診断するケースが増えたと感じているのではないでしょうか?
日本で人気の高いチワワやトイプードル、マルチーズなどの小型犬は、弁膜症の好発犬種であることが知られており、心疾患は小型犬の主要な死亡原因のひとつです。
高齢犬ほど発症率が高くなりますので、長生きの犬が増えている今、弁膜症の診療技術は「全獣医師必須である」といっても、決して大げさではありません。
犬と飼い主さんのQOLを維持するためにも、また、発見が遅れてしまい重症化する犬を減らすためにも、弁膜症を学ぶことは重要ですが…
先生は、こう悩んだ経験はありませんか?
弁膜症は、症例数の多いとてもポピュラーな心疾患であり、ACVIM(米国獣医内科学会)ガイドラインに沿って治療をおこなうのが一般的です。
しかし、ガイドラインが治療に必要な知識を100%すべてカバーしてくれるわけではありません。また、重症度や基礎疾患の有無により推奨される治療方法も異なるため、
など、自信を持てないまま弁膜症を治療しているドクターも多いと聞きます。
薬剤の選択はもちろん、投薬のタイミングや用量などを間違えると、症状を悪化させたり、突然死の原因となることもあります。
だからこそ、常に情報をアップデートし続け、間違いのない治療をおこなうことが重要なのですが…
先生もご存じのとおり、この10年ほどで、獣医療は目覚ましい進歩をとげました。
欧米から発信される最新の治療技術や、エコーをはじめとする高性能な医療機器の普及により、一層クオリティの高い診療が可能になりました。
では先生は、弁膜症の治療方法もひと昔前とは変わっていることをご存じですか?
たとえば、治療に用いる薬剤ですが、その使用法や使用量、使用タイミングなどは、ほんの数年前と今で変わっているものもあります。
常に知識をアップデートできるのが理想ですが、忙しい先生の場合、なかなか勉強する時間も取れないかもしれません。
そこで今回は、ACVIMガイドラインの枠を超えた「2024年時点で最新」となる弁膜症の治療戦略を、約4時間でまとめて学べる教材をご用意しました。
講師は、循環器のエキスパートであり、世界的にも数少ない心臓の外科治療もおこなう凄腕ドクターである麻布大学の青木先生です。
本教材では、ACVIMガイドラインに「+α」することで、いま以上に弁膜症の治療成績をアップする方法を学べます。
しかしこの方法を活かすには、ACVIMガイドラインを理解し、ガイドラインに沿った治療ができることが前提となります。
最初のガイドラインは、2009年に発表されましたが、そのあと2019年に大幅に治療戦略を変更した改定版が発表されました。
ですから、「2009年度版は勉強したけれど、2019年度版はまだ目を通せていない」という先生もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、2009年度版と2019年度版のACVIMガイドラインを比較しながら、MRのステージAからDまでの各ステージごとの治療戦略を、青木先生のわかりやすい解説で学べるよう構成しました。
これから本格的に弁膜症治療を学ぶ場合でも、土台となる知識は丁寧に解説いたしますので、心配はいりません。
犬のMRでもっとも症例数が多いのが、ステージB2(心拡大が発生した段階)です。
日々の臨床でも遭遇する機会が多いステージなのですが、ACVIMガイドラインでは、ステージB2の記載は比較的コンパクトにまとめられています。
つまり、ザックリとした治療法が書かれているだけであり、「心臓が大きくなりはじめた症例に対し、どんな治療がOKで、どんな治療がNGなのか?」など、その詳細は書かれていないのです。
これでは、実際にステージB2の症例を治療するとき、「この場合は、どう対応すればいいのか?」と悩んでしまうこともあると思います。
そこで今回は、ACVIMガイドラインの記載が少ないステージB2を徹底的に掘り下げ、
など、一歩踏み込んだ治療戦略も解説しています。ステージB2の治療で悩んだ経験があるのなら、絶対に見逃せない内容です。
最新のACVIMガイドラインは、2019年度版です。改定されてから5年ほど経っていますので、現在は、弁膜症の治療に関する研究もそれだけ進んでいます。
この空白の5年間を埋めるため、今回は、ACVIMガイドラインに沿ったステージごとの治療戦略だけでなく、2019年以降の重要な論文も取り上げ、解説しています。
つまり、2009年度版、2019年度版、それ以降の重要な論文と、約4時間で15年分の情報をアップデートできるのです。
本教材の特徴は、ステージごとにたくさんの症例解説を収録していること。典型的な症例からアドバンスな症例まで、さまざまな症例をみながら具体的な治療戦略を学べます。
その中でもとくに貴重なのが、青木先生が、「もっと良い治療ができたのではないか」と後悔されている、いわゆる失敗経験です。
臨床経験が豊富なドクターから治療の成功談を聞く機会はたくさんありますが、失敗談を聞く機会なんてほとんどありませんよね。
青木先生ほどの経験と知識をお持ちのドクターの失敗経験なら、なおさらです。言うまでもなく、キャリアの浅いドクターがやりがちな失敗経験とは、得られる教訓にも大きな差があります。
今回、あえて失敗経験も収録した理由は、「若いドクターには、同じ失敗をしてほしくない」という青木先生の思いからです。
ぜひ、たくさんの症例解説から、擬似的に治療の経験値を積んでください。
MR治療をしていると、飼い主さんからさまざまな質問を受けます。たとえば、ステージB2で心拡大を認めたが、見た目は元気そうな場合…
など、飼い主さんは、いつも通りの生活をさせていいのかと心配されます。もしかすると先生も、このような質問をされた経験があるかもしれません。
結論からお伝えすると、「一部の行為にはリスクがある」と言えます。
たとえばトリミングですが、犬を台に上げただけでは、心拍数、左房圧ともに大きな変化はありません。しかし、ドライヤーを当てた瞬間、心拍数と左房圧の両方が上昇します。さらに注目すべきは、体幹部から頭頸部にドライヤーを移動させたときに、心拍数と左房圧が急上昇することです。
この実験結果から、「もしトリミングをするのなら、頭頸部はタオルドライだけにする」など、心臓に負担をかけない工夫が必要になることがわかります。
これは、本教材で学べる飼い主さんへ提供すべき情報のほんの一例ですが、このような日常生活への影響は、ガイドラインには載っていない情報です。
飼い主さんから受けることの多い質問への正しい回答を準備しておくことも、弁膜症の治療成績を上げる大切なポイントです。
他にも、青木先生から弁膜症のさまざまな治療戦略を学べる今回のプログラム。その一部をご紹介すると…
収録された青木先生の講義がまとめられた「セミナーレジュメ」をお渡しいたします。映像をじっくり視聴するお時間がなければ、まず、このレジュメから先に目をとおしてください。そして、気になる個所の映像から視聴していただければ、効率のよい学習が可能です。もちろん、復習用のテキストとしてもご活用いただけます。
「もしかしたら、もう知っている内容ばかりかもしれない」「内容を理解できるか不安だ」「期待にそえる教材なのか?」など、思われた場合もご安心ください。なぜなら、プログラムの内容に、ご納得できなければ返金させていただくからです。
60日間、じっくりと、ご覧いただき、先生の選択が正しかったかどうかをご判断ください。送料も、返金振込料も、弊社が負担させていただきます。
返金保証が付いている、獣医師向け教材なんて、ほとんどありません。これは、今回リリースする最新プログラムへの自信そのものです。
教材内訳
価格
返金保証
あり(購入後60日間)
特記事項
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商品特性上なし
特記事項
※安心の暗号化通信を採用しています。
この商品のお申込みフォームは、世界でもトップレベルである、グローバルサイン社のセキュリティシステムを利用しており、個人情報保護、セキュリティ強化のため、SSL暗号化通信を採用しています。お申込みの際に個人情報の漏洩は一切ありません。
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